ラベル 名言 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 名言 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年1月18日水曜日

最後だとわかっていたなら

最後だとわかっていたなら

作/ノーマ・コーネット・マレック
訳/佐川 睦
サンクチュアリ出版


あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい…「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも
いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから





Fin

2011年6月27日月曜日

配ることは簡単じゃない。

東日本大震災:スマップ・中居さん配布のゲーム機、石巻市が慰問の子から回収 /宮城
毎日新聞 2011年6月27日 地方版

 ◇石巻の避難所
 石巻市の門脇中学校の避難所で26日、慰問に訪れた人気グループ「SMAP」のメンバー、中居正広さんが子供たちに配ったゲーム機を、市職員が、クラシックバレエの披露のために同校にいた子供たちから「避難所外の子供」を理由に回収したことが分かった。市は抗議を受け、返却することにしたが、市の対応に批判の声も上がっている。

 市などの説明によると、中居さんは同日、被災した子供と一緒に、市内のバレエ教室の子供に人形や1台数万円のゲーム機を配った。中居さんから「頑張ってね」とプレゼントを手渡された子供たちは大喜びした。

 ところが、被災者の子供の保護者らから「ボランティアで訪れた子供が高価なプレゼントを受けるのおかしい」と市職員に抗議。これを受け、市職員はバレエ教室の子供に返還を求めた。ゲーム機を回収された小学4年生の女児は「中居さんからもらったと、友達に自慢しようと思っていたのに」とがっかりしていたという。

 一方、市には「子供たちの心を傷つけた」などと対応を批判する苦情の電話が相次いだ。市避難所対策室では「配慮に欠けた」と陳謝。ゲーム機をバレエ教室を通じて子供たちに返すことにした。【石川忠雄】
----------------------------------------------------------------

もしこれが大人のやったことだったら、事件としてはわかりやすい。
要するに、『ボランティアスタッフによる支援物資横領事件』に過ぎないからだ。
(そういえば、震災当初はとある有名市民平和運動船団体が、支援物資を独り占めしているというような報道もあったと記憶しているが、あれはどうなったのだろうか? ボランティア担当大臣とかいうのもいたような……)

さて話を戻せば、本来は異論など出る余地のない単純な構図の事件であるはずなのに、なぜ今回のことが論議を呼んでいるかというと、横領したのが「ボランティアすることを大人から強制させられた‘被災者じゃない子供たち’」であるからだ。

横領した側の意見として、記事中では「小学4年生の女児」によるコメントが紹介されている。

このコメントが、直接本人から聞き取ったものなのか、あるいは市職員、あるいは他の第三者からの又聞き、又々聞き、あるいは記者による想像、のいずれなのかわからないが、そうした内容の発言が実際にあったと仮定してみると、この女児にはそれが『支援物資』であったかどうかの認識はなかったであろうことが読み取れる。

はたしてこの小4の女の子に、ボランティアというものが理解できていただろうか?
また、被災している子供たちの状況が理解できたいただろうか?
私には、彼女が理解できていたとは、到底思えない。
大人でさえ、「ボランティア」というものを誤解している人が大勢いるのだから、小4の子が理解していなかったとしても、決して責められるものではない。

むしろ、退院するあてのない難病の子供たちがいる小児病棟へ、元気な子供たちを大勢連れて行って「さあ、ボランティアに来ましたよ! お友達になりましょうね!」と得意満面になっている大人たちの醜悪な達成感と同じ臭いがただよってくるようで、不快極まりない──は言い過ぎでも、ちょっとどうなのかなぁとは思う(私の場合は、です)。

今回の騒動を経て学ぶべきことがあるとすれば、こうした類(たぐい)の支援物資は、被災者個人に渡すのではなくて、避難所の共有物とするような方法にしたほうが混乱が生じにくいだろう、ということだ。

あの子はもらったけど、うちの子はもらえなかった。
あの人はもらえたのに、わたしはもらえなかった。

避難所という、強ストレス下のとても狭い共同体において、上記のような不公平感は危険な状況を招きかねない。


私が危惧しているのは、震災後の初盆が終わった今年の秋以降に急増するであろう、被災地での自殺や失踪のことだ。
その際、助けになるのは、地域や避難所という小さなコミュニティでの「つながり」であり「一体感」だと私は確信している。
なので、その「つながり」や「一体感」を浸食し、脆(もろ)くさせ、断ち切る要因のひとつである「不公平感」の種をまくような今回のゲーム機騒動は、支援する側にもうちょっと想像力があれば子供たちみんなが喜んだだろうに残念だなあ、というのが私なりの感想だ。

何の本だったか記憶が確かじゃないけど、内輪もめを起こさせるには足りないように与えればいい、みたいなことが書いてあった。
君主が領民を支配する方法だったか、敵の力を削ぐ方法だったか、なんかそんなようなことについての話だったはずだ。


「援助する」とか「手を差し伸べる」ってのには、情熱や共感力にプラスして、俯瞰(ふかん)できる冷静さと先を読める賢さも必要なんだよね。

サッカーと一緒。

追伸 そもそもこの慰問バレエの子供たちには、このゲーム機などの所有権はないのだから、さっさとあやまって返却した方がいい。たまたまその場所にいて自分がそれ受け取ったからといって、その物を自分の物にできるわけではない。病室見舞いの品や、引っ越しあいさつの品を、たまたまその場所にいて直接受け取ったからといって、第三者が自分の物にできるわけじゃないのと同じことだ。品物の送り主が入院している人や引っ越し先の隣人へ渡したと思っていることは明らかだし、社会常識に照らしても、それが誰に贈られた品なのかも明らかだからだ。
なので、今回避難所の被災児童へ贈られた『中居氏のゲーム機』も、当然その所有権は避難所の被災児童にあることは明らかであって、レンポゥやセンゴクウやエダノッチが強弁しても、「避難所の被災児童、もしくは避難所の管理責任者、またはそれらに類する以外の人間」に所有権は発生しない。ボケかけたおばあちゃんが、銀行の待合で銀行員と間違えて知らない人に入金を依頼したとして、じゃあその現金を手渡された第三者がそれをもらえるのかというと、そんなことにはならないでしょ。そんなことしたら横領になっちゃう。
これが野原の真ん中で「これあげる」って手渡されたのなら、「ありがとう」ってごっちゃんしちゃえばいいんだけど、誰がどう見たって、誰にあげよううとしたのか明らかな今回みたいなケースでは、「ごめんね」って素直に返した方がお利口です。

あしなが育英会 遺児奨学金「あしながさん」 継続寄付

2011年6月11日土曜日

走ってくれた仲間のために走れ!

知っている人の間ではとても有名な話らしいのだが、私は知らなかったのでここにメモる。
----------------------------------------------------------------

人工股関節置換術を受けたミハイロ・ペトロヴィッチ監督はオシムの弟子と言われる人です。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はサッカー好きでないと知らないかもしれません。
サッカーJ1のサンフレッチェ広島の監督(2006年~)です。
昨年(2010年)、人工股関節置換術を受けたそうです。
オーストリア(グラーツ)に緊急帰国して受けたらしいです。

「名言」で調べると以下のような語録などが出てきます。

(長くてサッカーに興味のない人にはつまらないかもしれませんが、深いと思います。)


「私は“ブラボー”でもないのに“ブラボー”と叫ぶような人間ではない。私は時に、君たちに対して厳しい言葉を言うが、それは私のためでなく君たちのことを思って言っている。
シュン(前田俊介選手)、お前にはよく考えてもらいたい。お前は日本サッカー界の中でも特別な才能を持った選手だ。
それなのに今、試合に出ていないのは監督のせいなのか?
少し前までお前と同じ場所にいた、お前と同じくらいの才能を持った選手たちは、もう違うステージでプレーしている。その姿を見て、どう思っているのか。
お前は、3人ドリブルで抜いて4人目でとられる。
その後、カウンターで失点してもドリブルで抜けたことで満足している。
それはプロではなくアマチュアの発想だ。単に楽しくやっているだけだ。
お前にクサビのボールを入れて、周りは一生懸命走る。
40m、50m、時には80mも走ってくれる仲間がいる。
それなのに、お前はつまらないミスでボールを失ってしまう。
仲間の頑張りや走りを無駄にしているんだ。
ミスをしてボールを失ってしまうことは仕方がない。
でも、お前はミスして失った後、走っていた仲間のために80m走ってカバーしたことはあるか?そうすべきだと思わないか?サッカーはチームスポーツなんだ。
シュン、お前には特別な才能がある。ただその才能を活かすには、お前のアタマの中身を変えないとダメなんだよ。
それができれば、お前は将来、日本を代表する選手になれる。そのためにはまず、お前のために走る仲間やここで頑張っている人たちに対して、リスペクトする気持ちを持たないといけない。
シュン、今日の練習の最初、ボール回しをやっただろう。あれは確かに遊びだ。しかし、ただの遊びじゃないんだ。
シュン、お前はあのボール回しの中で、ずっと中で鬼をやっていたな。悔しくないのか?ボールが取れなくて。俺がお前なら、悔しくてスライディングしてでもボールを取りにいくぞ。
シュン、お前は素晴らしい才能を持っている。でも、これから成功するには、お前のそのアタマの中を変えないといけない。
そのために残された時間は、シュン、そんなにたくさんあるわけじゃない。お前は、もう特別に若いわけじゃないんだ。
走って走って、玉際でアグレッシブに戦え。そうすれば、いい選手になれる。
90分、いや100分、180分、戦い抜くくらいにやろう。
サッカーとは厳しい仕事だ。
しかし、私はそのサッカーという仕事について、君たちにもっといろいろなものを教えてやれる。
だから、それをどんどん吸収してほしい。でも、そうするためには、もっともっと自分自身が気持ちを前に出してやる気を持って取り組まないといけない。
私にとって最も楽なのは、ここに来て黙って座って見ていること。しかし、そういうことはできない。私はみんなをもっともっとよくしたいから。
例えば洋次郎。パスを出したら、動かないといけない。
そんなことは、私が言わなくても簡単にできることだろう。
確かに、今、やろうとしているサッカーは簡単ではない。難しいよ。
走らないといけないし、アタマを使わないといけないから。
でも、プロのサッカー選手として成功するためには、アタマの中を変えないといけない。
私はどんなジャーナリストの批判からも君たちを守る。しかし、私は君たちを批判する。それは私のためじゃない。みんなのためだ。私たちはまだまだいいサッカーができる。それをやろうじゃないか。
つい長くしゃべってしまった。今日は言わないといけない気持ちがしたから、しゃべらせてもらった。」

あしなが育英会 東日本大震災 津波遺児 単発寄付

2011年5月4日水曜日

19時より映画『マラドーナ』

BS-TBS
映画

シアターA「マラドーナ」
11/05/04(水)19:00~20:54


神の子と呼ばれた男は、一人の人間だった

Cast
ディエゴ・アルマンド・マラドーナ、エミール・クストリッツァ、マラドーナ・ファミリー、カストロ将軍、エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラ、マヌ・チャオ 他

Staff
2008年 スペイン・仏

監督・脚本:エミール・クストリッツァ

番組内容
アルゼンチン国民の英雄、ナポリの救世主、稀代のエンターテナー、そして薬に溺れた堕ちた偶像・・・。20世紀スポーツ界もっともスキャンダラスなスーパースター。“神の子”ディエゴ・アルマンド・マラドーナ 49歳。名匠エミール・クストリッツァ監督がブエノス・アイレスからナポリ、ベオグラードへと“魂の反逆児”の真実を追った話題のドキュメンタリー作品。

あしなが育英会 遺児奨学金「あしながさん」 継続寄付

2011年3月2日水曜日

夢の夢

エドガー・アラン・ポー (ポオ)
Edgar Allan Poe (1809_01_19-1849_10_07 / Boston / United States)



A Dream Within A Dream 1827年



Take this kiss upon the brow!
And, in parting from you now,
Thus much let me avow-
You are not wrong, who deem
That my days have been a dream;
Yet if hope has flown away
In a night, or in a day,
In a vision, or in none,
Is it therefore the less gone?
All that we see or seem
Is but a dream within a dream.

I stand amid the roar
Of a surf-tormented shore,
And I hold within my hand
Grains of the golden sand-
How few! yet how they creep
Through my fingers to the deep,
While I weep- while I weep!
O God! can I not grasp
Them with a tighter clasp?
O God! can I not save
One from the pitiless wave?
Is all that we see or seem
But a dream within a dream?



夢の夢 1827年



その眉にキスさせて。
きみとさよならするんだよね
でもこのことだけ、言わせて欲しいんだ──

全部夢だった……

そうかもしれないね

でも あの楽しかった時間が
ある夜 ある昼
幻やうたかたのように消えてしまったからって
だからって
それが全部夢だったって言える?
ぼくたちがいま見たり感じたりしてることだって
夢の夢なんだから

ぼくは
寄せ波がはげしくくだける荒磯のただなかに立ってる

手には黄金の砂粒をいくつか握りしめてる──
ほんのわずかだけど

それらがぼくの指の間からすべり落ちていってしまう

ぼくは泣いているだけ

ああ神さま
ぼくはもっとしっかり手を握りしめることはできないのでしょうか

ああ神さま
ぼくはほんの一粒だけでも
つめたい荒波から守ることはできないのでしょうか

ぼくたちが見たり感じたりしてることはみんな
夢の夢にすぎないのでしょうか。







(ゲゲ愚訳)

2011年2月24日木曜日

名言備忘録

成功することだ。そうすれば、先祖なんかいらなくなる。

ボルテール(フランスの文学者、啓蒙思想家)




成功するには、決意だけでなくまず才能がないとまずいことになる。

ウィリアム・フェザー(アメリカの作家)




『トーマス・エジソン症候群』から抜け出すこと。これは、大成功した人物は寝る間も惜しんで努力した、という神話である。

ビジネス・ウィーク誌




幸せであればそれでいいと考えよう。
もっと幸せになろうとすると不幸になる。

サム・ルベンソン(アメリカのユーモア作家)




ほどくことができる結び目をわざわざ切るな。

ジョセフ・ジュベニール(フランスのモラリスト)




憎い。──こんな言葉はあなたの辞書から消すことだ。
好きでない人の話をするときは、ただ好きでないと言えばいい。憎いとは言わないこと。
『憎い』という言葉は、いちばん汚い、醜い言葉だ。

バリー・ゴールドウォーター(アメリカの実業家)




虹を見たかったら、雨を我慢しなくちゃ、というのが私の考え。

ドリー・パートン(アメリカのカントリーシンガー)




まず、起こりうる最悪の事態は何かと考える。
次に、それを受け入れる覚悟を決め、そのあと、最悪の事態を改善していけばいい。

デイル・カーネギー(アメリカの話術教師、『人を動かす』の著者)




ささやく力しかないのに、大声で怒鳴ろうとするな。

トーマス・フラー(イギリスの聖職者、歴史家)




人生における最優先事項は、成し遂げたい目標を持って事にあたることだ。

パブロ・カルザス(スペインのチェロ奏者)




皆さん、この国ではタダ飯は食えません。
ひどい仕打ちを受けたと泣き言ばかりを言うのはやめなさい。
こう考えるべきです。すなわち『一生懸命やって、なにがなんでも手に入れるつもりなら、きっと手に入る』。
これを、“粘り強い忍耐力”と言うのです。

リー・アイアコッカ(クライスラーの元会長)




以上

2011年2月21日月曜日

名言備忘録

精神においてすら安全を求める者は、
自分の手足を切り落として、
痛みも、煩(わずら)わしさも感じない人工の手足を取り付けようとする者に似ている。

ヘンリー・ミラー(アメリカの作家)




投機で成功しようという者は、儲けられそうなチャンスが3回あったとしても、そのうちの2回は常に見送って良し、とするくらいでなければならない。

チャールズ・ダウ(ウォールストリートジャーナルの初代編集者、ダウ平均のダウ・ジョーンズ社の共同設立者)




ビジネスというギャンブルは、ギャンブルというビジネスを冷眼視する。

アンブローズ・ビアス(アメリカの作家、『悪魔の辞典』の著者)




馬に賭けるのはギャンブル。
スペードが3枚そろうことに賭けるのは遊び。
綿(めん)が3ポイント上がることに賭けるのはビジネス。
どこが違う?

ブラッキー・シェロード(アメリカのスポーツライター)




ロウソクを高く売るには、夜は暗いほどいい。

ユダヤのことわざ。




楽天家の定義
数独(数字パズルの一種)にボールペンを使う人。

ゲゲ




楽天家の定義 その2
走るパトカーを見て「お、ご苦労ご苦労」と思える人。




楽天家じゃない人の定義
走るパトカーを見て、ドキリとする人。




楽しい人生を送りたいなら、予測がことごとく当たる悲観論者じゃなくて、勝率五割で喜べる楽観論者になる方がいい。

ゲゲ




以上

2011年2月12日土曜日

名言備忘録

不運、不満、不幸を考えていれば幸せなら、これからもずっとそうしていなさい。

ゲゲ




自分の欠点を直視し、認めることです。
ただし欠点に振り回されてはいけません。

ヘレン・ケラー(アメリカの、盲唖を克服した著述家)




─自分のイメージを大切に─
お化粧もそこそこに『飛び出してきて』はいけません。精一杯美しく見えるよう努力すべきです。
これは虚栄ではありませんよ──自分に対する愛情というものです。あなたの顔はいつも人に見られているのですから。

エスティー・ローダー(アメリカの化粧品会社取締役)




誰でも頭の中に自分自身を思い描いている。
その人間の行動やものの見方を支配する自己イメージである。
人生にそこそこ満足したいなら、自分にあった自己イメージを持たねばならない。

マックスウェル・マルツ(アメリカの医学者)




あるべき姿ではなく、あるがままの自分を見せよう。気取ったところで、いずれぼろが出る。そうなったら目もあてられない。

ファニー・ブライス(アメリカのエンターテイナー)




ありのままの自分を出す方が、自分を偽って見せるより得るものは大きいはず。

(フランスのモラリスト)




あるべき姿ではなく、ありのままの人間を受け入れよう。

フランツ・シューベルト(オーストリーの作曲家)




私は、世界中に愛の手紙を書き送る神の手に握られた、小さな鉛筆です。
I am a little pencil in the hand of a writing God who is sending a love letter to the world.

マザー・テレサ MOTHER TERESA(インドで活動する宣教者。カトリックのシスター。ノーベル平和賞受賞者)


以上

2011年2月7日月曜日

名言備忘録

悲観的な見方は好きではない。
思い通りに行かなくても先へ進もう。
雨になると思ったら、本当に雨が降るものだ。

クリント・イーストウッド(アメリカの俳優、映画監督)




どれほど苦しいかではなく、どれほどの喜びを感じるかが肝心なのです。
どんな愚か者であっても苦痛は感じます。
人生には、だから苦しいんだという口実、だから生きたくないんだという口実があふれています。
口実、口実、いたるところ口実だらけ。

エリカ・ジョング(アメリカの作家)




運命のスキをついて、自分の力を試さなければならない。

ビリー・ビショップ(第一次世界大戦におけるカナダの英雄)




可能性を信じる人間になりなさい。
どんなに暗く思えたり、実際暗くても、目を上げて可能性を見ましょう。
──いつも可能性を見るのです。
可能性が無くなるということはあり得ないのですから。

ノーマン・V・ピール(アメリカの聖職者)




次の教訓を忘れてはいけない。
歴史は運命論を教えない。
ひとにぎりの自由な発想の持ち主が、(運命)決定論を打ち破り、新しい道を開く瞬間があるものだ。
国民は自分たちにふさわしい歴史を手にする。

シャルル・ド・ゴール(フランスの元大統領)




いまにツキが変わるだろうと思って、負けてる奴に賭けるな。

ラスベガスの法則




生存率80パーセント?──で、俺はどっちなんだい?

ゲゲ




なあ先生、その死亡率10パーセントと20パーセントと30パーセントの違いってやつを、もうちょっと説明してくんねえか?

ゲゲ




人を判断するときは、その人に遊離になるような尺度で判断すること。

不詳




誰のために鐘が鳴っているのかを見に行かせてはいけない。
鐘は、お前のために鳴っているのだ。

ジョン・ダン(イギリスの詩人)




2011年2月2日水曜日

名言備忘録

記事は誰かにとって最悪の瞬間を、カネにかえる。

J・P・ドンレビー(アイルランドの著述家)




もし俺が脳の移植手術を受けることになったら、スポーツ記者の脳みそがいいね。どうせなら使ってないのがいいから。

ノーム・バン-ブロックリン(アメリカンフットボールの元選手、コーチ)




平和:(名詞)国際関係において、戦争と戦争の間(はざま)にある、騙し合いの時期。

アンブローズ・ビアス(アメリカの作家、『悪魔の辞典』の著者)




戦争の目的は、自らが祖国のために死ぬことではない。
相手の奴を、そいつの国のために死なせてやることだ。

ジョージ・S・パットン(第2次大戦で連合軍を指揮したアメリカの将軍)




君も軍隊に参加して、広い世界を知り、興味深い人々にたくさん出会い、そしてぶっ殺そう!

不詳




外交とは、“ワンちゃん、よしよし”と言いながら、その間に石を見つける技術のこと。

ウィル・ロジャーズ(アメリカのユーモア作家、俳優)




かねてより合衆国では、外国人の不法入国が問題になっていた。インディアンに聞いてごらん。

ロバート・オーベン(アメリカの編集者、ジョークライター)




妻というのは結婚している間だけの問題だが、先妻というのは残りの人生にずっとついてまわる問題。

ジム・サミュエルズ(漫談家)




七面鳥はつがうとき、互いに白鳥を想う。

ジョニー・カーソン(アメリカのテレビ司会者)




10万個の精子の中で、お前みたいなのが一番すばやかったなんて、とても信じられない。

スティーブ・パール(アメリカの漫談家)




おわり

2011年2月1日火曜日

混乱する工作活動の例

主要3紙共同サイト『あらたにす』より


朝日新聞社説 
2011年2月1日(火)付

小沢氏起訴―市民の判断に意義がある 民主党の小沢一郎元代表が、政治資金規正法違反の罪で起訴された。検察審査会の2度の議決を受けたもので、ふつうの市民が政界の実力者を刑事被告人の座に据えたと言っていい。

 いったん検察が起訴を見送った事件だ。裁判の行方は予断を許さない。

 起訴の権限は検察が長く独占してきた。足利事件のような大きな過ちもあるものの、有罪が確実に見込まれるものだけを起訴する運用により、有罪率99%という刑事司法を作りあげた。

 それは一定の評価を得る一方で、裁判の形骸化をもたらした。検察が強大な権限をにぎることになり、独善的な体質を生む素地ともなった。

 検察審による強制起訴はこれに風穴を開けた。検察がとってきた起訴と不起訴とを分ける基準や個々のケースへの対応は、一般の感覚と正義感に沿うものか。問い直す機会を市民が初めて得たと言っていいだろう。

 今回問題になったのは政治資金規正法の解釈・運用だ。これまで検察は、収支報告書に実態と異なる記載があっても、ヤミ献金など重大悪質なものでなければ摘発対象とせず、また、実務担当者を超えて政治家本人の責任まで問うには、よほど確かな証拠が必要だという方針で臨んできた。

 これに対し検察審は、規正法が目的に掲げる「国民の不断の監視と批判」を言葉だけのものにしてしまう、ずさんな記載のありように、より厳しい目を向けた。政治資金の流れの透明性を重視する姿勢は、検察が「小沢氏自身の関与を裏づけるとまではいえない」と判断した秘書らの供述を、積極的にとらえ直すことにもつながった。

 裁判でこうした点がどう評価されるか、軽々に予測できない。検察審を引きついだ指定弁護士の言い分が否定される可能性はあるし、訴追される側の負担にも配慮が必要だろう。

 だが、国民が抱いた疑問をうやむやにせず、法廷という公の場で議論し、裁判所の判断を求める。その意義は、日本の政治や司法制度を考えるうえで決して小さくない。起訴イコール有罪といった決めつけはせずに、冷静に公判の行方を見守りたい。

 政治の側が早急に取り組むべき課題もある。今の収支報告制度は、秘書任せ・他人任せを容認する内容になっている。報告書に政治家本人の署名を義務づけるなど、自覚を促し、責任を明確にする仕組みに改めるべきだ。

 小沢氏は、検察による起訴と強制起訴との違いを強調して離党などを否定した。その時どきで都合のいい理屈を持ち出し、国民に正面から向き合おうとしない姿勢には失望を禁じ得ない。

 法廷で争うことと、政治家として責任を果たすことは別問題である。国会での説明すらできないのなら、自らしかるべく身を処すのが筋ではないか。






天声人語
2011年2月1日(火)付

 ジョークの宝庫といえば結婚である。哲人ソクラテス曰(いわ)く。「まず結婚せよ。良妻を得れば幸せに、悪妻なら君は哲学者になるだろう」。青木雨彦さんの『洒落(しゃれ)た関係』から男のざれ言を続ける

▼夫の証言。「新婚の妻は食べてしまいたいほどかわいかった。あの時食べときゃよかった」。もう一つ。「金曜に結婚すると不幸が起きるというのは本当ですか」。「もちろん」と劇作家のバーナード・ショー。「金曜だけが例外でいられるはずがない」

▼最後のは、必然を言いたい時に応用が利く。以前なら「月曜に起訴されると有罪になるというのは……」と、問いを換えることもできた。検察の信頼が揺らいだ今は「いや、月曜には例外もある」と答えざるをえない

▼その検察が諦めた小沢一郎氏の「疑惑」を、検察審査会が法廷へと押し出した。強制起訴された氏は検察嫌いの上、素人の検審が新聞やテレビに流されたと思っているのだろう。無罪を前提に辞職も離党もしない意向という

▼民主党の幸不幸は、思えば小沢自由党との「結婚」に始まる。今や別居寸前だが、菅首相が「あの時…」と悔やんでも遅い。たくさん生まれたチルドレンは多くが小沢氏につき、家を出るならそっちと言わんばかりだ

▼被告席から政治闘争を構える「党内党」を背負い、ねじれ国会の針山を登る首相。今さら哲学者にもなれない。ソクラテスは「天下を動かすには、まず自ら動け」と諭したが、動きようがない。次々と降りかかる難題を前に結束すべき時に、ああ犬も食わない権力劇である。



**********************************************
社説では、「訴追される側の負担にも配慮が必要」「起訴イコール有罪といった決めつけはせずに、冷静に」とアリバイ作りをしつつ、天声人語では「無罪を前提に辞職も離党もしない意向という」と非難・攻撃している。

さらに「強制起訴された氏は検察嫌いの上、素人の検審が新聞やテレビに流されたと思っているのだろう。」に至っては、冷静・客観を装おうとしていてもどうしても隠し覆いきれない記者氏の私的感情が出てしまっている。
「強制起訴された氏は」って──幼いよね。まるでいじめられたガリ勉が、怪文書に書く表現みたい。
「検察嫌い」──自分が疑われて、でも好き好きなんてのは、頭おかしいでしょ。駐車違反の時は警察嫌いにならない?
「素人の検審」──素人なのは事実でしょ。専門家だとでも思ってるの?
「新聞やテレビに流された」──部数とか視聴率をあれだけ気にしておいて、流されたも何もないでしょ。おたくら、俺ら一般ピーポーを「流したい」んでしょ。おたくらの思う通りに。
「思っているのだろう」って──一面に載せる看板コラムで「思い込み・想像」かよ。これがありで記事が書けるなら、もはやなんでもありだな。


しっかし、こういう状態の朝日新聞編集部内の心理状態を想像すると、けっこう笑える。

もし俺が新聞を作れるのなら、このタイミングで報じるべきと判断するのは、原点に回帰して、何が犯罪だと問われているのか、そしてどういう捜査が行われたのか、を事実のみに基づいて再検証するね。

起訴する側さえ「白黒は裁判で」と言っている状況で起訴される人に対して、即、仕事も地位も捨てるべしと求めるのは、どう考えても間違っていると私は思うわけです。

法治国家の本来あるべき姿としては、裁判で有罪が確定し、それが職務遂行に影響を及ぼす場合に限り、職を辞する選択を自ら下す、というものだろうと私は確信している。

まして政治家なら、選挙という審判があるのだから尚更(なおさら)。

リストラや、ライバル蹴落としに、やらせの痴漢や不倫・セクハラのうわさを使うのは、大銀行では昔からあった手法だけど、これも疑われただけで有罪同等っていう日本の悪しき風土があったればこその裏技で、そういう、いやらしい内輪文化、島国倫理、村社会規範、はなくしていくべきだろうと私は確信している(差別も生むし、こういうのはさっさとなくそうぜ)。
今回の小沢氏の件が、そうした方向へ日本社会が梶を切るきっかけになって欲しいと、私は切に願っている。


以上で~す。

2011年1月31日月曜日

少年よ、形じゃなく中身をパクれ

‘Boys Be Ambitious’(少年よ、大志をいだけ)




『連日熱いトークで盛り上がる長友と本田』

 ムードメーカー役を自任する日本代表DFの長友が、同い年のMF本田と連日熱いトークをかわしていることを明かした。

 「アイツとはかなり熱い話をしてる。主に“成り上がる系”の話ですね。僕も熱いけど、上には上がいるって感じ。ジェスチャーも交えますからね。周りは入ってこれないっす」。プレーでは攻撃面を得意とするが、カバリングを重視する岡田監督の守備戦術を理解。トーク内容とは逆に冷静にプレーするつもりだ。 【スポニチ 2010年05月23日】


『長友&本田 W杯で“熱い体幹トーク”』

 日本代表でFC東京のDF長友が、都内のクラブハウスでW杯南アフリカ大会から帰国後の会見に臨み、同期のMF本田との秘話を披露した。

 「お互い、これからの成長について熱く話し合いました。(長友が得意とする)体幹トレの“講義”もしときました。ま、真剣に聞いてくれるのはアイツだけなんで。スイス合宿だったかな、自由時間に日本食レストランに歩いていったんですけど、その道中でもアイツは骨盤の角度と体幹を意識してましたからね。意識が高いというか、ヤツはまだまだ伸びますよ」と話していた。【スポニチ 2010年07月03日】


『長友「時間もない」ビッグクラブ移籍に意欲 』

 DF長友佑都が決勝アシストを決めた。0―0の延長後半4分、左サイドをドリブル突破して左足でクロス。李の左足にピタリと合わせてV弾を演出した。後半11分からは左MFにポジションを上げ、ドリブルや本田圭とのコンビなど多彩な攻撃で何度もサイドを突破。今大会3アシストを記録して「上のレベルでやるためには攻撃での成長が必要だと思ってやってきた。その成果が少しは出せた」と胸を張った。一方で試合後に本田圭と「まだまだ自分たちのサッカーができていない時間がある」と言葉を交わすなど反省も忘れなかった。

 今大会は全6試合にフル出場。決勝でもチーム最長の15・283キロを走った。準決勝の韓国戦で車(チャ)ドゥリを圧倒するなどアジアでは敵なし。欧州での評価も高く、所属するチェゼーナから1月中にビッグクラブに移籍する可能性も残されている。「1月移籍?それはないと思いますが、ビッグクラブにステップアップしたい気持ちはある。世界一のサイドバックになるためには、あまり時間もないので」。世界一のサイドバックを目指す背番号5が、まずはアジアの頂点に立った。 【スポニチ  2011年1月31日】

*******************************************

体格だとか、足元の技術だとか、指導環境だとか、そういうのって結局は周辺要因でしかないってことなんだなあ。
では何が主要因なのかって考えると、長友選手や本田選手が見せてくれているのは、それは自分自身の魂(aspiration)だろうってこと。

本田選手のボールキープ力や、長友選手のスタミナ&ダッシュ力は真似(まね)できなくても、どうにかして少しでも上のレベルへ自分を引き上げようと工夫し、努力を積み重ねる態度は誰でも真似できるはずだ(程度の差はあったとしても)。

他人から「ダメだ」って言われたからってあきらめる必要はない。
自分の人生のケツは、自分がふくのだから。



‘Boys Be Ambitious’(少年よ、大志をいだけ)

2011年1月27日木曜日

名言備忘録

女性は結婚するまでは将来を心配する。
男性は結婚して初めて将来を心配する。

不詳




一部の女性は夫を理想の夫にしようと夢中になるあまり、理想の妻になる余裕がない。

不詳




女性が犯す誤りは、ほとんど常に、彼女たちの善に対する信念と、真実に対する自信から生じる。

オノレ・ド・バルザック(フランスの作家)




──香水について
それは目に見えないけれど、忘れることのできない、究極のアクセサリー……
姿を見せる前からあなたの登場を告げ、姿が消えてからも余韻を残す。

ガブリエル・(ココ・)シャネル(フランスのファッションデザイナー)




女性は何をするにしても、男性の倍うまく行わなければ。
でも、幸いなことに、それは難しいことではありません。

シャーロット・ウィトン(カナダの元政府高官)




女性と象(ゾウ)は、傷つけれたことを絶対に忘れない。

サキ(ヘクター・H・マンロー)(イギリスの作家)




ほとんどの女性は、肖像画に描かれているほど若くない。

マックス・ビアボーム(イギリスの作家、風刺画家)




人生が歌のように流れているときに楽しい気分になるのは容易だ。
だが、立派な男とは、何もかもがうまく行かないときでも笑える男だ。

エラ・W・ウィルコクス(イギリスの作家)




夫は、ティッシュペーパーのようにソフトで、丈夫で、そして、使い捨てできること。

映画『殺人ゲームへの招待』




イブが来るまでは、この世は男の世界だった。

不詳




人生は、我々男には不公平だ。
俺たちが生まれたとき、賛辞や花をもらうのは母親だ。
結婚式で贈り物をもらい、注目の的(まと)となるのは花嫁だ。
俺たちが死ぬと、女房は生命保険を受け取って、フロリダで冬を過ごす。
いったい女は何から解放されたがってるんだ?

不詳




子どもが小さい頃の予想通りに成長するなら、この世には天才しかいないはずだ。

ゲーテ(ドイツの詩人、作家)




──少年がひどい通知票を父親に渡して言った。
パパ、原因は何だろう──遺伝かな? 環境かな?

マーク・トゥエイン(アメリカの作家)




子どもを愛するなら、その分、時には無視する努力を払わなければならない。愛情の網は、きつくなりすぎることがあるから。

不詳




思春期とは、答えが全部わかってしまった子どもが質問するのをやめる年齢。

不詳




幸福(さいわい)なるかな若き者たち。
汝(なんじ)らは国家債務を受け継ぐのだ。

ハーバート・フーバー(アメリカ第31代大統領)














いろんなことがあるけれど、私はまだ人間は善良なのだと信じています。

アンネ・フランク(ユダヤ系オランダ人)








以上

2011年1月20日木曜日

名言備忘録

もし我々にまったく欠点がなかったなら、他人のあら探しという楽しみもなかったことだろう。

フランソワ・ラ・ロシュフーコー(フランスのモラリスト)




彼女は欠点に対して寛大である──自分のなら。

アーサー・ベア(米国のコラムニスト)




“悪書”を読んで、身を持ち崩した少女の話など聞いたことがない。

ジミー・ウォーカー(アメリカの俳優)




出版の自由を制限するのは、国家に対する侮辱である。
ある種の本を読むことを禁じるのは、国民をバカもしくは奴隷呼ばわりするに等しい。

クロード・A・エルベシウス(フランスの哲学者)




私は、もらったダイヤモンドを突っ返すほど、男の人を嫌いになったことはないわ。

ジャ・ジャ・ガーボール(ハンガリーの女優)




私は、彼女のことは好きじゃない。しかし、誤解はしないで欲しい。私の嫌悪は、純粋にプラトニックなものなのだから。

ハーバート・B・トリー(イギリスの俳優)




神の前で謙虚になれば、人はそれだけ高められる。
人間の前で謙虚になれば、人はそれだけ踏みにじられる。

ジョシュ・ビリングズ(アメリカのユーモア作家)




科学者たちが、書類鞄の中に持っているものには、ぞっとさせられる。

ニキタ・S・フルシチョフ(ソビエト連邦の元首相)




もし人が自分を“現実主義者(リアリスト)”と呼ぶようになったら、そいつは、心の底では恥ずべき行為と考えている何かを、進めるべく準備していると思ってまず間違いない。

シドニー・J・ハリス(アメリカのジャーナリスト)




革命を語るのは、現実逃避の一手段だ。

ジョン・K・ガルブレイス(アメリカの経済学者)




人間の器量は、権力を用いて何をなすかで測れる。

ピッタコス(ギリシャの政治家。七賢人のひとり)




権力は、人を酔わせる。
酒に酔った者は、いつか醒めるが、
権力に酔ってしまった者は、醒めることをしらない。

ジェームズ・F・バーンズ(アメリカの政治家)



私に不幸を招いたのは、私自身の考え方ではなく、他の人間たちの考え方である。

サド侯爵(フランスの作家)




災難には2種類ある。我が身にふりかかる不運と、人様に訪れる幸運。

アンブローズ・ビアス(アメリカの作家。『悪魔の辞典』の作者)




真の幸せ者は、結婚した女と、独身の男だけ。

ヘンリー・L・メンケン(アメリカの評論家)




手に入れうる最大の幸福とは、必ずしも幸運は自らに不可欠なものではない、と悟ることである。

ウィリアム・サローヤン(アメリカの作家)





以上

2011年1月14日金曜日

名言備忘録

何もすることのない人は、いつでも誰よりも忙しがっている。

フランスのことわざ




満足のいく仕上がりにするだけの時間なんてあったためしがない。

ゲゲ




社員がミスを犯せるような環境を作ることが大切だ。

ゴードン・フォワード(チャパレル・スチール社長)




51パーセントの確率で正しいことをしていれば、そのうちヒーローになれる。

アルフレッド・P・スローン(GMの元社長兼会長)




人生で犯しがちな最大の誤りは、誤りを犯さないかと絶えず恐れること。

エルバート・ハバード(アメリカの文筆家)




確実性は多くの場合幻想に過ぎず、休息は人間の運命ではない。

オリバー・W・ホームズ・ジュニア(アメリカの最高裁判事)




偉人とは、前例のないことをやってのけた奴のこと。

ゲゲ




副産物が時として、本来の産物より価値のあることもある。

ハブロック・エリス(イギリスの医学者)




変化には、たとえそれが悪化であっても、どこかほっとするものがある。
昔、駅馬車で旅をしたとき、姿勢を変えて体の別のところが痛くなるとほっとしたものだ。

ワシントン・アービング(アメリカの作家)




どんな組織であれ、十分なプレッシャーがかかれば変化する。

ブルース・ヘンダーソン(ボストン・コンサルティング。グループの元CEO)




過去は異国のようなものだ。
そこではすべてが違ったやり方で行われている。

レズリー・P・ハートリー(イギリスの作家)




大切なのは独創性だけだ。
だが、独創的な人間の使う材料やアイデアは、身のまわりで起こることや、通り過ぎてゆくものばかりだ。
独創は、本人の経験から生まれるのだ。

ジョージ・ガーシュウィン(アメリカの作曲家)




以上

2010年12月17日金曜日

名言備忘録

もし独立の望みを金だけに託しているのであれば、決してうまくいかない。この世の中で人間が手に入れられる、ほんとうに確かなものというのは、積み上げられた知識と、経験と、能力だけである。

ヘンリー・フォード(アメリカの自動車王)




チャンスといいのは、たぶん、神様がその名をお記(しる)しになりたくないときに使う別名なのだろう。

アナトール・フランス(フランスの作家、ノーベル文学賞受賞)




希望とは、冒されねばならぬ危険のことである。

バーナード・ショー(イギリスの作家、ノーベル文学賞受賞)




私には確信の持てることがひとつだけある。
それは、人が確信を持てることなど本当に少ない、ということだ。

サマセット・モーム(イギリスの作家)




一か八かやってみろ!
人生、これひとつの賭(チャンス)である。
人生航路を遥(はる)か遠洋に至れる者は、やる気と勇気のある者だ。
“安全確実”丸には、岸を遠く離れることなどできはしまい。

デール・カーネギー(アメリカの話術教師)




世の中、一か八かよ!
なんでもやってごらんなさい!
他人の意見とかお説教とか、もう構うもんですか。自分にとって、この世でいちばん難しいと思うことを、やってごらんなさい。自分でやってみるのよ。

キャサリン・マンスフィールド(イギリスの作家)




何かの行動を起こそうと企てれば、必ずそこには危険と犠牲がついてまわる。しかし、長い目で見て、何もしないことに安住してしまう危険と犠牲に比べたら、それはごく小さいものだと言えるだろう。

ジョン・F・ケネディ(アメリカの第35代大統領)




計算された危険を冒せ。それは無謀とはまるでちがう。

ジョージ・S・パットン(アメリカの将軍)




危険を避けるということは、結局のところ、危険に身をさらけ出すことに比べて少しも安全だとはいえません。恐れる者にも、大胆な者と同じように、危険は襲ってくるのです。

ヘレン・ケラー(盲唖(もうあ)を克服したアメリカの著述家)




安全を、精神においてすら求めようとすう者は、自分の手足を切り落として、痛みも煩(わずら)わしさも感じない人工の手足を取り付けようとする者に似ている。

ヘンリー・ミラー(アメリカの作家)




以上

2010年12月16日木曜日

名言備忘録

どんなにつまらないものでも、お金が払われるとなれば、価値が出てくる。

バージニア・ウルフ(イギリスの作家)




金、裁かれず。

アラブのことわざ




金が要(い)るときには、金が要る。頭痛薬やお祈りじゃあ役に立たない。

ウィリアム・フェザー(アメリカの作家)




金は万能だ、なんてセリフを口にする奴がいたら、そいつが金を持ってないのは確実。

エドガー・W・ハウ(アメリカのジャーナリスト)




一般的に言って、金を持っていてしかるべき人というのは、金を持っていないものだ。

ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの元首相)




賞なんていらないから、お金を贈ってよ。

リンダ・ロンシュタット(アメリカのロックシンガー)




金は、紙でできた血だ。

ボブ・ホープ(アメリカの俳優、コメディアン)




人情が篤(あつ)いだけの人は、忘れられてしまうわ。財布も厚くなくちゃ。

マーガレット・サッチャー(イギリスの元首相)




オイル・ビジネスなんてものは、そりゃあ波瀾万丈(はらんばんじょう)だよ。

ジョン・D・ロックフェラー(アメリカの石油王)



ウォールストリートに手を出すのは、インサイダーでもない限り、ロウソクの灯を頼りに牛を買い付けるようなものだ。

ダニエル・ドルー(アメリカの金融業者)




なにごとも、小さな仕事に分ければ、ことさら難しいことはない。

ヘンリー・フォード(フォード創設者、アメリカの自動車王)



私からの忠告はこうだ。
もし強盗に出会ったら、他の臆病者だちと一緒に並んでいなさい。
あなたの勇気は、もっと自分の得になるときのためにとっておいたらいい。

オー・ヘンリー(アメリカの短編作家『最後の一葉』)




何も言うことがなければ、また何も隠すことがなければ、慎重である必要はない。

アンドレ・ジイド(フランスの作家、ノーベル文学賞受賞)



慎重すぎるほど、慎重さに欠けることはない。

チャールズ・C・コルトン(イギリスの聖職者、作家)



以上

2010年12月10日金曜日

名言備忘録

文明は、動きであって状態ではない。
航海であって、港ではないのだ。

アーノルド・トインビー(イギリスの文明史家)



ほんの少し、他人より熱心に。

ミハイル・S・ゴルバチョフ(ソ連元書記長)



無抵抗は我々の命取りになる。
我々の目標は、敵に抵抗させないことなのだ。

毛沢東(中共元国家主席)



私は自分に抵抗する人間しか尊敬しない。
だが、そういう人間を赦(ゆる)しはしない。

シャルル・ド・ゴール(フランスの元大統領)



芸術は、孤独な人間が孤独な人間のためにつくるものである。
Art is made by the alone for the alone.

ルイス・バラガーン(メキシコの建築家)



伝統なき芸術は、羊飼いのいない羊の群れ。
革新なき芸術は、屍(しかばね)である。

ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)



記者はワニみたいなものだ。愛さなくてもいいし、必ずしも好きになる必要もない。
ただ、エサはやっておかないと。

ホワイトハウス関係者



ドイツ人は1人だと哲学者になる。
2人だと集会を開く。
3人集まれば戦争を始める。

ロバート・D・マクドナルド(アメリカの教育学者)



ユダヤ人の歴史に偶然という文字はない。

イーリー・ウィーゼル(アメリカの作家、ノーベル平和賞受賞者)



黒人ってのはつらいもんだぜ。あんた、なったことあるかい?
俺は一度ある──貧乏だったときにな。
It's hard being black.You ever been black?
I was black once──when I was poor.

ラリー・ホームズ(ボクシング元ヘビー級世界チャンピオン)



私たちの目にうつるものは、すべて目に見えないものが投げかける影なのです。

マーチン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師、アメリカの黒人運動指導者)



外交官が役に立つのは天気のいいときだけ。

シャルル・ド・ゴール(フランスの元大統領)



以上

2010年11月14日日曜日

名言備忘録

「もし私があなたの妻なら、食事に毒を盛ってやるのに」
「もしあなたが私の妻なら、私は自分で毒を飲みますよ」

ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)



家系を自慢しているバカ貴族に「君って誰の子孫?」と問われて──
「私は子孫ではありません。先祖となるのです」

ジョン・チャーチル(イギリスの元陸軍司令官)



ある離婚裁判で──
「言葉はその通りだけど、口調が違うよ」

ゲゲ



人気の理由を問われて──
「みんなが心や頭の中で考えていても口に出さないことを口にするからだろう」

セオドア・ルーズベルト(アメリカの第26代大統領、ノーベル平和賞受賞)



口にすることを全部心からそう思っている人はいない。
心にあることを全部口にする人もまずいない。
言葉というものはとらえどころのないもので、思考は一貫性のないものだからだ。

ヘンリー・B・アダムズ(アメリカの歴史作家)



沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、あれこれしゃべってその疑惑を晴らすよりましだ。

エイブラハム・リンカーン(アメリカの第16代大統領)



1分考えることは、1時間しゃべる以上の値打ちがある。

不詳



尊厳とは、そもそも心に思い浮かべるべきではなかったことを、口に出さない能力のこと。

不詳



言うべき事がないとき、そのことをくどくどと証明しようとしない人は幸いである。

不詳



口を開く前に、頭が連動しているか確かめよ。

不詳



あなたにうわさ話を伝えてくれる人は、次はあなたを噂の種にするだろう。

不詳



私は誰にもひどいことを言った覚えはない。
本当のことを言ったら、相手が傷ついただけだ。

ハリー・S・トルーマン(アメリカの第33代大統領)



口さえ開かなかったら……。

釣られた魚



あなたのエッセーは優秀で、かつ独創的です。
しかしながら、
独創的な部分は優秀ではなく、優秀な部分は独創的ではありません。

サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者)



書評を書く前には決してその本を読まない。先入観を植え付けられるからだ。

シドニー・スミス(イギリスの宗教家、評論家)







ニュース解説とは、何一つ言い残したことがない、という印象を与えながら、何一つ語らない技術のこと。

ゲゲ






以上

2010年11月9日火曜日

名言備忘録

即答できてよかった。
「わかりません」って。

マーク・トゥエイン(アメリカの作家)





ほんの少し不正確にすることで、説明をうんと省けることがある。

サキ(ヘクター・H・マンロー)(イギリスの作家)





私の経験によれば、短所のない者には長所もない。

エイブラハム・リンカーン(アメリカ第16代大統領)





不細工な奴と殴り合いなんかするもんじゃない。あいつらには失うもんがないんだから。

不詳





解放された女性って、結婚前にセックスして、結婚後に仕事する女(ひと)のことよ。

グロリア・スタイナム(アメリカの女性解放運動家)





天才とバカとの違いは、天才には限度があるということ。

不詳






テクノロジーの進歩は、精神異常犯の手に握られた斧のようなものである。

アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者)






コンピュータなんて役に立たない。それらは答えを出すだけだから。

パブロ・ピカソ(スペインの美術家)






ノアが箱船を造っていたときには、まだ雨は降っていなかった。

ハワード・ラフ(アメリカのビジネス・コンサルタント)






政府が不当であるとき、正当でいることは危険である。

ボルテール(フランスの文学者、啓蒙思想家)






イタリアのリラなんぞ、知ったこっちゃない。

リチャード・M・ニクソン(アメリカの第37代大統領)






民主主義とは、多数の無能な人間による選挙をもって、少数の腐敗した人間による人選に代えたもの。

バーナード・ショー(イギリスの作家、ノーベル文学賞受賞)





民主主義とは、一番嫌いじゃない候補に投票できる権利のこと。

ロバート・バーン(アメリカの名言収集家)






保守主義者:名詞
現下の悪弊に心酔したる政治家のことで、新たなる悪弊をもって従来の悪弊にとって代えんと欲する自由主義者の向こうを張る。

アンブローズ・ビアス(アメリカの作家、『悪魔の辞典』の著者)







国民を官僚主義の魔手から救っているの唯一のものは、その効率の悪さである。

ユージン・マッカーシー(アメリカの政治家)







支配者にとって、人々が思考しないということは、なんたる幸運であろうか。

アドルフ・ヒトラー(ドイツの独裁者)







マケドニア王アレクサンドロス3世は、“大王”の名で知られるが、それは同時代の誰よりも、多くの種族の多くの民を殺したからである。

ウィル・カピー(アメリカのライター)







宣伝(プロパガンダ)とは、自分自身が信じていないことを、他人に信じさせる技術のことである。

アバ・エバン(イスラエルの政治家、外交官)







人心の清らかなれば、法は無用。
人心の汚(けが)れたれば、法は無効。

ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの元首相)







以上