2011年1月31日月曜日

少年よ、形じゃなく中身をパクれ

‘Boys Be Ambitious’(少年よ、大志をいだけ)




『連日熱いトークで盛り上がる長友と本田』

 ムードメーカー役を自任する日本代表DFの長友が、同い年のMF本田と連日熱いトークをかわしていることを明かした。

 「アイツとはかなり熱い話をしてる。主に“成り上がる系”の話ですね。僕も熱いけど、上には上がいるって感じ。ジェスチャーも交えますからね。周りは入ってこれないっす」。プレーでは攻撃面を得意とするが、カバリングを重視する岡田監督の守備戦術を理解。トーク内容とは逆に冷静にプレーするつもりだ。 【スポニチ 2010年05月23日】


『長友&本田 W杯で“熱い体幹トーク”』

 日本代表でFC東京のDF長友が、都内のクラブハウスでW杯南アフリカ大会から帰国後の会見に臨み、同期のMF本田との秘話を披露した。

 「お互い、これからの成長について熱く話し合いました。(長友が得意とする)体幹トレの“講義”もしときました。ま、真剣に聞いてくれるのはアイツだけなんで。スイス合宿だったかな、自由時間に日本食レストランに歩いていったんですけど、その道中でもアイツは骨盤の角度と体幹を意識してましたからね。意識が高いというか、ヤツはまだまだ伸びますよ」と話していた。【スポニチ 2010年07月03日】


『長友「時間もない」ビッグクラブ移籍に意欲 』

 DF長友佑都が決勝アシストを決めた。0―0の延長後半4分、左サイドをドリブル突破して左足でクロス。李の左足にピタリと合わせてV弾を演出した。後半11分からは左MFにポジションを上げ、ドリブルや本田圭とのコンビなど多彩な攻撃で何度もサイドを突破。今大会3アシストを記録して「上のレベルでやるためには攻撃での成長が必要だと思ってやってきた。その成果が少しは出せた」と胸を張った。一方で試合後に本田圭と「まだまだ自分たちのサッカーができていない時間がある」と言葉を交わすなど反省も忘れなかった。

 今大会は全6試合にフル出場。決勝でもチーム最長の15・283キロを走った。準決勝の韓国戦で車(チャ)ドゥリを圧倒するなどアジアでは敵なし。欧州での評価も高く、所属するチェゼーナから1月中にビッグクラブに移籍する可能性も残されている。「1月移籍?それはないと思いますが、ビッグクラブにステップアップしたい気持ちはある。世界一のサイドバックになるためには、あまり時間もないので」。世界一のサイドバックを目指す背番号5が、まずはアジアの頂点に立った。 【スポニチ  2011年1月31日】

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体格だとか、足元の技術だとか、指導環境だとか、そういうのって結局は周辺要因でしかないってことなんだなあ。
では何が主要因なのかって考えると、長友選手や本田選手が見せてくれているのは、それは自分自身の魂(aspiration)だろうってこと。

本田選手のボールキープ力や、長友選手のスタミナ&ダッシュ力は真似(まね)できなくても、どうにかして少しでも上のレベルへ自分を引き上げようと工夫し、努力を積み重ねる態度は誰でも真似できるはずだ(程度の差はあったとしても)。

他人から「ダメだ」って言われたからってあきらめる必要はない。
自分の人生のケツは、自分がふくのだから。



‘Boys Be Ambitious’(少年よ、大志をいだけ)

2011年1月30日日曜日

アジアカップ日本優勝!

アジアカップ決勝点のシーン




0050 長友選手は、サイドタッチラインの外へ出て、視野の確保と、体の向きと、キッカーへのパスコーススペースと、自分がトラップするスペースを作り出している。もしラインの内側1メートルくらいの場所で、真後ろを向いていたら、キッカーはパスをあきらめたかもしれない。また、仮にパスが通ったとしても、トラップは後方へしかできず、オーストラリアの2人につめられ、中へのパスコースもない状況でのバックパスも、キッカー横にいるオーストラリアの3人目にカットされていただろう。

0052 横向きの体勢をとっていたおかげで、トラップと同時に中の状況を確認できている。ゴール前には得点した李選手と、そのマーカー1人しかいない。二人の周囲がガラガラであるイメージが、長友選手にも見えたはずだ。

0053 長友選手お得意の「晒(さら)し」からの抜けだし。ボールを相手の面前(めんぜん)へ晒(さら)すことで、相手の体の向きを変えさせて、スタートを遅らせるプレー。これを成功させるポイントは、走力ではなく、相手との間隔。近すぎるよりは「遠いかな」「早いかな」と思うくらいのタイミングの方がいい。
それと面白いのが、李のマーク役であるオージービーフ。自分のマーカーを一度も振り返ることなく、ゴールニアサイドのスペースを埋めに移動している。おそらくニアへ飛び込む岡崎選手のイメージや、韓国戦での同点弾(前田選手)の情報に釣られたのだろう。日本のセンタリングはニアへの低いボールというデータがあったとしか思えない。そうじゃなかったとしたら、このオージービーフは、ゴールポスト横の水を飲みに行ったか、だ。ペナルティエリア際にいるオージーも、ぼーっとしたまま。このオージーは、長友選手の突破が始まる前から、ずっとぼーっとしてる。「オージーシンジ君」と命名。

0056 見事なボレーシュート! 結果がすべてのストライカー。すばらしい。


【最もすばらしい判断・プレー】

長友選手が突破に時間をかけなかったことだろう。そしてセンタリングまで一気に行っている(チラ見して決断した後は、蹴る直前に中の状況を再確認もしていない。このことも、オーストラリアDFにニアへの「思い込み」をさせた要因だろうと思われる。意図的にそれを狙ったのかどうかは聞いてみなければわからないが……)。

この状況は、例えばテレビ解説者なら「あ~中が少ない。もう一枚いないとだめだ」とか「中がいないのにただ上げるのは、モタイナイですね。中がいないのにセンタリングしてもハイラナイですね。モタイナイ」とか責められる形。でも長友選手は、他の味方が上がってくる時間をかせぐよりも、オージービーフの守備体制が立て直される前のタイミングを選んだ。これはまさに「決断」だ。
繰り返すが、もしセンタリングが中の李選手に合っていなかったら(抜けるとか、後ろに反れるとか)、間違いなく長友選手はマイナス評価となる状況でもあったのだ。この中での決断を迷いなく下せたことは、イタリアでの成長の証だと思う。
また、もしニアでクリアされてたとしたら「ニア! ニア! ニアにつめないと! 逃げちゃだめだ!」「オーストラリアDFは大きいですから、後ろで待っていてもボールが来る可能性はナイデスネ」などと、今度は李選手が非難されてたに違いない。

結果をそのまま見ているだけでは、サッカーはもったいない。
噛めば噛むほど旨味が出てくる、それが“サッカー”という世界だ。

サッカーという競技が、競技の性格として野球やアメリカンフットボール等と大きく異なるのが、「確率による分析が当てはまらない」点だ。
このシーンにしても、ゴール前には体の大きな敵が複数いるのに味方は一人きり、という状況でハイボールからのシュートを狙うという判断は、確率論から言えば無謀な部類に入るだろう。まして、疲労がたまっている時間に左足でのセンタリングなのだ。

だが見事なボレーシュートが決まり、試合はオーストラリアが負け、アジアカップは日本代表の手によって掲げられた。

これがサッカーなのだ。


最後に、日本代表へ。
アジアカップの優勝おめでとう。


やったね~!!!!
ヤッホーのホー!
うっひょーのひょー!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!
も一度万歳三唱!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!
も一度万歳三唱!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!
も一度万歳三唱!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!
も一度万歳三唱!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!
最後におまけで、も一度万歳!
バンザ~~~~~イ!


おわり

2011年1月29日土曜日

埼玉SSチャレンジカップ三芳会場 ─観戦メモ─

2011年 平成23年 1月29日(土)
会場 三芳町総合運動場
天候 晴れ 風あり 異常乾燥 めちゃ寒い
ピッチ サイズは通常の11人制少年サッカーサイズ  土 
固い地面の上に、周囲の畑から飛んできたパウダー状のとても細かく軽い土が3センチくらい積もってるイメージ。ちょっとの風で、土ぼこりが舞う。 ボールは転がらない。走りにくい。
試合形式 15分ハーフ。おそらく両チームの事前打ち合わせ等で、11人制か8人制かを任意で決められる方式。


埼玉SSチャレンジカップを、三芳町の三芳町総合運動場で観戦してきました。
この会場を選んだのは、江南南と三室とバディーが見られるから。
立派な体育館と武蔵野の雑木林とテニスコートに囲まれた、スポーツするには良い環境にあるグラウンドでした。

※ 正面に見えるのが三芳町役場、その右が文化会館「コピスみよし」と三芳町総合体育館「みよしアリーナ」。





【観戦メモ】

江南南 

現4年生がAチームになるまでは、苦しいかも。でも、さすがに基礎はしっかりしていた。

三室 

伝統の浦和サッカーここに見参って感じ。現時点でのこの代の旧浦和市内チームでは、三室が最もいいチームだろうと思っている。特にスピードのあるサウスポー11番君に期待大。

ネオス

江南南に2-0の完勝(11人制)。みんな気合いが入っていて、ヘディングでは絶対に競り負けない。コーナーキックへもその自信が現れていて、ゆるくカーブをかけた高い軌道のボールをゴール前へ堂々と放り込んでくる。公式の先制点(実質の2点目。得点時間は前半10分)は、まさにこのコーナーキックからの得点だった。開始早々の得点を謎のオフサイド(線審=副審を何と小学生がつとめていて、なかなか面白い判定が多かった。これもこの大会の伝統なのだろう)で取り消しにされたことと、2点目が終了間際のカウンターからのそれは見事なループシュートだったことを見ても、終始ネオスのペースだったことは明らかだった。

バディー 

最終戦の対三室の後半途中から出て来たのが、おそらくレギュラーメンバーなのだろう。彼らが出て来てからは、三室はほとんどボールに触れなくなった。広いピッチのままの8人制だったから、三室の縦パス一本のカウンターが形になった時もあったが、もしあのピッチサイズで本来の11人制だったら、あるいはピッチサイズが本来の8人制サイズだったら、と考えるとそら恐ろしい結果になっていたのではないだろうか。それくらい個々の実力差があったように見えた。ただし、その主力が入っても結局は1点しか取れなかったあたりを見ると、渡辺力樹君擁(よう)する現6年生(日本一チーム)より決定力という面では(若干)付け入るスキがあるのかもしれない。




そしてこれが、今日気づいた最も重大なことなのだが──


いよいよ本格的な花粉シーズンが始まったようだ。

帰宅し、風呂で温まってからというもの、ティッシュが手放せない。

また戦いが始まる。



不自由を常と思えば不足なし (by 徳川家康)

おわり

2011年1月28日金曜日

こうのとり打ち上げ動画

こうのとり2号機/H-IIBロケット2号機打ち上げ/Launch of KOUNOTORI2/H-IIB F2

1月22日(土)14:37:57に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(-HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。

The H-IIB Launch Vehicle No. 2 with the KOUNOTORI2 (HTV2, a cargo transporter to the International Space Station, ISS) onboard was launched from the Tanegashima Space Center at 2:37:57 p.m. on January 22 (Sat., Japan Standard Time.)




いつか、「宇宙ステーションからも日本のワールドカップ優勝の瞬間を見ましたよ!」なんていう映像を見てみたいなあ。

2011年1月27日木曜日

名言備忘録

女性は結婚するまでは将来を心配する。
男性は結婚して初めて将来を心配する。

不詳




一部の女性は夫を理想の夫にしようと夢中になるあまり、理想の妻になる余裕がない。

不詳




女性が犯す誤りは、ほとんど常に、彼女たちの善に対する信念と、真実に対する自信から生じる。

オノレ・ド・バルザック(フランスの作家)




──香水について
それは目に見えないけれど、忘れることのできない、究極のアクセサリー……
姿を見せる前からあなたの登場を告げ、姿が消えてからも余韻を残す。

ガブリエル・(ココ・)シャネル(フランスのファッションデザイナー)




女性は何をするにしても、男性の倍うまく行わなければ。
でも、幸いなことに、それは難しいことではありません。

シャーロット・ウィトン(カナダの元政府高官)




女性と象(ゾウ)は、傷つけれたことを絶対に忘れない。

サキ(ヘクター・H・マンロー)(イギリスの作家)




ほとんどの女性は、肖像画に描かれているほど若くない。

マックス・ビアボーム(イギリスの作家、風刺画家)




人生が歌のように流れているときに楽しい気分になるのは容易だ。
だが、立派な男とは、何もかもがうまく行かないときでも笑える男だ。

エラ・W・ウィルコクス(イギリスの作家)




夫は、ティッシュペーパーのようにソフトで、丈夫で、そして、使い捨てできること。

映画『殺人ゲームへの招待』




イブが来るまでは、この世は男の世界だった。

不詳




人生は、我々男には不公平だ。
俺たちが生まれたとき、賛辞や花をもらうのは母親だ。
結婚式で贈り物をもらい、注目の的(まと)となるのは花嫁だ。
俺たちが死ぬと、女房は生命保険を受け取って、フロリダで冬を過ごす。
いったい女は何から解放されたがってるんだ?

不詳




子どもが小さい頃の予想通りに成長するなら、この世には天才しかいないはずだ。

ゲーテ(ドイツの詩人、作家)




──少年がひどい通知票を父親に渡して言った。
パパ、原因は何だろう──遺伝かな? 環境かな?

マーク・トゥエイン(アメリカの作家)




子どもを愛するなら、その分、時には無視する努力を払わなければならない。愛情の網は、きつくなりすぎることがあるから。

不詳




思春期とは、答えが全部わかってしまった子どもが質問するのをやめる年齢。

不詳




幸福(さいわい)なるかな若き者たち。
汝(なんじ)らは国家債務を受け継ぐのだ。

ハーバート・フーバー(アメリカ第31代大統領)














いろんなことがあるけれど、私はまだ人間は善良なのだと信じています。

アンネ・フランク(ユダヤ系オランダ人)








以上

2011年1月26日水曜日

次のゾーンへ上がった日本代表

アジアカップ準決勝の南コリア戦。
日本代表は、アジアのサッカー史にはこれまで存在しえなかったサッカーを見せた。
結果は2-2の延長PK戦3-0の勝利だったが、彼らが展開したそのサッカーの世界は、対戦相手を遥かに凌駕する、違う次元のものであった。

彼らは谷間の世代とか、谷底世代とか呼ばれていた世代の次の世代だそうだが、彼らを生み出した変革は、その谷の底で、やむにやまれず下した決断から導かれた「哲学」によって生まれたのかも知れない。

私には、すべて含めて、昨晩の日本代表はワールドクラス、それも相当に高いレベルにあったように思えた。

中でも、ビハインドになったときの彼らのプレー、態度、表情は、世界トップクラスだったと胸を張って言える。

短期間でこれらの選手たちの組合せを発見し、このチームを作り上げた「チーム・ザッケローニ」の能力・手腕には驚きを禁じ得ない。

ほとんど同じ選手たちのチームであっても、チームに秘められた可能性は千差万別なのだとあらためて教えられた思いがしている。

選手以上の、経験と、知恵と、勇気が、優れたコーチには必要なのだ。

日本人スタッフが、彼らチーム・ザッケローニのそばでそれらをどれくらい学び取れるか、それに日本サッカーの将来はかかっている。

関塚さん、次のワールドカップ、期待してますよ。



がんばれ! 日本!

2011年1月25日火曜日

へたくそな工作活動の実例 ~朝日新聞様~

下に紹介するのは、1月22日の朝日新聞社説である。

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小沢氏の姿勢―国会を台なしにするのか 
http://www.asahi.com/paper/editorial20110122.html?ref=any#Edit1

 民主党の小沢一郎元代表の政治資金問題で、小沢氏による衆院政治倫理審査会での説明が実現しない見通しになった。極めて残念な結果である。

 小沢氏は出席の時期について「予算成立後を最優先とする」と条件をつけ、事実上、拒否する考えを政倫審会長に伝達した。これを受けて岡田克也幹事長が、出席を求める議決を断念する意向を示した。

 小沢氏はまもなく強制起訴される。一人の刑事被告人として、法廷で潔白を訴える権利が守られるべきなのはいうまでもない。そこでは当然ながら「推定無罪」の原則が適用される

 しかし、政治家小沢氏に対しては言行不一致を指摘しなければならない。

 小沢氏は検察審査会の2度目の議決で強制起訴が決まったあと、政倫審出席について「国会の決定にはいつでも従う」と述べていた。

 最近は、「すでに司法手続きに入っている」から出席する合理的理由はないと主張する一方、政治家としての総合判断から通常国会中にはいずれ出席するとしていた。

 東京地検が小沢氏の事務所などを捜索してからすでに1年。国会で説明する機会はいくらでもあったのに果たさず、いまだに条件をつけている。時間を稼ぎ、「逃げ切り」を図る戦術と見なすほかあるまい。

 小沢氏自身が強調しているように、政倫審の生みの親は小沢氏である。

 ロッキード事件で損なわれた政治への信頼をどう回復するのか。衆院議院運営委員長だった小沢氏が対処にあたり、26年前に生まれたのが政治倫理綱領であり、その実効を上げるための政倫審だった。

 綱領にはこう記されている。

 「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯(しんし)な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない」

 この言葉を、小沢氏は忘れたのだろうか。小沢氏がかたくなな姿勢を崩さず、政治家としての説明責任を果たさないのなら、小沢氏が唱道してきた政治改革は果たして真摯なものだったのか、原点から疑われることになろう。

 この事態を受けて、民主党執行部は証人喚問や、離党勧告の検討に入る。小沢氏が政倫審出席を拒否する以上、当然の対応である。

 これを見過ごし、何もせずに放置すれば、週明けに召集される通常国会はまたしても「政治とカネ」をめぐる不毛な対立に終始するだろう。

 新年度予算をはじめ社会保障と税の一体改革自由貿易と農業再生など、重要な政策課題は多い。そのための「熟議」の場を台なしにして良いのか。小沢氏と民主党執行部の双方が問われている。


「新s(あらたにす)」より


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この文章は、まるでもうすでに「国会の決定」が下されたかのように読めるが、実はまだ「国会の決定」はでていない。年末から年始にかけての議論は、その「国会の決定」を話し合うための話し合いをどうするか、とか、評決をどうするか、というものだったではないのか?

なのになぜ「言行不一致」などと非難しているのだろうか?

さらに検察が起訴しなかった事件について、まるで「推定無罪原則」の例外があるかのような珍論をとうとうと述べるのは、本当に理解に苦しむ。さらに言えば、起訴どころか、逮捕もされていないのに。どーいう法律理解の上での珍論なのか、ぜひ紙面で解説していただきたいものだ。それこそ「ジャーナリズムの説明責任」「報道機関としての説明責任」だと思うのだが。

「刑事司法手続き」を簡略にまとめると、有罪とする証拠があるので裁判所へ起訴する、となる。
で、小沢氏の件では、「有罪とする証拠」はない、と検察官が判断したので起訴しなかっただけの話だ。
それに対して、検察審査会が、いや「有罪とする証拠」はあるではないか、と議決し、裁判所へ起訴するのが今回の「強制起訴」だ。
つまり「有罪とする証拠」があることが大前提になっている。なぜなら、それがあるから検察審査会は起訴すべしと議決したのだから。
起訴されることが決定となった以上、基本的には、訴えられた被告側も訴える原告側も、そのままの状態で裁判にのぞむべきである。実際には、起訴後に収集された証拠も、採用される場合があるが、今回のような「検察審査会」が絡む裁判での「起訴後の証拠」は、公正さ(justice&fairness)から言えば採用してはいけない、するべきではない、と、私は確信している。

そもそも、ここ二十年間、日本の国会を不毛な議論の場に貶(おとし)めたのは誰だというのか。

私は声を大にして言いたい。

それは大新聞社の政治部社会部とその系列の全国ネットテレビ局の政治部社会部である、と。

日本が調子を崩している最大の原因は、巨大恐竜のようなマスコミの政治部社会部であると私は確信している。

もうマスコミは、芸能スポーツ情報でいいんじゃないかな。

政治については、もう公民権の被選挙権(選挙に立候補できる権利)に回数制限をもうけて、あとは思うようにやれ、と。これでいいではないか。

もう、ホント、マジ、消えて欲しい。大マスコミの大政治部は。



おわり~ん。

へたくそな工作活動 ~朝日新聞様~

「与謝野氏入閣は朝日新聞の進言。読売も歓迎」と菅首相側近

2011.01.24


菅内閣にとって正念場となる通常国会が始まった。問題が山積みの管内閣だが、与野党、国民の反発さえも、当の菅首相は“サプライズ人事にみんな驚いているぞ”と、ご満悦なのだ。

菅首相の奇妙な自信には理由がある。実は、今回の内閣改造には大メディアが大きく関与している。与謝野氏が読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社会長と極めて近いことはよく知られている。だが、菅首相に直接、与謝野起用を進言したのは、読売のライバルの朝日新聞の編集幹部だという。菅側近が打ち明ける。

「改造前に総理が最も憂慮していたのはメディアの風当たりが強くなっていることだった。そこで昨年末に各紙の幹部とお忍びで会談を重ねた。中でも総理が信頼する朝日の編集幹部は、消費税引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加、小沢切りの3 点セットを断行すれば菅内閣を社をあげて支援すると約束して、与謝野氏起用を強く進言した。読売がこの人事を歓迎するのは想定内だったが、“天下の朝日”の後押しが迷っていた総理を動かした

この編集幹部は紙面でも、民主・自民の大連立など、菅長期政権の可能性に言及している。実際、与野党から総スカン状態の与謝野氏の入閣だが、大メディアは揃って歓迎した。

内閣改造翌日の各紙の社説を見ると、読売新聞は、〈与謝野氏が言うように、国の命運を左右するような課題には各党が「政争の場を離れて」取り組むべきだ〉と書き、朝日新聞は与謝野氏起用を〈目指す目標を明確にし、人事を通じ実行する態勢を整えようとした意図は理解できる〉と評価したうえで、小沢一郎・元代表の政治倫理審査会出席問題について、〈この問題を早急に処理しない限り、「最強の態勢」もつかの間の掛け声に終わるほかない〉と「小沢切り」を促す書き方をしている。前出の菅側近の証言と一致するが、朝日新聞は編集幹部が菅首相に与謝野氏の起用を進言したことを否定した。

※週刊ポスト2011年2月4日号
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ってことらしいのだが、まあそんなこったろうなってことは、もうずっと前から見え見えだった。

もう、どーしようもねーな、朝日新聞(&読売新聞)。

消えてください。


FIN

こうのとり

「こうのとり」2号機の軌道および姿勢は正常で、ISSへ向けて順調に飛行を続けてい
ます。「こうのとり」2号機は、今後、軌道制御を繰り返して徐々にISSへ接近するラ
ンデブ飛行を行い、1月27日から28日にかけて、ISSクルーの操作するISSのロボット
アーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に把持されてISSへ結
合する予定です。

ISSへの接近からSSRMSによる把持の模様は1月27日午後7時50分から8時50分、ISSへの
結合の模様は1月27日午後10時45分から11時45分の間、インターネットなどでライブ
中継されますので、ぜひご覧ください。

●HTV2ミッションライブ中継

●HTV2ミッションページ

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とのことです。


2011年1月24日月曜日

見習いコックは、なぜナベの底をなめるのか。

見習いコックは、なぜナベの底をなめるのか。



名シェフへの根性修行ものの映画やドラマで、洗い物をしているスキに師匠や先輩コックの使った鍋(なべ)の底をさっとなめ、そこに残ったわずかなソースの味を盗む若い見習いコック、というような場面を見たことのある方もいるだろう。

不思議に思わなかっただろうか?

調味料の味も、素材の味も、まあふつうに生活してきた者なら知っているはずだし、また美味しい料理の味だって、昔ならともかく今なら自分で好みのレストランへ行けば、それこそ最高の味を知ることができる。

つまり、わざわざ鍋底に残ったソースをなめる必要などないのでは?

と思ってしまったりしないだろうか。


しかし、スタートとゴールを知っているだけでは“すばらしい”料理は作れないのだ。

調理の過程で味は変化する。
知っていたはずの素材の味も、調味料の味も、加工され、加熱され、お互いに混ざり合い、変わってゆく。
さらに時間という条件が、その味の変化をさらに複雑にする。
80度で1分間過熱した味、加熱をやめゆるやかに熱を奪いながら1分間待った味、100度以上に熱した別の素材を混ぜた直後の味、また数秒後の味、煮たたせた味、煮たつ寸前で止めた味、細かく切った素材の味、加える調味料の順序を変えた味、その他、それこそ無限にある調理方法によって、その過程の味は千変万化する。

その過程にある途中の味を知ることだけが、正しい道を進んで、良い料理を完成させるというゴールへたどり着く唯一の道なのだ。

そんな面倒くさいことをしなくても、完成した料理の味を見て、最終的な味つけをすればいいじゃないか、と考えがちだが、それは「ごまかし」でしかない。そしてそれは、わかっていない人ならあざむくことができるかな、という程度の「ごまかし」でしかない。

良い料理人が正しく作った料理が美味しいのは、その調理の過程で、その正しい調理の過程の味と香りが、完成品となった料理のそれぞれの素材の中に、階層状態で閉じ込められているからだ。素材が味のタイムカプセルになっている。それも数層の。

対して「ごまかし」の方は、最初に舌に触れる表面の味だけが、まあまあ美味しい味だというだけ。
第一印象は「美味しい」と感じるだろうが、食べ進むうちに「美味しい」と感じた感動は薄れてしまい、ただ食べ物を口へ運ぶという動作を繰り返し、胃をふくらませるためだけのものにそれはなってしまう。

食べ物なら、それを選ぶという選択の自由もあるだろう。
だがこれを、サッカー選手の育成に置き換えた場合はどうだろうか。

ジュニア、ジュニアユース、高校・ユース、それぞれの段階で「美味しい味」に整えてしまったら、果たしてその完成型が「いつまでもずっと美味しい味」になるだろうか。歴史は、それが簡単はことではないことを証明している。

ヨーロッパやブラジル、アルゼンチンなどのサッカー強国から毎年優秀な選手たちが現れるのは、その歴史と伝統の中で経験を積んだ、「過程の味」を知った育成者が市井(しせい。昔は井戸の周りに人々が集まったことから、庶民や街中という意味になった)に大勢いるからだろうと私は確信している。

「本物の過程の味」を知らない指導者や親や大人は、テレビ等を通じて知った、あるいは想像した「最高の完成型の味」が「良い味」だと思い違いしてしまう。実は、本当に知らなければならないのは、「最高の完成型の味」へ至る、その「過程の味」なのではないだろうか。っていうか、そうなのだ。

レストランへお金を払って美味しい料理を食べに来るお客さんなら、確かに「完成型の味」を知っていればいいだろう。
しかし料理を作る側にいる人間は、それだけではだめなのだ。さらに、素材の味と質を見極める目と、無数にある調理の方法についての知識と、その過程で変化する「途中の味・中途の味」を知っている経験が必要なのだ。

調理の途上であるのにすでに「美味しい味」になってしまったら、その完成型はそこからさらに美味しくなるよりは落ちてしまうものだ。
むしろ、物足りない味、あるいはクセの残る味、あるいはやや濃い味、であることが結果としての「美味しい味」に至る道だったりする。

結局のところ、素材に秘められた可能性以上の味を引き出すことはできない。
鯖(さば)でモンブランを作ることはできないが、味噌で煮込めば最高の味になる。
しかしその鯖であっても、途中で美味しく食べられるような味つけ(例えば酢でしめるとか)をしてしまったら、あとで味噌で煮込んでも決して美味しい味にはならない。最後に調味ダレをたっぷりふりかけても、ひとたび噛みしめれば……。

見習いコックが鍋底をなめて味を盗むのは、そうした理由があるからなのだ。


と、こんなところで終わりです。

2011年1月22日土曜日

そもそもマニフェストを持ち出したのは民主党リベラル左派。

ユーチューブの自民党チャンネルってとこに面白いのがあったので紹介。


2009年夏の総選挙用のCM(アニメ)らしい。






まあ現実もこの通りになってしまっているんだけど、自民党が「だめ亭主」で「だめラーメン屋(俺の感覚だと、旧街道沿いの古いドライブイン)」だったからこうなったんだよなあ(でもってまだ何も変わってないみたいだし)。

選挙にマニフェストを持ち込んだ民主党の左派(リベラル)連中自身が率先して、「できっこないマニフェストなんだから修正してもいいんだ」とかって言い出してるんだから、軽いよなあ。軽い軽い。

むしろリベラル派だからこそ、約束とか言葉を大切に扱って欲しいと私は思うのです。
これじゃあ、リベラル=口先だけ、リベラル=ウソつき、リベラル=切り捨て、ってことになっちゃうじゃん。

「政治とカネの問題に決着を付ける」もいいけど、それよりもさあ

「政治と約束(マニフェスト)の問題」や「政治と言葉の問題」

にも決着を付けてくれって話っすよ。
どっちかっつうと、政治家としての資質や倫理面では、「他人のカネ」よりも「自分の言葉」や「自分がした約束」についてどういう態度をとるのかの方が、決定的に重要なんじゃないかなあ、と私は思うわけです。はい。


この景気状況、原油高、資源高で、増税するための内閣改造をするんだから、ホントどーかしてる(ガソリン値下げ隊の出番です!)。
増税論議を「逆エコポイント」として使えば消費を刺激できるって話が出てるらしいけど、現実は絶対にそんなことにはならない。
いやな事件が増えるだけっていう結果となることに、100万チュニジアディナールを賭けます。


“大王”長谷部誠のすばらしさ

“大王”長谷部誠のすばらしさ

それは一言。
前への征服力である。
後ろや横へ意識が向いているときの長谷部誠は危なっかしい。
だが、ひとたび前を向いて顔を上げ突進を始めると、彼はアレキサンダー大王のごとき征服力を発揮する。

逆に、サイドチェンジのパスを試みてみたり、バックパスで間を作ろうと試みてみたり、シュートへつながるラストパスを試みたりすると、そこからほころびが生まれてしまう。
その手の仕事はホンダーさんやエンドーさんに任せて、“大王”は“大王”らしい仕事に集中してください。

桶川西口をしばらく進み、一二三(ひふみ)食堂の交差点を南へ左折したナカヤマリフォームの向かいにある、ラーメン大王は、あんな場所なのにけっこういっつもお客さんいるよね。

中華料理 大王



おわり

2011年1月20日木曜日

基本横向きでお願いします。

バルセロナの育成コーチにどこかの日本人コーチが「どうすればイニエスタのような選手を育てられますか」と質問したら、「うちに来る前からイニエスタはイニエスタだった(つまり、育てられるものじゃないという意味)」と諭(さと)されたそうだ。
そりゃあそうだろう。もしどうにかして育成できるのなら、バルセロナはイニエスタだらけになってしまうのだから。

石ころをダイヤモンドにすることはできないと言われてしまえば身も蓋もないのだが、石ころであってもダイヤモンドの真似をすることはできる。

手はじめに、こんなところからはどうだろう。

姿勢の基本その1 「前に敵が見えたら横を向く」
姿勢の基本その2 「前に誰もいなければ前を向く」

以下の動画を見て欲しい。
足元のボール扱いにばかり目が行ってしまいがちになるが、もうちょっとその上、そう体の向きに着目すると、ある動作に気づくことができる。
二人とも(特にシャビはわかりやすい)、相手が前にいないときは体を前に向けているが、離れていても前に敵がいるときは、プレッシャーを受けるずっと前から横を向いてしまっている。

シャビ(現地発音:チャビ)・エルナンデス


アンドレス・イニエスタ




これはサッカーにおける姿勢の基本のひとつだ。

よく練習で、真正面にいるDFへまっすぐ正対して突っ掛けていくような形の1対1をやっているが、実戦でああいうシチュエーションになることはあまりない。というか、ほとんどない。
それに、抜くドリブルと、かわすドリブルと、キープするドリブルにはそれぞれ異なる「感覚」や「意識」が必要になるのだが、それ用の練習にも、上記のような形式の1対1はなっていない。
ただただ、昔からやっているから、というだけの練習であるように、私には思える。
まあどういうドリブル・トレーニング・メニューがあるのかは、また別の機会があったときにでも紹介することにして、今回は「姿勢の基本」を習慣づけさせるトレーニング・メニューを2つ紹介したい。

その1
一人一つボールを持って複数人でゴチャゴチャになっている中をドルブルする。
その時、進行方向に誰かがいたら(離れていても)、九十度転回して前進。これを続ける。
ボールや体が誰かと接触したら、何か罰ゲーム。あるいは退場。

その2
ミニゲームをしている最中、コーチが「前に敵がいたら横を向く!」と絶え間なく指示を送る。
特に混戦状況になって、子供たちがパニックになっているとき、あせっているとき、こういうときに「まず横向き!」と間髪入れずにタイミング良く声をかけてあげると効果大。

プレミアでもセリエAでもリーガでもいいのだが、ちょっと意識して観戦すれば、これが基本中の基本だということがわかって頂けると思う。

「うちの子たちは、すぐに焦っていらないミスをするんだよなあ」とお悩みをお持ちなら、まずこの辺から取り組んでみるのも悪くないと私は思います。



おわり

名言備忘録

もし我々にまったく欠点がなかったなら、他人のあら探しという楽しみもなかったことだろう。

フランソワ・ラ・ロシュフーコー(フランスのモラリスト)




彼女は欠点に対して寛大である──自分のなら。

アーサー・ベア(米国のコラムニスト)




“悪書”を読んで、身を持ち崩した少女の話など聞いたことがない。

ジミー・ウォーカー(アメリカの俳優)




出版の自由を制限するのは、国家に対する侮辱である。
ある種の本を読むことを禁じるのは、国民をバカもしくは奴隷呼ばわりするに等しい。

クロード・A・エルベシウス(フランスの哲学者)




私は、もらったダイヤモンドを突っ返すほど、男の人を嫌いになったことはないわ。

ジャ・ジャ・ガーボール(ハンガリーの女優)




私は、彼女のことは好きじゃない。しかし、誤解はしないで欲しい。私の嫌悪は、純粋にプラトニックなものなのだから。

ハーバート・B・トリー(イギリスの俳優)




神の前で謙虚になれば、人はそれだけ高められる。
人間の前で謙虚になれば、人はそれだけ踏みにじられる。

ジョシュ・ビリングズ(アメリカのユーモア作家)




科学者たちが、書類鞄の中に持っているものには、ぞっとさせられる。

ニキタ・S・フルシチョフ(ソビエト連邦の元首相)




もし人が自分を“現実主義者(リアリスト)”と呼ぶようになったら、そいつは、心の底では恥ずべき行為と考えている何かを、進めるべく準備していると思ってまず間違いない。

シドニー・J・ハリス(アメリカのジャーナリスト)




革命を語るのは、現実逃避の一手段だ。

ジョン・K・ガルブレイス(アメリカの経済学者)




人間の器量は、権力を用いて何をなすかで測れる。

ピッタコス(ギリシャの政治家。七賢人のひとり)




権力は、人を酔わせる。
酒に酔った者は、いつか醒めるが、
権力に酔ってしまった者は、醒めることをしらない。

ジェームズ・F・バーンズ(アメリカの政治家)



私に不幸を招いたのは、私自身の考え方ではなく、他の人間たちの考え方である。

サド侯爵(フランスの作家)




災難には2種類ある。我が身にふりかかる不運と、人様に訪れる幸運。

アンブローズ・ビアス(アメリカの作家。『悪魔の辞典』の作者)




真の幸せ者は、結婚した女と、独身の男だけ。

ヘンリー・L・メンケン(アメリカの評論家)




手に入れうる最大の幸福とは、必ずしも幸運は自らに不可欠なものではない、と悟ることである。

ウィリアム・サローヤン(アメリカの作家)





以上

2011年1月19日水曜日

2011年 4種新人戦県大会の要項

2011 4種新人戦県大会の要項
第5回 埼玉県第4種新人戦中央大会 実施要項からの抜粋

期日会場 

2011年2月13日(日) 1・2回戦 埼玉スタジアム第2・3グラウンド
2011年2月20日(日) 準決勝 埼玉スタジアム第2・3グラウンド
              決勝 埼玉スタジアム第2グラウンド

競技方法 

延長・PKあり


試合開始時刻

2月13日(日) 
1回戦 0930,10301130,1230
2回戦 1330,1430

2月20日(日)
準決勝 0930
決勝 1300


以上

2011年 4種新人戦 県南結果&スコア

2011年 4種新人戦 県南結果

第5回 埼玉県第4種新人戦 南部地区大会 結果
2011年 平成23年 1月16日(日)


◆Aブロック 鴻巣陸上

三橋(さ) 0 × 1 伊奈小針(北)
柏葉(南) 0 × 1 はくつる(さ)

伊奈小針 1 × 6 はくつる

代表 はくつる


◆Bブロック 鴻巣陸上

戸田南(南) 0 × 4 アルディージャ(さ)
上尾富士見(北) 1 × 2 いずみ(南)

アルディージャ 1 × 0 いずみ

代表 アルディージャ


◆Cブロック 駒場サブ

新郷(南) 0 × 1 上尾朝日(北)
尾間木(さ) 1 × 1 プログレッソ(南) PK6-7でプログレッソ

上尾朝日 0 × 1 プログレッソ

代表 プログレッソ


◆Dブロック 駒場サブ

大久保(さ) 1 × 1 戸塚(南) PK3-5で戸塚
たけしの(南) 1 × 3 北浦和(さ)

戸塚 4 × 0 北浦和

代表 戸塚


◆Eブロック 新座総合

辻(さ) 0 × 2 新座片山(南)
伊奈(北) 0 × 6 三室(さ)

新座片山 0 × 0 三室 PK4-5で三室

代表 三室


◆Fブロック 新座総合

蕨北町(南) 0 × 0 大戸(さ)
大宮東(さ) 0 × 1 NEO(北)

蕨北町 0 × 3 NEO


代表 上尾NEO






以上

2011年1月18日火曜日

大中華人民帝国こそが悪夢

大中華人民帝国こそが悪夢


朝日新聞 2011年 平成23年 1月8日 土曜日
オピニオン インタビュー(聞き手 オピニオン編集長 大野博人)

人類学者 エマニュエル・トッド
フランス国立人口統計学研究所員
『自由貿易は、民主主義を滅ぼす』藤原書店

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『空回りする民主主義』

自由貿易が権力握る
解決阻(はば)む超個人主義

共同体意識残る日本
アジアとの連携に道

──日本の有権者は1年4カ月前に歴史的な政権交代を起こしました。しかし、社会は相変わらず閉塞感に苛(さいな)まれています。政権交代は、問題解決につながらないのでしょうか。

「世界の主な民主義国で起きているのとまったく同じことが、日本でも起きているのです。右と左の政権や指導者の交代なんて、フランスでは常態化しているけれど、やはり政治は危機の様相を呈しています。サルコジ大統領は最も強力な大統領になると言われていたのに大したことができない。英国や米国も同じ。オバマ米大統領の無力ぶりはどうです。『黒人大統領が登場するなんて歴史的だ。何もかもが変わろうとしている』と言われて就任したのに、あまり変化をもたらしてはいません」

──各国で民主主義が機能不全に陥っているとすれば、共通の原因があるのでしょうか。

「そのとおりです。これには2つのレベルに分けた説明が必要でしょう。まず、表層部に共通して見られるのは、世界に広がっている経済についての思想です。とくに欧米や日本など先進諸国で支配的ですが、それは自由貿易こそが問題の解決策だと考えるイデオロギーです。グローバル化が進んだ今の時代に権力を握っているのは、実際のところ政治家たちではなくて、自由貿易という経済思想なのです」
「政党など政治的な仕組みがいろいろあっても違いは見かけだけ。日本でも政権は交代したけれど、支配的な思想はそのまま。だから何も変わらない。それはフランスでも英米でも同じです」

──その思想が何を引き起こしているのですか。

世界中で需要が不足し、競争が日に日に厳しくなり、不平等が広がっています。途上国に安価な労働力があると、賃金の高い先進諸国の人々は無用だとみなされる。それが社会は縮みつつあるという感覚につながっている」

  ■  ■

──国民が切実に解決を望んでいる雇用問題などに、なぜ政治は応えられないのでしょうか。

「リーマン・ショックのあと、G20などで集まった世界の指導者たちは、世界的に需要が不足していて、景気刺激策が必要だという点で一致しました。だが、それから各地で奇妙なことが起きました。刺激策は各種の指標を上向きにしたし、企業の利益も伸びた。ところが雇用と賃金は増えなかった。自由貿易という文脈の中では、各国の政策は中国やインドのような新興の国々の景気を刺激するばかりだったのです」

──グローバル化の中で一国の政府の政策は空回りしていると。

「ある新聞に載った漫画が面白かった。スーパーで2人が対話している。一人が『景気刺激策が必要だ』という。他方が『そう思うけれど、どの国の景気を?』と返す。2人の買い物カートに入っているのはメード・イン・チャイナばかり

──自由貿易が表層とすれば、その底にある問題は何ですか。

「深い精神面での変化です。ハイパー個人主義、あるいは自己愛の台頭とでも呼ぶべきものです。社会が個人というアトム(それ以上分割不可能な粒子。原子)に分解されていく現象です。その結果、国をはじめとする社会や共同体で人々が何かについていっしょになって行動するということが考えられなくなっている。社会や共同体を否定するような考え方です」

──個人の確立というのは、近代的な民主主義の基礎だったはずではないでしょうか。

「確かに逆説的です。民主主義を発明したのは、人類学的な視点から見て個人主義的傾向の強い国、米英やフランスで、共同体のきずなが強い国々ではない。そうした社会はもっと権威主義的で、歴史的にも日本やドイツはリベラル(個人中心)な民主主義になじみにくかった。けれども日本では不平等の広がりはフランスなどよりゆっくり進みました。また、欧州内でも、民主主義がより病んでいるのはドイツよりフランスです。ドイツではまだ労組が機能しているし、大衆とエリートとの断絶もフランスほどひどくない」

──民主主義を実現させた社会の基礎が今度は、民主主義をむしばみつつあるのですか。

「民主主義の普及は識字率の向上と結びついています。だれもが読み書きできるようになり、文化的にも同質性の高い社会が築かれるに至って、民主的な考え方も形成されていった。みんなで共有している何かがあるという感覚が育まれていきました」

「ところが、高等教育の普及によってかなりの数の人々が高度な教育を受けるに至り、先進諸国はかえって文化的に平等な段階からさらに抜け出していった。つまり、新たな教育格差が別の重い意味を持つようになった。私は、教育格差の広がりと民主主義の弱体化、平等という感覚の弱体化はつながっていると思う」

「教育格差が早く広がっていったのは米英やフランスでした。一方、社会のきずなが強い社会、スウェーデンやドイツ、日本ではそれほど早くはなかった」

──とはいえ、日本もやはり共同体の弱体化、民主主義の危機に苦しんでいます。

「日本社会を超個人主義的とみるのはおかしい。まだ個人と共同体の密接な関係が残っているでしょう。けれど日本にもほかの国と同様に不平等なグローバル化の影響は見られます。超個人主義を生み出したのは米国で、英仏も同じ方向に向かった。日本は外から来た思想に苦しんでいるのです」

  ■  ■

──民主主義を危機から救う道はあるのでしょうか。

「問題の表層部分についてなら、エリートたちがより知性を発揮して、経済についての考えを変えればなんとかなるでしょう。民主主義は人々のための統治のことであり、それが機能するにはエリートなんていらないと考えるのはポピュリスト(大衆迎合主義者。八方美人)たちです」

──しかし、多くの政治家やオピニオンリーダー(文化人。著名人。評論家)は自由貿易こそ諸問題の解決策と考えています。

「私は半年前まではこの点には悲観的でした。しかし最近の欧州では、経済危機について考え方が変わりつつあります。自由貿易が解決を阻んでいるということが理解され始めた。まだ非常に難しいけれど、解決が不可能ではないでしょう」

──それでも、もうひとつの問題、つまり、超個人主義や共同体の弱体化の問題は残ります。

「それは信仰の危機のようなものです。抜け出すのは非常に難しく、精神面での革命的な変化が必要です。欧州の歴史を見ると、共同体としての信仰は、キリスト教という普遍性の高い宗教の登場とともに始まりました。それが政治思想に変化し、民主主義を可能にし、政党を作り上げる力になっていった。共同体の代表的なものは国であるけれども、国民さえ一体として行動できなくなっているのは、同じ共同体に生きているという感覚の解体があるからです」

「しかし、そんな感覚が新たに築かれるには長い年月が必要。たとえば、今後数十年でみんなが信じられるようなことを人々に与える革命的な出来事は期待できそうにありません。人々は宗教も強く信じることはできなくなっています」

「とはいえ、共同体としての信仰の喪失の結果、人々を戦争に大動員するようなことはできなくなっている。危機に直面しても戦争になりそうにないならば、時間的な余裕はある。なにしろ1929年の大恐慌後にはナチスが台頭し、10年後には戦争になっていたけれど、今はそうはならない」

  ■  ■

──あなたは著書の中で、政治の規模と経済の規模を一致させる必要性を説いています。自由主義に対抗するため、欧州連合(EU)という単位の保護主義を唱え、それによって政治と経済の規模を近づける。それが民主主義が生き残る道だとしています。しかし、日本はどうすればいいでしょう。

「欧州政治は、フランス革命などから生まれた古典的な民主主義とは違う、複数の国による新しいタイプの民主主義です。ただ、欧州を理想化してはいけない。私が欧州の民主主義というのは、政治指導者と市民をより和解させる仕組みという程度の話です。一体化した欧州は完全な幻想です。家族構造の専門家である私の目から見れば、伝統的な家族構造と社会や政治についての考え方の間には密接な関係がありますが、ドイツの家族構造はフランスより日本にずっと近い。つまり、独仏間には日仏間と同じくらいの違いがある

アジア諸国が連携すれば、域外に対して保護主義を採り、域内での景気刺激策を可能にするEUとは別のもう一つの経済地域になれるかも知れない。もちろん、それだけでは経済と政治の空間の一致というわけにはいかないでしょう。ただ、経済問題の解決策にはなるのではないでしょうか」

「アジアの国々に文化的、経済的、宗教的な違いが存在するのは明らかです。とはいえ、それは欧州も同じです。台湾、インドネシア、フィリピン……。確かに使う文字や宗教など見える部分での相違は欧州より大きい。しかし、家族構造という深いところを見ると、そんなに違わない。違いばかりを意識するのはあまりいいことではありません

※ カッコ内の記述はゲゲ用の注釈。
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これから生まれてくる日本人のことを考えれば、最も避けるべき国際環境は、隣国である中華人民共和国が、ほぼ最新の軍備を無尽蔵に備えた軍事独裁国となっていることだろう。
兵器と軍隊・軍人は大量に備蓄しているのに、エネルギーや食料・水の備蓄が足りなくなりそうだという状況が最も危険になる。
そして砂漠化の進行状態とアフリカ・南米を含む資源リッチ地域である南半球の経済発展を観察していれば、それはほぼ確実にやってくる未来だということがわかる。

もしもそうなった時、優香人民共和国、もとい中華人民共和国の政権が、タリバンのような原理主義青年たちに掌握されたとしたら、日本にとってそれ以上の悪夢はない。

GDPの規模がどうだとか、人権がどうだとか、環境破壊がどうだとか、空洞化がどうだとか、技術流出がどうだとか、確かにそういったことも重要であることは間違いはないが、日本が最も優先すべきことは、5年後、10年後、15年後に、人口15億人を抱える超超軍事独裁共産原理主義大国『大中華人民帝国』を絶対に誕生させないことだと、私は確信している。

そのために最も簡単で、最も効果的なのは、中国人を太らせ、牙のないブタにしてしまうことだ。
そう、以前米国が日本人したように。

ブクブクと太っていく中国を指さして脅威論をわめくのはとても滑稽な姿に、私には思える。
本当に恐ろしいのは、飢えた野獣ではないか。
与えられるエサを、エサとも知らずに食いまくり、ダラダラブクブクと肥えていく生き物を、野獣と呼ぶものはいない。
エサを与えられることが当たり前になれば、そのうち芸もするように調教できる。

まあ、その過程では、これまでのどんな生き物よりも臭くて汚染された大量の糞尿をたれるだろうが、それは飼育係の責任として適切かつ清潔に処分してあげましょう。



2011年1月17日月曜日

ポジショニング感覚を養うとは


ポジショニング感覚を養うとは



『一朝一夕にはいかない』


で、
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ではいいポジションを取るためにはどのような練習をすればいいのかとなるのだが、
それはまた、別の話。

To be continued.
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と書いておきながらすっかり忘れていたので、今さらながらその続きを書く(これで許して下さい)。


サッカーには正解はない。
その他方で、ポジショニングに理論は存在する。理論はあるのに答えはないというのも妙な話なのだが、サッカーとはそういうものなのだから仕方がない。
ヨーロッパで「戦術」と呼ばれているものも、煎じ詰めればこのポジショニングについての理論を意味している。
このポジショニングについての理論は、サッカーというものをどう捉えているかという哲学に基づいて構築されるので、その哲学が異なれば当然理論も異なり、結果として監督やチーム、国ごとに個性的なサッカーが生まれてくる素地になっているのだ。

またポジショニングの最適解というものは、理論という公式が変わらずとも、その関数に入る状況や個々の選手によって違ってくる。
こうした面からも、「正解はない」ということが理解できるだろう。

理解できれば誰でもそう思う通り、ポジショニング・トレーニングにおいて、「おまえの位置はここだ!」的な「答えを叩きこむ」ような指導方法は、百害あって一利なしだ。その答えが正解であるのは、その監督のそのチームのその練習においてだけなのだから。

こうしたトレーニングでは、その監督のサッカーが明確にできあがっていて、そういうチームを作るときだけ意味がある。例えばプロのチームであったり、フル代表のチームだったり、絶対に勝たなければいけない大会の直前などだ。
逆に言えば、それ以外の場合では、こんなトレーニングをしてはいけない。小学生などの若い選手を育成する段階では特にそうだ。

育成期であり、チームをこれから作っていこうかという段階の前段階で私は、「ポジショニングというものがあるのだ」という「感覚」、「自分がピッチ上でどこに位置しているのか」という「感覚」を体に覚えさせるようなトレーニングを、ぜひお奨めしたい。

これに最適なトレーニングメニュー例をひとつ紹介する。

【ラグビールールのゲーム】
(スローインとフリーキック以外は前の味方へのパス禁止、全部オフサイド)
前進する手段は、「ドリブル」「裏へのパス」、もしくは「敵ボールを“前で”奪う」かの3つしかない。

このトレーニングの目途を三つあげれば、
第一に、『攻めるためにフォローする』という感覚(自分の位置を把握して修正する習慣・クセ)を身につけさせること。
第二に、前進するにはドリブルか裏への走り込みという状況に追い込むことで、『誰かがやってくれる』『消極的』感覚を捨てさせる。
第三に、『フォアチェック即攻撃』という切り替えの早さがチャンスを生むことを楽しく覚えさせる。
といったあたりになるだろうか。

前進手段は3つしかない、と書いたが、実は、高等戦術として、もうひとつある。
それは、わざと相手にパスし、それをチェックするという戦術だ。肉を切らせて骨を断つ戦法だ。
これはこのトレーニングゲームを一層面白くしてくれる。慣れてくれば当然敵もそれを読んで、対応してくる(例えば、チェックが来そうなら、触らないでアウト・オブ・プレーにしてしまうとか)からだ。
★また、最初にこれらに気づく子はサッカー脳が優秀だと推察できる。

数年前からポジショニング練習として一部で取り入れられている、ボールを手で扱うハンドボール風ミニゲームは、率直に言ってウォーミングアップや気分転換以外の効果はないだろう。
ボールを手で扱うことと、足で扱うことは、視界や脳神経や体の使い方からして、いやもっともっと根本的なところで決定的に異なるからだ。そんなことはハンドボール部の選手にサッカーさせてみればすぐにわかるのだが、騙されやすい人は、そういうことも考えられないくらい頭がかたい人なので、たぶん説明してもわかってはもらえまい。う~ん、残念無念。


まあ今度は私に騙されたと思って、機会があったら試してみて欲しい。


今回はこんなところで。

2011年1月16日日曜日

2011年 4種新人戦 県南結果と各地区代表

第5回 埼玉県第4種新人戦
中央大会 
出場決定チーム(16チーム)

東部:あけぼの・幸松・レジスタ・セリエタ
西部:1FC・川越福原SC・千代田FC・ペレーニア
南部:三室・プログレッソ・戸塚・はくつる・アルディージャ・上尾NEO
北部:江南南・すみれFC

らしいです。

私が鴻巣会場を後にする時点で、スタンド脇に掲示してあった県南大会の試合結果は以下の通り。

三橋 0 × 1 伊奈小針
柏葉 0 × 1 はくつる
新郷 0 × 1 上尾朝日
尾間木 1 × 1 プログレッソ(PK6-7でプログレッソ)
辻 0 × 2 新座片山
伊奈 0 × 6 三室


以上

2011年 4種新人戦県南大会in鴻巣─観戦メモ─

鴻巣陸上競技場での4種新人戦県南大会を観戦してきました。
白いベールをかけたようにうっすらと雪の残る鴻巣陸上競技場。試合開始は30分遅れることとなりました。

第1試合 三橋 × 伊奈小針
第2試合 柏葉 × はくつる
第3試合 戸田南 × アルディージャ(前半終了直前まで)

の2試合と半分を観戦できました。

昨年と比べて、GKにいい選手が多かったように感じました。
ただフィールドプレーヤーについては、はくつるの技巧派MF14番君と、アルディージャの大型CFW18番君、視野のあるMF16番君が目に付いたくらいだったので、少々さみしかったっす。まあ、恒例の寒風の影響があったのでしょうね。

そうそう、初戦で敗退しちゃったけど、三橋と柏葉は、これから春、夏にかけて、ぐんと強くなるかもしれないぞ、と感じました。
三橋は9番君にもうひとつ武器が何か加わること、そして10番君に40分間走れる体力がつくこと、これが整えば今日みたいな結果は、今日で最後になるだろうなって感じです。
柏葉は、あのすばらしいGK君を中心に、DFでの連携を高めて、カウンターに鋭さを増し、さらにセットプレー(特にコーナーキック)での対応を練習すれば、県大会でも十二分にやれる可能性を秘めているって感じでした。

あと気になったのは、アルディージャです。
興味見た印象では、今のままでも、埼玉では頭2つ抜け出ているチームだとは思います。
しかしそれ以上に私が「お、面白い」と思ったのは、チームとしてはまったく未完成だという点なんです。
おそらく、チーム戦術的な指導はほとんど受けていないんじゃないかなあ。
各ポジションを任せられた選手個々が、それぞれ自分の頭でプレーを考えているようでした。
これは、これまでのアルディージャにはなかったことだと思います。
選手の育成を考えたとき、これはすばらしい改革・変革だと、私は思いますです。はい。
私は諸手をあげて大賛成です。

確かに昨年(2010年)度のアルディージャには、決定的な「何か」がいくつかありました。
全少での体たらく、レジスタと比較した場合のサッカーの内容や選手の成長度合い、対神奈川トップチームとの圧倒的なレベル差、総決算としてのアルディージャジュニアユースへの昇格率、……etc.
コーチたちが、そうさせるよう意図して導いているのでしょうね。これはとても勇気がいることだと思います。でも、これで伸びてくる子は、上まで行ける子です。

アルディージャは、変わることを決断しました。
もしTOTOで、『数年後の年代代表やフル代表にアルディージャ所属あるいは出身の選手が複数いる』というのがあったら、私は大金を投じます。
どうしてかというと、間違いなく勝つ賭けだからです。
がんばれアルディージャ!



しかし、

それにしても、

寒かった~。





おわり

2011年1月15日土曜日

「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」

川島サウジ戦出場停止、最悪決勝Tも
【ドーハ(カタール)=14日】(日刊スポーツ)

 日本サッカー協会(JFA)の失態で、日本代表GK川島永嗣(27=リールス)の出場停止処分が、決勝トーナメントに及ぶ可能性が出てきた。2-1で勝利を収めた13日の1次リーグのシリア戦で、川島は後半27分にゴール前で相手選手を倒して一発退場処分を受けた。JFAは相手選手がオフサイドの位置にいたため、「誤審」として処分取り消しを訴えたが、肝心の抗議文書をアジアサッカー連盟(AFC)が定める「試合終了後2時間以内」に提出しておらず、川島はAFCから17日の1次リーグ最終戦のサウジアラビア戦(FIFAランク78位)を含む、最低1試合の出場停止処分を受けた。

 シリア戦から一夜明けた午前10時からの練習前、原博実強化担当技術委員長は、報道陣から川島の退場処分に関する質問に、自信に満ちた口調で答えた。

 原委員長 ビデオで何度も確認してもあれはオフサイド。これから退場処分の取り消しを求める抗議文を出します。オフサイドなら退場もないわけですし、次の出場停止もない。昨日の夜、英文で抗議文は制作しています。練習が終わったら、AFCに出します。

 ところが、これが認識不足だった。実はAFCのアジア杯規約55条抗議Cで、判定に対する抗議などは「試合終了2時間以内に文書としての提出」が義務づけられている。同委員長は「大会前に確認していますが、そんなことはない」と言い切ったが、1時間後、練習中に会場の外に出てきたときには、歯切れが悪く、トーンダウンしていた。

 原委員長 抗議文は僕じゃなくて総務に任せています。試合終了後2時間以内の規約はFIFAにはないけど、AFCにはありますね。試合直後にAFCのソーセイ事務総長には「明日抗議文を出す」と口頭で伝えているので、それが受け入れられるかどうか。退場処分は取り消されることはないでしょうから、川島の出場停止が2試合、3試合じゃなく、1試合で済むように、やることをしっかりやるだけ。

 問題のシーンは1-0で迎えた後半27分に起きた。川島がゴール前でボールを受けたマルキを倒した。副審はオフサイドの旗を上げていたが、主審は認めず、レッドカードを出した。ボールがペナルティーエリア内に入ったのは、ハティブのパスではなく、DF今野のバックパスと判定された。今野は「僕はまったく触ってません」と断言。日本選手たちは「完全なオフサイド」と猛抗議したが、判定は覆らず、川島は退場処分を受け、PKで同点にされた。

 微妙な判定だったが、誤審と認められれば処分が撤回される可能性もあった。しかし、日本協会は肝心の抗議文書を規定時間内に提出していなかったため、その唯一の機会を逸した。日本の練習直後にAFCから「最低1試合の出場停止」の処分が発表された。今後は規律委員会で追加処分などを検討するため、最終的には2試合以上の出場停止になる可能性もあるという。その後、JFA側も抗議文書は提出したものの、AFC競技部の鈴木徳昭部長は「期限後に提出された文書も受け取るが、正式な抗議文ではなく参考資料のような取り扱いになる」と話した。

 川島はW杯南アフリカ大会で不動のGKとして日本の決勝トーナメント進出の原動力になった。その後、海外で経験を積んでさらに成長。中沢、闘莉王の両ベテランDFが負傷欠場している今大会は、精神的な支柱としても期待されていた。それだけに正GKの抜けた穴は大きい。この日の練習にフル参加した川島は「あの場面でみんな駆け寄って助けてくれたチームに感謝します。判定に納得できていないけど、結果的にチームに迷惑をかけた。申し訳ない」と潔く頭を下げた。今後は日本の1次リーグ突破と、出場停止が1試合にとどまることを祈るしかない。【盧載鎭】

 [2011年1月15日8時42分 紙面から]
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頼りにならねえなあ。
これならいっそ、「どんな判定であろうとも、下された決定には従う」という姿勢でいた方が、筋は通ってた。
協会は、国内でのこういう抗議とか訴えってのはどう受けつけてるんだろ?
今回に限らず、いつも「抗議慣れ」してない感じは否めないから、「形式上受付窓口はあるけど実質は門前払い」的な、お役所対応、お上対応なんだろうなと想像はできるが。

普段やってないことを、緊急事態で突然やろうとしたって、うまくいかないのは当たり前だよね。


おわり

2011年1月14日金曜日

PK&REDは妥当な判定─アジア杯日本シリア戦PKの場面─

PK&REDは妥当な判定

2011アジア杯リーグ2回戦【日本VSシリア】


00:04 最大の問題シーン。 DF陣形がこんな状態なのに、CBの今野選手はクリアじゃなくドリブルを選択。
00:05 そしてワンタッチであっさり引っかけられる。最悪でもせめて前じゃなく、体でスクリーンしながら横か後ろへ向かうべき。
00:08 吉田選手との連携でボールを奪った長谷部選手だったが、彼の欠点のひとつである「思い込み」「決め付け」がここで出てしまう。
00:09 長谷部選手の顔の向きフェイントなどに敵は誰も釣られず(それをしたいなら、最低でも一回は体の向きも変えましょう)、コースもスピードもしょぼい“地獄(バック)パス”をシリア選手2人にかっちり狙われる。
00:10 DF5長友選手は、さすがにイタリアでプレーしているだけあって、「外へ」と最適解を指示している。
00:11 だがシリア選手もそれを感じ取り、外へのコースを妨害しに行く。プレッシャーを受けたGK川島選手は、急遽左足でクリア。
00:12 高度のないミスキック。ボールは突っ立っていたシリア選手にピタリ。
00:13 ぽつんとドフリーなシリア選手をなんとなくチェックしようとでも思っていたかのようにたらたら歩いていた今野選手(本当は内田選手が、とっくに開いて下がっていなきゃだめ。でも内田選手はやっぱ内田選手だから、それは仕方ない。内田選手を使うというのは、そういうことなのだから)が、まさに「やべっ!」という感じでロケットダッシュ。シリア選手に触らせまいと、体を入れながら足を出す。今野選手は、シリア選手をはじくことには成功するが、自分の足に当たったボールは日本ゴール真正面へ──。

そして、PK&REDとなった。


今回明白になったのは、今野・長谷部両選手には、リスクに対する本能的な感覚が欠落しているということだ。
間違いなくザッケローニ監督もそのことには気づいたはず。
今後、ザッケローニ監督が、今野・長谷部両選手をどう使うのか、非常に興味が出て来た。
もし私なら、自陣中央の最終ライン近辺で、相手のプレッシャーを受けながらこの両選手がボールに触れるような状況は極力避けたいと思う。つまり、サイドへ出すか、もう一段前でプレーさせることを考えるだろう。あるいは別の選手との組合せを試してみるか、だ。

このシーンでは、そんなことを考えさせられた。


※地獄パス ギリギリまで敵を引きつけておいて、どうしようもなくなってから近くの味方へ出すパス。パスを受けた味方は、たちまち敵の餌食になる。中村俊輔選手の得意技。


終わり

名言備忘録

何もすることのない人は、いつでも誰よりも忙しがっている。

フランスのことわざ




満足のいく仕上がりにするだけの時間なんてあったためしがない。

ゲゲ




社員がミスを犯せるような環境を作ることが大切だ。

ゴードン・フォワード(チャパレル・スチール社長)




51パーセントの確率で正しいことをしていれば、そのうちヒーローになれる。

アルフレッド・P・スローン(GMの元社長兼会長)




人生で犯しがちな最大の誤りは、誤りを犯さないかと絶えず恐れること。

エルバート・ハバード(アメリカの文筆家)




確実性は多くの場合幻想に過ぎず、休息は人間の運命ではない。

オリバー・W・ホームズ・ジュニア(アメリカの最高裁判事)




偉人とは、前例のないことをやってのけた奴のこと。

ゲゲ




副産物が時として、本来の産物より価値のあることもある。

ハブロック・エリス(イギリスの医学者)




変化には、たとえそれが悪化であっても、どこかほっとするものがある。
昔、駅馬車で旅をしたとき、姿勢を変えて体の別のところが痛くなるとほっとしたものだ。

ワシントン・アービング(アメリカの作家)




どんな組織であれ、十分なプレッシャーがかかれば変化する。

ブルース・ヘンダーソン(ボストン・コンサルティング。グループの元CEO)




過去は異国のようなものだ。
そこではすべてが違ったやり方で行われている。

レズリー・P・ハートリー(イギリスの作家)




大切なのは独創性だけだ。
だが、独創的な人間の使う材料やアイデアは、身のまわりで起こることや、通り過ぎてゆくものばかりだ。
独創は、本人の経験から生まれるのだ。

ジョージ・ガーシュウィン(アメリカの作曲家)




以上

2011年1月13日木曜日

2010ナショナルトレセンU-12 中国メンバー

2010年 平成22年 12月22日
2010ナショナルトレセンU-12 中国メンバー

番号 ボジ 氏名 生年 身長(cm) 体重(kg) 所属 学年(小学校) 都県
※無表記は同上の意

01 GK 細田 歩夢 1998/04/14 168 55 八次サッカースポーツ少年団 小6 広島
02 FP 水田 雄真 1998/04/10 157 47 サンフレッチェ広島FCジュニア
03   小坂 将太 1998/04/30 153 38 廿日市フットボールクラブジュニア
04   山根 永遠 1999/02/05 143 37 サンフレッチェ広島FCジュニア
05   中間 俊亘 1998/07/03 151 40 広瀬サッカークラブ
06   梁 賢虎 1998/04/12 167 54 広島朝鮮初中高級学校
07 GK 中原 創太 1998/06/13 160 50 府中南サッカークラブ
08 FP 今田 海斗 1998/11/19 140 35 サンフレッチェ広島FCジュニア
09   安原 修平 1998/06/01 161 44 シーガル広島
10   深川 拓哉 1998/05/12 148 38 福山ローザス・セレソン
11   青竹 翔太 1998/09/09 144 35 伴サッカークラブ

12 GK 和田 雄斗 1998/09/02 160 58 芳明サッカースポーツ少年団 6 岡山
13 FP 島村 拓弥 1999/03/06 140 32 オオタフットボールクラブ
14   加藤 凛太朗 1998/05/26 148 38 Vispo FC
15   小坂 龍平 1998/07/29 170 60 山陽サッカークラブ
16   橋本 悠 1998/07/21 146 34 新見フットボールクラブ
17   丸山 智弘 1998/11/22 145 36 Jフィールド岡山FCジュニア
18   岡田 望 1998/07/19 148 37 宇野フットボールクラブ
19 GK 苫田 玲央 1998/05/16 152 40 オオタフットボールクラブ
20 FP 工藤 竜平 1998/12/11 160 50 高松フットボールクラブ

21   田中 成一 1998/10/01 143 33 長久少年サッカークラブ 6 島根
22   福田 快斗 1998/11/12 161 41 
23   梅木 翼 1998/11/24 154 44 出雲南フットボールクラブ
24   中野 哲平 1998/10/15 150 36 浜山フットボールクラブ
25   水津 颯太 1998/04/03 141 36 ボアソルテ美都フットボールクラブジュニア
26   青木 亮輔 1998/06/03 131 31 東出雲フットボールクラブ
27   長見 浩平 1998/04/02 156 41 中央にこちゃんず
28   三浦 立 1998/05/01 151 36 ヨセフフットボールクラブ

29 FP 貞光 佑磨 1998/04/08 150 40 レオーネ山口U-12 6 山口
30   児玉 慎太郎 1998/06/25 158 47
31   阿部 勇利 1998/06/23 145 42 
32   水本 和弘 1998/04/24 152 40 常盤サッカースポーツ少年団
33   大上 泰河 1998/05/26 145 37 レオーネ山口U-12
34   伊藤 連 1998/05/12 148 38 SSS FC
35   藤麻 寛大 1998/10/08 138 32 アミザージFC
36   光地 生馬 1998/04/02 150 40 レオーネ山口U-12
37   渡辺 充樹 1998/04/28 165 48 琴芝サッカースポーツ少年団
38   清水 映心 1998/12/13 140 34 ミレニオ・アスレティッククラブ

39 FP 仙臺(だい・うてな) 岳斗 1999/01/22 150 38 就将サッカークラブ 6 鳥取
40   池澤 裕翔 1998/05/18 171 57 岩倉キッカーズ

41 FP 女子 平田 舞 1998/07/06 140 36 オオタフットボールクラブ 6 岡山
42 FP 女子 高島 瑞希 1998/04/21 148 37 浦安フットボールクラブ 6 岡山
43 FP 女子 真鍋 美波 1998/05/22 147 38 コムレッドサッカースクール 6 岡山
44 FP 女子 塩田 満彩 1999/03/31 147 34 スインキー倉敷フットボールクラブ 6 岡山

【参照】
2011 マリノスジュニアユースMM
2011 マリノスジュニアユース追浜
2011 マリノスユース(上尾富士見出身)
2011 浦和レッズ ジュニアユース名簿
2011 大宮アルディージャ ジュニアユース名簿
2011 FC東京 ジュニアユース名簿
2011 レイソル ジュニアユース名簿
2011 ヴェルディジュニアユース名簿
2011 帝京FCジュニアユース名簿
2011ナショナルトレセンU14東日本
2011ナショナルトレセンU14中日本
2011ナショナルトレセンU14西日本
2010ナショナルトレセンU12関東(9月)
2010ナショナルトレセンU12関東(12月)
2010ナショナルトレセンU12関西(12月)
2010ナショナルトレセンU12中国(12月)
2010ナショナルトレセンU12四国(12月)
2010ナショナルトレセンU12九州(12月)
2011 u13ナショナルトレセン新メンバー
2011 u13ナショトレ海外遠征試合結果

以上

あしなが育英会 東日本大震災 津波遺児 単発寄付

2011年1月12日水曜日

2010バディーSCゴール集

今年の全少優勝チームバディーSCの2010ゴール集

2010バディーSCゴール集



ゴールは『奪う』ものだという姿勢が、ビシビシ伝わってくる。
こういうサッカーをするチームは、(アルディージャ、片山、レジスタも含め)今年の埼玉にはなかった。
埼玉県協会の育成方針なのか、埼玉少年サッカー界の伝統というか“空気”なのかサッカー観なのか……。
ただし、少年期の育成の姿勢として、どちらが正しいということはない。
サッカーに正解はないのだから。
ただ私には、昔の「泥臭いカウンターサッカー=埼玉のサッカー」への反省が、悪い意味で極端に出てしまっているようにも見える(市立浦和高校が地元大宮サッカー場で清水東に0-9という歴史的大敗をし、大観衆の面前で腹切りものの醜態をさらした、あの、1984年高校サッカー第62回大会。あの、埼玉サッカー界をどん底に突き落とした“静岡ショック(武田の「ごめん、つい入れちゃった」的なゼスチャーが忘れられない)”の方が、影響は大きいのかも知れないが……)。
バディーSCは、どんな方針で指導計画を立てているのか、興味を抱かずにはいられなくなるような映像だ。


以上

2011年1月11日火曜日

2010ナショナルトレセンU-12 四国メンバー

2010年 平成22年 12月22日
2010ナショナルトレセンU-12 四国メンバー

番号 ボジ 氏名 生年 身長(cm) 体重(kg) 所属 学年(小学校) 都県
※無表記は同上の意

01 GK 福井 龍雅 1999/03/18 152 42 宿毛FC 小6 高知
02 MF 片山 晧太郎 1998/07/04 155 45 高知南FC
03 FW 大田 陸 1998/10/21 157 43 十市少年サッカークラブ
04   濱口 竜磨 1998/07/03 140 30 宿毛FC
05   森脇 崇俊 1998/10/05 145 32 NPO法人FC高知横内
06 MF 福本 彪加 1999/03/17 162 48 宿毛FC
07   新開 樹 1998/04/24 140 33 中村南少年サッカークラブ
08   濱口 理恭 1998/04/11 141 33 十市少年サッカークラブ
09   直江 勇輝 1999/02/15 142 35 スポーツ少年団春野FC
10 DF 佐々木 敦河 1998/06/19 160 46 高知南FC
11 DF 女子 谷川 琴音 1998/06/14 153 40 安芸少年サッカークラブ 6 高知
12 GK 兼久 晋之介 1998/05/24 150 43 帝人サッカースクール 6 愛媛
13 FP 竹田 陸矢 1998/04/04 150 37 大西サッカースクール
14   松野 龍之介 1998/05/26 155 44 キッズフットボールクラブ
15   大野 泰成 1998/07/12 152 40 
16   豊福 亮人 1998/07/11 149 38 
17   中川 尚人 1998/06/01 150 38 帝人サッカースクール
18   福宮 弘乃介 1998/04/08 155 45
19   山本 雅弥 1998/09/04 134 27 MFC
20   稲井 雄大 1998/05/03 157 42 小野フットボールクラブ
21   村上 拓 1998/05/11 170 49 大洲フットボールクラブ
22 FP 女子 上東 梨奈 1998/06/25 160 45 北久米SC 6 愛媛
23 FP 女子 鈴木 里歩 1998/08/15 151 38 三島FC 6 愛媛
24 FW 延 佑太 1998/06/04 148 34 M.FC高松Jr. 6 香川
25 MF 田辺 堅也 1998/09/01 152 40 香西サッカースポーツ少年団
26 FW 中土井 稔 1998/06/11 156 42 綾歌少年サッカークラブ
27 GK 谷井 悠也 1998/04/09 156 41 丸亀FC
28 FW 中野 優太 1999/02/09 147 43 
29 DF 藤森 直哉 1998/05/08 160 49 
30 MF 木谷 拓哉 1998/12/29 139 34 屋島FCジュニア
31   十鳥 陽太 1998/07/03 150 36 牟礼FC
32   長谷山 太陽 1998/04/02 142 33 
33   矢野 樹 1999/01/11 150 41 FCディアモーレ
34 MF 女子 夏田 知沙 1999/09/30 145 36 長尾ジュニアサッカークラブ 小5 香川
35 GK 中野 小次郎 1999/03/05 163 40 USFC 6 徳島
36 FW 水田 智 1999/01/16 131 27 川内南サッカー少年団
37   木村 静 1998/06/16 150 30 
38   西 大輔 1998/10/31 145 35 助任サッカークラブ
39 MF 郡 紘平 1998/05/03 147 35 
40   河野 力哉 1998/07/10 146 40 上八万サッカークラブ
41   原田 悠吾 1998/06/13 145 34 北島少年サッカースクール
42   橋本 日向 1998/07/02 152 38 昭和イレブン
43   矢野 開大 1999/01/21 150 40 フォルツァFC
44   窪北 賢太 1998/08/17 160 42 HAYASHIファンタジア フットボールクラブ


※「樹」という名前はなんと読むのだろう?

【参照】
2011 マリノスジュニアユースMM
2011 マリノスジュニアユース追浜
2011 マリノスユース(上尾富士見出身)
2011 浦和レッズ ジュニアユース名簿
2011 大宮アルディージャ ジュニアユース名簿
2011 FC東京 ジュニアユース名簿
2011 レイソル ジュニアユース名簿
2011 ヴェルディジュニアユース名簿
2011 帝京FCジュニアユース名簿
2011ナショナルトレセンU14東日本
2011ナショナルトレセンU14中日本
2011ナショナルトレセンU14西日本
2010ナショナルトレセンU12関東(9月)
2010ナショナルトレセンU12関東(12月)
2010ナショナルトレセンU12関西(12月)
2010ナショナルトレセンU12中国(12月)
2010ナショナルトレセンU12四国(12月)
2010ナショナルトレセンU12九州(12月)
2011 u13ナショナルトレセン新メンバー
2011 u13ナショトレ海外遠征試合結果

以上

あしなが育英会 東日本大震災 津波遺児 単発寄付

第5回 4種新人戦 県南大会組合せ

第5回 埼玉県第4種新人戦大会
南部地区大会組み合わせ
2011年 平成23年 1月16日(日)

◆鴻巣陸上競技場

Aブロック(さい2、南1、北1)
Bブロック(さい1、南2、北1)

A 0930 三橋 × 伊奈小針
A 1030 柏葉 × はくつる
B 1130 戸田南 × アルディージャ
B 1230 上尾富士見 × いずみ
A 1330 三橋小針の勝者 × 柏葉つるの勝者
B 1430 戸南アルの勝者 × 富見ずみの勝者




◆駒場サブグラウンド

Cブロック(さい1、南2、北1)
Dブロック(さい2、南2)

C 0930 新郷 × 上尾朝日
C 1030 尾間木 × プログレッソ
D 1130 大久保 × 戸塚FC
D 1230 たけしの × 北浦和
C 1330 新郷朝日の勝者 × 尾間グレの勝者
D 1430 大久戸塚の勝者 × たけ北浦の勝者




◆新座装甲運動公園陸上競技場

Eブロック(さい2、南1、北1)
Fブロック(さい2、南1、北1)

E 0930 辻 × 新座片山
E 1030 伊奈 × 三室
F 1130 蕨北町 × 大戸
F 1230 大宮東 × NEO
E 1330 辻片山の勝者 × 伊奈三室の勝者
F 1430 蕨北大戸の勝者 × 宮東NEの勝者


以上

2011年1月10日月曜日

不摂生が招いた凋落

サッカー=ロナウジーニョ、不摂生が招いた早過ぎる凋落


[ミラノ 6日 ロイター] 

かつて時代を代表する偉大なサッカー選手の一人だったロナウジーニョが、母国ブラジルに戻ることとなった。華麗なステップやオーバーヘッドキックという代名詞が、いつしか夜遊びや太り過ぎに取って代わった末の退団劇だった。

ミランとの契約をあと6カ月あまり残しながらクラブを去るロナウジーニョは、故郷のグレミオ(ブラジル)など複数のクラブと接触中と報じられている。だがそうしたクラブは普通なら盛りを過ぎた選手がキャリアの最後にプレーするところであり、30歳という年齢で選ぶ場所ではない。

ロナウジーニョはブラジル代表の一員として2002年ワールドカップ(W杯)を制覇。その準々決勝のイングランド戦で決めたフリーキックは伝説となり、当時在籍していたパリ・サンジェルマン(フランス)からバルセロナ(スペイン)に移る前には、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からも熱心な勧誘を受けた。

ポニーテールと笑顔、そして優れたボールコントロール力は世界的な人気を博し、2004年から2年連続でFIFA選出の世界年間最優秀選手賞に輝いたリロナウジーニョ。2006年にはバルセロナで欧州チャンピオンズリーグを制覇し、2008年に1900万ユーロ(約20億4000万円)という巨額の移籍金でACミラン(イタリア)に移籍した。

ミラン移籍1年目のシーズンには国内リーグのライバル、インテルとのダービーマッチで決勝ゴールを決めたロナウジーニョだが、当時の指揮官カルロ・アンチェロッティ氏(現チェルシー監督)は、同選手のプレーには当時から落ち目の兆候が出ていたと証言している

ブラジル代表の先輩FWロナウドがそうであったように、ロナウジーニョは移籍前のバルセロナで見せていた輝きを、ミランのファンには3シーズンの在籍中、ほんのわずかしか見せられなかった。

練習に専念せず、早い時間帯から盛り場に姿を現す場面も数多く目撃されていたロナウジーニョには、クラブも愛想を尽かした。今季から指揮官に就任したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、シーズン前半のほとんどの試合で同選手を先発から外した。

アッレグリ監督は「ロナウジーニョほどの逸材を失うのは誰にとっても残念なことだが、母国へ帰るという人生の決断をしたのは本人だ」と、突き放すように語っている。

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実際のところはどうなのだろう?
「不摂生」のせいにしたいのは、ロナウジーニョ本人なのではないだろうか。


『認知的不協和』

手が届かない高い木の枝にブドウを見つけたキツネが「どうせあのブドウは酸っぱくてまずい」と、ブドウをあきらめて立ち去ってしまうイソップ物語に見られるような、感情の合理化のこと。
この童話は、ブドウをあきらめたという自分の過去の行動を正当化するために、「ブドウはまずい」と好みが変化することを示している。
このような現象は「認知的不協和」という概念で説明されてきた。
自分の過去の行動と自分の好みが一貫していない場合に、「認知的不協和」という不快な感情状態が引き起こされ、それを低減するために自分の好みを変化させると考えられている。つまり、「好きだから買う」や「嫌いだから買わない」ではなく、「買ったから好き」や「買わなかったから嫌い」というように、心の方が実態に合わせて、無意識のうちに変化するようなことをいう。
ことわざの「あばたもえくぼ」や「住めば都」も、この類(たぐい)かもしれない。

ロナウジーニョは、自分のプレーのイメージと実態とに差を感じ、それを不快に思っていた。そしてその不快さから逃れるため、「不摂生」という「理由付け」を必要としたのかも知れない。

認知的不協和が起きていることに、本人が気づくことはない。
何年も経ち、若かりし日を思い返したとき「あのときにああしていればよかった」とか「あの頃にもっとがんばっていればよかった」などと思うのである。

思春期を迎えた子供たちを指導、導く立場にある大人は、その子の中でどのような認知的不協和が生じているのかを読み取ることで、効果的に成果を得させるヒントを見いだせるに違いない。

世間で、名教師だとか、名カウンセラーと呼ばれている人たちも、必ずこの認知的不協和を意識して、対象と接しているはずだ。

こうした海外ニュースからでもちょっと視点を変えれば学ぶべき点は多々あるものなのだ。


おわり

2011年1月6日木曜日

大学サッカーを目指そう!

大学サッカーを目指そう!


中村憲剛
東京都立久留米高等学校を経て、大学サッカー界の名門である中央大学の文学部文学科英米文学専攻にスポーツ推薦枠で進学。
2003年、テスト生として参加していた川崎フロンターレに正式入団。


長友佑都
全国的な強豪校である東福岡高校へ入学する。
2年生時にレギュラー入りしたが、地区選抜などには選ばれず大学へのスポーツ推薦は得られなかった。
その後、明治大学へ指定校推薦で入学。
明治大学入学直後に椎間板ヘルニアを発症し、試合に出場できずスタンドで応援する日々が続いた。
長友の叩く応援太鼓はスタンドの話題となり鹿島アントラーズのサポーター集団IN.FIGHTから勧誘を受けるほどだったらしい(ウィキペディアより)。
大学時代にサイドハーフからサイドバックへコンバートされたことで才能が開花する。


岩政大樹
山口県屈指の進学校である岩国高等学校出身。
東京学芸大学にはサッカー推薦ではなく一般受験で合格。
数学の教員免許を取得。
2003年に特別指定選手としてFC東京に登録。


関東大学サッカー連盟
1部リーグ
流通経済大学
中央大学
明治大学
駒澤大学
慶應義塾大学
国士舘大学
早稲田大学
神奈川大学
筑波大学
法政大学
順天堂大学
拓殖大学

2部リーグ
専修大学
東海大学
東京学芸大学
青山学院大学
日本体育大学
朝鮮大学校
尚美学園大学
桐蔭横浜大学
東京農業大学
東洋大学
関東学院大学
國學院大學



中央、明治、法政、あるいは青学、國學院、東農大、国士舘あたりで、ちゃんと体育会に所属してサッカーを続けるくらいのレベルを目標に据(す)えて、長い目でサッカーの楽しさを高めていって欲しいなあ。

Jの下部に入ることは、そりゃあすごいことですが、大学の体育会でサッカーを続けることだって、勝らないかも知れませんが、劣ることではないと思います。
それに、プロのサッカー選手になることよりも、もしかすると、国や県や市、JOC、FIFA、あるいはスポンサードできるくらいの企業で活躍する方が、サッカー界全体にとっては大きな影響を及ぼせるかも知れません。

ジュニアユースでどこに入った、落ちたとか、どこどこのユースや高校へ入るには、あそこが実績があるとかないとか、そういうことよりも、自宅と練習場と練習時間と学校と学習塾とかの都合を考えての、次のチーム選びという視点も忘れないで欲しいです。
サッカーのある青春だって謳歌(おうか)できるだろうし。

中学生段階で、勉強しないでサッカー一本に絞ったあげくに、大きなケガやトラブルでサッカーを断念しなきゃならなくなったら、取り返しがつきません(とはいっても、実際に取り返しがつかないことなんてないんですが。生きてさえいれば、ですが)。

「どこそこのチームに入れなかったんだから、ぼくはダメなサッカー選手なんだ」なんて、子供たちに思わせないで欲しい。

大事なのは、いつまでもサッカーを愛していられる人間になる邪魔をしないことだと、私は確信しています。


2011年(平成23年)も、サッカーの楽しい1年でありますように。


2011年1月2日日曜日

人間としての戦いとしてのサッカー

新年あけましておめでとうございます。
今年一発目として「才能」について考えて見ました。

サッカー=バルセロナ、アルゼンチンでメッシ2世養成へ
2011年 01月 1日

[ブエノスアイレス 31日 ロイター] 
サッカーのスペイン1部、バルセロナは2007年、アルゼンチンのブエノスアイレス郊外にジュニア養成のスクールを設置。第2のリオネル・メッシを育てるべく、指導に力を入れている。

このたびスクールの幹部がロイターのインタビューに応じ、スクール開設の意義や、指導方針などについて語った。

バルセロナのアルゼンチンでの代理人を務めるダニエル・ビタリGMは、「選手が幼いうちは家族とともに、自分たちの国で指導を受けられるようにしたい」と述べ、12歳で母国を離れることになったメッシの例を引き合いに出し、早い段階で選手をスペインに送り出すことには慎重な姿勢を示している。

スクールには9─16歳の少年たちがアルゼンチン全土から集まり、入寮者は約45人。市内の学校で教育を受け、年に5回のみ帰省が許されているという。このほか150人は親元から通っている。

またスクールのディレクター、ホルヘ・ラッフォ氏は、サッカーに関してはバルセロナの指導メソッドに基づいていると指摘。ビデオ映像を活用し、バルセロナの本部と定期的に情報交換を行っているという。
またスクール生が選手としての夢を果たせなかった場合でもそれを恥ずかしいことと思わせないために、価値観の指導を大切にしているという。ラッフォ氏は「サッカーの大会もひとつの戦いだし、建築家や弁護士、会計士になることも、人間としての戦いだ」と述べている。
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バルセロナのあるカタルーニャ地方は、地中海に面したスペインの北部で、とても自治独立の気風が強い土地柄である。
さらにスペイン! 日本からは、どう見たって、才能の宝庫のような環境に見える。
そんな条件下にあるバルセロナFCでさえ、才能を発掘するために、アルゼンチンにジュニア養成のためのスクールを設けるのだという。
いったい、このレベルが要求している「才能」とは、どんなものなのだろうか?
想像しようと試みるだけで眩暈(めまい)がしてくる。

そしてそのバルサのスクールレベルにおいてさえ、「選手としての夢を果たせない」可能性を前提にした育成対策を立てているのだ。
日本のレベルで、子供たちの人生をサッカーにのみ注力させることの愚かさを思い知らされる思いがした。

日本で、いやアジア地域で、ジュニアユースがどうだとか、トレセンがどうだとか、J下部がどうだとか、そんなのは大した問題ではない。
日本サッカーも、日本サッカーに携わる人間たちも、そしてこれからの選手たちも、まだまだよちよち歩きのレベルなのだから。

くり返し引用するが、バルサのレベルで、
「選手としての夢を果たせなかった場合でもそれを恥ずかしいことと思わせないために、価値観の指導を大切にしている」
という理念で育成プランを立てているのだ。
日本の、それも万年降格争いチームの下部組織だとか、J2の下部組織だとか、ACLで毎回敗退してるチームあたりの下部組織レベルで、「才能」を語ることの無力さ、空虚感、を私は感じずにはいられない。

それよりも、もっと、サッカーの楽しさを理解させるようなことを第一に掲げる育成方針を持つことはできないものだろうか。

「建築家や弁護士、会計士になることも、人間としての戦いだ」と述べていることにも注目したい。
彼は「大企業のサラリーマンや、公務員」とは言っていない。
この感覚こそがバルセロナ@スペインのサッカー界の、社会人感覚であり、“働く”ということのイメージなのだと私は理解した。

ジュニア、ジュニアユース、そしてユースの指導者やご父兄たちには、こういう意識を持って、子供たちと接して欲しいと私は思う。

「人間としての戦いだ」とまで言い切っていることの重さ、覚悟、意識を、読み取って欲しい。

「戦うこと」それを伝えることのできる指導者がいるチームに入った子供は幸運だ。
どこそこのジュニアユースに入れば、どこそこ高校にツテができるとか、そんなのはちっぽけなことだ。
今の小6が就職活動をする時は、今よりも企業が要求する条件は確実に厳しくなってくる。
求人は増えるだろうが、誰でもいいということにはならないだろうからだ。
「戦略的」に「闘う」ことのできるような経験を積むには、囲碁・将棋、またはサッカー、あるいは本気の受験研究が最も適していると私は確信している。

バルセロナでさえ、才能を見出すのにこれだけの投資をしているのだ。
そして、それでも才能は、なかなか見つからない。

わが子のサッカーに対して、はたして伊藤リオンよりも上なのか下なのか、そのくらいのことは冷静に見る目を、親としては持っても損はないだろう。

そんなことを辛の卯年(かのとのうどし)にあたり、ちょっと思って見たりしたのであった。


おわり

【参照】
バルサの弱点はここ
対バルサ戦略~偽ファーガソン編~
バルサをマネる3つのポイント
昔のバルサはこうだった
バルサの育成投資方針
バルサ5-0レアルの動画
昨年度(09-10シーズン)CLでのFCバルセロナ評
2009-2010CL準決勝インテル×バルサ第1戦
イニエスタの作り方
FCバルセロナの哲学

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