2010年6月11日金曜日

アジア枠、4.5はいらんだろ。

アジアの代表は、グループリーグも突破できないのだから、4.5も出場枠はいらない。
出場枠をいくら増やそうが、ワールドカップの一次リーググループ分けで、ヨーロッパや南米、アフリカが平均化されている以上、アジアからのグループリーグ突破は相当困難なハードルなんだから、出場枠がいくら増えようが、結果は同じ。いやむしろ、レベルの低い試合が増えるというだけでも、マイナスだといっていい。

この広いアジアから、日本、韓国、北朝鮮が同時に出場するなんて、サッカー界にとっては悪夢でしかない。
経済発展が続くアジア地域の成長を見込んでの4.5枠なのに、なぜそのうち3枠を極東の3カ国が占めるかと。
本音では、中国に出場して欲しかったはずだ。
でも今回はうまくいかなかった。

そもそもレベルの低い地域の出場枠を増やすという発想自体が、非常に歪んでいると言える。
大勢が受験すれば、合格者も増えると思う学習塾のようなもので、合格ラインを越えている者が受けない限り、合格者数は増えない。

例えば、甲子園がトーナメントではなく、リーグ戦形式であったり、敗者復活システムがあったりしたらどうだろうか。果たして現在のような認知度を得ていたであろうか。

アジア予選はトーナメントにして、1位決定トーナメント、2位決定トーナメント、3位決定トーナメントという風に、負けたら別のトーナメントへスライドして行くという形式にすれば、予選の段階からかなり盛り上がるだろう。
ホーム&アウェイ式の、チャンピオンズリーグ式のトーナメントにすれば、さらに盛り上がる。

アジア出場枠なんて3で十分。
日本、韓国、中国、サウジアラビア、イラン、オーストラリアあたりが3枠を巡って切磋琢磨するからこそ、アジアのレベルがアップする。
4.5枠って、どんだけ甘いんだよ。
仮に10枠をアジアにして、残りをヨーロッパ、南米、北中米、アフリカで割り振ったとしたって、ベスト4にアジアは残らんだろ。圧倒的な審判のサポートでもない限り。

レベルを上げたいなら、枠はむしろ広げるんじゃなくて狭めないと。
良い経験を積むことは成長の素晴らしい肥やしになるけど、形だけの実績じゃあなんの肥やしにもならない。
アジア枠は絶対に減らすべき。
じゃないと、日本サッカー協会のダニどもがいつまでも生ぬるい血を吸い続けて、気付いたときには手遅れになってしまう。
どうすれば日本サッカー協会のダニを駆除できるのか、本当に頭が痛い。
あいつら本当にサッカーが好きなのかなあ?

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