2010年6月11日金曜日

一朝一夕にはいかない

今年の全日本少年サッカー大会でのベスト4は、いつもの顔ぶれとなった。
大宮アルディージャジュニアと、新座片山と、川口市系と、旧浦和市系の4チームだ。
所属選手の入れ替えがほとんどない、つまり中途の退団や入団が活発ではない埼玉県のスポーツ少年団やクラブでは、「今年になったらいきなり強くなった」というようなことが起きにくい。
ということになれば、6年生の初夏に県で上位に入るためには、その少なくとも2年前の4年生頭には計画的な強化策を始めていなければ間に合わないだろうと思われる。
では4年生からどんな強化策を始めるかというと、ポイントは「ポジションの理解」、に尽きると私は思っている。
子供たちは遊びでドッヂボールや缶蹴りをしているとき自然と、最適なポジション、次の展開を予測したポジション、相手の考えを読んだポジションを、誰に教わるでもなくとっている。これをサッカーでもできるようにするのだ。

ボールを止められる蹴れるから、いいポジションにつける、のではなく
いいポジションにつけるから、簡単にボールを止めることができて正確にボールを蹴ることもできるのだ。
(もっとも、今年のベスト4のチームでそれがそれなりのレベルでできている子は、私の目にはひとりも映らなかったが。でもまあ他のチームよりは、平均的にできてはいた)

野球の守備でもバッターでも、あるいはテニスでも、バレーボールでも、なんでも一緒。
いいポジションが、正確な技術の土台となっている。

ではいいポジションを取るためにはどのような練習をすればいいのかとなるのだが、
それはまた、別の話。

To be continued.

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