2010年11月30日火曜日

バルサ 5 × 0 レアル ─動画─

バルセロナ 5 対 0 レアル・マドリード
Barcelona Real Madrid video highlights 5-0

スペイン・サッカー バルセロナ 5 - 0 レアル・マドリード バルサがライバルに大勝

サッカー、スペインリーグ。世界が注目する伝統の一戦「クラシコ」、バルセロナとレアル・マドリードの対決は、バルセロナが5 - 0で勝利した。
激突するプライド。伝統の一戦は、バルセロナのホームで行われ、観衆は9万人を超えた。
先制ゴールは前半9分、バルセロナのシャビ選手が挙げた。
シャビ選手はゴール前、かかとでボールを跳ね上げ、鮮やかに決めた。
いら立つレアル・マドリード。クリスティアーノ・ロナウド選手が、バルセロナのグアルディオラ監督の胸ぐらを小突き、乱闘寸前となった。
このあとは、バルセロナの一方的なペースとなった。
メッシ選手のスルーパスにビジャ選手が反応し、ゴールを決めるなど、バルセロナは得点を重ね、5 - 0で勝利。
衝撃の大量得点で、サポーターは手のひらを広げ、5点を見せつけた。
バルセロナがライバルを一蹴(いっしゅう)した。
(11月30日 2010年 FNNニュースより)

1-0 Xavi 10′


2-0 Pedro 18′


3-0 Villa 55′


4-0 Villa 58′


5-0 Jeffren 90′




fin

【参照】
バルサの弱点はここ
対バルサ戦略~偽ファーガソン編~
バルサをマネる3つのポイント
昔のバルサはこうだった
バルサの育成投資方針
バルサ5-0レアルの動画
昨年度(09-10シーズン)CLでのFCバルセロナ評
2009-2010CL準決勝インテル×バルサ第1戦
イニエスタの作り方
FCバルセロナの哲学


あしなが育英会 遺児奨学金「あしながさん」 継続寄付

4種新人戦 決勝トーナメント

第5回埼玉県第4種新人戦 北足立郡北部地区大会 決勝トーナメント

2010年 平成22年 11月27日(土)、28日(日)

上尾平方スポーツ広場、伊奈丸山広場。

1回戦
桶川 0 × 1 鴻巣田間宮
上尾富士見 5 × 0 鴻巣MJキッカーズ
NEO.FC 0 × 0 原市イレブン(PK5-4 NEO進出)
ユベントス 0 × 1 上尾東
上尾朝日 3 × 0 上尾上平
ローズ 0 × 4 尾山台イレブン
上尾大石 3 × 4 伊奈小針
伊奈 1 × 0 北本キッカーズ

2回戦
鴻巣田間宮 0 × 3 上尾富士見
NEO 2 × 1 上尾東(延長1-0)
上尾朝日 3 × 1 尾山台イレブン
伊奈小針 2 × 1 伊奈


11月28日(日)
準決勝 鴻巣陸上競技場
上尾富士見 1 × 0 NEO
上尾朝日 0 × 0 伊奈小針(PK3-1 朝日進出)
3位決定
NEO 5 × 1 伊奈小針
決勝
上尾富士見 1 × 0 上尾朝日

11月28日(日)
第5代表決定トーナメント 伊奈丸山広場
鴻巣田間宮 2 × 1 上尾東
尾山台イレブン 1 × 2 伊奈
7位決定戦
上尾東 0 × 1 尾山台イレブン
第5代表決定戦
鴻巣田間宮 0 × 2 伊奈


県南大会出場チーム
1位 上尾富士見(県南大会会場シード)
2位 上尾朝日FC
3位 NEO.FC
4位 伊奈小針
5位 伊奈


全チームを見られたわけじゃないけど、その中では大石の13番と朝日の2番、9番、10番に目が行った。特に朝日の9番のソールを使った引きワザは面白かった。これからに期待したい。あと上尾富士見が、今学校工事中(練習どうしてるんだろ? 校庭はふつうに使えてるのかな?)なのに調子いいみたいだから、ぜひ機会があったら見てみたいなあ。




以上

2010年11月29日月曜日

4種リーグ 県大会組み合わせ

第4回 埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会組み合わせ表


期日会場 12月11日(土) 予備日12日(日)
1・2回戦(80メートル×50メートル)
熊谷スポーツ文化公園(ABCD)
越谷しらこばと運動公園
新座総合公園(AB)
鶴ヶ島運動公園
12月19日(日)
3・4回戦(105メートル×68メートル)
埼玉スタジアム第2・3グラウンド
12月23日(木)
準決勝 埼玉スタジアム第2・3グラウンド(105メートル×68メートル)
決勝 埼玉スタジアム2002(105メートル×68メートル)
使用球 公認4号

※ 決勝戦はNHK-FMにて実況放送あり。

第4回 埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会組み合わせ

12月11日(12月12日)

熊谷スポーツ文化公園A
1000
江南南 × 立花キッカーズ
1100
安行東 × 川越ひまわり
1230
浦和尾間木(シード) × 江南・立花の勝者
1330
ローズFC(シード) × 安行・ひまの勝者

新座総合公園B
1000
新座たけしの × 伊奈小針
1100
狭山台キッカーズ × 行田クレッシェンド
1230
飯能ブルーダー(シード) × たけ・小針の勝者
1330
寄居FC2001 × 狭キ・行クの勝者

越谷しらこばと運動公園
1000
清新SC × 鶴ヶ島サザンキッカーズ
1100
レジスタFC × 越谷サンシン
1230
上尾大石(シード) × 清新・サザの勝者
1330
草加遊馬(シード) × レジ・サンの勝者

鶴ヶ島運動公園
1000
大宮アルディージャ × 行田泉
1100
上柴西 × 杉戸いずみ
1230
三原FC(シード) × アル・泉の勝者
1330
FC鶴ヶ島(シード) × 上柴・杉戸の勝者

熊谷スポーツ文化公園D
1000
ジョイフルFC × 勝瀬ふじみ野
1100
草加ジュニア × 大宮大和田
1230
上尾東(シード) × ジョイ・勝瀬の勝者
1330
児玉ディパーチャ(シード) × 草Jr.・和田の勝者

熊谷スポーツ文化公園B
1000
秩父南 × FC宗岡
1100
東松山ペレーニャFC × 戸塚FC
1230
東川口FC(シード) × 秩南・宗岡の勝者
1330
山口サントス(シード) × ペレ・戸塚の勝者

新座総合公園A
1000
入間高倉 ×FCフレッズ
1100
FCチベッタ × FCアビリスタ
1230
プレジール入間(シード) × 入高・フレの勝者
1330
新座片山(シード) × チベ・アビの勝者

熊谷スポーツ文化公園C
0930
GETかみたの × 大里FC
1030
春日部幸松 × 北坂戸SC
1130
川越福原SC × 嵐山町SSS
1230
サイタマジュニアFC(シード) × GET・大里の勝者
1400
幸松・北坂の勝者 × 福原・嵐山の勝者

12月19日(日)
準々決勝
埼玉スタジアム
0930~、1030~、1130~、1230~。

12月23日(木)天皇誕生日
準決勝
埼玉スタジアム
1000~

12月23日(木)天皇誕生日
決勝
埼玉スタジアム(メイン)
1330~
(NHK FMにて実況あり)




今年はベスト8止まりとなっている北足立郡北部地区代表の壁を突破してれるであろうチームは……

◎上尾東 ベスト8までは見通せるが、そこでの相手がどこになるかが問題だ。
○ローズ ユベントスに勝って出て来たのはダテじゃない。
△伊奈小針 このブロックは本当に一線。ただ準々決勝の対向ブロックにはアルディージャがいるんだよなあ。
△上尾大石 レジスタとサンシンが初戦で当たってくれたことが唯一の救い。

少年団大会中央大会での印象では、ピッチの状態に合ったサッカーができないチームは、なかなか芳しい結果につながっていないようだ。
第1試合に当たってしまった伊奈小針には、その辺への対策も万全にしておいていただきたい。転んだり、パスミスばかりで、せっかくの大会が消化不良なゲームで終わることのないことを祈る。
どうせやるんだから、勝敗関係なく、子供たちがずっとあとあとまで「あの試合は楽しかったよなあ!」と語りぐさにできるくらい、思いっきりプレーできたら最高! なんて思ったり、でも結果も欲しかったり、そんなことを考えつつ、とてもワクワクしている今日この頃なのであった。


以上

2010年11月28日日曜日

強いことは暴力じゃない。

2010年 平成22年 11月27日(土)
北本市の総合スポーツ公園横の体育館ホールとその前庭で、こんなことをやっていた。

国民保護実動訓練
鴻巣市内で新幹線の車両爆破事件が発生し、犯人グループが、鴻巣駅前の商業施設に人質を盾に立て籠った場合を想定し、避難誘導や救護・搬送等の実践的な訓練を実施し、関係機関相互の連携を確認することを目的にしています。


わたしは自衛隊を、「軍隊の未来形」だと考えている。そして信頼し、心の中では応援もしている。
自衛隊のどの辺が「軍隊の未来形」なのかというと、「やさしさだ」を私は答える。

自衛隊は敵を倒す軍隊ではなくて、困っている誰かを実力的に救う軍隊である。
私とは異なる考えを持った政治家が、自衛隊のことを「暴力装置」と表現したようだが、これは彼(彼女)らが、自衛隊=軍隊=他国の軍隊や旧来の軍隊、というイメージから抜け出せていないせいだと思う。

柔道や空手で訓練していることを「暴力」とは呼ばないのと同じで、軍隊の訓練や装備は「暴力」じゃない。
何が「暴力」なのかは、「誰が」その力を行使するかに拠(よ)る。
「暴力装置」とは、スイッチを入れれば暴力が発動される装置・機構という意味だ。
確かに他国の軍隊や以前の日本軍では、そういうことも起こりうるだろうし、歴史上もあった。

しかし自衛隊にそれは起こりえないのだ。
なぜか。

それは、拳銃を携帯している警官が、拳銃を撃たない日本だからである。
「使命感への信頼」と言ってもいい。

史実がどうであるかとは関係なく、日本人は「侍(さむらい)」や「武士道」、「道」、そしていろいろなヒーロー物の影響を大きく受けている。
「もはや日本人の心が“そう”なってしまっている」のだ。

この「“そう”なっている」の“そう”とは?

カッコイイ、カッコワルイ。
いいこと、わるいこと。
すべきこと、すべきでないこと。

こういうことを心が感じる感覚の共通物差しを、私たち日本人は持っている。
だから自衛隊は暴力装置にはなり得ない。
そもそも、そんなスイッチなんて、どこにもないのだから。

自衛隊は、軍隊の未来形だと、私は確信している。
それはやさしくて強い軍隊。
歴史の必然として日本の地に誕生したそれは、今まさに育っている途上にあるのだ。




当日指導・補助活動をされていた自衛隊員の皆さんらと、展示されていた特殊車両たち。

高機動車
略称 HMV
愛称 疾風(はやて)
製作 トヨタ自動車

82式指揮通信車
略称 CCV
愛称 コマンダー
開発 技術研究本部
製作 小松製作所

軽装甲機動車
略称 LAV
愛称 ライトアーマー
開発 技術研究本部
製作 小松製作所












明日のスター選手は僕だ!

サッカーボーイズ「明日のスター選手は僕だ!」

チャンネル :NHK-BS1

放送日 :2010年11月28日(日) ~12月3日(金)

放送時間 :午後7:00~午後7:50(50分)

ジャンル :ドキュメンタリー/教養>スポーツ
スポーツ>サッカー

番組内容

イタリアのプロサッカーチーム、インテル・ミラノとのユース契約を目指し、イギリスの少年たちが厳しいセレクションを勝ち抜くサッカーオーディション番組。(全6回)

イタリアのプロサッカーリーグ、セリエAの名門「インテル・ミラノ」のユースチームとの1年契約を目指し、イギリスとアイルランドのサッカー少年たちが、数週間にわたる厳しいセレクションを勝ち抜いていくサッカー選手のオーディション番組。7000人の応募者から選ばれた10人の少年が競い合い、成長していく様子や、一流チームのコーチや選手たちが、彼らをどのように導いていくのかを見つめる。

イタリア、セリエAの名門「インテル・ミラノ」のユースチームとの1年契約をめざし、イギリスとアイルランドのサッカー少年たちが数週間にわたる厳しいセレクションを勝ち抜いていく姿に密着する。選抜はインテル・ミラノのユース・コーチ自身が行い、最後まで残ったひとりの少年が契約を勝ち取る。
コーチは技術だけでなく、親元を離れて海外で暮らせるか、プレッシャーに耐えられるか、追い詰められた状況でも仲間と助け合って勝利を目指せるかなど、多くの要素を見極めようとする。一方、少年たちはさまざまな壁にぶつかるが、ひたむきに頑張り目覚ましい成長を遂げていく。
応募者は総数7千人。予選を勝ち抜いた10人がイタリアに渡り最終選考に挑む。各エピソードでは、2、3人が脱落候補である「危険ゾーン」にいることをコーチから告げられ、翌日の練習試合で課題を克服できるかが試される。その結果で毎回1,2人が帰国を宣告されるという形で進行し、最終回までに2人に絞られる。少年たちをサポートするのは元イングランド代表選手のジェイミー・レドナップ。更に2009-10シーズンのインテル監督ジョゼ・モウリーニョ、元インテル選手のフィーゴなども登場する。

第1回  イギリス・アイルランドで選抜 7000人が10人に!
第2回  モウリーニョ監督と対面
第3回  残るは8人 しかし選手に不運が・・
第4回  ミラノでパーティ!プロへの決意
第5回  いよいよ残るは3人!!
最終回  インテルのユニホームを着るのは君だ!

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どんなもんかな、と思いつつ第1回目の放送を見てみたら、けっこう面白かったので紹介する。

しかし、今日の1回目の放送を見逃したと思ってガッカリする必要はない。
これはユース年代のインテル式育成法を順を追って紹介する番組などではなく、内容は想像通りの、オーディション番組のサッカー版なのだから。
オーディションで落とされる人を中心に、その背景や人物像にスポットを当てて、視聴者に共感を抱かせたところで「残念」ってことになる構成。
だから、今日フューチャーされた登場人物は、今日落選してしまったので、忘れても問題はない。

選手のレベル自体はさすがに高い。でもその一方で、7000人もの数から勝ち残った候補にしてはアラが目立つようにも感じられた。これは日本の「欠点のない選手が高く評価される」という風土に、私の目も、やはり染まってしまっていたということなのだろう。ド素人の分際で若い選手の欠点に目がいってしまっては、せっかくのサッカーの美味しさが味わえないではないか。俺のバカ。
選考に残ったFWのヒシャムという選手などは、ふつうのメガネをかけたままプレーしていて、コーチも何も言わない。こんなのは日本じゃああり得ないんだろうなあ。

元イングランド代表MFであるジェイミー・レドナップ(親父はトットナムの監督)が、オーディションの候補たちを勇気づけるのだが、これがとても巧いので驚いた。監督やコーチは、むしろこっちの方から学びとることが多いかもしれない。レドナップの手法の基本は、モチベーションに火をつける、意識を闘いに向けるように煽(あお)る、そして褒める、だ。彼は落とすための非難はしない。彼がするのは、持ち上げるための非難だ。実にイングランド人っぽい、騎士道的な鼓舞だと感心した。

次回は明日の午後7時から。
興味がなくても、ご覧になることをお奨めする。


おわり

2010年11月27日土曜日

きのうえんえきで

ドラマで心臓外科医が取り上げられるワケ

 それにしても、この10年間のPCIとCABGの技術革新の進歩を振り返ると、私たち心臓外科医達は頭が固く、“この手でなければ命は救えない”なんて思い込みの下、周りの変化から目をそらして自分の指先ばかり見ていたのかもしれません。

 今回の学会では、sutureless valve(縫合せずに容易に装着できる人工弁)も話題になりましたが、それを、一番疑心暗鬼の面持ちで見ていたのは日本の外科医だったように思います。「人工弁置換に糸を使わないなんて!」って。

 でも、消化器外科も呼吸器外科も今では、針と糸なんてほとんど使いません(よね?)。自動吻合器で処理しちゃう。ところが心臓外科は、いまだに冠動脈を縫うには運針がどうのこうのとか、人工弁の糸の結び方はどうのこうのとか、職人的な手技にこだわりがちです。ある意味ちょっと玄人っぽくてカッコ良さげだけど、そうした職人気質が、革新的技術の導入を遅らせてしまったんじゃないかなぁ。

 ただ、だからこそ心臓外科医は、「医龍」だとかドラマの題材になりやすいのかもしれない。「始めます」の一声の後、機械でガチャガチャして「終了!」じゃ、絵にならないからねぇ…。

 いろいろと偉そうなことを言っている僕ですが、3年前に同じジュネーブで開かれたEACTSで「カテーテル人工弁挿入術100例実施」の話が出た時には、「こんなもんが、われわれの弁置換に勝るもんか!」って半分バカにしていました。しかし、その後、これまでに世界中で3万件以上も実施され、今一番ホットな話題になっています。専門よがりの大バカだった自分がとても恥ずかしい…。

 僕らは手技に拘泥しがちだけど、その腕前のほどは、実は威張るほどの“匠の技”でも何でもないのが普通です。手技だけであれば、もしかしたら子供でもできるかもしれない。だから、自分たちがやっていることを「素晴らしい」「難しい」って周りに言い回っている外科医って、かなりアヤシイ。

 それに、外科医に第一に求められているのは、他人に真似のできないような“匠の技”ではないはずです。そんな技は、手術ではなく手品でしょう。手塚治虫は大好きだけど、現実の外科には、ブラックジャックは必要ありません!

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※PCI カテーテルを用いた方法   CABG よそから血管をつなげて心臓への血流を増す方法

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テレビの“ゴッドハンド系”医療番組や名医ランキング本の情報を鵜呑みにしてわざわざ出向いて、人間国宝的大先生の手技で体の中をかき回されたあげく、死んじゃったらもったいない。いや、それよりもむしろ“微妙”な感じで命を取り留めてしまって、そのあとも苦しい治療を続けなきゃならなくなって、その間も合併症(処置後すぐに現れる患者にとって不都合な症状)や後遺症(処置後しばらくして現れる患者にとって不都合な症状)で苦しんで、お金もすごくかかる、なんてことになった方がかえってダメージがでかくて泣くに泣けない。

でもこれは、何も医療に関してだけじゃない。同じようなことは、身のまわりにたくさん転がっている。

大昔、『間違いだらけのクルマ選び』なんていう本に代表される、自動車やバイクの評価情報に、消費者だけじゃなくて、メーカーまでもが振り回された。アホだったなあ。
住みたい街ランキングや、東大合格者数ランキングや、縁起のいい名前ランキングみたいなのまである。

こういうのは全部同じ。

ランキング的な情報ってのは、全部「昨日」までの情報を、恣意的(しいてき その場その場で)なフィルターでこし取ったり、意図的なエフェクト(加工。効果を加えること)をかけたりして作り上げられている。
だから受け手側が本当は知りたい「明日」の情報について、そこには何もない。ゼロだ。

「ずっといい子でした」というのは、とんでもない事件をしでかした少年の親や教師がよくいうセリフだ。
一般にはこれは、子を守るための方便、あるいは本当の姿を知らなかった言い訳、ととらえられているが、ある意味では「ランキング本」と同じ真実を語っているのだとも言える。
つまり、本当に「ずっといい子」だったのかもしれないのだ。ただし、事件を起こす前までの話だが。

昨日までの事を並べ立てて、今日や明日の話をしようとするのを「帰納(きのう)」という。
「昨日までずうっと雨だったから、明日も雨だろう」というのがそれだ。

一方でこういうのもある。
原理原則がこうなっているのだから、明日はこうなるはずだ。
「湿度が高く、西日本では雨が降っているので、関東地方は明日雨だろう」的な話がそれだ。
これを「演繹(えんえき)」という。
※ただし、天気を含め、科学全般は蓄積情報に基づく仮説によって構成されているので、演繹よりは帰納の方が親和性が高い。
演繹の意味を覚えるとき、私は「線路がつながっている(原理)ので、遠い駅にも到着する(結果)」とイメージした。「遠い駅」=「遠駅(えんえき)」というわけだ。

サッカーは、帰納的な分析力と、演繹的な発想力があると、より一層楽しくなるスポーツだ。
コーチが子供たちにアドバイスする際、この「帰納」と「演繹」を意識して、言葉や表現を選んだりすると効果は格段に違ってくる。
何か起きたとき──例えばちょいミスをしたとき──に、前にあった同じような事例をパッと言って、子供の脳に印象づける効果を狙うとか、練習の狙い(ポイント)を、試合でこういう展開になった場合に生きてくる練習なんだ、などと説明してあげると、練習がイメージトレーニングの効果も持ってくる。子供たちの頭の中で、練習中の場面が、試合の場面と重なるからだ。

ここ数年、チームが壁に当たってるような気がしたら、自分が悪い意味で「匠(たくみ)」になってしまっているのではないか、と己を見直してみることをお奨めする。
そして、同じ効果を持つが時間も労力もコストも少なくて済む効率的な「新しい練習方法」がないか、ネットや本や他のチームの情報を探してみよう。
チームの練習をレベルアップするには、同じ時間で得られる効果をどれだけ増やすことができるか、それしかないのだから。


2勝2敗─竜王戦─

竜王戦第4局、羽生名人が勝利…2勝2敗に
読売新聞 11月26日(金)19時20分配信

 将棋界の最高位を争う第23期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(26)と挑戦者・羽生善治名人(40)の七番勝負第4局が25日から兵庫県加古川市の鶴林寺で行われていたが、26日午後7時11分、羽生が139手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイにした。

 角換わり相腰掛け銀に進んだ本局。2日目は羽生の攻め、渡辺の受けという展開が続いた。

 終盤、羽生の攻めが細くなり、優位に立った渡辺が△6九銀から寄せに行ったのが疑問だった。羽生が▲4四角から巧みに反撃、際どく競り勝った。投了図から△6三玉と逃げても▲5三金で後手玉は詰む。

 第5局は12月1、2日に石川県加賀市の「あらや滔々庵(とうとうあん)」で行われる。

 羽生名人の話「ずっと自信がなかったが、最後に▲6四金と打って上部を厚くして勝ちを意識した」

 渡辺竜王の話「持ち駒が増えたので寄せに行ったが、もう少し粘り強く指すべきだった」
-------------------------------------------------

2010年11月25・26日 第23期竜王戦 七番勝負第4局


↑これは、盤上の様子をテレビゲームみたいに再現できるサイトなのだが、ここで96手目あたりから見ても十二分に面白い。

この時点で解説陣は皆、後手の渡辺竜王が優勢だと判断している。
だが実際の結果は、羽生挑戦者の勝ちだったので、このあとのどこかで逆転したことになる。
劣勢の羽生側に立って、どうやって戦いを続けるかを考える。
一発での逆転の道はあるのか。あるいはイーブンへと徐々に押し返す手段はあるのか。
また、勝勢だった後手渡辺の側に立って、いったいどこで流れが変わってしまったのかを考える。

そうしてるだけで、本当に楽しい。


おわり

2010年11月26日金曜日

4種リーグ 各地区代表決定

平成22年度 2010年 第4回埼玉県第4種リーグ戦
県中央大会出場チーム(49チーム)
11月25日最終発表


南部代表(15/15)

南部北足立北部地区(4/4代表)
Aブロック 伊奈ローズ
Bブロック 上尾大石
Cブロック 伊奈小針
Dブロック 上尾東

南部さいたま地区(3/3代表)
Aブロック 大和田ジュニアーズ
Bブロック 尾間木
Cブロック アルディージャ・ジュニア(PK戦により、はくつる無念)

南部北足立南部地区(8/8代表)
Aブロック 戸塚FC
Bブロック 東川口
Cブロック FCアビリスタ
Dブロック 新座片山FC
Eブロック 三原FC
Fブロック 安行東
Gブロック FC宗岡
Hブロック 新座たけしのキッカーズ

東部代表(11/11)

東部南地区(5/5代表)
Aブロック レジスタSC
Bブロック 越谷サンシン
Cブロック 草加Jr.FCプライマリー
Dブロック 草加遊馬(前回のデータは発表側の足し算間違い)
Eブロック 立花

東部中地区(3/3代表)
Aブロック 幸松
Bブロック ジョイフル
Cブロック フレッズ

東部北地区(3/3代表)
Aブロック 杉戸いずみ
Bブロック 行田泉
Cブロック 行田クレッシェンド

北部代表(8/8)

北部地区(8/8代表)
Aブロック 秩父南
Bブロック GETかみたの
Cブロック 児玉ディパーチャFC
Dブロック FCチベッタ
Eブロック 上柴西
Fブロック 寄居FC 2001
Gブロック 江南南
Hブロック 大里FC Jr.

西部代表(15/15)

西部東松山比企地区(2/2代表)
Aブロック 嵐山町
Bブロック 東松山ペレーニアFC Jr.

西部川越入間北地区(7/7代表)
Aブロック 川越福原
Bブロック 川越ひまわり
Cブロック サイタマジュニア
Dブロック 勝瀬ふじみ野(長鶴に競り勝つ)
Eブロック 鶴ヶ島サザンキッカーズ
Fブロック FC鶴ヶ島
Gブロック 北坂戸SC

西部所沢入間南地区(6/6代表)
Aブロック 入間高倉イレブン
Bブロック 清進
Cブロック プレジール入間
Dブロック 山口サントス
Eブロック 狭山台キッカーズ
Fブロック 飯能ブルーダー


以上

捻挫(ねんざ)の最新治療法

関節は複数の骨が決まった方向・角度で動くように出来ていて、その骨同士がくっついているのを支えている働きをしているのが靭帯(じんたい)というベルト状の繊維組織である。
捻挫(ねんざ)とは、関節が正常範囲以上に動かされたとき、または本来の動きの方向とは異なる方向へ強い力で動かされ、支えている靭帯が部分的または不完全あるいは完全に切れてしまった状態を言う。

実は、従来の、

・サッカー選手にとって、捻挫はケガに入らない。
・温湿布(サロメチールを含む)して、よくマッサージして、血行をよくすれば治りが早い。
・テーピングすれば靱帯の代わりになるので、すぐいつも通りにプレーしても良い。
・腫れが引いたら、関節が固まらないように、動かすべきだ。

といった類(たぐい)の治療法は完全な間違いなのである。

「そんなことは常識だろうが」という指導者、保護者、当事者の方がほとんどであろうとは思うが、念のため、ここへ正しい処置について記しておく。

【正しい治療法】
捻挫をした直後の48時間は、RICEという応急処置を施(ほどこ)さなければならない。

R(レスト)     =安静
I(アイシング)   =冷却
C(コンプレッション)=圧迫・固定
E(エレベーション) =挙上(心臓の高さよりも上に)

「神棚に供えたご飯が冷めてカチカチになった」というイメージで覚える。
神棚=安静、供える=挙上、ご飯=RICE、冷めて=冷却、カチカチ=圧迫・固定。

怪我をした直後は、内出血、炎症があり鋭い痛みや腫れが出る。
この炎症を抑えるために、最低48時間はこのRICEを行う。
この処置により、怪我の治癒期間が“格段に”早くなる。

【具体的な処置】
足首の捻挫の場合、足首を内側にひねる場合が多い。
このケースでは、外くるぶしの前か下を痛めたことになるので、ここを冷やす。

外側にひねった場合は内くるぶしの真下を傷めることが多いので、この部分を冷やす。

一回30分程度。
これが終わったらいったん止め、1~2時間の間隔をあけてまた冷やす。
間隔時間はケガの程度によって違ってくるが、それほど神経質にならなくても良い。

腫れている、熱を持っている状態というのは、細胞が破壊されているという異常事態に対して、体が懸命に対処している状態だととらえて欲しい。そして冷やす(内部の熱を外部に排出させる)ことには、それをサポートするという意味がある。つまり逆に考えれば、冷やさないでいるということは、自分の体の細胞が破壊されていることを自分が手助けしていることになるのだ。アンパンマンが、「腹減った」といって自分を食べているようなもの(違うかな?)だ。

冷やしたら、足首を直角にした状態で固定。
柔らかいサポーターよりも包帯などでキッチリ絞めたほうがよい。
ケガをしたら、温めてはいけない。
同じ理由から当然入浴は避ける。患部を揉んで(マッサージして)もいけない。
この応急処置をすることで、痛みは格段に早く引く。

【要注意!】
二三日して痛みが引いたことで「もう治った」と勘違いしてはいけない。
この段階では、間違ってもまだ固定をはずしてはいけない。
ここからの治療こそが、後遺症、つまり捻挫を“クセ”にしてしまうかどうかの分かれ目なのだから。

上でも書いたように、各間接には、関節を支えている靭帯という繊維性の「バンド、帯(おび)」のような組織がある。
そして繰り返しになるが、関節に力がかかり、この靭帯が切れてしまうのが捻挫だ。
この靱帯は、動かない状態で固定していても、再生するのにはおよそ2週間の時間がかかる。
動かないように固定しておいて2週間だ。
もし固定を解いてしまったら、この時間はさらに必要となる。

骨の成長について書いたときにも触れたが、細胞が増殖する(代謝が活性化する)のは、体が休息しているとき、つまり静かに安静にして、体温がやや低くなっている状態の時だ。
動かして体温や筋肉の温度が上がってしまうと、細胞のモードは成長ではなく活動の方に入ってしまい、エネルギーもそらに回ってしまう。

また、別の悪影響もある。
痛みが引いたからといって数日で固定をはずしてしまうと、ようやく少しくっついた靱帯が再びはがれてしまうことになる。

完全に固着すれば、強度を増すモードに変わるはずだった細胞の成長が、「まだ届かない。まだ届かない」と、ダラダラと伸びるモードのまま成長を続けてしまうことになる。

これでは靱帯の長さが、必要以上になってしまう。

伸びてしまった靱帯は、自然には再び短くなることはできない。
靴ひもがゆるゆるだとすぐ靴が脱げてしまうように、本来の長さよりも伸びてしまった靱帯は、関節の可動域を「悪い意味で」大きくしてしまう。
関節を囲んでいる全方向の靱帯がバランス良く長くなったのなら良いのだが、一方向の靱帯だけが長くなってしまうと、関節をささえる力のバランスが崩れ、捻挫を再発しやすくなる。これが「捻挫がクセになった」という状態だ。
ちなみにこうなってしまったら、ちゃんと治すには外科的な処置しかない。
つまり、ゆるゆるに伸びた靱帯を短くする手術をするということだ。

こんな大事(おおごと)にしないためにも、面倒だと思わず、捻挫をしたら関節の固定を続けるべきだと私は確信している。
捻挫をしたら RICE。
神棚にお供えしたライスが冷えてカチカチになった様子をイメージして、その通りに処置してあげて欲しい。


宜しくお願いします。




おわり




!重要補足!

まず大丈夫だろうとは思いますが、万が一誤解されていると嫌なので、一応補足します。
上記の内容は「サッカーを楽しむため」ということを大前提にした上で紹介しています。
捻挫をしたら、患部をギブスで固めて天井から吊してベッドに2週間寝ていろ、なんてことは言っていないつもりです。サッカーができなくては、治療をする意味がないですから。

サッカーをしながら、後遺症もなく可能な限り最短時間で治療する方法を書いたつもりです。
まとめれば、痛みと腫れが引いたからといって、テーピングもアイシングもしないでサッカーをしてはダメですよ、という事です。
ピッチングを終えたプロ野球の投手が、肩を大きいアイスバッグごとテーピングでグルグル巻きにして、がっちり固定している姿をテレビで見たことはありませんか? あれも同じ理屈で、要は、練習後に故障している関節部を冷やして固定するのはスポーツ医学の基本ですよ、という事なんです。

サッカーの場合は、間接に外部からの予期しない力が加わる可能性の高い競技ですから、固定はプレーの後だけではなくて、プレー中もするようにします。
また、片足首を固定された状態で、どういうプレーや動き、体の向きなどにしたらパフォーマンスが落ちないのかを考え、工夫することも、サッカーを楽しむレベルを向上させるいい訓練になります。
ピッチ状態が悪い、あるいは体格的に差がある、等の条件があるゲームと同じように、限定された状況でどうやって勝つか、不利を有利に変えるか、を考えるのがサッカーの楽しさの最重要要素なのですから。

結論

捻挫は、サッカーをしながら治しましょう。
捻挫しながらするサッカーも、また楽しいものです。


ホントのおわり

2010年11月24日水曜日

2011年度 4種新人戦決勝トーナメント日程

第5回 埼玉県第4種新人戦(5年生) 北足立郡北部地区大会
決勝トーナメント

(4桁の数字は開始時刻 例 1000=午前10時)

2010年 平成22年 11月27日(土)
◆上尾平方スポーツ広場
1000
甲 桶川(A組1位) × 鴻巣田間宮(H組2位)
乙 上尾富士見(B組1位) × 鴻巣MJ(G組2位)
1230 代表決定戦 A
甲の勝者 × 乙の勝者
1100
丙 上尾NEO(C組1位) × 原市イレブン(F組2位)
丁 ユベントス(D組1位) × 上尾東(E組2位)
1330 代表決定戦 B
丙の勝者 × 丁の勝者

◆伊奈丸山サッカー場
1000
戊 上尾朝日(E組1位) × 上尾上平(D組2位)
己 伊奈ローズ(F組1位) × 尾山台イレブン(C組2位)
1230 代表決定戦 C
戊の勝者 × 己の勝者
1100
庚 上尾大石(G組1位) × 伊奈小針(B組2位)
辛 伊奈(H組1位) × 北本キッカーズ(A組2位)
1330 代表決定戦 D
庚の勝者 × 辛の勝者

11月28日(日)
◆鴻巣陸上競技場
準決勝戦
0900 代表決定戦Aの勝者 × 代表決定戦Bの勝者
1000 代表決定戦Cの勝者 × 代表決定戦Dの勝者
1100 3位決定戦
1200 決勝戦

◆伊奈丸山サッカー場
第5代表決定トーナメント
0900 代表決定戦Aの敗者 × 代表決定戦Bの敗者
1000 代表決定戦Cの敗者 × 代表決定戦Dの敗者
1100 フレンドリーマッチ
1200 第5代表決定戦


以上

黄色のキリスト ─ポール・ゴーギャン─

「黄色のキリスト(Le Christ jaune)」 




ポール・ゴーギャン作 1889年 
92.1 x 73.4 cm 油彩・画布 
オルブライト=ノックス・アート・ギャラリー バッファロー


1848年6月7日が誕生日で、1903年5月8日が命日のゴーギャンが、41歳の時に描いた作品。当時ゴーギャンは、南仏アルルでゴッホと共同生活中だったとされる(ゴッホの耳が切り落とされた頃)。

この絵の美術的評価や現在価格は考えないにしても、キリストの顔と手はこれでいいのか? ってとこあたりを考えていると、ゴーギャンは勇気のある奴だなあと思えてくる。
右の真ん中あたりで小舟に乗り込もうとしてる(たぶん)おっちゃんとか、画面のあちこちにある赤い木とか、そういうのもみんな含めてこの絵はこれでいいのだと判断したゴーギャンは、実に勇気がある。
他にも大勢の画家が、こういう木やキリストを描いていたというのなら、別に勇気はいらないけど、印象派全盛の当時にこんなのを描いてたのはゴーギャンだけだったんだから、ホント、勇気あるよなあ。

蛮勇だけが勇気じゃないってことを思い知らされる絵だと、私には思える一枚です。

※蛮勇 ばんゆう 結果を恐れずに実行すること。向こう見ずな行為。無茶な行動。



fin

2010年11月23日火曜日

就活に見る戦略的互恵関係

就活に見る戦略的互恵関係

戦略的互恵関係というのは、本心からというわけではないけど、お互いに得になるんだから手を結びましょう、というような関係のことです。
でも国際社会で実際にこの関係が成立するのは、「お互いに得になるんだから」というケースよりも、「お互いに損を避けるために」というケースの時の方が圧倒的に多いです。
人間は、得になることよりも、損を避けることの方が動機になりやすい心理傾向を持った生物だからです。

今年の「大卒内定状況が芳(かんば)しくない」という報道を目にします。
何十社にも応募したが、面接できたのは数社、内定はまだない、というような学生の話も耳にします。
でもまあ、多少メディアリテラシーのある人なら、後段は前段の主張の「証拠」としての「実例」として提示されたインタビューなので、実際の多数がこうだということではないだろうことは容易に想像できます。むしろ、珍しいからニュースに取り上げられたと考えるべきでしょう。

そもそもの話を考えてみましょう。
現在、就職活動で苦労している、うまくいっていない、思うような結果が得られない、というのは採用する側、採用される側、双方にとって「損」をしている状況です。
採用する側にしてみれば、8~10年後に主力となってくれる人材を確保できなければ、企業の存続が危うくなるのは確実です。その一方で、戦力どころか負担になる、足をひっぱるような人材をうっかり採用してしまったら、危うくなるどころか崩壊まっしぐら間違いなしです。

採用される側にしてみれば、あれこれ言うまでもなく、就職は自分の人生に直結する大問題です。

就職状況が厳しいものであることは、もう十数年前からすでに常識となっています。いえ、「厳しい」というよりも「真剣勝負の場になった」ということで、むしろこれが本来の正しい姿なのだと言えるでしょう。企業にとっても、学生にとっても、将来に直結するもっとも重要な決断のひとつなのですから。

今、就職活動で苦労しているという学生は、己の能力の低さを大きく記したボードを首からぶらさげているようなものです。
数年後に確実にやってくる将来のための準備をまったくできない人材だ、という証だからです。
中学生の時に気づいた子は、大学受験のために高校を選び、その高校受験のための準備したことでしょう。
自分は大学受験でうまくいきそうもないタイプだと判断すれば、芸能界を目指したり、職人の世界へ踏み込んだりする子もいます。
こういう世界は年功序列じゃなくて、先輩後輩の縦社会ですから、早く入った方が「先輩」「兄さん」となります。伊集院光さんは、見てくれも、頭もよくない自分がこのままみんなと同じ土俵で競っていても勝てる日は来ない、来るわけがない、と思って、まだ高校生の時に近所の落語家の家のドアをノックしたのだそうです。

受験勉強がいやなら、無理に受験勉強のための勉強をすることはないんです。でも何かはしないと、せっかく歴史も文化もインフラも豊かな日本に生まれることができたのに生きている意味がありません。成人する日は、生きている限り確実にやってくるのですから。

受験勉強に向いていると思っていたのに、結果として、もし大学生ランキングがあったら上から1万番目、とかになる学生にしかなれなかったとします。
「ぼくの(わたしの)、人間性とやる気を見てください」とアピールしても、1万番目からの声は、採用担当者にまで届くことはありません。1メートル先ならささやき声でも聞こえますけど、1万メートル先からの声は、拡声器を使っても相当に厳しいです。

大学入試が終了した時点で、自分が何番目になりうるかという予測は、ふつうの頭を持っているならできないことではありません。間違えてはいけないのは、これはあなた個人の能力の順位ではない、ということです。あくまで「大学新卒」としての順番です。序列といってもいいかもしれません。アイウエオ順みたいなもので、決まってしまったら、入れ替わることはないような順番です。

ならどうするのか、その答えは簡単。

違う列に並び直すしかありません。よく資格を取れというのは、こういう意味からなんです。別に資格を取ったから、同じ列での順位があがるとかそういうことではなくて、違う列に並び直せるよということなんです。資格を取るのに払う代償(努力、時間、費用)が大きいほど、新しい列に並んでいる人(ライバル)は少なくなります。つまり、自分の順位が前になって、自分の声もよく採用担当者に届くようになるということなんです。
注意しなくてはならないのは、先にちゃんと採用担当者がいる列に並ぶ、ということ。あまりに珍妙な資格の列に並んでしまうと、順位がいくら前になっても、その先に採用担当者がひとりもいないなんてことになる場合がありますから、その辺は気をつけましょう。

さてでは、今現在、就職活動がうまくいっていない学生はどうすればいいのでしょう。

これも同じことです。

長い長い列の中段以降でじりじりしていても、あなたの番までは回ってきません。
何十と列に並ぼうが、何百と列に並ぼうが、あなたの前に大勢が並んでいる状況が変わらない限り、あなたの声は採用担当者まで届かないのですから、結果は同じことの繰り返しになります。

どこの列の長さが短いのかは、誰も教えてはくれません。
また、その答えもありません。
列は、状況や環境に応じて刻々と変化しているからです。

ハローワークや就職情報サイトを経由してもたらされる情報にはタイムラグがある上に、その情報はあなたにだけもたらされるのではないということも、理解する必要があります。「ここが短い」と知れてしまった瞬間に皆が殺到し、そこにはまた長い長い列ができてしまうのです。

さて、ではどうしましょうか?

第一歩は、情報を察知するアンテナをもう一度整備して、感度を最大限に発揮させることです。
では、情報を察知するアンテナは、どこに行けば手にはいるのか。
実は、あなたはすでにそれを持っています。いえ、こう言いかえましょう。それぞれの人が持っている自分のアンテナが拾った波長の情報こそが、それぞれの人にピッタリ合った情報なのです、と。

あなたの部屋の中をよく見回してみてください。

何がありますか?

その中で、一番よく手にしている物が、あなたにもっとも近い世界の象徴です。一番大事にしている物が、あなたがもっともあこがれている世界の象徴なのです。子供の頃から、ずうっとそばにあったものがあったりしたら、それこそがあなたの象徴なのです。
そこを探求の入口にして、あなたのアンテナを集中させて、あなたにピッタリ合った情報を収集しましょう。
まずはそこからです。

現代社会では、何かが存在すれば、それに携わる仕事も存在しています。仕事が存在すれば、それに関係する企業がいくつも存在しています。企業があれば、そこで働いている人も必ず存在しているんです。そして、人が存在していれば、必ず入れ替わりもあるんです。

欲しい人材が応募してこないのは、企業側に原因があります。
内定がもらえないのは、学生側に原因があります。
これは両者にとって「損」な状況なのです。
ここは「戦略的」に、つまり(現時点での)本心はひとまず置いておいて、損を避けるためにはどうすればいいのかを考えてみてはいかがでしょう。

だいたいの話、就職活動で苦労して、内定をもらえないと嘆いているのは、これまで教科書や参考書をまともに開いたことのないような人たちなんです。そうやってこれまで生きてきたのに、突然教科書や参考書通りの「就職活動」をしても、うまくいくわけがないじゃないですか。高校受験や大学受験だって、何年間もかけて準備するのに、なんでその最終形である就職活動ではろくに準備もしないで、それでいて「厳しい、厳しい」と文句を言うのでしょう? 矛盾してますよね。

逃げないでちゃんと考えてみて欲しいんです。
求人状況が「厳しい」から内定をもらえないんじゃなくて、あなたが「厳しくない」から内定をもらえないんじゃないか、と。

国を超えて取引するのが当たり前の時代には、人材だって国を超えるのは当たり前です。
中国で人材募集をしたり、外国人が日本で求職したりするのが当たり前の世の中です。
家賃の高い東京を離れて、家賃の安いどこかでひとり暮らしを始めて見るのもきっと楽しいと思うんですけど、いかがでしょうか。
それに、知り合いのいない土地でひとり暮らしをすると、さみしいからすぐに彼氏彼女ができます。自然とそういうオーラが発せられるのか、ハードルが下がるのか、異性への見方が広がるのか、友人知人や過去とのしがらみがなくなるのか、おそらくはそうしたことすべてが理由なのでしょうが、とにかくそういうケースが多いです。そしてすぐ結婚して子供を作ってしまいます。キャンドルがともるような家庭が欲しくなるのでしょうね。

採用する側の担当者になったつもりで、一番採用したくないタイプはどんな人なのか考えてみれば、おのずと何をすべきなのかがわかってきます。
サッカーチームの監督になったつもりで、どんな選手を試合で使うかを考えてみるのと一緒です。

何社受けても内定がひとつももらえないと嘆くだけの人が採用されないのは、試合に出してくれとわめくだけで努力や工夫をしない選手が試合で使われないのと同じ理由です。
あるいは自分と同じポジションにはすでに大物レギュラーがいるチームで、ただそのチームが有名だからとこだわりつづけている間に自分の選手としてのピークを越えてしまったら? すごくもったいないとは思いませんか? いやもったいないとかいうよりもそれ以前に、そんなのは楽しくないです。絶対に。

受験では、偏差値という指標と受験日があるおかげで、受からないところを何十校も併願するような事態にはならないですんでいます。
就職活動ではそれに類する物がないために、何十社もエントリーする「愚行」が可能となっています。
何十人へも「愛してます。結婚してください」とラブレター送るような相手に、誰が本気で向き合うというのでしょう?
あるいはみんなのアイドルを待ち伏せして、「愛してます。付き合ってください」とマジ顔で花束を渡したら、確実に通報されます。「いきなり何? あんた誰? 気持ち悪い。不気味」でしかないからです(「第一印象」で向こうがあなたに惹かれた場合は除く、ですが)。

受験勉強や資格取得というもののほとんどは、本心から望んでではなく、損をしないためになされるものです。
企業が欲しいのは、そういう判断と自制ができる人材です。
嫌だからやらない、したくないからしない、そういう人は願い下げです。
かといって、言われたことならなんでもやる。あるいは言われたことだけしかしない。そういう人材もできれば避けたいのです。

でもこれって、学生の側があそこはブラック(企業)だから嫌だとかいうのと一緒のことなんだって考えれば、「まあ当然だよな」と納得できることではないでしょうか(ブラック企業に対する、ブラック新卒みたいなものですから)。

就職活動がどうもうまくいかないなあとお悩みの学生は、ここで少し立ち止まって、ひとつ戦略的に、就職プランを再構築してみるのも一考ではないか、と私は思います。
もしあなたが子供の頃、フェラーリのオーナーになりたいなあなんて思っていたとしたら、高額な給与を得られる仕事や起業して成功することを狙うよりも、フェラーリの並行輸入業者や中古車ディーラーやブローカー、あるいはフェラーリのパーツショップに就職した方が早くて確実かも知れません。福利厚生は整っていないでしょうが、フェラーリのそばで仕事ができることは確かです。どんなにエコエコな世の中になったとしても、この世からフェラーリがなくなることはありません。日本の中古フェラーリを、中国やブラジルやインドネシアに輸出するビジネスなんてのがあったりしたら、かなり面白そうじゃないですか? そうは思いませんか?
女性なら、芸能プロダクションなんかの、経理や事務を志望してみるなんてのはどうでしょう。制作をやりたいという応募は山のようにあるでしょうが、数字を扱う方面では、そんなに人気の業界じゃあないかもしれません。でも、芸能界のお金の話や、所属のタレントさんに詳しくなれることは確かです。それにこの手の業界ってのは、入っちゃったもん勝ち、みたいなとこがありますから、“身内に”なったあとでなら、また別の展開も大いに起こりえます。

毎年毎年、東大早大慶大一橋上智東工大を合算すれば2万3千人前後の新卒が誕生します。
みんな、子供の頃からずうっと競争してきた人たちです。
もしあなたが、その手の競争が苦手なタイプなのだとしたら、ちょっと違う道を探してみた方がいいと、私は確信してます。

最後にもう一言。
就職活動がうまくいかなかったことくらいで、間違っても自殺なんかしたりしないように。
自殺するくらいなら、寺か修道会にでも入るか、遠洋漁業船に乗ってください。
あなたが知っていると思っていたはずの世界の本当の広さ、深さを実感できること請け合いです。

自殺するには、この世界はもったいなさ過ぎます。
いずれ、嫌でもこの世界とお別れする瞬間が来るのですから、
その時までは、この世界を楽しみましょうよ。

4年後にはブラジルワールドカップですよ。
どんなブラジル代表が見られるのか、
あるいはまたマラドーナがアルゼンチンの監督になってて、もしかしたら決勝でブラジル×アルゼンチン戦が観られるかもしれないんですよ。

それまでは、どんなに気に入らないことがあったとしても、戦略的互恵関係の精神で、その気に入らないことと付き合っていきましょう。


あなたを待っているのは明日の世界かもしれないんですから。



おわり

2010年11月22日月曜日

攻撃時の優先順位

【攻撃の際の優先順位の一番は「サイドアタック」でいいのか?】

『サッカープロフェッショナル超観戦術』著者のブログより



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川本 
選択というのがあると思うんですよ。ゴールを目指すために、どういうところが優先順位で一番高いのか、という。

まずは、「裏」「真ん中」「サイド」。サイドは攻撃の際の3番目の選択だということ(p.101-105)をはっきりさせたかった。サイドを制するものが、試合を制するみたいな印象を与える言い方があったりして。

岡田 
それはおそらく杉山茂樹さんのことですよね? これはあえて名前を出して言うんですけど、杉山さんの戦術論はネタとしては面白いけど、僕が読んでも「あれっ」と思う部分があるわけで、まともにサッカーをやっている人からすれば「なんじゃこれ」となると思うんですよ。それを取り上げるサッカーメディアも、おもしろければなんでもいいのかなと。

彼なんかはフォーメーションやシステムで試合が決まるというけれど、実際は全然そうじゃないわけじゃないですか。試合の流れの中で状況は刻一刻と変わっていくわけで、そこを見て語らないといけないと思うんですよ。

川本 
まあ、僕が言っているのは杉山さんだけではないんですが。バルサの試合を見ていると、確かにサイドからの攻撃はされているんですよ。でも、よく見てると、裏を狙うために真ん中を崩してゴールを目指したいから、サイドから攻撃しているのがわかるんです。最初の選択肢がサイドじゃないんですよ。相手が真ん中をケアするので、必然的に真ん中に人がいっぱい集まっているから、サイドから攻撃してという。そうすると相手がサイドをケアしようとして真ん中が薄くなるとか。そのためのサイド攻撃であって、サイドは3番目の選択だよ、というのをはっきりさせたかったんですよね。

岡田 
その選択の順序をはっきり書いているのは、わかりやすくてよかったですね。まず、裏を狙うのが1番。次が中に入れてクサビなど。3番目がサイドアタック。中が空かないから、サイドに行くわけで、逆に言うと強いチームは簡単に中を空けないからサイドの攻防が多くなるということですよね。

川本 
W杯を見ていても、リーガやブンデスの試合を見ていても、「裏」「真ん中」「サイド」という原理原則をもってゴールを目指すチームは、強豪チームがそういう選択肢をしているんですよ。目的はあくまでゴールを奪うことで、サイドアタックはその選択肢の1つでしかなくて、それも優先順位としては3番目なんだよ、と。

岡田 
岡田前監督もそういう話をしてましたよね。「日本の選手はサイドから行け、というと、真ん中が空いていてもサイドからしか攻めなくなってしまう」と。

川本 
林くんはどう思う?

林 
いやー、日本人は特に、「こうやれ」と言ったら、そればかりをしてしまう傾向はありますね。だから、僕は常に、「状況を見ろ!」と言います。自分の置かれている立場に気づかないといけない。当然、サッカーはチームプレーが基本なので、チームの中に自分という存在があるんですけど、状況を理解できていれば、試合の流れで自分はどうやって関わっていけばいいのかといった、そうした判断は個人になるんですよね。その判断を意識してやっている、もしくは無意識にやれている選手もいるんですけど。そういうことができる選手がいいサッカー選手だと言えのだと思います。

岡田 
それはやっぱり、子どもの頃から育てていかないといけないんですかね。

林 
そうですね。子どもの頃から教わらないと、サッカーが上手い選手にはならないですね。たとえばボールを扱うのが上手い選手を育てるのは、簡単ではないですけど、育てやすい。ドリル的なトレーニングをさせればいい。ものすごくオーソドックスなものを言えば、リフティングが何回できるかとかですね。10回できるより、1000回できる方がいいという。
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中央が空いているのにサイドにボールを出すというのがどういう状況なのか、私には今ひとつ想像できない。
それに「日本人は特に、「こうやれ」と言ったら、そればかりをしてしまう傾向はありますね」についても、それは子供の頃のそれこそ少年サッカーの時代から、そうしないと叱られるから、あるいは試合に出してもらえなくなるから、という「刷り込み」があるからで、それにこれはサッカーに限ったことじゃなくて、同様の傾向は日本中に蔓延している。
企業経営で「コンプライアンス」がもてはやされるのも、非難(バッシング)を避ける防衛手段としてのことなのだ。
よかれと思ってしたことでも、結果責任を、それこそ二度と立ち直れないくらいに負わされるような環境で、「こうやれ」と言われた範囲を超えるような行動を取ることはできない。あまりにもリスクが大きいからだ。

神奈川、千葉、埼玉の少年サッカーチームを比較した場合、ベンチから子供を怒鳴りつける大人(コーチとも呼ばれている)が多いのは埼玉県である、というのが私の印象だ。
長い目で見たとき、もうここしばらく、埼玉県出身の日本代表FWやMFがいないのは、こうしたことも影響しているように、私には思える。

------------とかなんとか言いながら──本心ではこう思ってます。------------
ん~でも関係ないかなあ。
関西や九州からはたくさん輩出してるもんなあ。あっちのコーチの「怖さ」は、埼玉の比じゃないもんなあ。

サッカーに正解はないという大原則、真理は、こういうことでも当てはまるってことなんだなあ。



おわり

ブラジルに見る「決定力」育成法

サッカー王国ブラジルに見る「決定力」育成法
下田哲朗著 A・P・マリーニョ監修
2008年11月23日 初版第1刷発行
東邦出版 1333円

-----------以下抜粋-----------

◆実はストライカーが育たないのは日本だけの問題ではありません。ブラジルでも近年、好きなときに好きなだけ自由に蹴ることができる場所が少ない都会からは優れたFWが育っていません。最近のセレソン(ブラジル代表)の多くが、草サッカーを思う存分楽しめる郊外や田舎育ちなのです。アフリカの優秀なストライカーたちもサッカー教室出身ではなく、自由にいくらでも草サッカーができる環境に生まれた人が多いのです。欧州でもテクニシャンを多く輩出することで有名な旧ユーゴスラビア地域は子供が草サッカーを思う存分プレーできる空き地が多くあります。
◆日本の小学生には全国大会が用意されています。頑張れば日本一のステータスを手に入れられるのです。
(中略)
日本ではチームが優勝したこと自体がすごいことなのですが、ブラジルではそのチームから何人のプロ選手が育つかが重要なのです。
◆ブラジルのアマチュアプレーヤーのほとんどがブラジルサッカー協会への登録を行っていません。
日本の場合は小学生の頃から全国大会があります。これを仕切るには日本サッカー協会の力が必要となります。ですから日本の場合は日本サッカー協会へのチームおよびにプレーヤーの登録が必要となるようです。
しかし、ブラジルの場合は一番大きい大会でも州(日本でいう県)の大会で、ほとんどは市内レベルの大会です。ですからチームやプレーヤーをブラジルサッカー協会に登録する必要はないのです。
◆入団テストはそう簡単に合格できません。
(中略)
コーチは選手の素質を見抜く専門家です。今はまだただの石コロのようでも、磨けば将来宝石になる原石の場合もあります。それをテストで探し出そうというのです。
ですから「こうすれば合格する」というものはありません。クラブによって、コーチによって合格の基準は違うのです。そのためテストを受ける少年は、自分なりのセールスポイントを身につけて受験することが多いのです。
(中略)
しかし、専門家といえども才能の見極めに失敗することもあります。そのためテストに合格しても才能が伸びなかったために、後日辞めさせられる少年もいるのです。
◆テストを受けた子供の大半は落とされることになります。落選を教えるのは掲示板に落選者の名前を張り出すのでも、合格者の名前だけを発表するのでもありません。落選となった子供のところにコーチが行って、落ちたことを告げるのです。
でもコーチは冷たく「君にはサッカー選手になる素質がない」とか「下手だから」などとは滅多に言いません。多くの場合は「残念だけど、うちのチームのカラーには合わなかった。ほかのクラブならうまくいくかも」というような表現をします。
これは子供たちの夢を壊さないということだけではありません。たまたまコーチがその子の才能を見抜けなかっただけで、将来すごい選手になる可能性もあるからです。ブラジルの有名な選手でもテストで落とされた経験がある人はたくさんいます。その落選のときにコーチから「君はサッカーに向いていない」と冷酷に言われていたら、その時点でプロになる努力を止めてしまったかもしれないのです。
(中略)
ブラジルでは草サッカーを見ているおじさんも、プロのクラブのコーチも子供たちを育てようと温かい目で見ているのです。
◆勝とうとすると失敗が許されなくなります。でも成長する過程でミスは付き物です。勝とうとしてミスを怖がれば挑戦する気持ちがなくなってしまい、最終的には個人の能力が伸びなくなってしまいます。ブラジルでどのチームも参加できる全国大会が開かれない理由は、国土が広く移動が大変だからです。でも結果的に全国大会のないことが、若手が育つ一因となっているようです。もっと年齢が低ければなおさらです。ブラジルでは試合は頻繁に行われます。子供たちは勝とうとして頑張ります。でも、子供にプレッシャーのかかるような大会は開催されないのです。
日本には小学校の頃から全国大会があります。この大会で勝つことを目指しているチームは数多くあります。そのチームは勝つためにミスの少ないサッカーをするケースが少なくないようです。難しい技術ができるようになるには失敗は付き物です。ミスを減らそうとすると簡単なプレーばかりをやることになります。そうすると大人になってからも簡単なことしかできなくなってしまう可能性が高くなるのです。
◆プロ予備軍の監督は当然プロフェッショナルです。査定次第では高額な給料をもらえる場合もあれば、解雇されてしまうかもしれない厳しい世界です。では、クラブは監督の評価を何によってするのでしょうか?
それは『上のクラスに何人上げたか』によって評価します。試合の勝率はまったく関係ありません。大会での順位も査定に入れません。練習方法も評価の対象にはしません。優秀な選手を育てることのみがプロ予備軍の監督の役割だからです。
また一般の人たちも同じ評価の仕方をします。そのクラブのU‐15チームやU‐19チームが良い戦績であったとしても評価の対象にはなりません。子供たちもそれでそのクラブへ入ろうとは思いません。少年たちはプロの選手になりたいわけですから、多くのプロ選手を育成しているクラブを目指します。
(中略)
プロになれる素質を持った抜群にうまい1人とあまりうまくない10人のチームよりも、まあまあうまい11人のチームのほうがチームの戦績は良くなることが多いのです。前者を選ぶブラジルと後者を選択しがちな日本では将来に差が出てくるのは当然かもしれません。
◆プロの経験豊かなコーチが「この子はセンスがある。将来伸びるはずだ」と判断しても実際にはそれほど伸びないこともあります。逆に16才の時点では「センスがない」と判断された子供の中に17、18才になると頭角を現す少年もいるのです。
これは『選手が伸びるのは個人の持っている潜在能力の大きさ』ということを証明しています。もし、練習方法が選手の能力を伸ばすのならばプロ予備軍で同じ練習をしている選手は全員上に上がれるはずだからです。
ただし、成長するのは個々の能力によるところが大きいのですが、才能の芽を摘み取ってしまうのは簡単です。良くない指導者の下でプレーしているとそういうことがよく起こります。植物の栽培と同じで、育てるのは丹精込めて気長にやらなければなりませんが、破壊するのは一瞬で完了してしまうのです。
日本ではうまくなりたければ有名な高校やクラブに入れるのがいいと考える人も少なくないようです。確かにうまい人たちの中でプレーすれば能力を引き出してくれる可能性は高いでしょう。ただし、そのチームに入れなかったからといってあきらめることはありません。サッカーを楽しんでいればいつか才能が開花することもあるのです。
◆若手選手の大会は大騒ぎしないのがブラジルの特徴です。
1つは若いうちに注目を浴びてしまうと、その選手がミスを怖がりチャレンジをしなくなってしまうからです。
挑戦しなくなると、もうそれ以上のレベルアップは望めません。
◆今の日本のサッカーを見ていると特徴のある選手があまり見当たりません。どの選手もうまいのですが、プレースタイルは同じように見えます。
(中略)
最近の日本の少年サッカーを見ていると決められた指導方法があるようで、どこのチームも同じような練習で子供たちを型にはめているように感じます。もし、同じ型にはめているのだったら、同じようなプレーヤーに成長しても不思議ではありません。
◆ブラジルのサッカー格言
・パスは、サイドの選手やフリーな選手じゃなく、走り込んだ選手に出せ。
・ヘディングするときはボールを落下地点で待つな。後ろから走り込め。
・シュートは、GKの左右を見て、ゴールが広く空いている方を狙え。
・(アフリカバージョン)ゴールはニアサイドのゴール天井を狙え。
・こちらの都合ではなく、相手の弱いところを攻めろ。
・ドリブルとはボールを運ぶことではなく、フェイントを使って相手をかわすこと。
・考えたときにはもう遅くなっている。直感でプレーしろ。
・フェイントで大切なのはタイミング。




2010年11月21日日曜日

葵丸進@浅草の天丼ごちそうさまでした。


葵丸進(あおいまるしん)

混んでいるようでも、びびることはない。
オペレーションの腕が抜群で、受付時に「30分待ち」と言われても実際はもっと早く席に着ける。
気どった店で食べる超高級天ぷらもいいが、元気のある店で、元気が出てくるような天丼を食べたいなら、葵丸新は外せない。
「てんや」の上天丼(580円)も好きだけど、葵丸新の天丼(1680円)のコスパは、それよりはるかに優れていると断言できる。

江戸前のごま油臭(アク)が苦手な人にこそ、ぜひお奨めしたい。
逆に、ザ・江戸前的天丼を期待して行くと、ちょっと物足りないと感じるだろう。
しかし、それでも「うまい」とは思ってもらえるはずだ。
この味をこの値段で提供するためのツアー客だと考えると、次から次へと到着する観光バスに対する目線も、自然と大らかに温かくなってくる。
「ありがとう。皆さんのおかげで、私もお手頃価格で天丼をいただけてますよ」と。

【もうちょっと気合いを入れて食いたいなって時】
ザ・江戸前の天丼なら大黒家(だいこくや)の天丼(えび2本、かき揚げ1本 1,700円) 、天ぷら定食なら中清(なかせい)の天麩羅定食(3,150円)が定番だろう。ま、浅草の飯屋はどこに入っても大外れはないから安心っちゃあ安心なんだけど。

浅草だからって和食じゃなくてもという気分の時には、インド・パキスタンカレーの「アリシディーク浅草店」の日替わりカレー(700円)やラムカレー(750円)も悪くないっす。

◇◇葵丸進沿革◇◇
◆昭和21年12月
第二次世界大戦終戦の翌年、渡邊たけ(初代店主)と渡邊晃佑(初代店主実弟)が浅草雷門通り(現所在地)に木造2階建ての天ぷら・和食“丸進”を開業。
◆昭和25年7月
有限会社に組織変更。
(資本金200万円、社長に渡邊晃佑就任 二代目店主)
◆昭和29年
木造2階建ての別館丸進オープン、業務拡張をはかる
(浅草1-17-3 現新館)
◆昭和34年 1月
組織を株式会社に、商号を株式会社葵丸進に変更。
同年“葵丸進”の商標登録をする。
昭和32年
◆昭和41年 2月
資本金2500万に増資。
◆同 年11月
本館店舗を鉄筋コンクリート地下1階地上8階店舗を建築、総面積537坪、客席数600席。
「浅草が世界に誇る味の殿堂」をキャッチコピーに飲食店では初めてテレビコマーシヤルをながし一躍注目を集めた。
◆昭和46年10月
渡邊晃佑退任、渡邊興次郎社長就任。
◆昭和61年 3月
渡邊興次郎退任
渡邊拡識 代表取締役社長就任 四代目店主。
◆平成 2年 4月
旧別館(浅草1-17-3)に鉄筋コンクリート
地下1階地上5階建ての葵丸進新館建築
(総面積116坪)社宅及び従業員施設・駐車場
昭和42年
◆平成 2年 5月
本館店舗の老朽化並びにお客様のニーズにお応えするため全館工事に着手。
◆同 年 8月
新装リニューアルオープン
◆平成8年12月
創業50年を迎える。
◆平成11年12月
渡邊拡識 代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任。
渡邊憲一 代表取締役社長に就任 現五代目店主。

◇◇葵丸進店名由来◇◇
渡邊晃佑の生家である茨城県に由来し、敬愛するところの水戸徳川様よりその紋章である三つ葉葵を頂き“丸進(角無き様すすむ)”に葵の冠をつけ“葵丸進” とする。
“葵”は花言葉で平安と高貴を表す。

《私のお奨め》
◎江戸前でありながらアクのない葵丸進の良さが凝縮されている。
金龍かき揚天丼/2,580円
芝海老と烏賊のかき揚、青味、
小新香
○コストパフォーマンスでも味でもイチオシ。
名代天丼/1,680円
海老ニ尾、旬魚、烏賊、青味、
小新香
△エビ好きならこれ一択(黒虎と思われるが、十二分においしい)。
大海老天丼/1,880円
大海老ニ尾、青味、小新香



自称「和菓子の海原遊山」である私に言わせれば、言問団子は完全に期待はずれ。


直径一寸(約3㎝)のちっこい三色団子が6個(6串じゃないよ)入って1,200円というほどの味も見栄えも有り難みもないように、私には感じられた。
もちろん食べ物の好き嫌いは個人の好みです。はい。




クラブユース選手権U12─観戦メモ─

クラブユース選手権U12─観戦メモ─

朝日新聞『埼玉少年少女スポーツ』杯
第9回 埼玉県クラブユースサッカー選手権 U-12大会

決勝トーナメント 準決勝、3位決定、決勝 観戦メモ

2010年 平成22年 11月20日(土)

鴻巣市上谷総合公園サッカー場
(南北に細長い公園で、サッカー場はその南端にある。公園の正面入口の駐車場を利用すると、延々歩くことになるので注意。サッカー場横の駐車場が吉)

天候 日ざしの暖かな快晴 時折冷たい北風が少々。

ピッチ まだまだ新しい人工芝。若干すべるかも。

試合形式 フルサイズピッチ&フルサイズゴール&4号球 20分ハーフ




準決勝戦
第1試合 0900
プログレッソ(エンジ) × NEOS(青)
前半の途中から観戦。後半の得点は、0-3でNEOS優勢。
NEOSは10番のワタル君が、小柄ながらよくがんばってた。
プログレッソは、パスをもらおうという動きも、味方をフォローしようという動きもなかった。前半からもうすでに足が止まっていた。
1対1で劣勢なマッチアップがいくつかあったのに、いつまでも個でしか応対させないのはどうなのよ。抜かれてから穴をふさぎに修正するんじゃなくて、抜かれる前に動いていれば、それは修正じゃなくて「罠(わな)」になるんだけどなあ。運動量は同じでも、効果はまるで違ってくるのに。後追いばかりじゃあ、疲れるし、面白くもないだろうと思うんだけど。
あと、プログレッソは、GKとDFがバラバラになっているように見えた。サッカーはチーム競技なんだから、連携・効率をよくして、確率・精度を高めれば、もっと面白くなると思うのだがなあ。

第2試合 0950
レジスタ(青) × プレジール(緑白)
4-0でレジスタの勝利(前半3-0、後半1-0。前半2点目はPK)。
レジスタの選手は、サッカーの基本をちゃんと身につけているように見えて、楽しそうだった。

【レジスタの選手たちに見たサッカーの基本例】
「パスとはボールを味方に渡すこと(意味)」「邪魔がきたらパス。パスしたらフォロー(判断)」「横の次は縦。縦の次は横(組立)」「つぶれ役とごっつあん役(連携)」

フルサイズピッチの両サイドライン際ギリギリまで開いた、左9番(サウスポー)と右8番(スピードスター)を使った展開は、見ていて非常に楽しかった(個人的には、サッカーの最もドラマチックな攻撃形だろうと確信している)。
二人からは「俺は中へは逃げない。絶対に縦へ突破してやる」っていうハートが伝わってきて、サイドへボールが渡るとこっちも期待でワクワクした。右サイドの8番からビシビシ発せられていた負けん気オーラなんて、日本代表の長友みたいですごくよかった。まさに静かな闘志。サムライ参上って感じでGOODっす。

ところでレジスタのユニフォームデザインはフランス代表風だけど、チーム名のレジスタってのも、フランスのレジスタンス運動から来てるのだろうか? まさか電気抵抗のレジスタンスからってことなないと思うが……。

3位決定戦
1100
プログレッソ(エンジ) × プレジール(緑白)
2-2でPK戦(前半1-1、後半1-1。ともにプレジが先制し、プログレが追いつく展開)。
PK戦はプレジが先攻。3-4でプレジールが3位。
プレジ ○○×○×○
プログ ○○××○×

特になし。
決勝戦
1200
レジスタ(青) × NEOS(白)
5-0でレジスタの優勝。おめでとう(前半1-0、後半4-0)。
NEOSは攻撃面でほとんど何もできなかった。
レジスタの方も、9番をサイドに張らせることをやめ、長身20番との2トップのような布陣にした(サイド突破が消えた。つまらん)。
NEOSも全体的に引き気味に守ったため、レジスタの攻撃は渋滞し、あまりおとりの動きが得意ではない上に、責任感の強い20番がボールを受けようと“純朴に”右サイドへ流れると、マークしているDFも一緒に連れ行くこととなって、結果、右サイドの快足8番が使いたいスペースをつぶしてしまったようなことが数回あった。
レジスタも消化不良。前半、19分の相手GKのキャッチミスしか得点がなかった理由の典型的な事例だ。
両サイドの選手に足を使わせないようにした、NEOSの作戦が功を奏したということだろう。それだけに、GKの技術的な問題は、見ていて頭をかかえたくなるくらいのものだった。

レジスタの長身CF20番君のリーダーシップはすばらしい。彼の元にチームがひとつになっている。他の選手も、彼がしっかりまとめてくれていることで、自信と自由を手にできているように見えた。ただ悲しいかな、20番君にはボール扱い、スピード、背後を見る感覚、そういった方面への特性が乏しい。これは「背中に目がある」必要のあるセンターフォワードとしては致命的な欠陥だ。でもがっかりすることはない。彼は前方への視野の広さと、ちょっとやそっとのチャージではぐらつかない、びしっと背骨に芯が通ったような、プレー時の姿勢のすばらしさ、「絵になる立ち姿」がある。体幹がしっかりしているのだろうと思う。リーダーシップや身長とともに、これらはセンターバックに求められるとても重要な要素たちだ。20番君は、センターフォワードとしては凡庸な選手にしかなれないと思われるが、センターバックとしてなら中澤佑二に優らずとも劣らない可能性を秘めていると私には思えた。今後彼がどんな道を歩んでいくのかが楽しみだ。



【総評】
ゴールキーパーのレベルが総じて疑問符だった。GKのレベルは、明らかに先日観戦した少年団大会中央大会に出場していたほとんどのチームの方が高いだろう。今日の試合でも、得点シーンでは必ずといっていいほどGKの初歩的なミスがきっかけとなっていた。うかつにゴールから離れてみたり、ゴール前へはじいてみたり、混戦の中でぽろぽろ落としてみたり、ゴールラインすぐそばでハンブルしてみたり……頭が頭痛で痛くなるようなミスばかりだった。クラブチームの指導者たちは、フィールドプレーヤーだけがサッカー選手だとでも思っているのだろうか?
もし子供たちにゴールキーパーの重要さ、またその楽しさやワクワク感を伝えられていないとしたら、サッカーの指導、サッカー選手の育成という面では明らかに失敗している。
ゴールキーパーは特別な存在なのだ。ゴールキーパーはフィールドプレーヤー10人よりも重要なポジションなのだということ、それこそがサッカーという競技の特徴を示している。
単純明快に言えば、フィールドプレーヤーはGKを補佐するために存在している。間違っても、得点を奪うために存在しているなどと思っては行けない。現代サッカー試験があったら、それはゼロ点の解答だ。
いや違う、サッカーは得点を奪い合う競技であって、選手は得点を奪うために存在しているのだ、と思っている人は、もしそうであるならGKもDFもMFもいらないはずだということに気づいて欲しい。つまり、得点を奪い合う競技であるなら、自陣ゴールを“守る”必要などないのだから。つまりそれは、ダーツみたいなもので、互いにゴールの数を競い合う競技ということになる。ダーツで、ボードを守ったりしたら滑稽(こっけい)ではないか。だから、もしサッカーがそんな競技だったら、GKもDFもMFもおかないで、全員FWで攻撃だけしれいればいいことになる。でも、それはサッカーだろうか?
サッカーとは守攻一体の競技である。ちょっとした合間の遊びサッカーの時でも、守りが適当だと、攻撃してても面白くない理由は、楽しい攻撃のためには楽しい守備が必要なのだということにつきる。
そして守備とは、攻撃の起点を作ることでもある。いやサッカーにおいては、すべてが守備であり、それはすなわち攻撃そのものであり、その要(かなめ)がゴールキーパーなのだ。

これは想像だが、クラブチームの収入源はサッカースクールが主であって、わざわざ有料のスクールに通うような子、あるいはそのお父さんお母さんには、ゴールキーパーなんて眼中に入っていないと言うことなのかも知れない。「うちの子はゴールキーパーをやらせるために通わせているんじゃありません」と言われたら、スクールとしてはどうにもできないのではないだろうか。

そもそも遊びであるサッカーに「スクール(学校・塾)」が存在し、ビジネスとして成立していることが、ある意味で奇怪なのだ(ピアノやバレーと違って、サッカーのできない子供なんていないのだから)。その一方で、ろくな指導を受けられない環境にいた子が、スクールで適切な指導を受けたとたんにグングン伸びて、サッカーをより深く楽しめるようになって行くのを見ると、スクールが担っている役割、意義は非常に重要であるということも間違いない。実際、スクール育ちの子はサッカーをずっと続けてくれるケースが多いし。

放課後立ち入り禁止の校庭、ボール遊び禁止の公園、子供を狙った犯罪、子供同士のいじめ、裏道マップのせいで住宅地でも飛ばす車、ちょっとした空き地があればすぐアパートや建て売りにしてしまう大東建託やアイダ設計、こんな日本じゃあ、やっぱりスクールにがんばってもらうしかないのが現実なのかなあ。


準決勝でのレジスタのサイド攻撃はものすごく楽しかった!
あれを見られただけで、ものすごくお得な日になりました。
ありがとう!


おわり

採用担当者の悪質なウソ

採用担当者の悪質なウソ



中国で新卒争奪戦 日本企業、「負けず嫌い」求める


2010年11月21日 アサヒ.コムより

 日本の企業が、本格的に中国で大学新卒者の確保に動き出した。年630万人という世界最大の市場に狙いを定め、日本本社の幹部要員として採用する。中国では、優秀な人材は待遇のいい欧米企業に流れていた。日本企業は、高給の「本社採用」を武器に、中途の即戦力も併せて呼び寄せる考えだ。

 「金鉱を掘り当てた気分。正直、ショックです」

 中国上海で、人材大手のリクルートが中国の有名大新卒者向けに初めて開いた集団面接会。米コンサルティング大手、ボストンコンサルティンググループ(BCG)の内田有希昌パートナーは2日間の面接を終え、こう感想を漏らした。

 いい学生が2~3人いればと半信半疑で参加したが大当たり。「すでに上海と北京で6人に内定を出し、さらに数人採用するかもしれない」

 同社は近年、東大や慶応大などの有名校を中心に日本で年十数人を採用してきた。だが、「安定志向の草食系が多く、戦闘意識の強い野武士タイプが減っていた」と内田氏。それで中国に来てみたら、「負けず嫌いで、競争意識の強い、我々の大好きなタイプがうじゃうじゃいた」

 同社は、面接時の日本語能力は不問。面接に来た学生の大半は一度も海外へ行ったこともないのに英語を滑らかに話す。日本語など、素地があるから内定後に学ばせれば十分という考え方だ。中国の学生は転職意識が高いのがリスクという人もいるが、内田氏は「日本でも2~3年で辞める草食系エリートは多い。定着するかは会社次第だ」と意に介さない。

 リクルートによると、3~6日、北京と上海で開いた面接会に参加した大学は39校。北京大や清華大、上海の復旦大など中国のトップ校を中心に約1万人の学生が集まり、その中から適性テストや面接を通過した大学4年生計1千人が面接に臨んだ。

 リクルートの上海現地法人で面接会の責任者、伊藤純一さんは、中国人学生の人気が高かった背景を「日本企業の中国現地法人は欧米企業より給与が安く、優秀な人材の確保が難しかった」と説明する。現地法人採用だと企業のトップにはなれないとも見られがち。それが、今回は給料が高く、昇進もできる本社採用なのでたくさん集まったとの見方だ。

 一方、企業の方は、三井住友銀行やみずほフィナンシャルグループ、キリンビールやコニカミノルタなど22社が参加した。各社とも人事権限のある責任者が現地入りし、数日間の面接で内定を出すスピード勝負の会社もあった。

 参加料は1社100万円。さらに1人採用するごとに110万円支払う契約。決して安くないが、リクルートは「日本の10倍以上、630万人もの新卒の中で競争に勝ち抜いてきた人材から選べる」と価値の高さを強調する。

 上海の面接会に臨んだ玩具大手タカラトミーは「あまりに優秀。日本の学生より自分のキャリアアップの計画が明確で、上昇意識がある」(福元紀哉人事室長)との理由で、予定の2人を上回る3人に内定を出した。同社は将来新卒採用の半分を外国人にする計画があり、「中国人の採用が増えれば、その分日本人の枠が少なくなる」と話す。

 中国の学生も、チャンスととらえる。復旦大日本語学科4年の女子学生(22)は「日系の現地法人の給与は3千元(約3万7千円)程度だけど、日本だと初任給が約20万円と全然違う」という。本社採用なら責任ある仕事ができるのも魅力と言い、「同級生はみな米国、英国で就職する。私も海外で働きたい」。

 メガバンクの面接に参加した上海の同済大日本語学科4年で、週末は復旦大で国際経済も専攻する徐爽さん(21)は、「外国人を採用しようという気持ちが伝わってきた。日本の企業文化も変わってくるんじゃないか」と期待を込める。

 新卒だけでなく、すでに働いている現役の人材を確保する動きも始まった。中国最大の国営人材派遣会社「上海FESCO」海外就職サービス部門と、日本で中国ビジネス支援を手がけるAコマース、外国人専門人材派遣のグローバルパワーの3者は10月に提携。中国内の事務管理職(ホワイトカラー)の人材を日本企業の本社に紹介する事業に乗り出した。

 上海FESCOが、外資系企業などで働く社員から日本企業への転職希望者を募り、紹介する。年内に上海で日本企業約50社を集めた合同説明・面接会を開き、3年後には対象企業を500社に増やす方針だ。

 Aコマースの秋葉良和代表によると、中国人の人気は欧米企業が集めがちだったが、2008年のリーマン・ショック以降は「雇用の安全を重視する日本企業の良さが見直されている」という。

 中国でのビジネス拡大を目指す日本企業には、「日本人による営業では限界があり、優秀な中国人に本社で企業文化を身につけてもらい、市場開拓を任せたい」(食品大手)との声が強い。

 BCGの内田氏はいう。「優秀な外国人を採用することで、日本人の目の色も変わるだろう。グローバルでの競争意識に目覚め、学生も社員も危機感を持ってくれれば成功だ」(奥寺淳=上海、斎藤徳彦)

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まずは、東大やら慶應やらからコンサルタントになろうかな、なんていう奴と、途上国の大卒で外資系に就職しようと考えている奴を比較して、「安定志向の草食系が多く、戦闘意識の強い野武士タイプが減っていた」と日本側の人材を低評価しているバカ。
東大慶大じゃなくて、もっと劣等感を抱いている大学生を面接してみれば、お望みの「負けず嫌いで、競争意識の強い、我々の大好きなタイプ」がいくらでも見つかるだろうよ。
それこそリクルートが作ったお受験全盛の世の中で、その総本山に野武士を探しに行くって、マジでバカ。どーしようもないくらいのバカ。松林を全部切り倒しておいて、松茸狩りに行くよりもバカ。トキを絶滅させておいて、保護センターやらで中国産のトキを増やして「復活した!」って小躍りするくらいバカ。クマをさんざん射殺しておいて、鹿が増えて食害で困ってるっていう田舎人くらいバカ。

まず、「暗記や受験競争で想像力が世界と比べて劣っている」とか言ってたことを思いだせって話だ。
そして、人件費を削れるから+中国では人種差別が横行しているから、の、中国人採用だってことを、はっきり言えないバカ。

少人数学級にしておいて、競争心がないもないだろ。
いまの受験状況で野武士が東大受かるのか?
おとなしく、ガキの頃から塾に通ってたようなのしか受からんだろうが。
もし野武士タイプが東大にいたとしても、お前らみたいな会社になんて入るかよ。
鏡に自分を映してよく見てみな。お前らのどこが野武士なのさ?
実際に戦場へ行く覚悟のないミリタリーマニア、戦国マニアってだけだろ?
好きな武将は信長ですってか。
お前なんか雑兵にもなれねえっつうの。

ホント、マジ、ちょっとは考えてくれって。
コンサルタントになりたいって奴が、どうして野武士なのさ? どー考えたって参謀志望だろ。

「数日間の面接で内定を出すスピード勝負の会社」ってあるけど、これはようするに、簡単に首を切れるってことだろ?
あのさあ、日本にはいろいろあんのよ、政治信条とか宗教とか出自とか、いろいろとさ。
だからうかつに採用できないじゃん。だから簡単に採用とかできないじゃん。
いったん採用したら、「やっぱりダメかも」くらいじゃあ、解雇なんてそうそうできないんだから。
それこそ朝日新聞やら、人権派弁護士やら、各種団体さまからキツイお叱り(バッシング、いじめ、訴訟とも言う)を受けて、謝罪&斬首みたいなはめになるんだからさ。わかってるくせに。

本当にハングリー精神をもった日本人が欲しいなら、地方の高卒を採用してそれこそ中国の大学や企業にでも留学させればいい。お受験育ちの東大生、慶應大生を面接して、日本人学生全体を断じるって……それでよくも「コンサルタントでござい」なんて胸張ってられるよなあ。

中国の“エリート”大学生がハングリーなのは、その、世界のこれまでの常識では考えられないくらい尋常じゃない量の自称エリート大学卒(なぜ自称なのかというと、まだまだその大学卒の人材が活躍したという実績が足りないから。合格困難校であることは間違いない)の学生らは、全員、中国国内の従来のエリートエスカレータからこぼれ落ちた人材だからに決まってるじゃないか。共産党やその他、中国国内で成功できるであろうコースに乗れなかった奴らが、日本企業やその他外国企業への就職面接に来てるんだ。それもわからんの?

「優秀な人材」って簡単に言ってるけど、ホントにお前さんに人材の優劣を見極める目があるのかって聞きたい。
「数日間の面接で内定を出すスピード勝負」なんだろ?

結局のとこ本音は「日本人による営業では限界があり」ってとこなんだって、正直に言えよ。
素材の優劣じゃなくて、バリバリに営業してくれる大昔の「モーレツ社員」みたいなのが欲しいんだよな。

なあ知ってる? そういうの、今の日本にもいるんだぜ。
訪問営業詐欺とか、テレアポ詐欺とか、FX詐欺とか、先物詐欺とか、IPO詐欺とか、そういうのやってる連中。
そらもう、みんなバリバリのイケイケっすよ。
でもそういう連中って、みんな東大卒とか慶應卒じゃないからね。
探すところを間違ってるんだよ。
いないとこ探して、「いないいない」って嘆いてたってダメダメ。

もっとさあ、正直になっちまえよ。
中国では、中国人じゃないと差別を受けるからだって。
だから中国の大学を卒業した日本人くらいじゃだめなんだよな。
欲しいのは中国人。
中国国内の、表に出てこない“事情”にも精通しているような、例えば反日デモの動きとかを察知できるような、そういう人材が欲しいんだって。

10年後への人材として採用するんだから、日本人を採って育てても、確実に縮小してくであろう日本市場でしか使えないと結局無駄(どころかマイナス)になると考えていて、拡大するであろう中国市場で使える人材を育てておかないと、我が社の存亡にかかわってくる、と考えている、と。
そして今後10年20年で中国が、解放され民主化され差別がなくなるだろう確率よりも、その逆へ進むであろう確率の方がはるかに高いと予想している、と。
そうなったときに「我が社は、中国国民をこれだけ採用しております。当社は実質中国企業なのです」と中国人社員に言わせたいためなんだ、と。

そのことを隠す言い訳に、日本人学生は「草食系」だからダメとかって言うなよ。

こういう記事を読んで、本当に悩む学生がたくさんいるんだから、書く記者はちゃんとその辺まで踏み込んで書け。

「草食系、草食系」って──今どきそんな言葉使って得意になってんなっつうの。




以上

2010年11月19日金曜日

いわゆるひとつのサッカーうぉっちんぐ

【いわゆるひとつの“広岡・森・野村的サッカーうぉっちんぐ”でしょうか~】

こういう見方の方が、これまでずうっと日本での主流だった「感覚的(長島茂雄的)」なサッカーの捉え方よりも、日本人には合っているのかもしれない。

「サッカープロフェッショナル超観戦術」
出版社: カンゼン
ISBN-10: 4862550592
ISBN-13: 978-4862550590
発売日: 2010/10/13
1680円


どんな本なのかまだ読んでいないのでわからないが、以下のような考え方を文章によって具体化しようと試みているのであれば、「外れ本(はずれぼん)」ってことはなさそうだ。
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1人ひとり、いろんなタイプの選手がいるわけじゃないですか。相手もそうなんですけど、自分たちもそうですよね。攻撃する時には、自分たちのいいものを活かしたいわけで。もしFWが得点力のある選手ならば、そこを活かしたい。サイドハーフにスピードがある選手がいたら、そのスピードを活かしたい。そうした選手の長所を活かすやり方を、全部やれるのかと言えば現実にはやれない。なぜなら、自分たちのいいところを、相手はなにかしらケアしてくるからです。

自分たちのMFはビルドアップ能力が高いとする。そこをいつも経由しているけれども、相手がマンツーマンでMFについてくるという状況になった。それをどれだけの選手が、流れの中でわかって、それにどうやって対処すればいいのかをわかって、どういう選択肢をとれるのかどうか。もしも、そのCHのマークがMFにきついとするなら、マークされたMFが自分で気付かないといけないのは、「逆に俺がおとりになって相手のCHを連れてスペースを作ればいいんだ」と考えることです。

そうしたら、MFにマーカーがついてくるのか、ついてこないのか、やってみないとわからないわけですよね。もし、マーカーがMFにどこまでもついてくるようなら、MFを基点にしないで、中盤を飛ばして最初にFWにボール当てるなりして、直接FWにボールを入れるという別のビルドアップのやり方をやればいい。FWにボールが通るようになったら相手はまた何か対策を立ててくる。 

自分たちのサッカーをやり通せばいいんだとか、1つのことだけ、たとえばサイドから攻撃しようとそこに軸足を置いたとしても、サッカーって上手くいかないんですよ。試合は流れているわけで、常に、「見て」×「考えて」×「決定」をしていかないと。

自分たちも試合中に変化していくのですが、相手にも状況の変化は同時に起こっている。自分たちにとって嫌ところを潰しにかかったりとか。その状況の流れを読むという力は、日本の選手という言い方は、偏見かもしれないんですが、「状況の流れを読む」ということを小さい頃から教えられていないと難しいですよね。それを教えられる指導者が日本には少ないというのが、原因かもしれないんですが。「見て」×「考えて」×「決定」という思考が育てられてないと感じます。
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私なりに要約すれば、サッカーはゲームなんだという“根っ子”を忘れてはいけない、ということだろうと思う。
試合では、練習でやったことを繰り返すのではなく、練習でやったことはやったこととして利用しながら、一期一会の新たなサッカーを創り出すのだと、そう基本概念を書き直した方がよいようなチームもいっぱいあったし、そうした固定観念に凝り固まってしまった子供たちもたくさん見た。
そういうチームや子供たちには、この本のようなアプローチで刺激して、サッカーをとらえる視点を再構築させてあげるのも一考かもしれないと思う今日この頃なのであった。


bye-bye

大甘裁定で最低よ!

『大甘裁定で最低よ!』

世の中にはいろんな考え方があるなあって、あらためて思わされた記事です。

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J1大宮観客「水増し」に大甘裁定のナゾ、処分は過去最高額の制裁金&けん責のみ
2010年 平成22年 11月17日(水)夕刊フジ

 大甘裁定といわざるを得ない。Jリーグは16日、J1大宮が2007年11月から全ホームゲーム58試合で11万1737人もの公式入場者数の「水増し」を行っていた問題で、過去最高額に並ぶ制裁金2000万円とけん責の処分を科した。

 Jリーグの不祥事に関する処分は(1)けん責(2)制裁金(3)勝ち点剥奪(4)出場権剥奪(5)除名の5段階。

 最終決定した大東和美チェアマン(62)は「裁定委員会からの答申通り。勝ち点を減らすことについてはピッチ上でのことではないので最初から考えていなかった」と説明した。

 これまで最も重い処分は2008年5月31日の浦和-G大阪で、岡田正義主審の不可解判定が引き金となったサポーターの暴動による処分。未然に防ぐことができなかった浦和に2000万円の制裁金が科せられた。

 今回の問題が発覚した当初、「Jリーグの信頼を失墜させる許されない行為」と、Jリーグや日本サッカー協会の幹部らも激怒。Jリーグ史上最も重い処分が確実視されていた。

 海外では2006年、イタリア・セリエAの強豪ユベントスによる審判への買収などが発覚。不正があったとされる過去2季分の優勝と次のシーズンの勝ち点30を剥奪され、約1200万円の制裁金を科した上で、セリエB降格という厳罰を科している。

 単純に比較はできないが、今回の大宮の問題は、発覚から1カ月以上たった今も、大宮がJ2降格ラインの微妙な順位にいることへの「温情」ともとられかねない大甘処分だ。

 水増し報告した入場収入は約3億円にのぼるが、制裁金はたった2000万円。同じく埼玉にフランチャイズを持つ浦和の観客動員にプレッシャーを受けての“犯行”だったが、図らずも制裁金の額だけが浦和に追いついた。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)
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勝敗に直接影響するような不正なら、ペナルティも勝敗に関して(代表的な物では勝ち点を剥奪など)科すというのが論理的に正しい裁定であることは明白だと思うんです。ですから、セリエの八百長で勝ち点が剥奪されたのは、至極当然の結果ですよねって私なんかは納得してしまいます(いかさまで得た掛け金は倍返し3倍返し)。
で、試合の勝敗とは直接関係のない観客のトラブルであるとか、今回のような運営上の虚偽発表については、チームの経営母体へのペナルティにするっていうのが、おんなじように正当な賞罰ってことになるんじゃないかなあ、とも思っています。

「水増し報告した入場収入は約3億円にのぼるが、制裁金はたった2000万円。」にいたっては、何が言いたいのか、ちょっと私にはわかりません。まさかこの記者氏は、水増しした入場料が「収入」だったとでも理解しているわけじゃあないですよね。いくら最近の記者さんでもさすがにそんな誤解はしないと思うんですけど、もしそうだとしたら、「いや、むしろ逆でしょ」とメモに書いてそっと手渡ししてあげたくなるような気持ちになってします。だってその早とちり度合いは、菅総理とタメをはる“紙一重”の域に達していますから。もはや“驚愕”の一言に尽きます。

仮にもしJリーグの指針を脇へ置いておいて今回の件を見つめ直してみることができるのならば、イベント入場者実数が主催者発表よりも少なかったことはイベント運営がとどこおりなく成された証、という理解をすることもできるんです。
ざっくり説明すれば、安全や不測の事態への備えとして余裕を持って見積もりをして、イベント後の広報用数値も、予測とほぼ一致する数字に調整したりします(あるいはやや多めにして、『予想を超えたほどの好評』であったアピールに使います。最近の新車販売なんかはこればっかりで、消費者にも見透かされてしまってるくらい、定番の広報手法です)。あまりに見積もりとかけ離れていると、予測をした人間の能力が問われるからです。多すぎる見積もりは、無駄なコストそのものだからです。ただし正確な数字もちゃんと把握していますよもちろん。でもこれは部外秘、のちのち内部で今後のために使用するデータとして保存されることになります。

その店に何人の来客があるのかなんてので店の話を鵜呑みにする税務署員がいないように、そもそも、正確な来客数などの類(たぐい)の数字は、極秘扱いされる類の経営情報にあたります。余談ですけど、「売れている物ほど売れる、流行っている店ほど流行る」という消費傾向が強くなってからは、著作権の絡むビジネスではこの数字がさらにひとつ増えるという現象が起きています。宣伝用に発表する「誇大数値」と印税・著作権の計算に使用される「過小数値」と、出版社・レコード会社が内輪で使用する極秘の「実数値」です。経済成長率が高いと投資資金を呼び込みやすい新興国や、そこへ資金を回すことで利益を得ている投資会社や銀行やコンサルタント会社も、この3つの数値を巧みに使い分けて、情報弱者やメディアリテラシーの貧弱な人々から金をだまし取ろうとしています。要注意です。うっかり信じると、あっさりハシゴを外されます(でも日本政府も似たようなことはあちこちでやっているので、そんなによそを指さすことはできないですけど、それでもそれをわかっていろいろ経済ニュースや広告を見てみると、結構おもしろいものですよ)。

そもそもの話が、客観的に正確な数字を知りたいのなら第三者に調査させるべきです。当事者に数えさせれば、どうしてって主観的な影響を受けている疑念は残ってしまうからです。もっと言えば、そんなに観客数にこだわりがあるのであれば、チケット販売数も公表させろという話にもなってくるはずなのではないでしょうか。観客1万人のうち、無料の招待分が1万であっても、JリーグとしてはそれでOKということなのでしょうか? もしそうであるなら妙な話です。ならいっそ、CGか人形でも置いておけばいいじゃないですか。同じことなんですから。

「いや、ウソをついたことがいけないのだ」という批判なら、それはそれで理にかなっていると言えます。
ウソはいけない。ウソは悲劇の序曲だからです。

でも、今回みたいにウソをついて得た実利(実際の利益)がないような「見栄のための」ウソに対する罰は、「私は嘘つきです」という札を首からぶら下げさせて、市中引き回しにするしかないと思うんです。
アルディージャの件で言えば、NACK5スタジアムの正面入口に、今回の件の詳細と顛末、そして反省の弁をデカデカと掲げさせるのが一番いいと思います。
スタジアムは借り物だからとアルディージャが言うのでしたら、練習場とクラブハウスにデカデカ掲げさせるべきです。
『私たちはウソをつきました。入場者数を詐称しました。ごめんなさい。もうしません』と。

勝ち点剥奪というのは、誰のための罰なのかわからないと私には思えるんです。
移籍するかもしれない選手にとって、それは罰になるのでしょうか?
収入の多くを親会社からの支援に頼っているチームにとって、それは罰になるのでしょうか?
親会社からの出向経営陣にとって、それは罰になるのでしょうか?
アウェイにまで遠征しないほとんどの観客にとって、それは罰になるのでしょうか?
そもそもJ2から上がってきたチームにとって、勝ち点剥奪による結果のJ2落ちは、罰になるのでしょうか?

大宮アルディージャというチームにとって罰と呼べるのは、「NTT」という看板に傷が付くこと、それしかないように私には思えます。
ふつうに暮らしている人が想像するよりもはるかにNTT(旧電電公社)は、巨大で強大です。保有している不動産を整理して売却するだけで、笑っちゃうくらいお金を作り出せます。また保有している金融資産だって、そこらの銀行なんか土下座して道を空けるくらいのレベルです。地デジ化によってもっとも利を得るのはNTTだろうとも言われています。空いた周波数帯を利用するサービスを展開するためには、結局NTTの電話線・光ファイバー網に頼るしかないからです。

「大甘裁定」と記者氏は書いていますけど、もともとこれは、「もはや大騒ぎするような問題じゃなかった」のではないでしょうか。
『エブリデイ満員御礼』のプロ野球に対抗する意味合いとして、むかしは多少の価値があった数字かもしれませんけど、今では逆効果、各チームの足を引っぱっている面の方が大きいと私は思います。
この数字が伝えているのは、「このチームはこんなに人気がないんですよ」というメッセージだけなんですから(観客数の最も多いレッズにしても、「レッズでさえ落ち目なんですよ」というメッセージに受け取られてしまっています)。

決めたことなんだからきっちり守れ! 守らなかったら厳罰に処す!

こういうのは実に「ピュアで、大切な気持ち」だと思いますけど、大人が抱く、それも己の専門分野に関係する話題でジャーナリストがする論評としてはナイーブだなあとも思います。
できることなら、こういう「大甘裁定で最低よ!」みたいな表層的な脊髄反射ではなくて、アルディージャの「なぜ」、協会の「なぜ」、Jリーグ全体の「なぜ」、そしてスポーツビジネスの現況の「なぜ」などについて、記者氏の脳を経由した論評を読んでみたかったです。

Don't cry. Just revenge.
But the best revenge is to live well.

↑という格言があります。
「泣くくらいなら復讐しろ。だがな(小僧)最高の復讐はお前がこれを乗りこえることなんだぜ」
というような意味でしょうか。

自業自得ではありますが、アルディージャの経営陣の皆様には、これを機に「アルディージャは見違えるように生まれ変わったよね」と評されるようなチームを作り上げてください。そしてこの記者氏にいつの日か「あの裁定は、最高の裁定だった!」と言わしめるような、NACK5スタジアムへ向かうサポーターであふれかえる氷川参道を見せてください。

お願いします。



2010年11月18日木曜日

ハイブリッド vs V8

ハイブリッド vs V8

朝日新聞国際面 世界発2010
2010年 平成22年 11月18日(木)

長髪の人プリウスでスタバに行ったよね──いかにも民主ね
じゃあやぼだけどシボレー乗った肉好きは?──きっと共和だよ
「あの人の支持政党の見分け方@米国」

菜食やサッカーが好きで、愛車がプリウスなら十中八九、民主党。肉食やロデオを愛する大型車ファンならきっと共和党──。米国では、生活スタイルを見れば支持政党がすぐわかると言われる。150年も続く2大政党の拮抗が日常に濃く深く浸透、両党の固定層の生活ぶりはかなり隔たっている。(米オハイオ州クリーブランド=山中季広)

投票所にあらわれた有権者の雰囲気から、民主党または共和党のどちらに投票するかを言い当てることは、米市民にはそれほど難しくない。黒人(アフリカ系)やヒスパニック(中南米系)は民主党支持が多い。白人でも、服装や身のこなし、乗ってきた車などから、それぞれの支持政党がかなりの確度で読めるからだという。

◆服装や車で推測

カリフォルニア州オークランドの警察官(52)によると、共和党支持者は概して身なりはやぼったいが、考え方が堅実で礼儀正しい。対して民主党支持者は、全体的に服装がカジュアルで、着こなしはだらしなく、自己主張が強い印象だという。当人は「アフガニスタンとイラクの戦争はどちらも米国の安全のためには必要な戦争で、ブッシュ前大統領を強く支持した」。愛車は米ゼネラルモーターズ(GM)社のシボレーで、趣味は銃収集。髪を短く刈り上げた根っからの共和党支持者だ。
「GMの大型車に乗ってガソリンを浪費するような人はまずまちがいなく共和党支持者です」。首都ワシントンの福祉団体で働く男性(42)は、好きな車種を聞けば民主か共和か推測できると話す。「トヨタのプリウスに乗るのは民主党支持層。ハイブリッド車は地球環境にやさしい。GMのハマーのような重量級の車が好きな人は共和党」
自身の愛車はスバル。「軽快なアウトドア志向が感じられるスバルの愛好者は、民主党層に際だって多い」。長髪に口ひげ、愛読紙はリベラル層に人気のニューヨーク・タイムズ。筋金入りの民主党支持者を自認する。

◆遠くなる両派

まがりなりにも政権交代が実現してまだ1年3カ月の日本と違い、米国の二大政党制は18世紀末までさかのぼる。中央集権の党と地方分権を訴える党が国論を二分した。民主党と共和党が大統領職を争う今の政治構造は19世紀半ばからほぼ変わっていない。
民間調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、米有権者の支持は民主、共和、無党派がざっと3割ずつ。民主と共和の対立は選挙ごとに深まり、政治家だけでなく有権者までリベラルと保守に分かれて疎遠になりつつある。
たとえば民主党支持者の家庭では子供も民主党寄りの考え方に染まる。交際相手を選ぶ年齢になると、政治的に考え方の近い相手を選びがち。熱心な民主党支持者と熱烈な共和党支持者との結婚は年ごとにまれになり、「いかにして共和党の夫と長く連れ添ったか」などという民主党支持の女性の手記が話題を呼ぶ。

◆見る番組も別

進学先や就職先を決めるときはもちろん、車や服、本や映画を選ぶ時でもなるべく自分の政治信条に合った雰囲気のものを探すのが普通だ。
コーヒー大手スターバックスに通ってカフェ・ラテを飲む行動は米市民に言わせると「何とも民主党的」。創業家が共和党を支えてきた醸造大手クアーズ社のビールを飲むのは共和党寄りの印と評される。よく見るテレビ局も、民主がリベラルなMSNBCなら、共和は保守論調のFOXと別々だ。ウディ・アレンやマイケル・ムーアといった監督の作品は、共和党支持層には人気が低い。

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「交わらぬ日常」分析本出版者

オハイオ州クリーブランドに住む公認会計士ジョセフ・フリードさん(60)は長年、共和党支持層と民主党支持層の実生活上の違いを分析し、2年前『民主と共和/誇張と現実』という本を出版した。
フリードさんによると、熱心な共和党支持層は、祝日に国旗を掲げ、献血に協力的で、納税額が高い。他人の善意をあまり疑わず、近隣の人々に親切。家には銃を置いている。所得や年齢にかかわらず、自分を「幸せ」と感じる傾向が強い。ただ同性愛者の結婚や大麻の合法化には根本的に反対。聖書の教えに忠実で、ダーウィンの「進化論」になお得心がいかない。
一方の民主党支持層は、貧困対策に熱心で、外交問題に詳しい。各種の政治デモにも積極的だ。半面、子供を軍に入れる意欲は低い。自己愛が強すぎるのか職場で怒りを爆発させることがある。成人映画やギャンブル、宝くじを好み、結婚前に妊娠に至るカップルが少なくない。
「ほんの20年前まで、昼間の討論会で攻撃しあった民主と共和の候補にも、夜は酒場で肩を組んで酌み交わす余裕があった。それが消え、今は政治家だけでなく市民までが保守かリベラルかで対立する時代になってしまった」
そう嘆くフリードさんによると、各人の政党支持は必ずしも親と同じとは限らない。要因としてはほかに「高校や大学での友人の影響」「就いた職業」が大きいという。

※得心(とくしん) 十分に承知すること。納得。
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以下は同記事に掲載されていたイラスト
身近な品々にみる「民主らしさ」「共和っぽさ」





政治は世の中を写す鏡だと言われる。私もその通りだと思う。政治体制に関わらず、その社会を形作っている関係性の縮図が、まさにその集団における政治状況なのだと思う。
現在、日、米、欧の先進諸国では軒並み政治が混乱している。そしてアフリカや南米、そして日韓をのぞくアジア地域では独裁体制が強化されている。
私たちが暮らしている今、この時代は、民主主義のその正当性が大きく揺らいでいる時代なのだ。
ま、もともと民主制ってのは“正しい判断”を見出すためじゃなくて、結論に強制力をもたせる(結果に責任をもたせるとも言う)ための「手続き」として誕生した仕組みだから、結論=終わりになってしまうかもしれない遭難しそうなときとか、船が沈没しかかっているときには機能しなくなるものだ(責任が意味を持たなくなるから)。逆にそういう困難・混乱状況のときには、独裁的で強引な意思決定に拠らないと状況を進めることができない。

サッカーにも同じような事が言える。負けているときに必要なのは、強引でワンマンなリーダーだ。みんなの気持ちがわかる物わかりのいいやさしいキャプテンは、実力的に他を圧倒しているような“比較優位”チームじゃないと、かえってチームの可能性を奪ってしまうから要注意だ。OB会に呼ばれない(出席しない)ような奴の方が、劣勢のときにはチームを鼓舞できる可能性がある。

「私は自民党支持者じゃないけど、小泉は応援してる」とか「自民党が嫌いだから民主党へ入れた」とかは、結局、自分の投票によってもたらされた結果に対する責任から逃れているに過ぎない。
瀕死の状態にあるのは自分自身なのだ。そして投票とは、AとB、どちらの医者に自分の手術を任せるかの意思表示なのだ。
上に書いたことの繰り返しになるが、テストで回答数の多い答えが正解にならないのと同じように、民主主義に基づく選挙という仕組みでは、正しい判断が得られるわけではない。しかし、その医師に自分の手術を任せた以上、手術室を出るまではその医師を信じるしかない(結果、手術室を生きて出られなかったとしてもだ!)。

私たちは今、おぼつかない手つきでメスを持つ医師を見上げながら、開かれた自分の腹が無事に閉じられ、また再び生きて手術室を出られることだけを神に祈っているような状況にある。
そんな時に「ヘタクソ!」とか「この切り口は失敗したんじゃないか!」とか「お前には医者としての能力が足りない!」とか非難するのは自殺行為だ。うまくおだてながら、信頼してるふりをしながら、とりあえずでも無事に手術が終わるようにもっていかなければ、失うのは自分の命なのだから。

まあそれでもレンホーとかヒガシとかに権力を持たせるのは、どーかと思うが。
周囲の同級生が将来を考えている中、グラビアアイドルやお笑いタレント目指し、なおかつ実行に移すという人間の資質ってのがどういう傾向にあるのか想像できないのだろうか?
レンホー議員の地元ってどこ? 「どげんかせんといかん」はずだった宮崎県はどげんかなったの?
その辺どうなのよ、東京都民、宮崎県民、と聞いてみたい。「俺は、私は、投票しなかった」では言い訳にもならない。民主主義というのは、多数を取らせたことについて、皆が責任を負うという制度なのだから。

桶川東口の稲荷神社そばのアパートの前に、走り屋仕様のプリウスがとまっている。
私は、ああいう発想を実行できる勇気(鈍感さとも言う)こそが、サッカー選手に必要な資質だと確信している。
プリウスを走り屋仕様にする発想なんて、常識人には絶対に思いつかない。
走りを志向するなら、それこそランエボでもインプでもいいじゃないか。なんでプリウスなんだ? 悲しいかな凡人の私には、それが理解できない(セザンヌがリンゴを描き、マラドーナが手を使ったことと同様に)。でも、それこそが、“決まっていた結果・試合”をひっくり返す力になりうる可能性のタマゴなのだ。

それは、プリウスにV8を乗せる発想とも、ハマーをハイブリッドにする発想とも異なる。
言ってみれば、ハイブリッドでありながら、V8よりもトルクフルなエンジンみたいなものだ。

サッカーにおいて組織か個人かというのは、政治においてリベラルかコンサバかと言っているようなものだ。
今求められているのは、両者の融合、つまりハイブリッドされた姿なのだという視点に立って、物事を考えてみる必要に、私たちは迫られている。必要なのは、プリウスかハマーかではなく、ハイブリッド・ハマーなのだ。

そう思うとき、私は神に祈らずにはいられないのだ。
どうか、神様。
菅直人と仙谷由人が踏み出す足の下に、バナナの皮を置いてください。そして、倒れる頭の下に、お豆腐を置いてください、と。



おわり

クラブユース選手権 U-12日程─11/20in鴻巣─

クラブユース選手権 U-12日程

朝日新聞『埼玉少年少女スポーツ』杯
第9回 埼玉県クラブユースサッカー選手権 U-12大会

決勝トーナメント 2010年 平成22年 11月20日(土)

会場 鴻巣市上谷総合公園サッカー場


サッカー場ロングパイル人工芝はJFA基準のストロングテクノターフA65を採用。


欧州リーグでよく見るサブポール仕様ゴールポスト

準決勝戦
0900 プログレッソ × NEOS
0950 レジスタ × プレジール

3位決定戦
1100

決勝戦
1200





以上

2010年11月17日水曜日

利き足禁止ミニゲームのすすめ

これから気温が下がってくると、本格的な練習を始める前にミニゲームや鳥かごで体を温める、なんてことをやったりすますよね。

その時に、ただそのままワイワイ、キャッキャ、ウキキウキキ、と遊ぶんじゃなくて、『利き足禁止』というルールを設けることをおすすめします。

利き足のソックスを降ろしたり、あるいはジャージのすそをソックスの中へ入れたりして、そっちの足を使ったらファール扱いというルールにするのです。

利き足をはっきり明示するようにする理由は、他者の目からもごまかしがきかないようにするためと、もう一つ、自分にも周囲にも「使ってはいけない足」を意識させるためです。これは条件や環境を意識してプレーするための練習でもあるからです。

とっさと時に「あ、今日のピッチのあの辺はぐちゃぐちゃだったな」「さっきこいつはああしたな」などとピンっとくるようなサッカー脳を育てるためには、無意識の意識、考えないでも判断できる思考回路を備えさせる必要があります。そのための訓練のひとつとして、「目から入った情報で考えずに的確に判断する」ことを目的にしたのが、使ってはダメな足に見てわかる印をつける、というルールなのです。

ちなみに、練習などでは、その練習の効果を上げるためにいろいろなルール(枠組み、条件)を設定すると思います。人数であるとか、ボールタッチ数だとか、ピッチサイズだとか、いろいろあるとは思うのですが、それを考える際に「楽しさ」も考慮に入れて欲しいのです。

「楽しさ」というスパイスが一味加わることによって、それが触媒となって、その練習がもたらす効果は、嫌々だったり大して乗り気でもない時の練習に比べて、格段にアップします。

同じことでも、気分でまったく違ってくるのが人間という生き物の特性なのです。

そのことを育成・指導に利用しない手はありません。

常にそれを頭の片隅に置いておいて、練習メニューを考えると、限られた時間でもいい選手いいチームを作ることができるでしょう。
毎日の集合練習ができるチームは限られています。でも、それはあくまで条件のひとつに過ぎないのであって、いいチームいいサッカーのできない言い訳にはなりません。それに、ほとんど毎日練習してても、しょっぼいサッカーしかできないチームっていうのもあるんですから(海外プロも含めて)。

練習は量も大切ですが、質も大事なんです。
そして「質」とは、突き詰めれば「楽しさ」ということになります。
それも、シンナーでラリってるバカが「人生たのし~」とよだれたらしてSyoubenもらしてるような楽しさではなく、「はやぶさ」を作って困難なミッションを達成したJAXAの研究者が昨日感じたような「楽しさ」です。

「向かっていく楽しさ」とでも呼んだらよいのでしょうか。そういう「楽しさ」のためには、「ルール(条件付け)を設定する」というのが非常に有効な手段だと私は確信しています。

まとめますと、利き足じゃない方の足を自然に使えるようになる上に、とっさの時にピピッとひらめく脳回路も構築できる「利き足禁止ゲーム」は、とても効果のある練習ですよってことです。寒いときには神経を鍛えましょう(逆に、暑いときには体力をつけましょう)。

以上、おすすめ情報でした。




まる

2010年11月16日火曜日

久々にアルディージャを考える。

久々にアルディージャを考えてみます。問題となった観客動員のことについてです。

たとえばこんな↓ことをやったら、土壷(どつぼ。関西の肥だめ)にはまります。

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伝統的な商圏外への拡張戦略をやめ、本来の商圏にに集中しろ。
安値での集客より、定価で買う顧客を大事にしろ。
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これは三流の安っすいコンサルなんかが提案する経営改善策の典型。
ブックオフの105円コーナー並んでいるような、経営指南本の第一章にも書いてあることが多いです。

「伝統的な商圏」や「本来の商圏」に顧客がいるのなら、これもあながち間違いだとは言えない場合もあるかもしれないかもしれないですけど、旧大宮市東部には、それほど熱いサッカー熱は元々ないですし、じゃあ自称「サッカー王国」であるところの埼玉県全域を商圏にできるかというと、それも難しい。大宮より北側の観客をナイターに集めようと思ったら、大きな無料駐車場がないと厳しいです。帰りの足がなくなっちゃいますから。

「安値での集客より、定価で買う顧客を大事にしろ。」については、年間シートじゃなく定価で入場し続けている熱烈なサポの心情としてはそうなるのも理解できますけど、、、としか言いようがないですねえ。

新聞拡張団がなぜ存在するのかや、旅客航空券の販売方法などがなぜああなってるのかや、一休.comやクレジットカードというビジネスモデルがなぜ成立するのか(宿泊施設や商店の側から見て)、を考えてみれば、「集客」こそが経営の根幹・土台なのだということが、経営戦略を考える上での大前提となっていることは、おわかりいただけるとは思うんです。
人・物を含めた設備というのは、使ってなんぼです。置いておいたら、人は経験を積めないし、物は劣化も早くなりますし。それに来客数が多ければ、そこから別な展開(広告とか販促とかグッズ販売とか飲食とか)につなげることもできます(ネットビジネスなんて全部これです)。でもそれも、たくさんのお客さんあってのこと。いないお客さんに焼きソバは売れません。

そもそもアルディージャが陥っている深い穴は、世界全体が陥っている大きくて深い穴の一部なのだと言う面もあります。

そのことを理解したうえで、(お金をかけずに)何ができるか、アイデアを考えてみましょう。

今、世界中でスポーツ観戦&体験市場が縮小しています。それはサッカーに限らず、バスケットボール、バレーボール、テニス、ゴルフ、野球、マラソン、水泳、そしてエンターテイメントスポーツの代表格である、ボクシングやレスリング・格闘技系、その他すべて軒並み絶不調なんです。
(まあもっとも、この話はスポーツだけじゃなくて、映画やテレビ、ギャンブル、そしてセックス産業においても同じ状況なんですけど)

例外は極一部のスーパースターやスーパーチーム、あるいはスーパーイベントです。

このあたりにアルディージャの未来へのヒントがあると仮定して、分析を進めてみます。

【ローマ人はコロセウムに熱狂した】

コロシアムでは実際に命のやり取りが行われていたから、だけで観客が熱狂したわけではありません。
ついこの間まで、生活と死は隣り合わせの関係でした。人が死ぬところなんて別に珍しくなかったのです。
ではなぜコロシアムで人々は熱狂したのか。満員になったのか。

それは、そこが、自分を解放させることのできる「場」だったからです。
普段の生活の中でやったら変人に思われる、あるいはどこかへ連れて行かれてしまうような「興奮」「狂気」「雄叫び(おたけび)」を、コロシアムでは発することができました。
当時のローマは現代に優らずとも劣らないストレス社会、自己抑制社会でした。
ポンペイの遺跡から、豪華な食事の絵が描かれた壁や床が発掘されていますが、あれらの意味するところは、そこに酒池肉林の日常が存在したこと、ではなく、それを渇望していた日常があったということです。ありふれているものに人の関心は向きません。ここにはないけど欲しいものに人の関心は惹きつけられるのです。

コロシアムの秘密がわかってきました。
コロシアムには「ここにはないけど欲しいもの」があったのです。それは「自分を解放させることのできる「場」」です。
つまり、「普段の生活の中でやったら変人に思われる、あるいはどこかへ連れて行かれてしまうような「興奮」「狂気」「雄叫び(おたけび)」」を発しても耳目(じもく。世間からの注目)を集めない状況です。それをしているのは自分だけではない環境。それこそが、コロシアムに足を運ばせていたのではないでしょうか。

ここで目を転じて、もうここ10年以上、世界で最も成功しているプロサッカーリーグの双璧である、イングランドのプレミアリーグと、ドイツのブンデスリーガを見てみましょう。
両リーグでは、スター選手のいないチームであっても、スタジアムは満席です。いつも興奮のるつぼです。
では毎試合毎試合、同じ観客が足を運んでいるのでしょうか。
意外なことですが、両リーグとも実は年間シートの占める割合はそれほどではありません。私の記憶ですが、おそらく5割は行っていなかったはずです。大半の観客が当日券か単試合前売り券で入場しているのです。

それでスタジアムは満員御礼。

なぜこんなことが起きえるのでしょう。

わたしはその理由として「テレビ中継の工夫」を第一に上げます。

おいしいお店特集とか、納豆ダイエットブームとか、スカイツリーのこととか、そういう「テレビが作る人だかり」というのを思い返してみればわかるのですが、人は、人だかりに惹かれます。

長い行列に並んでみたり、バーゲンですでにできている人だかりがさらに膨れ上がる現象は、人間の本能に直結した行動です。

【生存本能】
他者が集(たか)っている=そこにエサ(食べ物)がある

この行動パターンはまた、相乗的な経済効果も生みます。
「あそこに人が集っている」→何かお得なことがある(行かないと損をする)→さらに人集りが大きくなる→あれだけ集っているのだから、流行っているのだろう→宣伝・広告・販売・周辺ビジネス→行政もインフラ整備→便利になってイベントが増える→人が集まる→「あそこに人が集っている」→あとはループ……

イングランドやドイツの新しいスタジアムへ行って意外に思うのは、想像していた以上にゆったり作られていることです。それこそ見下ろすような角度の観客席でぎゅーぎゅーに詰め込まれて観戦するのかと思って気合いを入れていくと、拍子抜けするくらいに快適で、きれいで、移動もスムース。そして、だからこそ、実際にスタジアムで観戦した人は、楽しさを満喫できるんですし、他の人にもスタジアム観戦を薦めますし、自分もまた足を運ぼうと思うんです。サッカーの試合だけなら高いチケットでも、それ以上の満足を得られれば、とてもリーズナブルなイベント参加料、ストレス発散効果料金だからです。

では、まず、お客さんに足を運んでもらう工夫として、大宮アルディージャは何をすべきなのでしょうか。
それは、

テレビカメラの位置を、バックスタンド側に移動すること

です。
NACK5スタジアムの中継画面は、興ざめそのものです。
狭く薄いバックスタンド越しに見える、立派な野球場、そして広い空。
コロセウム感なんてまったくありません。ゼロ以下です。
観客の興奮も上へスカスカ抜けていってしまいます。
試合を見ながら、隣の野球場の観客席の様子や照明灯、そして雲の形などが、どうしても目に入ってきてしまうようなテレビ画面は、サッカーへ集中させない手段としては最高ですが、サッカーを見たい層には最悪です。「オレンジ一色に」などとたまに企画しているみたいですけど、あれではどうがんばっても、緑一色(ピッチの芝と公園の木々、野球場の壁面)オレンジちょろちょろです。

テレビ中継をするカメラの位置を、現在のメインスタンド側から、バックスタンド側へと移動させることを私は提案したいです。
そしてメインスタンドには、市の名士や、スポンサーの関係者、できれば有名人著名人、ベンチ入りしていない選手とその家族、彩りとしてきれいどころ、などに座って頂きます。それもアルディージャの社長やさいたま市長、そして選手たちの周辺にです。そうすればそこは必ずテレビ中継中に映像で抜かれますから、視聴者にも「あんな人も来てるんだな」と感じてもらえますし、またスポンサーの皆様にもテレビにうつったことで若干の満足もいただけます。「昨日、おたくの社長テレビにうつってましたね」これだけでも、営業トークのちょっとしたネタにできますから。実際、プレミアでもその効果をスポンサー獲得に利用しています。プレミアレベルの中継だと、世界中の営業先や消費者に、社長の顔を宣伝できますから、一国の一経済誌に載るよりもずっと効果的です。
アルディージャへのスポンサードで効果を実感してもらうには、こういう方法も使っていくべきだと思います。



とにかくまずは、テレビ中継の時に視聴者が見るのは、「選手とボールと観客、これだけ」という状態にしないと、実際に行ってみたくなるようなテレビ画面は作れません。
ちっぽけで数段しかない観客席、大きくて立派な野球場、広い空、森の木々、これでは熱狂なんてできそうもないじゃないですか。違いますか?
(まあ、世の中には、空の下、自然の中でじゃないと興奮しない、という趣味の人もいるにはいますけど)

折り込み広告や埼玉新聞に全面広告を入れたって、これまで以上の集客効果なんて得られません。
それはもうすでに実証されていることです。

テレビのサッカー中継は、CMだけが宣伝ではないんだ、ということにアルディージャの経営陣は気づいてください。いや、気づけなければ、ずうっと横ばいに近い下降線です。
テレビにうつっているもの、それすべてが広告に使えるんだという視点に立って、チームの経営を再建して欲しいと思っています。
これは、あのNACK5スタジアムだからできることなんですよ。
巨大な埼スタじゃあ不可能なんです。

短所を長所に、
欠点を個性に、
不利を有利に変えてこそ、経営手腕、リーダーの腕の見せ所です。

NACK5スタジアムが、シーズンの間ずうっと毎試合、大宮アルディージャのサポーターであふれかえっている姿を私は見てみたい。
そのためにも、まず、テレビカメラの位置を変えましょうね。鈴木茂社長さま。


2010年11月15日月曜日

4種リーグ─11/14─西部南

4種リーグ─11/14─西部南
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

西部(所沢入間南)地区

Aブロック 終了 高倉代表決定

1_高倉イレブン_____34
2_狭山台イレブン____27
3_カンテラ_________21
4_柳瀬レッドローズ___20
5_上新井_________19
6_北秋津すばる____14
7_三ヶ島__________11
8_加治_____________5


Bブロック 終了 清進代表決定

1 清進 _________33
2 安松 _________30
2 狭山台グリーン __30
4 チャレンジ _____29
5 若松キッカーズ __15
6 加治東 _________7
7 藤沢レッヅ ______6
8 金子 __________6

Cブロック プレジール入間代表決定

1 プレジール入間 ____35 1
2 狭山アゼィリア ____28 0
3 飯能ジュニア ______24 1
4 北野 ___________20 0
5 若狭 ___________15 0
6 宮前 ___________12 2
7 所沢マッシュ ______11 3
8 柏原 ____________1 1

Dブロック 終了 サントス代表決定

1 山口サントス __28
2 レアル狭山 ___25
3 藤沢東 ______23
3 富士見FC ____23
5 小手指 ______16
6 西富 ________3
7 美杉台 _______2

Eブロック 狭山台代表決定

1 狭山台キッカーズ ___30 2
2 武蔵野イレブン _____18 2
3 入間ジュニア _______16 2
4 西武ウィングス _____13 2
5 林 ______________12 2
6 アスルアーザ _______7 2
7 美原 _____________4 2

Fブロック 

1 扇 _____________28 0
2 飯能ブルーダー __27 2
3 富岡 __________19 1
4 所沢 __________13 0
7 南ファイターズ ___11 0
5 狭山水冨 ________9 1
5 ムサシ __________8 0



以上

4種リーグ─11/14─西部中

4種リーグ─11/14─西部中
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

西部(川越入間北)地区

Aブロック 終了 川越福原代表決定

1_川越福原_________33
2_旭______________30
3_川越ヤンガース_____27
4_バッハロー________13
5_浅羽野___________10
6_パイレーツ_________9
7_ブルーウィングス____3

Bブロック 終了 ひまわり代表決定

1__ひまわり____32
2__1FC川越____30
3__大井_______25
4__霞ヶ関_____16
5__越生_______10
6__片柳________7
7__栄__________2

Cブロック 終了 サイタマ代表決定

1__サイタマジュニア____36
2__にっさい__________18
3__ストロングス_______17
3__サンダース_________17
5__高階______________15
6__鶴ヶ島西___________14
7__川鶴_______________6

Dブロック 

1__勝瀬ふじみ野____26__2
2__長鶴___________25__1
3__ライオンズ_______24___1
4__三芳___________16__2
4__岡田___________16__0
6__ファースト________7__0
7__坂戸FC__________0__0

Eブロック サザン代表決定

1_サザンキッカーズ_____28_2
2_藤久保____________27_0
3_パンサー___________19_0
4_三芳野_____________17_1
4_キック______________17_0
6_みずほ台____________4_1
7_NU広谷_____________3_0

Fブロック FC鶴ヶ島代表決定

1_FC鶴ヶ島_____34_0
2_上福岡少年____26_1
3_千代田_______19_2
4_霞___________17_0
5_笠幡_________13_0
6_富士見SC______7_1
7_スパークス_____0_0

Gブロック 終了 北坂戸代表決定

1__北坂戸_____________34
2__金山_______________28
3__芳野_______________18
4__イーグルファイター_____17
5__バルセイロ___________14
6__ミドル________________4
6__武蔵野_______________4



以上

4種リーグ─11/14─西部北

4種リーグ─11/14─西部北
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

西部(東松山比企)地区

Aブロック 

1__嵐山町___________33__2
2__松山_____________30__2
3__新明_____________25__2
4__東松山南__________19__2
5__市の川____________12__2
6__玉川・都幾川_______10__2
7__中山_______________7__2
8__亀井_______________2__2

Bブロック 終了 ペレーニャ代表決定

1_ペレーニア__36
2_小川_______28
3_なめがわ____26
4_新宿_______23
5_みどりが丘__20
5_大岡松二____20
7_トウイチ______10
8_伊草________0



以上

4種リーグ─11/14─東部北

4種リーグ─11/14─東部北
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

東部(北)地区

Aブロック 杉戸いずみ代表決定

1_杉戸いずみ______34_2
2_久喜キッカーズ___25_2
3_羽生BOYS_______24_1
4_大桑___________20_1
5_清久___________16_1
6_杉戸倉松________14_0
7_杉戸____________8_1
8_菖蒲森下_________2_2

Bブロック 行田泉代表決定

1_行田泉___________35_1
2_行田西___________29_0
3_行田サウス_______21_3
4_あけぼの_________17_3
5_行田イーグルス____16_3
6_砂原____________14_1
7_幸手さくら________4_1
8_江面ファースト______3_2

Cブロック 終了 クレッシェンド代表決定

1_クレッシェンド___35
2_上高野_________27
3_行田星河_______26
4_久喜東_________23
5_行田ペガサス_____21
6_ゼウシス________14
7_桜田___________5
8_菖蒲Jr.________3


以上

4種リーグ─11/14─東部中

4種リーグ─11/14─東部中
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

東部(中)地区

Aブロック

1_幸松____________________24_3
2_宮代東__________________18_4
3_栄町____________________16_2
4_バンビーノ_______________12_3
5_白岡南__________________10_6
6_豊春ジャガーズ_____________4_2
7_菁莪(せいが?)キッカーズ____2_4

Bブロック 終了 ジョイフル代表決定

1_ジョイフル________30
2_谷中___________26
2_ACE___________25
4_大増___________16
5_豊野F__________12
6_ジュベニール____10
7_笠原___________ 3

Cブロック フレッズ代表決定

1_フレッズ________28_0
2_粕壁__________27_0
3_豊春__________20_2
4_武里__________22_1
5_白岡__________12_0
6_ベルウェーブ_____4_0
7_上沖___________1_1



以上

4種リーグ─11/14─東部南

4種リーグ─11/14─東部南
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

東部(南)地区

Aブロック 終了 レジスタ代表決定

1__八潮レジスタ____42
2__越谷FCJr._____32
3__セリエタ_______24
4__越谷楼南_______21
5__ミトス吉川_____16
6__越谷松原_______14
7__越谷ウィン_____10
8__草加高砂________2

Bブロック サンシン代表決定

1_越谷サンシン____39_1
2_越谷PC________30_0
3_西町__________23_1
3_カーニョ_______23_0
5_蒲生東________21_0
6_大沢北_________9_0
7_稲荷___________5_1
8_清門___________2_1


Cブロック 終了 草加Jr.代表決定

1__草加Jr.FC______38
2__大袋___________37
3__南郷___________24
4__吉川武蔵野______21
5__長栄___________16
6__彦成___________13
7__瀬崎___________10
8__越谷シリウス______1

Dブロック シャーク代表決定

1__ホワイトシャーク___33__0
2__草加東__________26__1
3__越谷宮本________25__1
4__草加遊馬_________22__1
5__越谷メニーノ_______14__0
6__草加新田__________13__1
7__草加住吉___________6__0
8__アルファ___________0__0

Eブロック 立花代表決定

1_立花______38_0
2_リバティ_____28_1
3_越谷南_____21_2
3_花栗_______18_3
5_松伏FC_____18_3
6_八潮メッツ____15_0
7_ひまわり_____5_1
8_桜井________3_2



以上

4種リーグ─11/14─北部全

4種リーグ─11/14─北部全
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

北部地区

Aブロック 終了 秩父南代表決定

1_秩父南_____39
2___皆野________27
3__横瀬_________27
4__秩父影森_____23
5__吉田_________22
6__長瀞_________11
7__秩父西_______4
8__花の木_______3

Bブロック 終了 かみたの代表決定

1__かみたの____40
2__秩父第一____32
5__原谷_______18
3__尾田蒔_____20
4__小鹿野_____19
6__高篠_______16
7__秩父大田____15
8__久那________0

Cブロック 終了 児玉代表決定

1__児玉__________34
2__美里__________27
3__ホッパーズ_____26
4__神川パルフェ___15
4__本庄西________15
6__ロングイースト__6
7__北泉__________0

Dブロック 終了 チベッタ代表決定

1__チベッタ_____30
2__グラウクス___26
3__すみれ______22
4__本庄南______20
5__フェゾンツ___10
6__上里北_______9
7__本庄旭_______6

Eブロック 終了 上柴西代表決定

1_上柴西______38
2_HFC________26
2_パパイヤ_____26
4_上柴東______22
6_岡部本郷____12
5_深谷西______14
6_深谷_______12
8_豊里________5

Fブロック 終了 寄居代表決定

1_寄居2001_______39
2_チベッタ花園_____39
3_桜ヶ丘__________28
4_藤沢____________21
5_常盤____________20
6_川本_____________9
8_セレブロ__________3
7_男衾(おぶすま)____6
※ PK戦により代表決定

Gブロック 終了 江南南代表決定

1__江南南___________36
2__石原_____________25
3__長井_____________20
4__江南キッカーズ_____19
5__熊谷さくら_________12
6__熊谷______________6
7__大幡______________4

Hブロック 終了 大里代表決定

2__熊谷西____29
1__大里______29
3__熊谷東____25
4__籠原______16
5__熊谷南____12
6__妻沼______11
7__吉岡_______0
※ PK戦により代表決定

以上

4種リーグ─11/14─南部南

4種リーグ─11/14─南部南
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

南部(北足立南部)地区

Aブロック

1_和光イレブン____35_1
2_戸塚___________34_2
3_川口朝日________20_3
4_アルコイリス_____16_2
5_ウインベックス___15_2
6_柏葉___________11_1
7_ジップ__________9_2
8_ファカルティ_____1_1

Bブロック 東川口代表決定

1_東川口________37_0
2_プログレッソ___27_0
3_青南__________21_0
4_やまと________19_0
5_喜沢__________15_2
6_戸田南________12_2
7_朝志ヶ丘_______10_2
8_青木中央________5_2

Cブロック アビリスタ代表決定

1_アビリスタ___________42_0
2_レッツアサカ__________27_0
2_柳崎_______________27_0
4_スカイファイターズ______19_2
5_飯塚________________14_2
6_西堀キッカーズ_________9_2
7_鳩南_________________7_3
8_新座第四______________1_1

Dブロック 新座片山代表決定

1_新座片山___________36_2
2_わらび錦___________23_3
3_上青木_____________19_2
3_レッツドラゴン________18_0
5_鳩ヶ谷キッカーズ_____17_0
5_タルタルーガ________17_1
7_前川ドッグス________10_1
8_MSC______________0_3

Eブロック 三原代表決定

1_三原_____________38_0
2_陣屋キッカーズ_____23_1
2_北スポ____________23_2
4_アズマ____________22_0
4_フェスタ___________22_3
6_NIIZO____________10_0
7_神根FC____________6_0
8_KOBATO___________1_2

Fブロック 終了 安行東代表決定

1_安行東___________40
2_蕨北町___________32
3_東スポ___________26
4_戸田FC__________21
5_ストロング_______19
6_セレザ___________9
7_栄______________8
8_和光キッカーズ_____3

Gブロック 終了 FC宗岡代表決定

1_FC宗岡_______33
2_戸田二________25
3_上青木南______24
4_川口ミナミ_____18
5_FC東85_______14
6_コスモス_______4
7_新倉81________4

Hブロック 終了 たけしの代表決定

1_たけしの___33
2_エース_____28
3_いずみ_____21
4_クラッキ____18
5_戸田一_____9
5_川口_______9
7_新郷_______5



以上

4種リーグ─11/14─南部さ

4種リーグ─11/14─南部さ
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

南部(さいたま市)地区

Aブロック 終了 大和田代表決定

1_大和田___33
2_西浦和___26
3_芝原____22
3_クーミ___22
5_大久保___20
6_三橋_____17
7_河合_____9
8_大谷場____7

Bブロック 終了 尾間木代表決定

1_尾間木_____40
2_ネオス_____37
3_辻________28
4_仲町______20
5_沼影______14
6_岩槻少年___11
7_八幡_______5
8_烏天狗_____3

Cブロック

1_アルディージャJr._____45_0
2_はくつる____________45_0
3_早起き______________28_1
4_ジャクパ____________25_2
5_中島_______________16_1
6_日進_______________10_5
7_新開________________8_2
8_浦和別所_____________7_3
9_ヴィオレータ__________2_2


以上

4種リーグ─11/14─南部北

4種リーグ─11/14─南部北
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
11月14日更新
順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

南部(北足立北部)地区

Aブロック 終了 ローズ代表決定

1_ローズ_______38
2_ユベントス______33
3_原市___________20
4_北本キッカーズ___19
5_ラホージャ______19
6_桶川___________14
7_西上尾キッカーズ_13
8_松南____________1

Bブロック 上尾大石代表決定

1_大石__________35_0
2_鴻巣FC________32_0
3_石戸__________24_0
4_伊奈__________18_1
5_鴻巣ジュニア___15_0
6_ドルフィンズ___14_0
7_双葉台________11_1
8_加納___________6_1

Cブロック 終了 伊奈小針代表決定

1_小針_____________35
2_NEO_____________32
3_富士見___________29
4_MJキッカーズ______18
5_大芦____________17
6_尾山台ファイターズ_13
7_下忍_____________9
8_北本少年__________3

Dブロック 上尾東代表決定

1_上尾東_________33_0
2_朝日___________28_1
3_尾山台イレブン___25_0
4_北本東_________10_2
5_田間宮_________13_0
6_川里____________5_1
7_上尾SC__________2_0


以上

第4種リーグ代表決定チーム ─11月14日─

平成22年度 2010年 第4回埼玉県第4種リーグ戦
県中央大会出場チーム(43/49チーム)
11月14日時点


南部代表(13/15)

南部北足立北部地区(4/4代表)
Aブロック 伊奈ローズ
Bブロック 上尾大石
Cブロック 伊奈小針
Dブロック 上尾東

南部さいたま地区(2/3代表)
Aブロック 大和田ジュニアーズ
Bブロック 尾間木
Cブロック

南部北足立南部地区(7/8代表)
Aブロック
Bブロック 東川口
Cブロック FCアビリスタ
Dブロック 新座片山FC
Eブロック 三原FC
Fブロック 安行東
Gブロック FC宗岡
Hブロック 新座たけしのキッカーズ

東部代表(10/11)

東部南地区(5/5代表)
Aブロック レジスタSC
Bブロック 越谷サンシン
Cブロック 草加Jr.FCプライマリー
Dブロック 吉川ホワイトシャーク
Eブロック 立花

東部中地区(2/3代表)
Aブロック
Bブロック ジョイフル
Cブロック フレッズ

東部北地区(3/3代表)
Aブロック 杉戸いずみ
Bブロック 行田泉
Cブロック 行田クレッシェンド

北部代表(8/8)

北部地区(8/8代表)
Aブロック 秩父南
Bブロック GETかみたの
Cブロック 児玉ディパーチャFC
Dブロック FCチベッタ
Eブロック 上柴西
Fブロック 寄居FC 2001
Gブロック 江南南
Hブロック 大里FC Jr.

西部代表(12/15)

西部東松山比企地区(1/2代表)
Aブロック
Bブロック 東松山ペレーニアFC Jr.

西部川越入間北地区(6/7代表)
Aブロック 川越福原
Bブロック 川越ひまわり
Cブロック サイタマジュニア
Dブロック
Eブロック 鶴ヶ島サザンキッカーズ
Fブロック FC鶴ヶ島
Gブロック 北坂戸SC

西部所沢入間南地区(5/6代表)
Aブロック 入間高倉イレブン
Bブロック 清進
Cブロック プレジール入間
Dブロック 山口サントス
Eブロック 狭山台キッカーズ
Fブロック

以上

2010年11月14日日曜日

名言備忘録

「もし私があなたの妻なら、食事に毒を盛ってやるのに」
「もしあなたが私の妻なら、私は自分で毒を飲みますよ」

ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)



家系を自慢しているバカ貴族に「君って誰の子孫?」と問われて──
「私は子孫ではありません。先祖となるのです」

ジョン・チャーチル(イギリスの元陸軍司令官)



ある離婚裁判で──
「言葉はその通りだけど、口調が違うよ」

ゲゲ



人気の理由を問われて──
「みんなが心や頭の中で考えていても口に出さないことを口にするからだろう」

セオドア・ルーズベルト(アメリカの第26代大統領、ノーベル平和賞受賞)



口にすることを全部心からそう思っている人はいない。
心にあることを全部口にする人もまずいない。
言葉というものはとらえどころのないもので、思考は一貫性のないものだからだ。

ヘンリー・B・アダムズ(アメリカの歴史作家)



沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、あれこれしゃべってその疑惑を晴らすよりましだ。

エイブラハム・リンカーン(アメリカの第16代大統領)



1分考えることは、1時間しゃべる以上の値打ちがある。

不詳



尊厳とは、そもそも心に思い浮かべるべきではなかったことを、口に出さない能力のこと。

不詳



言うべき事がないとき、そのことをくどくどと証明しようとしない人は幸いである。

不詳



口を開く前に、頭が連動しているか確かめよ。

不詳



あなたにうわさ話を伝えてくれる人は、次はあなたを噂の種にするだろう。

不詳



私は誰にもひどいことを言った覚えはない。
本当のことを言ったら、相手が傷ついただけだ。

ハリー・S・トルーマン(アメリカの第33代大統領)



口さえ開かなかったら……。

釣られた魚



あなたのエッセーは優秀で、かつ独創的です。
しかしながら、
独創的な部分は優秀ではなく、優秀な部分は独創的ではありません。

サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者)



書評を書く前には決してその本を読まない。先入観を植え付けられるからだ。

シドニー・スミス(イギリスの宗教家、評論家)







ニュース解説とは、何一つ言い残したことがない、という印象を与えながら、何一つ語らない技術のこと。

ゲゲ






以上

2010年11月13日土曜日

少年団大会県大会観戦メモ─2回戦─

埼玉県サッカー少年団大会県大会観戦メモ─2回戦─

2010年平成22年11月13日(土)

埼玉スタジアム2○○2 第2第3グランド

天候 晴れ 無風

ピッチ 天然芝 
第1試合の前半15分くらいまでは、朝露でつるつる。気温が上がってからは、良好なコンディション(芝の長さがちょい長かったかな。まあこれは好みの問題か)。


結果 準決勝進出(ベスト4) 江南南 浦和三室 越谷FC 寄居FC



第4試合の後半途中まで観戦(具体的には、上尾朝日のPKが枠に当たって外れたところまで)。
記憶とメモを頼りに、気づいた点と私見を記す。



◆新座片山の得点力を分析してみた。
1回戦で川越ヤンガースから6得点した攻撃力の秘密を探ろうとしたのだが、それは叶わなかった。
◎片山が、なぜあれほどに慌てていたのか理解不能。
開始早々、自軍のGKが両足をすべらせて前のめりに両手をついてしまう(ポイントの高い交換式スパイクじゃないと、誰でもああなっただろう)ほどピッチが朝露で濡れていたというのに、なぜあんなに「蹴り」にこだわったのかがわからない。
案の定、ボールはトラップできないか、ラインを割るかのどっちか。
前半6分に、中途半端に前へ出た(おそらく足をすべらせたことが頭に残っていたのだと思われる)GKの上を越されて失点。
するとますます「蹴り」出した。何も考えずに蹴り出した。一心不乱に蹴り出した。
得意の攻撃がいくらキック&ラッシュだからといって、スケートリンクの上で蹴ったらどうなるかってことくらいは想像つくと思うのだが。それでも片山の子供たちは蹴っていた。顔色はまっ青、とまではいかないが、余裕なんてもんは微塵もない。
トップに入っていた大柄な子のバックヘッド(そらし)もパターンなのだろうが、あれは相手が突っ込んできてくれないと効果は半減してしまう戦術だ。ダッシュ&ストップがままならないピッチでそれをやっても、スタートの遅れた相手にちょうどいいボールが送られるだけ。実際もそうなってた。
前半の15分過ぎあたりからドリブルを使い始め、後半になって芝が乾いてきたら、一方的な片山ペースとなった。
しかしそれはむしろ前半の頭にやる戦術で、1点ビハインドで、芝が乾いてきた状況では、むしろ片山お得意のキック&ラッシュを徹底させる方が圧力は増しただろう。
◎少年サッカーの公式戦、それもトーナメントや決定的な一戦では、先に失点してしまうと立て直しはかなり難しい。
わかってはいたことだが、今日は本当にそれを実感した。
片山は運もなかった。もし第1試合じゃなかったら、あるいはもっと芝が短かったら、いつものサッカーでも片山は力を発揮できていただろう。あの柔らかい長めの芝が横に寝ているところへ朝露たっぷりじゃあ、そりゃあすべる。すべらない方が無理。
でも、それは敗戦の理由ではあるが、言い訳にはならない。
条件は自分たちに合わせてくれないのだから、自分たちが条件に合わせるようにしないとね。
あまりにも動揺し過ぎ。どんだけプレッシャー感じてんだって話。
チームリーダーがいないように見えたのも残念だった。
失点したGKに「下がすべるから、あまり出過ぎるな」、そしてDFには「キーパー出れないから、ライン深めで」と声をかけていれば、たぶんあの失点はなかっただろうと思うが、小学生では無理なのだろうか。いや、そんなことはないと思う。だって、悪さやいたずらをするときはあんなにチームワークよくてずる賢いんだから、たとえ、まだ小学生だとはいっても、高学年なら、もう脳みそは十分に使えるはず。それをサッカーに応用すればいいだけのことなのだから。

◆江南南の選手たちが持っている攻撃のイメージを分析してみた。
まず、1回戦のサイタマジュニアと異なり、鳩ヶ谷のマークは緩すぎた。おかげで江南南の選手たちが共有している、攻撃のイメージがとてもよくわかった。
◎意外と動きだしが遅い。
点差も開いていたのでの、あえて、の、丁寧につなぐことを意識してのことなのかもしれないが、少なくとも私が見た試合後半はそうだった。
せっかくパスの出し手がノープレッシャーでプレーできるのだから、受け手はもっと早く、パスを引き出す動きをスタートさせてもなんのリスクもないのに、そういうのをまったくしない。
あと、パスやドリブルに、もっと角度が欲しい。横と縦でも確かに十分だけど、更に“ななめ”があったらもっと楽しいサッカーになるのになあ、と思った。
フリーでドリブルしてるときに、おそらくはそういう風に練習して、染みついているのだろうけど、しっかり顔を上げる姿勢はGOOD。次は、ボールタッチの度に視線を落とさないでもいいように、“自分の”ドリブルのリズムも染みこませるとなおGOOD。

◆戸塚が普通だった。
もっと動きのあるサッカーをするチームなのかと想像していたが、普通のサッカーをするチームだった。しかし少年サッカーではその「普通のサッカー」ってのが実はとても大変だったりする。だから戸塚はすごい。
選手配置のバランスが良い。極端な穴がない。技術もしっかりしている。ただ──
行田泉お得意のカウンターを一発食らった途端、ここもよそと同じように、パス間隔(出し手と受け手の距離)が長くなった。
それと、右サイド12番への展開リズムがワンパターンしかないのもどうか。あれでは相手DFも読みやすいぞ。実際、行田泉のDFも対応できるようになってきてたし。
パスを出す前に、一度逆を向くとか、ドリブルでつっかけてみるとか、相手DFの右サイドへのパス予測を逆にフェイントへ利用してみるとか、そういうのをちょっと混ぜてやれば、12番の選手も、もっと楽にパスを受けられたと思うんだけどなあ。そういう工夫・アイデア・仕掛けが、サッカーの楽しみのひとつなんだから、ああいう舞台でやんないともったいないよ。うまくいったら楽しいよ~。

◆三室さん。全少予選のときにいた、あの足の速い右サイドの選手(11番だったかな)はどこに消えてしまったのでしょうか?

地味。

◆FC鶴ヶ島、ど、どうした? ってか、こんなもんだったのか?
ドリブルも、ポジションチェンジも、どこかへ忘れてきてしまったのだろうか。
後ろの選手は指示に見せかけた文句ばかり言っている。
「あっちフリーだろ!」「こっちの奴につけよ!」「動けよ!」
でも自分は動かない。
DFのチェックも軽い。マークも甘い。
離れたところでぼーっと立っていて、ボールが来てあわててチェックに行く。それも真正面からなんの工夫もなく飛び込む。そして簡単にかわされる。
攻撃に入るときは長髪の8番にボールを集めたいらしんだけど、サポートがないからパスがそこまでつながらない。

こんなチームじゃないはずなんだけど……。
こんなチームだったってことなのだろうか。
今期、私の中では、私の勝手な期待を最も裏切られたチームの筆頭。

いきなりの失点で選手が浮き足立てしまって、それを立て直せないままポンポン続けての失点で、万事休す。
やはり少年サッカーでの先の失点はコワイなあ。

楽しみにしてたのに!

◆越谷サンシン、個性的な選手が多いね。
大柄なトップの9番とか、中盤の10番とか、他にも面白い選手が多い。
攻めのポイントとなる箇所が2箇所あるのも強みだね。

◆デ・ラ・ペーニャがこんなとこにいたとは!
上尾朝日の11番、君はデ・ラ・ペーニャだろ?
デ・ラ・ペーニャのサッカー能が、君に転生したんだよね。
顔と身長と年齢と人種と国籍を変えてごまかそうとしたってだめさ。私にはわかっている。
素人は君のことを、バルセロナのシャビみたいだね、と言うかも知れない。
でも私はダマされない。
君はシャビじゃない。
だって君は、デ・ラ・ペーニャなんだから。

12番のドリブルもよかった。特に緩急使い分けのセンスがいい。ストップ&ゴーは、まさにお手本となるレベルのものだった。

上尾朝日はほぼ全員が両足を使えていた。これは長期的な見通しの元に系統立てた指導がなされ、それが成功している証だ。
上尾朝日の練習は、きっと子供たちも楽しんでやっているに違いない。
ところで、なぜ今日の上尾朝日ベンチはあんなに静かだったのだろう?
あのにぎやかな関西弁のコーチは、お腹痛かったのだろうか?

北足立地区で見たときにはそれほどそうは思わなかったが、今日確信した。
上尾朝日はいいチームだ。


Ivan de la Pena Vs Sevilla C.F. (2:31)


イバン・デ・ラ・ペーニャ
(Ivan de la Pena Lopez, 1976年5月6日 - 169cm/70kg 【ポジション】 MF 【利き足】 右)




準々決勝の浦和三室×川口戸塚、越谷サンシン×越谷FC、寄居×上尾朝日はPK戦決着だったとのこと。
そういえば寄居は見てなかったので、準決勝を見に行けたら、ぜひ見たい。


以上

「きぼう」が見える。

「国際宇宙ステーション(ISS)&きぼう」が見えるらしいっす。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)


「国際宇宙ステーション(ISS)&きぼう」の観測予測情報。

明日14日(日)の夕方6時03分(北西)から06分(南)にかけて天頂近くを通過するのがよく観測できるみたいです。


おわりん

2010年11月12日金曜日

あいつまでやって来た。─黄砂飛来─

広い範囲で黄砂観測=東京、秋は初―気象庁
時事通信 11月12日(金)19時54分配信

 気象庁は12日、西日本から東京、福島、山形までの広い範囲で黄砂を観測したと発表した。黄砂は春先に多く、秋に東京で観測されるのは1967年の統計開始以来初めて
 黄砂は東アジアの砂漠など乾燥地域から、強風で舞い上がった黄砂粒子が上空の風で運ばれて降下する現象。風などの条件から日本では毎年春に観測されるが、ここ10年では2002年、05年、09年の秋にも西日本を中心に観測された。
 同庁によると、飛来した黄砂で12日は長崎、熊本、福岡、下関、松江で視程が4キロまで低下。東京などは10キロ以上だった。13日にかけて続くとし、同庁は交通障害などへの注意を呼び掛けている。 

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海外移住と黄砂汚染の地図

春の黄砂が有名ですが、近年、中国の沙漠(砂漠)化の進行により、秋にも大規模な黄砂が観測されるようになりました。
[ 大規模な黄砂の分布予測図(2007年11月2日) ]
※台湾からロシアに至る、長さ 約3千数百kmにも及ぶ大規模な黄砂です。



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どうすりゃいいんだ。
風上に、環境対策一切なしの、たれ流し産廃焼却施設があるようなもんだぞ。
安い安いって中国の工場で作らせていると、日本人全員窒息しちまうぞ。
わかってんのか、俺(ユニクロの下着大好き)。





テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、もうどうにでもなあれ。

おわり

ブラジルの公式戦で10対0の試合があったらしい。

10対0の試合があったらしい。今年3月に、サントスで。

0840 マドソンの縦回転縦落ちのFKだけ(あと、その次のゴール後のパフォーマンスも)は見る価値有り。


Show do Santos 10x0 Naviraiense - Copa do Brasil 2010 (10:02)

SANTOS FC 10 X 0 Naviraiense - COPA DO BRASIL 2010 - 10.03.10
Santos
Felipe, Maranhao, Edu Dracena, Durval e Para; Rodrigo Mancha, Arouca, Marquinhos e Paulo Henrique Ganso; Neymar e Robinho.
Tecnico: Dorival Junior

NAVIRAIENSE-MS
Aldo, Giordan, Jaime, Celio Lima e Adriano Lajes; Jean Carlos, Jaco Pitbull, Mailson, Jean Mathias e Biro; Cristiano.
Tecnico: Paulo de Rezende.

Estadio: Vila Belmiro, em Santos (SP). Data: 10/03/2010.

Gols: Paulo Henrique Ganso, aos 6 minutos, André, aos 27 minutos, Neymar, aos 29 minutos, Robinho, aos 32 minutos, André, aos 37 minutos, Marquinhos, aos 45 minutos do primeiro tempo; Neymar, aos 9 minutos, André, aos 14 minutos, Madson, aos 20 minutos e aos 32 minutos do segundo tempo.