2011年6月11日土曜日

走ってくれた仲間のために走れ!

知っている人の間ではとても有名な話らしいのだが、私は知らなかったのでここにメモる。
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人工股関節置換術を受けたミハイロ・ペトロヴィッチ監督はオシムの弟子と言われる人です。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はサッカー好きでないと知らないかもしれません。
サッカーJ1のサンフレッチェ広島の監督(2006年~)です。
昨年(2010年)、人工股関節置換術を受けたそうです。
オーストリア(グラーツ)に緊急帰国して受けたらしいです。

「名言」で調べると以下のような語録などが出てきます。

(長くてサッカーに興味のない人にはつまらないかもしれませんが、深いと思います。)


「私は“ブラボー”でもないのに“ブラボー”と叫ぶような人間ではない。私は時に、君たちに対して厳しい言葉を言うが、それは私のためでなく君たちのことを思って言っている。
シュン(前田俊介選手)、お前にはよく考えてもらいたい。お前は日本サッカー界の中でも特別な才能を持った選手だ。
それなのに今、試合に出ていないのは監督のせいなのか?
少し前までお前と同じ場所にいた、お前と同じくらいの才能を持った選手たちは、もう違うステージでプレーしている。その姿を見て、どう思っているのか。
お前は、3人ドリブルで抜いて4人目でとられる。
その後、カウンターで失点してもドリブルで抜けたことで満足している。
それはプロではなくアマチュアの発想だ。単に楽しくやっているだけだ。
お前にクサビのボールを入れて、周りは一生懸命走る。
40m、50m、時には80mも走ってくれる仲間がいる。
それなのに、お前はつまらないミスでボールを失ってしまう。
仲間の頑張りや走りを無駄にしているんだ。
ミスをしてボールを失ってしまうことは仕方がない。
でも、お前はミスして失った後、走っていた仲間のために80m走ってカバーしたことはあるか?そうすべきだと思わないか?サッカーはチームスポーツなんだ。
シュン、お前には特別な才能がある。ただその才能を活かすには、お前のアタマの中身を変えないとダメなんだよ。
それができれば、お前は将来、日本を代表する選手になれる。そのためにはまず、お前のために走る仲間やここで頑張っている人たちに対して、リスペクトする気持ちを持たないといけない。
シュン、今日の練習の最初、ボール回しをやっただろう。あれは確かに遊びだ。しかし、ただの遊びじゃないんだ。
シュン、お前はあのボール回しの中で、ずっと中で鬼をやっていたな。悔しくないのか?ボールが取れなくて。俺がお前なら、悔しくてスライディングしてでもボールを取りにいくぞ。
シュン、お前は素晴らしい才能を持っている。でも、これから成功するには、お前のそのアタマの中を変えないといけない。
そのために残された時間は、シュン、そんなにたくさんあるわけじゃない。お前は、もう特別に若いわけじゃないんだ。
走って走って、玉際でアグレッシブに戦え。そうすれば、いい選手になれる。
90分、いや100分、180分、戦い抜くくらいにやろう。
サッカーとは厳しい仕事だ。
しかし、私はそのサッカーという仕事について、君たちにもっといろいろなものを教えてやれる。
だから、それをどんどん吸収してほしい。でも、そうするためには、もっともっと自分自身が気持ちを前に出してやる気を持って取り組まないといけない。
私にとって最も楽なのは、ここに来て黙って座って見ていること。しかし、そういうことはできない。私はみんなをもっともっとよくしたいから。
例えば洋次郎。パスを出したら、動かないといけない。
そんなことは、私が言わなくても簡単にできることだろう。
確かに、今、やろうとしているサッカーは簡単ではない。難しいよ。
走らないといけないし、アタマを使わないといけないから。
でも、プロのサッカー選手として成功するためには、アタマの中を変えないといけない。
私はどんなジャーナリストの批判からも君たちを守る。しかし、私は君たちを批判する。それは私のためじゃない。みんなのためだ。私たちはまだまだいいサッカーができる。それをやろうじゃないか。
つい長くしゃべってしまった。今日は言わないといけない気持ちがしたから、しゃべらせてもらった。」

あしなが育英会 東日本大震災 津波遺児 単発寄付

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