2010年11月13日土曜日
少年団大会県大会観戦メモ─2回戦─
2010年平成22年11月13日(土)
埼玉スタジアム2○○2 第2第3グランド
天候 晴れ 無風
ピッチ 天然芝
第1試合の前半15分くらいまでは、朝露でつるつる。気温が上がってからは、良好なコンディション(芝の長さがちょい長かったかな。まあこれは好みの問題か)。
結果 準決勝進出(ベスト4) 江南南 浦和三室 越谷FC 寄居FC
第4試合の後半途中まで観戦(具体的には、上尾朝日のPKが枠に当たって外れたところまで)。
記憶とメモを頼りに、気づいた点と私見を記す。
◆新座片山の得点力を分析してみた。
1回戦で川越ヤンガースから6得点した攻撃力の秘密を探ろうとしたのだが、それは叶わなかった。
◎片山が、なぜあれほどに慌てていたのか理解不能。
開始早々、自軍のGKが両足をすべらせて前のめりに両手をついてしまう(ポイントの高い交換式スパイクじゃないと、誰でもああなっただろう)ほどピッチが朝露で濡れていたというのに、なぜあんなに「蹴り」にこだわったのかがわからない。
案の定、ボールはトラップできないか、ラインを割るかのどっちか。
前半6分に、中途半端に前へ出た(おそらく足をすべらせたことが頭に残っていたのだと思われる)GKの上を越されて失点。
するとますます「蹴り」出した。何も考えずに蹴り出した。一心不乱に蹴り出した。
得意の攻撃がいくらキック&ラッシュだからといって、スケートリンクの上で蹴ったらどうなるかってことくらいは想像つくと思うのだが。それでも片山の子供たちは蹴っていた。顔色はまっ青、とまではいかないが、余裕なんてもんは微塵もない。
トップに入っていた大柄な子のバックヘッド(そらし)もパターンなのだろうが、あれは相手が突っ込んできてくれないと効果は半減してしまう戦術だ。ダッシュ&ストップがままならないピッチでそれをやっても、スタートの遅れた相手にちょうどいいボールが送られるだけ。実際もそうなってた。
前半の15分過ぎあたりからドリブルを使い始め、後半になって芝が乾いてきたら、一方的な片山ペースとなった。
しかしそれはむしろ前半の頭にやる戦術で、1点ビハインドで、芝が乾いてきた状況では、むしろ片山お得意のキック&ラッシュを徹底させる方が圧力は増しただろう。
◎少年サッカーの公式戦、それもトーナメントや決定的な一戦では、先に失点してしまうと立て直しはかなり難しい。
わかってはいたことだが、今日は本当にそれを実感した。
片山は運もなかった。もし第1試合じゃなかったら、あるいはもっと芝が短かったら、いつものサッカーでも片山は力を発揮できていただろう。あの柔らかい長めの芝が横に寝ているところへ朝露たっぷりじゃあ、そりゃあすべる。すべらない方が無理。
でも、それは敗戦の理由ではあるが、言い訳にはならない。
条件は自分たちに合わせてくれないのだから、自分たちが条件に合わせるようにしないとね。
あまりにも動揺し過ぎ。どんだけプレッシャー感じてんだって話。
チームリーダーがいないように見えたのも残念だった。
失点したGKに「下がすべるから、あまり出過ぎるな」、そしてDFには「キーパー出れないから、ライン深めで」と声をかけていれば、たぶんあの失点はなかっただろうと思うが、小学生では無理なのだろうか。いや、そんなことはないと思う。だって、悪さやいたずらをするときはあんなにチームワークよくてずる賢いんだから、たとえ、まだ小学生だとはいっても、高学年なら、もう脳みそは十分に使えるはず。それをサッカーに応用すればいいだけのことなのだから。
◆江南南の選手たちが持っている攻撃のイメージを分析してみた。
まず、1回戦のサイタマジュニアと異なり、鳩ヶ谷のマークは緩すぎた。おかげで江南南の選手たちが共有している、攻撃のイメージがとてもよくわかった。
◎意外と動きだしが遅い。
点差も開いていたのでの、あえて、の、丁寧につなぐことを意識してのことなのかもしれないが、少なくとも私が見た試合後半はそうだった。
せっかくパスの出し手がノープレッシャーでプレーできるのだから、受け手はもっと早く、パスを引き出す動きをスタートさせてもなんのリスクもないのに、そういうのをまったくしない。
あと、パスやドリブルに、もっと角度が欲しい。横と縦でも確かに十分だけど、更に“ななめ”があったらもっと楽しいサッカーになるのになあ、と思った。
フリーでドリブルしてるときに、おそらくはそういう風に練習して、染みついているのだろうけど、しっかり顔を上げる姿勢はGOOD。次は、ボールタッチの度に視線を落とさないでもいいように、“自分の”ドリブルのリズムも染みこませるとなおGOOD。
◆戸塚が普通だった。
もっと動きのあるサッカーをするチームなのかと想像していたが、普通のサッカーをするチームだった。しかし少年サッカーではその「普通のサッカー」ってのが実はとても大変だったりする。だから戸塚はすごい。
選手配置のバランスが良い。極端な穴がない。技術もしっかりしている。ただ──
行田泉お得意のカウンターを一発食らった途端、ここもよそと同じように、パス間隔(出し手と受け手の距離)が長くなった。
それと、右サイド12番への展開リズムがワンパターンしかないのもどうか。あれでは相手DFも読みやすいぞ。実際、行田泉のDFも対応できるようになってきてたし。
パスを出す前に、一度逆を向くとか、ドリブルでつっかけてみるとか、相手DFの右サイドへのパス予測を逆にフェイントへ利用してみるとか、そういうのをちょっと混ぜてやれば、12番の選手も、もっと楽にパスを受けられたと思うんだけどなあ。そういう工夫・アイデア・仕掛けが、サッカーの楽しみのひとつなんだから、ああいう舞台でやんないともったいないよ。うまくいったら楽しいよ~。
◆三室さん。全少予選のときにいた、あの足の速い右サイドの選手(11番だったかな)はどこに消えてしまったのでしょうか?
地味。
◆FC鶴ヶ島、ど、どうした? ってか、こんなもんだったのか?
ドリブルも、ポジションチェンジも、どこかへ忘れてきてしまったのだろうか。
後ろの選手は指示に見せかけた文句ばかり言っている。
「あっちフリーだろ!」「こっちの奴につけよ!」「動けよ!」
でも自分は動かない。
DFのチェックも軽い。マークも甘い。
離れたところでぼーっと立っていて、ボールが来てあわててチェックに行く。それも真正面からなんの工夫もなく飛び込む。そして簡単にかわされる。
攻撃に入るときは長髪の8番にボールを集めたいらしんだけど、サポートがないからパスがそこまでつながらない。
こんなチームじゃないはずなんだけど……。
こんなチームだったってことなのだろうか。
今期、私の中では、私の勝手な期待を最も裏切られたチームの筆頭。
いきなりの失点で選手が浮き足立てしまって、それを立て直せないままポンポン続けての失点で、万事休す。
やはり少年サッカーでの先の失点はコワイなあ。
楽しみにしてたのに!
◆越谷サンシン、個性的な選手が多いね。
大柄なトップの9番とか、中盤の10番とか、他にも面白い選手が多い。
攻めのポイントとなる箇所が2箇所あるのも強みだね。
◆デ・ラ・ペーニャがこんなとこにいたとは!
上尾朝日の11番、君はデ・ラ・ペーニャだろ?
デ・ラ・ペーニャのサッカー能が、君に転生したんだよね。
顔と身長と年齢と人種と国籍を変えてごまかそうとしたってだめさ。私にはわかっている。
素人は君のことを、バルセロナのシャビみたいだね、と言うかも知れない。
でも私はダマされない。
君はシャビじゃない。
だって君は、デ・ラ・ペーニャなんだから。
12番のドリブルもよかった。特に緩急使い分けのセンスがいい。ストップ&ゴーは、まさにお手本となるレベルのものだった。
上尾朝日はほぼ全員が両足を使えていた。これは長期的な見通しの元に系統立てた指導がなされ、それが成功している証だ。
上尾朝日の練習は、きっと子供たちも楽しんでやっているに違いない。
ところで、なぜ今日の上尾朝日ベンチはあんなに静かだったのだろう?
あのにぎやかな関西弁のコーチは、お腹痛かったのだろうか?
北足立地区で見たときにはそれほどそうは思わなかったが、今日確信した。
上尾朝日はいいチームだ。
Ivan de la Pena Vs Sevilla C.F. (2:31)
イバン・デ・ラ・ペーニャ
(Ivan de la Pena Lopez, 1976年5月6日 - 169cm/70kg 【ポジション】 MF 【利き足】 右)
準々決勝の浦和三室×川口戸塚、越谷サンシン×越谷FC、寄居×上尾朝日はPK戦決着だったとのこと。
そういえば寄居は見てなかったので、準決勝を見に行けたら、ぜひ見たい。
以上
2010年11月10日水曜日
劣勢のときこそサッカーは楽しい。
そのチーム名を具体的に申し上げることはやめておこう。いつの日か、何かの拍子で、そのチームの関係者が自分たちのチーム名で検索をかけて、このページを目にしてしまうことがあるかもしれないから。
だからここではそのチーム名を、仮にAGミランとしておくことにする。この仮名を選んだことに特別な意図はない。先日未明のUEFAチャンピオンズリーグ特番にそのチームが出て来たからだ。それだけだ。
そして少年団大会@熊谷で、このAGミランから勝利をあげた対戦相手を、便宜上ギャランズ(仮名)とした。
試合の面白さが一段と増したのは、ギャランズが先制した前半10分以降だ。
それまではAGミランの一方的なボール支配率と連続攻撃で、AGミラン応援団は盛り上がっただろうが、さあこれから試合を楽しむぞとワクワクしていた私のようなものにとっては、隣のさつきFC(仮名)対グンゼYG(仮名)の方へ移ろうかなと思わされるような出だしだった(シュート練習を見せられてもつまらないってこと)。
さてさて、ギャランズがAGミランの猛攻をしのいだ後のカウンター一発で先制ました、それからのお話。
AGミラン側は、はっきりわかるくらいに動揺していた。プランが崩れたんだろうね。
はたから見れば、どっちにしろ1点は取らなきゃならないんだから、状況は何にも変わってないと思うのだが、AGミランの方はなぜか、早く追いつかないと負けるぞ空気に包まれて、追い立てられるようにプレスをかけはじめた。
技術的にも実力的にも、AGミランの方がずっと上であることは誰の目にもあきらかなのだから、激しくプレスを受けたギャランズの選手たちは、自分たちのゴール前にほぼ全員が釘付けされるような状態となった。まあ、そうなるのがふつうだろう。
そしてギャランズは、できるだけ遠くへクリアすることと、AGミランの中心選手である7番と16番をがっちりマークすることに集中し始めた(実際のところはそれしかできなくなってしまったというのが事実で、ギャランズベンチからの指示もそれ一辺倒だった)。
ではAGミランの選手たちはそれでどうしたのかというと、なぜか、その密集しているところへパスを通すことだけしか頭になくなってしまったような、まるでこれがそういうゲームか練習であるかのような、そんなプレー選択しかしなくなった。
相手がいないのだから、AGミランは中盤より後ろでは楽にボールを持てる。そこで狙いに狙いをつけて、前方の密集地からの、ガチガチにマークにつかれているエースからのパスを呼ぶ声目がけて、せっかくのマイボールを放り込むのだ。
テレフォンパスどころの話じゃない。レッドカーペットパスかっていうくらいのバレバレ度合いだ。
はたしてAGミランの選手たちは、その狙い通りに、密集した敵に囲まれた味方の利き足ピッタリにボールを落とすことができるほどのコントロールを身につけているのだろうか?
当然、身につけてはいない。
蹴られたボールは、ポーンと飛んでいって、あるいはゴロゴロと転がっていって、相手にカット(プレゼントとも言う)されてしまう。毎回毎回。
ギャランズにしてみれば、攻められ続けているようでいて、モチベーションとしては「守れるぞ」という自信に後押しされるような、気合いのはいる状況だったことだろう。「うおーらっ! 跳ね返せ! 跳ね返せ!」で、相手のエースをがっちり抑えきっている訳だから。このまま耐えれば勝てる、そういう気持ちがどんどん燃え上がってきているのも伝わってきた。
AGミラン側からは、自分たちのプレーをしていればいずれ点は取れるさ、と自分たちを落ち着けようとしているのが伝わってきた。
セットプレーでもいろいろなパターンを持っているようで、コーナーキックなどは毎回違うやり方を見せていた。
でもちょっと待って欲しい。
そして、君たちのそれは、自分たちのことしか考えていない、独りよがりなプレーになってしまっていたのだよ、と気づいて欲しい。
思い返してごらん。
コーナーキックで相手ゴール前に並んだとき、頭ひとつ以上のギャップがあったミスマッチ箇所があったじゃないか。そこを狙ってボールを蹴っていれば、まあ2回に1回は決定的なチャンスになっていただろう、と私は思う。決定的なストロングポイントがある時は、そこを徹底的に突く。これが最もシンプルで最も効率の高い攻撃であるのは、太古の昔からの真理だ。
またシュート体勢に入ったときに余裕があるあまり、グラウンダーのシュートでコースを狙いすぎたのも、相手の守備を盛り上げる要因となってしまった。
あのかたい芝質だと、転がしたボールのスピードは、芝の抵抗で急速に減じていく。
いつもなら間に合わないシュートであっても、最後まであきらめないで足を出せば(GKなら手)、ゴールラインギリギリでクリアできるのだ。そのギリギリのクリアが何本か連続すると、そりゃあディフェンス陣は盛り上がる。今日の俺たちには「キテいる」と、アドレナリンがガンガン出ていたことだろう。
あのような状況で攻撃するときは、ドリブルとショートパスとダイレクトでかき回しながら行きつ戻りつゆっくりじっくりと、というのがセオリーだ。相手が多くてスペースのない場所へロングボールを放り込むなんてのは愚の骨頂。ピタリと止めなきゃならない味方は、どこでもいいから蹴り返せばOKの相手に対して圧倒的に不利な上に、数でも負けているのだから、パスなんて通るわけがない。
密集しているときのシュートは、相手に当たってイレギュラーする率が高いんだから思いっきり強く。また、コースを狙おうとしても密集していてすぐつめられるんだから、タイミング重視で強引に打つ。これが鉄則。
そして芝がかたいんだから、転がさずに浮かせる。芝がかたいということは、ボールが地面から浮いているってことだから、浮き球はいつもより蹴りやすいはずだ。
引き籠もってガチガチに守ってる相手にはあえてプレッシャーをかけないで、ボールを持たせて、攻め上がらせて、最終ラインを前に引き出す。そしてセンターサークルあたりでのパスミスを狙って、パスカットできたらそこからはいつもの自分たちのサッカーを展開。今度はスペースがあるんだから、前よりもずっとやりやすい状況でプレーができる。
──と、他にももっといろいろあるのだが、そういうことを書きたかった訳ではなくて、なぜ負けているときの方が面白いのか、楽しいのか、ということを書きたいので、そちらへと話を戻す。
上に書いたようなことは、試合中にベンチから指示されるようなことではない。
こういう類(たぐい)のことは、試合中に、選手個人個人が自分で状況を分析して、判断するレベルの、極々基本的なことだということを、まず言いたい。
なぜならこれに似たようなことを、子供たちは遊びの中ではいつもやっているからだ。
雨上がりのぬかるんだ場所で鬼ごっこをしたら、ちゃんとぬかるみで自分は有利、鬼は不利になるような逃げ方をする。
ドッチボールで誰を狙うか、どこを狙うか、どういう順番でボールを回すか、風向きは、クセは、そういったことをちゃんと計算する。
ポートボール(リングの代わりを人間がやる、バスケットボールに似た競技)のゴールマンの身長が高いときは、ギリギリ手が届くくらいの高さに投げるし、ジャンプボールではフェイントをかけたりする。
ビデオゲームで遊ぶときだって、攻略本や前にやったときの記憶や友だちから聞いた情報など元に、戦略を研究する。
お小遣いをもらいたいときは、ちょうだいちょうだいとねだる前に、自分からお手伝いや宿題をやっていい子アピールしておく。
それと同じことを、サッカーでもやってくれってことが言いたいのだ。
そしてそれが見えたとき、私は「面白い」「楽しい」と感じる。
「お、あのガキ(あるいはガキども)、やるな」なんて思わせて欲しいのだ。
僕達はコーチに命じられるまま、このプレーを訓練してきました、なんていうプレーは、「お見事」とは思うけど俺には面白くない。俺がわざわざピッチまで足を運ぶのは、あるいは人生の無駄な時間をサッカーに費やすのは、台本通りの演技を見るためじゃない。そんなもん、俺は見たくない。
今、将棋の竜王戦(りゅうおうせん)というのをやっている。
今日、その第3局が始まった。
将棋というゲームにプロが存在していられるのは、そこに勝敗以上の付加価値があるからだ。
そしてその付加価値とは、「心」にあると私は確信している。
「心」とは「心理状態の揺らぎ」そのものである。「心」は決して「考え」や「信念」ではない。その「考え」や「信念」がどう揺らぐかが「心」なのだ。
今期竜王戦は、ここまで羽生(はぶ)名人の2連敗で来ている。
そして面白いのは、渡辺明(わたなべあきら)若き永世竜王のジンクスだ。これがいかにもアヤシイ。
局面が苦しくなるとトイレに立ち、しばらくして戻ってくると、自信満々に会心の一手を指すのだ。これについてはもうずっと、トイレに籠もってパソコンをいじってるんだ、とか、携帯でアドバイスを受けているんだ、とか言われて来た。だがこれも結局のとこ、そのパソコンソフトなり、アドバイザーなりが、羽生名人よりも強くないと意味がないじゃないかということで、噂は噂のままになっている。でもしかし、この、苦しくなると席を立ち、戻ってきたら逆転の一手、というパターンはそのまま今日まで続いている。おそらく渡辺竜王は、こうした噂までをも、心理戦の武器として利用しているのだと私は理解している。そして対局相手もそれをわかっている。わかってはいるのだけれど、考えるな考えるな、盤面に集中しろ、とすればするほど、集中が乱されてしまっているのが考慮時間からもなんとなく読み取れる(特に昨年(2009)の22期森内戦はわかりやすかった)。将棋の超一流クラスであってもそうなのだ。だから将棋は、プロが成立している。いくら強くても、コンピュータソフト同士の対決では、プロ制度は維持できない。しかし、プロ対コンピュータなら、興行は成立するのだ。そこに「心」が介在するからだ。
私は同じことをサッカーにも求めている。
それは少年サッカーであっても同じことだ。
あらゆるサッカーのトレーニングは、この「心」に経験を積ませる、引き出しを増やす、ひらめくノウハウを身につけさせる、ために成されるものだと確信している。
どんなにいい、効果的だとされている練習プログラムであっても、それをやる選手の心が閉じてしまっていてはまったく意味がない。ロボットのように凍りついてしまっていては、ただバーベルを上げ下げしているのと何も変わらない。
シュート練習でも、ミニゲームでも、練習試合でも、それらはすべて「心」を楽しくするためにやっているのだ。
極論すれば、サッカーにおける目標は、FIFAワールドカップの準決勝・決勝とUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦のみだとも言える(もちろんここで言っているのは、選手としてピッチに立つとかそういう狭いことではない)。これら以外のすべては、この目標へ至るための準備なのだ、とそうとらえると毎日の練習や、埼玉県内での公式戦への向き合い方も変わってくるのではないだろうか。
今年の全日本少年サッカー大会で優勝したバディーSCにしても、まさかこれで「サッカー人生はいゴールです」とは考えていないはずだ。
神様のいたずらで、ある日ふと目覚めたら、10番背負ってワールドカップの決勝戦のピッチに立っていた、としよう。
そのときに、パニクって、泣き出して、逃げ出してしまうか、理由はわからなくてもその状況にいるのだからそこで自分にできる最善を尽くそう、この状況を最大限に楽しもう、と即集中するかは、すべて「心」が決定する。
自分の心は、自分の中にしかない。
洗脳やマインドコントロールという技術にしても、それらは心を直接コントロールすることはできない。
心は自分の外へ出て行くことはできないし、自分の外から誰も触れることはできない。
いや、自分でさえ、自分の心に触れることはできない。
心とは、自分の中にいる、もうひとりの自分なのだ。
(精神分裂病とか統合失調症とか多重人格とか、そういうことじゃなくて、哲学的な意味で。わかりやすい例をあげれば、自分の心を認識しようとしたとき、その認識しようとしている自分は心を認識できるのか、また逆に自分の心は、心を認識しようとしている自分を認識できるのかってこと)
22人(+ベンチやレフェリー、そしてサポーター)の心が、ひとつのボールをめぐって揺れ動く。
それがサッカーの持つ魅力であり、楽しさだろうと私は確信している。
だからこそ、サッカーは負けている時の方が面白いし楽しいのだ、と私は断言できるのだ。
おわり
2010年11月8日月曜日
第39回埼玉県サッカー少年団中央大会─初日(1回戦)結果&観戦メモ─
初日(1回戦)結果
2010年 平成22年 11月7日(日)
熊谷スポーツ文化公園 東・西第1多目的広場
他にもイベントたくさんで、駐車場満杯。
草加東 1 × 1 鳩ヶ谷キッカーズ
PK戦3-4で鳩ヶ谷キッカーズ勝ち上がり。
サイタマジュニア 0 × 1 江南南
予想通り、サイタマベンチvs江南南応援団となった。
江南南応援団のお父さんたちは、メガホンとチャントで元気に応援してた。
「江南ミ・ナ・ミ! チャチャンチャ、チャンチャン」
でも拮抗した展開が続くうちに静かになってしまった。ああいうときこそもっとがんばらないと、お父さん!
江南南は右サイドの16番くんががんばってた。ドリブルもロングスローもあるし、さわやかだし。もうちょっとスタミナを付けたら、さらに効果的なプレーができるようになるかも。
サイタマは、0-1のまま後半が進んでいってのラスト5分、次の試合の新座片山がピッチサイド(サイタマベンチの後ろ)に来たら、がぜん元気になった。下を向いて、足が止まっていた選手たちに再び火が入った。ガンガン攻めだした。片山も飛び上がってサイタマを応援してた。同じ紫色のユニフォーム同士だからなのか、友好関係にあるのか、ご近所なのか知らないけど、ああいうのが「本当の応援の力」なんだろうなと思った。
新座片山 6 × 0 川越ヤンガース
大袋 1 × 0 川越福原
熊谷西 0 × 1 越谷サンシン
FC鶴ヶ島 2 × 0 大宮日進
FC和光イレブン 1 × 0 北野
越谷 1 × 1 さいたま市栄和
PK戦4-3で越谷勝ち上がり
浦和三室 6 × 0 秩父南
三室の攻撃は右サイドからのくずしが基本となっていたんだけど、それよりもなによりも、秩父南のゴールキーパー君の調子が絶不調で、試合にならなかった。頼みの左サイドへの縦パス速攻も、すぐにばればれで、足の速いDFをマークに置かれて万事休す。
栄町キッカーズ 1 × 1 レアル狭山
PK戦6-5で栄町キッカーズ勝ち上がり
行田泉 1 × 0 ユベントス
立ち上がりからエンジ色ユニフォームのユベントスが何点取るんだろうというくらいの一方的展開が続いた。しかしなぜかゴールネットは揺れないまま前半の10分、右サイドのきれいな水色ユニフォームから左サイドの水色ユニフォームへとポーンポーンとパスがつながって行田泉が先制点。
コーナーキックからのシュートがバーを叩いて真下にバウンドしたり、PKを見逃されたり、そんな中で時間が過ぎて行き、タイプアップ。
土のピッチだったらこうはならなかっただろうなという内容だった。だがその一方で、結局1年間ずっと点の取り方を知らないチームのままだったなあ、という印象も持った。
上福岡少年少女 2 × 2 戸塚
PK戦0-3で戸塚勝ち上がり
寄居 1 × 1 大宮FC七里
PK戦4-3で寄居勝ち上がり
中央キャッスル 0 × 4 飯能ブルーダー
上尾朝日 1 × 0 豊春
がんばれ上尾朝日! 北足立北部の代表として自分たちのサッカーを貫いてくれ!
浦和駒場 0 × 2 千代田
以上
予測なんて外れてなんぼ
特集「2010年ヒット予測ランキング」
『2010年に登場する製品・サービスで何が売れるのか。
ヒットを生み出すキーワードを徹底検証した結果、導き出した2010年のヒット商品はこれだ。』
1位 2万円高機能テレビ
2位 アーバン産直マルシェ
3位 低価格クラウドPC
4位 深夜「羽田発」海外ツアー
5位 脳波トイ
6位 会員制ネイチャーフィトネス
7位 フィットHV(ハイブリッド)
8位 “食べる”ガツ盛り調味料
9位 平城遷都1300年祭・東大寺展
10位 電子ブック
11位 モバイル燃料電池
12位 デザイナー快眠カプセルホテル
13位 NEO電動スクーター
14位 どこでもダウニーグッズ
15位 OL向けキャラ弁キット
16位 ご近所づきあいケータイゲーム
17位 “おしゃべり”キャラケータイ
18位 デジタル遊牧文具
19位 24時間対応ファンデーション
20位 銘酒B級缶“ハイボール”
さて、いくつ当たっていただろうか?
ヒットどころか、聞いたことないようなものもいくつかあったように、私には思える。
例えば2位の「アーバン産直マルシェ」だとか、3位の「低価格クラウドPC」だとか、4位の「深夜「羽田発」海外ツアー」だとか、5位の「脳波トイ」だとか、6位の「会員制ネイチャーフィットネス」とか、8位の「“食べる”ガツ盛り調味料」だとか、12位の「デザイナーズ快眠カプセルホテル」だとか、14位の「どこでもダウニーグッズ」だとか、15位の「OL向けキャラ弁キット」だとか、16位の「ご近所づきあいケータイゲーム」だとか、17位の「“おしゃべり”キャラケータイ」だとか、18位の「デジタル遊牧文具」だとか、20位の「銘酒B級缶“ハイボール”」なんていうのは、いつヒットしたのだろうか?
ちなみに「アーバン産直マルシェ」は、
欧米風のおしゃれな産直市場“マルシェ”が急増。都市生活者を魅了。
ちなみに「会員制ネイチャーフィットネスクラブ」は、
カヌーやトレイルランニングなど、屋外スポーツを主体にしたフィットネスクラブの新業態。新定番に。
ちなみに「デザイナーズ快眠カプセルホテル」は、
著名デザイナーが手がけたカプセルホテルや、スタイリッシュな簡易宿泊所が増加。女性を取り込みブレイクの可能性。
ちなみに「どこでもダウニーグッズ」は、
輸入柔軟剤「ダウニー」の香りが日用品に拡大。独特の香りが日本でも定着。
ちなみに「デジタル遊牧文具」は、
人の手から手に渡る遊牧文具のデジタル版が登場し、若者に浸透。
だそうだ。
日本経済新聞の記者や日経BPの編集者が、それこそ経済・消費・流行・トレンドといった専門分野での予測で、人も予算も時間もかけて、会議に会議を重ねた結果がこの程度なのだから、俺の予測・見込みが多少外れたくらい、なんてことはない。
今期のユベントスには期待したのだが、全少予選後から夏休みそして秋口への強化・トレーニングで失敗したということなのだろう。自信が持てる自分たちのサッカー、最善の自分たちの形、というものを見いだせないまま、今期は終わってしまった。
そうなってしまった理由の大部分は、コーチ・指導者らの経験不足だろう。ありがちなことだ。
ユベントスのベンチに座っている顔は、しょっちゅう変わっていた。あれでは先を見通した長期的な強化方針の設定や、それを実現するためのトレーニング(山と谷、ゆるめるしめる、の頃合い)プランの設計といったものは難しいだろう。
パパさんコーチがやらなければならないのなら、それこそ専門のコーチが指導するとき以上に腹を割って話し合って、そこで出たアイデアを一冊のノートに記して、それをパパさんコーチ間で共有するなどして意識の統一を図らないと、バラバラになってしまう。
しかし、負けてはしまったが、ユベントスは自分たちのやりたかったサッカーの一部は実現することができたのではないだろうか。昨日の県大会一回戦でも、前半の開始から10分まで、と後半はよかった。柔軟で自由なサッカーだった。勇気もあった。なかでも特に前半、わけのわからない失点を食らう少し前までの8分間は、図抜けてすばらしかった。あの日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場で繰り広げられたサッカーのうち、ダントツに美しくて面白くて楽しいサッカーだった(例えば直前の隣ピッチでぐだぐだだった江南南と比べても、スケール感・創造性ともに、はるかに上のできだった)。あれで行くのなら、もっと前、それこそ春先からあれで、いやせめて7月くらいからでも徹底してあのサッカーで行っていれば、もっとがっちりしたチームになっていたことだろう。葉がかたいタイプの芝ピッチでゴロのスピードが落ちる環境で、1点ビハインドの心理プレッシャーを受けとめつつ、ガチガチに引き籠もった相手をこじ開ける試合の経験を積んでいたら、そういう展開でも平気な練習を積んでいたら、昨日もなんでもない試合だったろうと思うのだが。けど、まあ、これもサッカーだ。
少年サッカーチームとしては終わってしまったが、個々の選手としてはまだまだこれからようやく成長の階段を登り始めたばかりだ。
この機会を、他の勝ち上がったチームの選手より先に、上のカテゴリーである中学・ジュニアユースのサッカーに慣れるチャンスだと思って、気持ちと練習メニューを切り替えて、あらたなスタートにして欲しい。
私に少年サッカーの魅力を気づかせてくれた、ユベントスのみんなには感謝している。
どうもありがとう。
これからもサッカーを楽しんでください。
あなたたちが今知っているサッカーの楽しさなんて、しょせんは「イージーモード」。本当の面白さ・楽しさは「ノーマルモード」でやらないとわかりません。
では、ようやく少年マンガを閉じ、本物の本を手にしようとしているあなたたちへ。
あなたが手にしたその『あなたのサッカー物語』が、すばらしい作品であることを祈っています。
おわり
追伸
背を伸ばせよガキども。ホルモンバランスが変わってくるこれからの最終成長期にどれだけ伸ばせるかが、サッカー選手としての将来にも大きく影響するぞ。自分の体に秘められている、成長最大値までは絶対に伸ばす覚悟を持ってくれ。そのためには、十分な睡眠とタンパク質。(メシを食えない)寝ている間に骨は成長するから、大量のタンパク質を蓄えておけよ。カルシウムは取りすぎると、他の大事な栄養素もろともションベンになって排出されるから、取りすぎは逆効果だぞ。
ポイントは「睡眠と肉と大豆」。
朝晩納豆食え。焼き鳥は皮を食え。低脂肪乳を飲め(まずいけど)。
でもって寝ろ。長時間ぐっすり寝ろ。
長時間ぐっすり寝ると、体温が目覚めているとき(日中活動しているとき)よりもやや下がった状態で安定するから、骨細胞が成長モードに切り替わるんだ。
体温が高いと、脳と体は成長モードよりもカロリー消費モードになっちまうから、骨が伸びないぞ。成長に使われなかった栄養素がどんどん蓄積されてデブになるぞ。
「寝る子は育つ」はホントのこと。
寝ない奴はチビになるぞ(理屈上は)。
だから寝ろ。
以上
2010年11月7日日曜日
少年団大会 ─県大会2回戦組み合わせ─
南部 三室・鳩ヶ谷キッカーズ・和光イレブン・戸塚FCJ・新座片山・上尾朝日
北部 江南南・寄居FC2001
東部 行田泉SC・越谷FC・越谷サンシンSS・春日部栄町SS・越谷大袋SS
西部 飯能ブルーダー・FC鶴ヶ島・千代田SC
見込んでいた、サイタマ・ジュニア、川越福原、ユベントス、が消えた。
こうなったら、戸塚、片山、朝日、江南、鶴に、(もうちょっと)いいサッカーを期待する(しかない~)。
サッカーに内容と質を求めるなら、やっぱりクラブチームっていう流れなのだろうか。
抗(あらが)ってもらいたいなあ。
2010年 平成22年 11月13日(土)
埼玉スタジアム2○○2
4桁の数字はキックオフ予定 0930=9時半
0930
鳩ヶ谷キッカーズ × 江南南
新座片山 × 越谷大袋
1030
浦和三室 × 春日部栄町
行田泉 × 川口戸塚
1130
越谷サンシン × FC鶴ヶ島
和光イレブン × 越谷FC
1230
寄居FC2001 × 飯能ブルーダー
上尾朝日 × 千代田
準々決勝は同日の1330と1430。
とりあえず。
少年団大会─県大会熊谷スポーツ文化公園─
熊谷スポーツ文化公園
ピッチ 天然芝(ちょい荒れ。でも十分)
天候 曇り。寒かったり暑かったり。 風が吹いたり吹かなかったり。
北足立北部代表のユベントスは0-1の1回戦負け。上尾朝日は勝ち上がった。とりあえず。
以上
2010年11月3日水曜日
11月7日(日)の熊谷はワクワクDAY
第39回埼玉県サッカー少年団大会中央大会が開催されるのはもちろんなのだが──
県中央大会1回戦 11月7日(日)
会場 熊谷スポーツ文化公園
東第1多目的広場
東a2 A1100 3富士見サイタマジュニア(西) × 4江南南(北)
東b4 B1300 15上福岡少年少女(西) × 16川口戸塚(南)
一方のサイタマジュニアは、簡単に表現すれば『ひとつカテゴリーが上』のチームだ。
戦い慣れているチームが相手の時は、完全に見下ろして試合を進める力がある。
ゲーム展開を予想すれば、お互いシュートチャンスは多いものの、得点がなかなか入らないという、緊張感のある試合になるだろう。
サイタマジュニアのうるさいベンチがどういうコーチングをするか、そんなところで勝敗が決してしまう、そんな気がする。
江南南は、あのガッチャマンの総裁Xみたいなおそろいのウェアで、どれくらいバックアップできるかが意外と重要かも。
11月7日(日)
熊谷スポーツ文化公園
高校サッカー選手権大会 埼玉県予選
準々決勝
1135 正智深谷 × 浦和東
み、見逃せない!
1335 埼玉栄 × 川越南
み、見逃してもいいかな。
同じ日、同じ熊谷では、こんなイベントも──
熊谷B級グルメ選手権
11月7日 (日曜)11時から14時30分
ところ
大露路(おおろじ)通り特設コーナー
内容
オリジナルB級グルメが出店。来場者の人気投票によりグランプリを決定します。熊谷に新たなご当地グルメが誕生!
白コロホルモンだとか、せんべい汁だとか、富士見焼きそばとか、今年の鳥のやつとか、そういうのも来るのだろうか?
正直いって、行田のフライとかゼリーフライは、うまくないっす。
むしろ本当に、ゼリーをフライにしろって言いたいくらいっす。
ってか、行田にあんな立派な城はなかったっすよね。
時代とか、メチャクチャになってません? あ、行田の話じゃないか。
秋の星川祭り「星川復活!」
11月7日(日曜)10時~14時30分(予定)
ところ
星川通り(お祭り広場より西側)
内容
名物屋台復活!ます釣り大会も復活!新鮮野菜軽トラ市
※ます釣り参加費大人500円、子ども300円(子どもは保護者同伴)
屋台といっても、おそらく焼きぞばとかほうとうとかそんなんだろう。
そんなのはどーでもいい。
しかし! ます釣りは楽しそうだ!
500円で釣り放題なのだろうか? それはない……か。
でも、3匹くらいでも釣れたら、めちゃくちゃ面白そう。
自然の中に分け入ってやる釣りには、どうも後ろめたさがあるんだよね。
自然の中で静かに暮らしていた、野生の生き物を釣る(殺す)ってことに、どうも罪悪感を感じてしまう。
でも、現金なもので、釣り堀とか金魚すくいとかってなると、とたんに楽しさ数万倍!
ごめんよ、魚たち。
しかし、ホモ・サピエンスとしての狩猟本能がうずうずしてしまうのです。
あ、そうそう、釣り具の上州屋チェーンは、利益率の高いルアー(紛失率が高くて、またコレクション性もある商品。そして生き餌と違って死なない。中国で作ればタダみたいに作れる)を売りたいがためにブラックバスとブルーギルを、支店を出す先々に放流しまくった責任を、いつかとってくださいね。
鈴木さん他経営判断をさなれた皆様方、たとえ県(草加)の会社だからって、わたくし、絶対に許しませんから。
(糸井重里とか木村拓哉とか江口洋介とか清水邦明とかの罪もそ~と~重いですけど、それはそれとして)
ホンダ飛行場脇の元荒川も、北本の桜堤の元荒川も、川島の市ノ川も、ブルーギルだらけになってます。
埼玉の河川湖沼は、あなたのせいで、二度と小鮒やオイカワやモロコやタナゴ、そしてメダカであふれていた姿には戻りません。
てめー、限定ポルシェ乗ってうかれてんじゃねーぞ、なんてことは私は申しませんが、やってしまったことはしょうがないとして、どうか埼玉の水辺の自然環境を少しでも良くすることにご協力をお願いします。なんていう夢を昨晩見ました。
釣具屋さん自体は、あっていいんです。
でも、昔はいなかった魚がここまで増殖しちゃうと、ねえ。
ブルーギル、どーしてくまれす?
天気もそう悪くなさそうだし、どーしよ。
どー回ろう。
楽しみ熊谷!
夏は絶対に行きたくないけど。
2010年10月30日土曜日
少年団大会中央大会組み合わせ
中央大会組み合わせ表
4桁の数字は試合開始予定時刻 例1000=午前10時
2010年 平成22年
1回戦 11月7日(日)
会場 熊谷スポーツ文化公園
2回戦・準々決勝戦 11月13日(土)
会場 埼玉スタジアム
準決勝・決勝戦 11月21日(日)
会場 埼玉スタジアム
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1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
東第1多目的広場
東a1 A1000 1草加東(東) × 2鳩ヶ谷(南)
東a2 A1100 3富士見サイタマジュニア(西) × 4江南南(北)
東a3 A1200 5新座片山(南) × 6川越ヤンガース(西)
東a4 A1300 7越谷大袋(東) × 8川越福原(西)
2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム 第2・第3グランド
東1 第2 0930 東a1の勝者 × 東a2の勝者
東2 第3 0930 東a3の勝者 × 東a4の勝者
準々決勝
11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
東1の勝者 × 東2の勝者
------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
東第1多目的広場
東b1 B1000 9浦和三室(南) × 10秩父南(北)
東b2 B1100 11春日部栄町(東) × 12レアル狭山(西)
東b3 B1200 13行田泉(東) × 14ユベントス(南)
東b4 B1300 15上福岡少年少女(西) × 16川口戸塚(南)
2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
東3 第2 1030 東b1の勝者 × 東b2の勝者
東4 第3 1030 東b3の勝者 × 東b4の勝者
準々決勝
11/13(土) 埼玉スタジアム第3グランド
1330 東3の勝者 × 東4の勝者
------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西c1 C1000 17熊谷西(北) × 18越谷サンシン(東)
西c2 C1100 19FC鶴ヶ島(西) × 20大宮日進(南)
西c3 C1200 21FC和光(南) × 22所沢北野(西)
西c4 C1300 23越谷FC(東) × 24さいたま市栄和(南)
2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
西1 第2 1130 西c1の勝者 × 西c2の勝者
西2 第3 1130 西c3の勝者 × 西c4の勝者
準々決勝
11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
1430 西1の勝者 × 西2の勝者
------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西d1 D1000 25寄居(北) × 26大宮FC七里(南)
西d2 D1100 27中央キャッスルズ(東) × 28飯能ブルーダー(西)
西d3 D1200 29上尾朝日(南) × 30春日部豊春(東)
西d4 D1300 31浦和駒場(南) × 32坂戸千代田(西)
2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
西3 第2 1230 西d1の勝者 × 西d2の勝者
西4 第3 1230 西d3の勝者 × 西d4の勝者
準々決勝
11/13(土) 埼玉スタジアム第3グランド
1430 西3の勝者 × 西4の勝者
------------------------
準決勝 11/21(日)
埼玉スタジアム 第2・第3グランド
第2 0930 東ブロック
第3 0930 西ブロック
決勝 11/21(日)
埼玉スタジアム 第2グランド
1300 キックオフ
------------------------
【注目カード】
◎1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
東第1多目的広場
東a2 A1100 3サイタマジュニア(西) × 4江南南(北)
こりゃあ江南南はまだお参りしてないな。
サイタマジュニアが何かを起こすような予感が…
○1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西d3 D1200 29上尾朝日(南) × 30豊春(東)
上尾朝日が自分たちのサッカーをつらぬけるか見てみたい。
相手となる豊春も乱暴なサッカーをするチームではないので、好ゲームが期待できる。
○1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西c2 C1100 19FC鶴ヶ島(西) × 20大宮日進(南)
FC鶴ヶ島のサッカーが楽しみなので。
◎準々決勝
11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
東1の勝者 × 東2の勝者
このブロックの勝ち上がりがどこになるのかは見逃せない。
2010年10月27日水曜日
少年団大会─県大会熊谷会場の風対策─
晴れていれば、最高気温20℃前後、最低気温13℃前後。
曇っていれば、最高気温13℃前後、最低気温8℃前後。
(註)日本気象協会「tenki.jp」を参考にした私見です。
しかし忘れてはならないことがある。それは──風。
赤城おろしとも呼ばれる、強い強い北風だ。
風のせいで実力が発揮できないなんてことになったら、選手たちはもちろんのこと、観戦に行くであろう俺もがっかりしょぼーんになる。
関係者各位には、防寒と風対策だけは、後悔のない準備をしておいて欲しい。
防寒については、当日の服装とホッカイロでいいと思うのだが、問題は風の方だ。こればっかりは、当日に対策というわけにもいかない。前もっての練習がカギになる。
要するに風への対策とはなんぞやと聞かれれば、それは「空中でのイレギュラー」対策だと俺は答える。
コンディションの悪いグラウンドで、転がるボールがイレギュラーするように、コンディションの悪い空中でもボールはイレギュラーするのだ。
対応策は、どちらも同じ考え方でいい。
ではどうするかといえば、
ボールを受ける時は、
(1)ボールのコース上に体の正面を入れること。
(2)いつもよりひざを曲げて、とっさの可動範囲を広げること。
(3)ボールへも、仲間へも、相手へも、「いつ突然変化するかもしれない」と用心しておくこと。
ボールを蹴る時は、
(4)グラウンダーを蹴るときは、ボールに順回転をかけること。
(5)浮かすボールには、意図的にカーブをかけるつもりで。
(6)シュートは風に乗せるように。
(1)(2)(3)のための良い練習方法として俺が紹介したいのは、4人一組になっての胸トラップ練習だ。
・2人ずつ組んで、10~20メートル程度離れて向かい合う。
こんな感じで(iは人、矢印は向き)
i→i→_______。←i←i
・一方が、向かい合っている相手に向かって、手を使ってロビングボールを蹴る。
・蹴られた瞬間に、ボールを受ける側の前に並んでいる方が、後ろにいる奴のまわりをぐるりと一周する。
・回ってから、飛んできたロビングボールを胸トラップ。
・トラップしたボールを、後ろの奴、つまり今ぐるりと回ったポスト役の奴、にパスする。ソールを使った転がしパスじゃなくて、ちゃんとゴロを蹴ること。
・ボールを受けた奴が今度は前に出て、さっきロビングボールを蹴った側、つまり向かい側の連中、に蹴る。
これを繰り返す。
距離を伸ばしたり、ボールの質を変えたりして、状況に変化をつけるも良し。
胸トラは、コースの正面に入る練習。
ぐるりと回るのは、擬似的なとっさの動きの練習。
後ろの奴へ渡すパスをちゃんと蹴らせるのは、胸トラからのターンの練習。
ロビングボールを蹴るときは(6)の練習も意識して、ボールの軌道が描く「弧(こ)」をイメージさせる。
(4)については、その理由を説明してあげること。
グラウンダーでふつうに蹴ると、無回転か逆回転でボールは進み始めて、ある地点で地面の抵抗の影響に負け、回転の向きが変わって順回転となる。この順回転になる直前の一瞬回転が変化するときに、風の影響を受けやすい。強風のときに、パスしたボールの勢いが急になくなったりするのはこういう理由から。また、逆回転や無回転というのは、もともと風の影響を受けやすいということもある。
風の影響を受けないで、仲間までピシッとパスを届かせるためには、蹴った瞬間から順回転(ボールの進む方向へ、上から下へグルグルする回転。でんぐり返り回転。下り坂を転がるような回転)のボールじゃなきゃだめ。
ボールのどこを、どういう風に蹴ればいいのかを、各自に練習させる。これはひとりでも壁相手にできる。
(5)については、風の強い日に浮き球はどうせまっすぐには飛ばないんだっていう前提でパスイメージを組み立てるんだ、という意識付けをしてあげる。
風の強い日に、風下から風上に向かって、「いつも通りに」浮き球で縦にクリアしたら、ピンチがピンチを生んでしまう。これって、わかっているようで、実際試合になると、子供たちはやってしまいがち。どうしてかというと、そうじゃないクリアの練習をしてないから。
風の強い日用に、横に出すクリアの練習もしておく方がいい。
ゴールキックも、確実にサイドラインへ出す蹴り方(もちろん真横とかはナシ。確実にサイドに出せる最大限の飛距離を蹴る練習ということ)を、自信が持てるくらいに復習練習しておくべきだ。
クリアミス、トラップミス、飛距離予測ミス、ゴールキックミス、そういうミスで試合が決定してしまうようなことにはなって欲しくないが、往々にしてサッカーとはそういう類(たぐい)のことで勝敗の決まってしまうことが多いスポーツである(こういう競技は、他にはあまりない。1点の重要さに対して、ゴールが大きいということの影響だろう)。
では、試合当日がおだやかな天候であることを心より祈って。
2010年10月25日月曜日
第39回埼玉県サッカー少年団大会 中央大会出場チーム
県大会出場32チーム(東西南北各地区代表決定チーム)
太字は個人的に注目しているチーム。
東部地区代表
8チーム
行田中央キャッスル
行田泉SC
春日部栄町SS
越谷大袋SS
越谷FC
越谷サンシンSS
草加東FC
豊春SC
西部地区代表
9チーム
飯能ブルーダー
FC鶴ヶ島
川越福原
川越ヤンガース
上福岡少年少女
レアル狭山
北野サッカー
千代田SC
サイタマジュニアFC
南部地区代表
11チーム
鳩ヶ谷キッカーズ
和光イレブン
戸塚FCJ
新座片山
七里
日進
三室
栄和
駒場
上尾ユベントス
上尾朝日
北部地区代表
4チーム
秩父南サッカースポーツ少年団
寄居FC2001
江南南
熊谷西
以上
2010年10月24日日曜日
少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場

観戦メモ
少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場
2010年 平成22年 10月24日(日)
天候 9時頃は気温もそこそこ高かったが、徐々に雲が厚くなり、11時には薄い上着では肌寒く感じるくらいになった。風も、ほぼ無風から、昼前にはササの枯れ葉をふわっと投げると、すうっと飛んでいってしまうくらいの風になった。
ピッチは、畑に使えそうな黒土。
トイレは、グランドすぐ横の川の橋を渡ったところにある野球場の隣に、水洗式のがあった。
0900 川越福原(白) × 北坂戸(青白)
0-0でPKになり、PKはサドンデスの一人目で4-3となって福原が進出。
チームの中心線(背骨)にFW46、MF11、CB31と身長の高い選手をそろえることのできた福原が、試合のペースを持っていた。
北坂戸はスピードのある左サイドから巻き返す。
どちらのチームも「マイボーアピール」がうるさい。うざい。離れたところにいて、どう考えてもお前見えてないだろうという選手までが、手を上げて大声で「マイボー! マイボー!」
アホか。
お前は落ちてる他人の財布まで「ボクの! ボクの!」ってアピールするんかっていうくらいにうざい。もうちょっとスポーツマンらしい態度はとれないのかって、心の中で言いたくなりました(マル)
0900 柳瀬レッドローズ(ACミラン風だけど、赤黒じゃなくて赤緑) × にっさい(白青)
3-0(前1-0、後2-0)で柳瀬の勝利。柳瀬は小柄な選手が多いんだけど、とにかくよく走る。北足立北でいうと北本東みたいなチーム。
1000 大岡松二(青) × 東松山ペレーニャ(深緑。もしかして松の緑色なのかな)
0-1(前0-0、後0-1)でペレーニャの勝利。
松二のGKが、外見は柔道の黒帯みたいなんだけど、この彼の動きがなかなかいいんでちょっとビックリした。
ペレーニャのサッカーはイイ感じ。レベルのことを別にすれば、ディアブロッサ高田みたいだなと思った。このチームで育った子は、どこのチームへ行っても大丈夫だろう。サッカーも楽しんでいるように見えた。
1000 川越ヤンガース(青) × 長鶴(白)
4-1(前1-0、後3-1)でヤンガーの勝ち。鶴の得点はPK。
キックオフ直後からずっと長鶴が押していたのだが、得点を取れないまま前半の19分に失点。それも大きく放り込んだつもりのボールが一発ででかくクリア仕返されて、その(ワン)バウンドが大きくなってキーパーの上を越してのゴールという間抜けさ。
後半になると、長鶴のエースである長身サウスポーFW14番の足と気力が萎えてしまって、ジ・エンド。気温が急に下がったことで、彼のコンディションが崩れたのかも知れない。なにせ彼は、体脂肪一桁なんじゃないのっていうくらいのやせ形選手。あれではスタミナもないだろうし、環境変化の影響も受けるだろうなと思った。これからさらにぐんと身長が伸びるタイプだろうから、ある程度伸びきるまではガマンするしかない。変な筋トレとかはしないで欲しいなあ。関節と筋(すじ)を痛める可能性大なんだよね。
適切な筋トレなら、成長期にやっても問題ないどころか、バランスのよい成長をうながすためにも推奨するんだけど、なかなかそれのできる環境が整わないからなあ。適切な筋トレならやるべきだけど、適切じゃない筋トレは絶対にお奨めしたくない。中間がないってのが、この時期の筋トレの難しさだよね。コーチやスタッフやおやごさんたちには、そのへんのケアをお願いしたいなあ、なんて思ってしまった。彼は面白い選手になるかもしれないから。
1100 サイタマジュニア(紫) × 川越ひまわり(レイソル風黄黒)
3-0(前3-0、後0-0)でサイタマの勝利。
とにかくひまわりのDFの対応がまずかった。全員がそろいもそろって、マークを離してボールばかり見ているもんだから、裏をとられまくってた。
サイタマはベンチがうるさい。とにかくうるさい。そしてゴールキーパーがでかい。高校生くらいのでかさ。風貌や、色あせてやれた感じのユニフォームを着こなしているあたりは、はやくもベテランの風格。
サイタマの攻撃陣は、自信を持ってシュートをしているところがいい。サイドアタックのときも、グイグイッとペナルティエリアの奥まで、落ちついて、欲深く、チャレンジしてくるところなんかも俺の好きなタイプ。
県大会でも、間違いない成績を残すだろう。個人的にも応援したいチームだ。
1100 狭山台キッカーズ(青) × 武蔵野イレブン(白黒)
0-0でPK。PKは2-4で武蔵野が進出。
両チームともに、ビミョーって感じのサッカーになっていた。寒さがこたえた。
1200 代表決定戦 福原(白) × 柳瀬(ミラン似)
4-0(前1-0、後3-0)で川越福原が代表権獲得。
正直言って、実力差通りの結果。これまでにも何度か対戦しているのか、選手にもベンチにも、「ああ、やっぱりな」という空気が、後半に追加点が入った瞬間に流れたのが、はたで見ていても伝わってきた。
こういうときベンチは「下を向くな」「これで終わっていいのか」と精神論をうったえるより、選手個々にもっと具体的な指示を与えて、目の前の自分の仕事・役割に集中させた方が、良い結果をうむ(試合の流れが変わる)ことが多いような気がするのだがいかがだろうか。
私は、ベンチが「顔を上げろ!」だとか、その手の精神論に走ったときは、ベンチのコーチ自身が精神的に追いつめられてるんだなと読み取ってます。こういうコーチって、このあとさらに流れが悪くなってきたりすると、むすっと黙ってベンチに深く座り込んでしまうんだよね。心臓がドキドキしてるんだなって、非常にわかりやすい。
人間、血圧が上がって心拍数が増えると、つまり不安を感じると口数が減るようにできてるんだけど、まさにその通りの反応なんだよね。こういう時に指導者としておすすめしたいのは、先のこと(例えば、自分たちはこのまま負けるかもしれない、とか)を考えるんじゃなくて、今、この瞬間のことを分析して、対応策を考えること。2対0で負けてるとか、前の試合でも負けたとか、そんなことじゃなくて、左サイドを突破されてるとか、ボランチが前に出て来て裏にスペースがうまれてるとか、そういうことを見て、じゃあどうするのかを考えて、指示を出す。選手たちにも、今のことに集中させるような声をかける。「がんばれよ!」「何やってるんだよ!」じゃなくて、ポジションを修正させるとか、ドリブル突破を仕掛けさせるとか、そういう具体的な指示をして、選手を動かすことで、試合に集中させるべきだ、と、私は思います。まあ、これが正解ってわけじゃないんですけど、あくまで一例、生意気だと思われましたら、いたらぬ私案ってことでご容赦ください。
1200 代表決定戦 川越ヤンガース(青) × 東松山ペレーニャ(深緑)
0-0(5分ハーフの延長も0-0)でPK戦。PK4-1でヤンガースが代表権獲得。
以前、川島町の平成の森で見た対旭戦よりもゴール前の勢いが感じられなかった。その代わりに、中盤でのつなぎの意識はずっと質が高くなっていた。日によって別なチームみたいに変わってしまう、これが少年サッカーなんだろう。コーチの方は大変だろうけど、私にはそこも面白い。
1300 代表決定戦 サイタマジュニア(紫) × 武蔵野イレブン(白)
周辺の、何かいそうな田んぼのあぜ道を散歩していて、試合は見ていない。まあ、無難にサイタマだろうと思う。
稲刈りの終わった田では、大きな白サギがぼーっとしてた、キジの雄鳥二羽がケンカしてた、タゲリがにげた、様子などを見ることができた。いかにもカワセミがいそうな川が流れていたので、注意してさぐってみたが、カワセミには出会えなかった。
散歩から戻っても、まだ試合は終わっていなかった。だが会場の雰囲気は、けっこう点差がついているような感じだった。けど、それを確かめないまま、会場をあとにした。寒かったので。
帰りは道が空きすぎていて、信号にもかからず、「こんなにすぐでいいの?」っていうくらいにスイスイだった。
以上
2010年10月19日火曜日
第39回埼玉県サッカー少年団大会西部地区予選 代表決定戦組み合わせ
開催予定日 2010年 平成22年 10月24日(日)
下記4桁の数字はキックオフ時刻(例 0900=午前9時)
狭山・下奥富グランド
A 0900 三ヶ島FC × 高萩北アンタレス
C 1000 上福岡サンダース × 藤久保イエローイーグルス
B 1100 嵐山町SC × 飯能ブルーダーJr.
D 1200 FC鶴ヶ島 × 岡田サッカー
1300 第1代表決定戦(AB)
1400 第2代表決定戦(CD)
狭山・入曽運動公園広場
O 0900 新宿サッカー × 北野サッカー
P 1000 川越バッハロー × 千代田SC
Q 1100 鶴ヶ島サザンキッカーズ × 旭サッカー
R 1200 川越三保谷パイレーツ × 上新井サッカー
1300 第7代表決定戦(OQ)
1400 第8代表決定戦(PR)
坂戸・多目的A
E 0900 川越福原SC × 北坂戸SC
F 1000 大岡松二サッカー × 東松山ペレーニアFC
G 1100 サイタマジュニア × 川越ひまわり
1200 第3代表決定戦(EH)
1300 第9代表決定戦(GJ)
坂戸・多目的B
H 0900 柳瀬レッドローズ × にっさいFC
I 1000 長鶴サッカー × 川越ヤンガーズ
J 1100 武蔵野イレブン × 狭山台キッカーズ
1200 第4代表決定戦(FI)
東入間・びん沼
K 0900 上福岡少年少女 × 狭山台グリーン
L 1000 川越パンサー × レアル狭山
M 1100 浅羽野サッカー × 大井少年
N 1200 金山FC × 狭山サイゼリアFC
1300 第5代表戦(KM)
1400 第6代表戦(LN)
以上
第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム(追加あり)
鳩ヶ谷キッカーズ
和光イレブン
戸塚FCJ
新座片山
これで、現時点で決定しているのは下記のようになった。
第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム
2010年 平成22年 10月17日
決定発表されたチーム
北部地区 4枠
江南南_熊谷西_寄居FC_秩父南SSS
東部地区 8枠
大袋FC_栄町キッカーズ_豊春サッカークラブ_越谷サンシン_越谷FCJr._行田泉_草加東_行田中央キャッスルキッズ
南部地区 11枠
北足立北____ユベントス_上尾朝日
さいたま市北部_日進_七里
さいたま市南部_三室_栄和_駒場
北足立南____鳩ヶ谷キッカーズ_和光イレブン_戸塚FCJ_新座片山
※西部地区(9)は、10月24日(日)に決定予定。
2010年10月18日月曜日
第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム
2010年 平成22年 10月18日
決定発表されたチーム
北部地区
江南南 熊谷西 寄居FC 秩父南SSS
東部地区
大袋FC 栄町キッカーズ 豊春サッカークラブ 越谷サンシン 越谷FCJr. 行田泉 草加東 行田中央キャッスルキッズ
南部地区
北足立北 ユベントス 上尾朝日
さいたま市北部 日進 七里
さいたま市南部 三室 栄和 駒場
※西部地区と北足立南は、10月23日(土)もしくは24日(日)に決定予定(変更有り)。
2010年10月16日土曜日
サッカー少年団大会 北足立郡北部予選 代表決定戦&優勝決定トーナメント
代表決定戦&優勝決定トーナメント
2010年 平成22年 10月16日 土曜日
北本市 北本総合公園グラウンド
天候 晴れ 無風
ピッチ 砂土 良好
09:00 伊奈小針(赤) × ユベントス(白)
0-2でユベントスの勝利。
ユベントスは県大会への出場権獲得。
うっかりしたのだろうが、ちょっとマナー的に問題のある場面が一度あった。
センターサークル付近で伊奈小針の選手が足を痛めて倒れたままになったので、ユベントスがボールをサイドラインから出した。
試合再開のスローインを、伊奈小針はユベントス陣へ入れ、「プレッシャー!」というかけ声をかけながら激しく奪いに行った。
確かにルール上は違反ではないが、スポーツマンシップの視点に立った場合、あるいはこれから青年・大人へと成長してゆく子供たちの育成機会でもある少年サッカーとして見たとしても、非常に問題のあるプレーだったように思う。
伊奈小針のコーチやスタッフは、そういう行為に走った自分たちのチームの子供たちに対し、毅然とした態度で“教育的”な叱責をするべきだった。
少年サッカーを愛するわたしとしては、残念に感じたシーンだった。
次からは、スローインを受ける選手が手を挙げて「キーパーに返すよ」と宣言して、キーパーまで、キーパーが受けやすいボールを返すようにしてね(ハート)。キーパーがキャッチしていったんプレーが切れたところで試合再開。スイッチを入れて、ガンガン激しく奪いに行けばいい。
09:00 上尾朝日(黄青) × 上尾尾山台イレブン(緑黒)
1-1で延長戦。5分ハーフの延長戦1-0。トータル2-1で上尾朝日の勝利。
上尾朝日は県大会への出場権を獲得。
延長0分の失点以降は、尾山台イレブンの足が止まってしまった。
チームの印象としても、上尾朝日の方を県大会へ進めたいと思うような試合内容だった。
尾山台イレブンは、もっとファイトして欲しかった。気迫が希薄だった。
11:00 決勝戦 ユベントス(白) × 上尾朝日(黄青)
1-0でユベントスの勝利。
上尾朝日のうるさい関西弁コーチの指示から想像すると、上尾朝日はショート&スローなサッカーを意識して指導しているようだ。おそらく朝日サッカーの理想型は、大昔の静岡学園(選手権決勝で浦和南と戦った頃)に近いものなのだろう。
ピッチ全体をひとつにとらえて、有利なスペースを探そうとする、ユベントスの「いわゆるいまどきのサッカー」に対し、ピッチからボールのある狭い地域だけを取りだして、その中でボールを回そうとする上尾朝日の「むかしのラテンチックサッカー」の対決は、見ていて非常に面白かった。
前半は相手のサッカーに戸惑ったユベントスが押され、後半は慣れたユベントスが一方的に押すような展開となった。
上尾朝日のベンチが、劣勢にあっても決して自分たちのサッカーを変えようとしないところ(口数と音量は減っていたが)に、わたしは『覚悟』を感じた。勝負よりも(自分たちが目的としている)育成を優先する、という覚悟だ。
指導者のありかたとして、こういうのもアリだと思う。
わたしは「選手個々にそれぞれのスタイルを」という考え方なのだが、「自分たちのサッカーはこれ」という明確な型にきっちりはめこむというのも、ここまで覚悟をしているのなら、それはそれでアリだ。静岡学園から多くの人材が育っていることから考えても、効果の期待できる指導方針だと思う。サッカーの本質からは離れるが、育成手段としての少年サッカーの「使い方」のひとつの在り方ではある。
でもできれば、短いパスをつなぐことよりもドリブルに挑戦して欲しいし、パスを出すことよりもパスを受けること(受けるための工夫。仲間にパスを受けさせるための工夫)の意識を高めて欲しい。今日の試合でも、パス&パスばかりで、パス&ゴーがなかった。パスを出した後は必ず移動する。そのときマーカーがついてこなければゴー、ついてきたらストップ。この辺の動きはクセにするくらい、練習で意識させて欲しいなあ。
ただ、やはりわたしは、サッカーっていうのは「自分が合わせる」のではなく「自分を発揮する、表現する」スポーツだと確信したい。
足下技術の上達カーブのゆるやかな子であっても、立派な戦力として試合で活躍できるのが、サッカーだと思うのだ。
足下のうまい子しか試合に出られないようなチームというのは、サッカーチームではないような気が、わたしはする──見ていてとても面白いけど。
11:00 3位決定戦 伊奈小針(赤) × 上尾尾山台イレブン(緑黒)
1-0で伊奈小針の勝利。 ※訂正 1-2で尾山台勝利。コメント欄参照 。
尾山台は、みんな体が重そうだった。
県大会を逃したことで、気持ちが切れてしまったように見えた。
対して伊奈小針は、「この試合に集中」という切り替えができていて、元気よくプレーしていた。
県大会出場決定戦の組み合わせが、もしも
伊奈小針 × 尾山台イレブン
ユベントス × 上尾朝日
になっていたとしたら、伊奈小針が出場権を獲得できていた可能性も大いにある。
でも、そうなっていたらいたで、尾山台イレブンの気合いも違っていただろうから、そうともいえないか──
※加筆※
よくよく思い返してみれば、前半は3位決定戦に注意を向けることが難しい状況だったことを思い出した。
メモに3位決定戦前半の内容についての記述がまったくないことも、これで合点がいった。
コメントをいただいた匿名氏には、「ご指摘ありがとうございました」と、ここでお礼させていただきたい。
また3位決定戦の試合評については、試合後半に限ったものということでご了承頂ければ幸いである。
県大会へ出場するユベントスと上尾朝日の両チームが、どちらも埼玉スタジアムまで勝ち進んでくれることを祈ります。
2010年10月15日金曜日
サッカー少年団大会 北足立郡北部地区予選 代表決定戦
代表決定戦 予定
2010年 平成22年 10月16日(土) 桶川市市民花火大会
会場 北本市 北本総合公園運動場
09:00 伊奈小針 × ユベントス
10:00 上尾朝日 × 上尾尾山台イレブン
2010年10月11日月曜日
第39回 埼玉県サッカー少年団大会 北足立郡北部地区予選
決勝リーグ
2010年 平成22年 10月11日(月) 体育の日
伊奈丸山広場
09:00 伊奈 0 × 0 北本東
10:00 NEO 1 × 0 上尾上平
開会式
11:30 北本東 1 × 3 尾山台イレブン
12:30 上尾上平 0 × 5 伊奈小針
13:30 尾山台イレブン 3 × 0 伊奈
14:30 伊奈小針 1 × 1 NEO
上尾平塚サッカー場
09:00 上尾東 1 × 0 上尾双葉台
10:00 上尾朝日 2 × 1 上尾大石
開会式
11:30 上尾双葉台 0 × 2 ユベントス
12:30 上尾大石 1 × 1 北本キッカーズ
13:30 ユベントス 1 × 1 上尾東
14:30 北本キッカーズ 0 × 1 上尾朝日
決勝リーグ 勝敗表
各組1位が決勝トーナメント進出
順位 チーム名 勝ち点 得失点 総得点
Ⅰ組
1 尾山台イレブン 6 5 6
2 北本東 1 -2 1
3 伊奈 1 -3 0
Ⅱ組
1 ユベントス 4 2 3
2 上尾東 4 1 2
3 上尾双葉台 0 -3 0
Ⅲ組
1 伊奈小針 4 5 6
2 NEO 4 1 2
3 上尾上平 0 -6 0
Ⅳ組
1 上尾朝日 6 2 3
2 上尾大石 1 -1 2
3 北本キッカーズ 1 -1 1
各ブロック1位による決勝トーナメントは10月16日(土)北本総合公園。
2010年9月12日日曜日
2010年9月12日(日)観戦メモ
9月12日 日曜日
埼玉県 サッカー少年団大会 北足立郡北部予選
北本市 中丸スポーツ広場
天候 晴れ 横風少々
北本石戸(黄青) × 尾山台ファイターズ(エンジ・グレー)
2-1で石戸の勝利。
尾山台の女子選手が、昨日とは見違えるほどがんばってた。
二人とも負けん気が強い。
センターバックの5番の女子などは、体もガンガン当てていてとても良かった。
見直した。
鴻巣大芦(黄青) × ユベントス(白)
5-0でユベントスの勝利。
ユベントス8番のボランチがとても効いていた。大芦は攻撃の芽を、彼にほとんど潰されてしまって、リズムをつかめないまま点差が開いてしまった。
大芦は元気もあり、動きも良かった。おかげで試合自体は点差ほどだれたものにはならずに済んだ。
北本石戸(黄青) × 北本東(白)
開始2分で北本東のゴールキーパーが、嫌な形で負傷をしたときはドキリとしたが、大事にはいたらず非常によかった。楽しいはずのサッカーで、ああいうパターン(相手選手の足下へセービングへ入ったとき、右足をひねったまま体重がかかってしまったように見えた。一瞬腓骨(ひこつ)骨折を疑ったが、打撲だったようだ)のケガは怖い。
3-0で北本東の勝利。
昨日、石戸にいたはずの、サラサラサウスポーがいなかった。
攻撃の中心を失ってしまった石戸は、せっかくボールを奪っても、それをシュートまで持っていくことができずに苦しんだという試合だった。
尾山台ファイターズ(エンジ・グレー) × 鴻巣大芦(黄青)
3-1で尾山台ファイターズの勝利。
尾山台サイドバックの8番女子が、とてもきれいにプレースキックを蹴ることができるので感心した。
尾山台のディフェンスは、5番と8番の女子選手ふたりで支えられているのだと、認識を改めた。昨日はなんであんなに遠慮がちだったのだろう?
尾山台の中盤でキャプテンマークを腕に巻く10番は、ボールを持ったときの姿勢が非常にすばらしい。これからレベルアップして、相手からのプレッシャーが強くなってスペースがなくなったとしても、あの姿勢を保ってボールをキープできるようになれたらたいしたものだ。体格が良くなって筋力のつく、中学年代にぐんと伸びる可能性を秘めている。大いに期待したい。
大芦の方は、残念ながら、昨日と同様、2試合目となったこの試合では、はじめから体が重そうだった。
試合開始前は笑顔も見え、かけ声(チャント)でも元気いっぱいなのに、試合が始まるとお互いに文句やグチばかりというのはいかがなものか。疲れてくると不平不満が口をつくのが人間ではあるが、せっかく楽しいサッカーをしているのに、それも、あと数ヶ月で引退、この仲間と一緒にプレーできる時間もあまり残されていないというのに、それではもったいないではないか。
北本東(白) × ユベントス(エンジ)
4-0でユベントスの勝利。
北本東はユベントス対策を練ってきたらしく、DFラインを思いっきり上げ、その裏はゴールキーパーが前に出てスペースをつぶすようなポジショニングをとっていた。同じ戦術は、確か上尾市本部長杯で上尾東が対ユベントス戦のときにやっていたように記憶している(上尾東はこれが功を奏し、1-0でユベントスを破った)。
実際この試合でも、この戦術は機能し、ユベントスからオフサイドを何本も取っていた。
ところがこの試合でユベントスは、本来中盤の選手である6番を左サイドバックに置くフォーメーションをとってきた。北本東の作戦を見越してのことなのか、最初からその予定だったのかは不明だが、こちらの作戦もうまくいったようだった。
片翼だったサイドからの崩しが、これで両翼から可能となったからだ。
右からも左からも崩される北本東のディフェンスラインはずるずると押し下げられ(サイドを突破されると、DFの最終ラインがそこまで下がらざるを得ず、結果としてボールを奪えたとしても、そこからビルドアップする途中で再度ボールを奪われたときに、オフサイドをとれなくなるから。特にキック力のない小学生でこの状態になると、相手の攻撃が延々と続くような状態になりがち)、ついに前半19分に先制されてしまった。
後半に入ると4分、5分と連続得点され、北本東の子の足は止まってしまった。残念ながら、この試合は力負けだったかもしれない。

【私が選ぶベストプレーヤー】
昨日今日と見て、この選手は見違えるほど成長したな、と思わされた選手がいた。
それはユベントスでボランチをしていた8番の選手だ。みんなからは「コウキー」「コウキー」と呼ばれていたので、たぶん「こうき」という名前なのだろう。
彼はファイターだ。ボールも敵も怖がらない。恐れない。彼は闘う。
攻撃参加も自制的でありつつ、しかし積極的だ。コーチングや味方を鼓舞する声もよく通る。
本家ユベントスで世界最高のボランチと評された、元ブラジル代表のエメルソン・フェレイラを彷彿とさせるプレーを見せていた。
2010FIFAワールドカップでいうと、ドイツのシュバインシュタイガーかスペインのプジョルかというくらい、すばらしい出来だった。
リーダーシップもあり、卑怯な行為も男らしくない態度も見せない彼の姿勢は、スポーツマンとしてすばらしい。まさに往年のスーパースター、野球殿堂入りの名大リーガー「スタン・ザ・マン(スタン・ミュージアル@セントルイス・カージナルス)」。私は今後、彼のことを「コウキ・ザ・マン」と心の中で呼ぶことにした。

【備考】
ユベントスはベンチワークも向上していた。
複数いるコーチが互いに補完し合い、ひとりが攻撃陣を指示しているときは、他のコーチが同時に守備陣を修正していた。
コーチングに用いる語彙や口調、言い方も、思春期に入りかけている男子の心理状態を考え、プライドをくすぐりながらも締めるところは締める、縁の下の働きにもちゃんと目を配って、それを褒めてあげる。結果としてうまくいったプレーであっても、悪い判断やミスについては、しっかり指摘していた。
こういうベンチワークのできているチームは、全国でもあまりない。
わたしが以前見かけた関西の有名強豪チームのコーチなどは、自分の感情そのまま、まさにパワハラといった調子で、試合開始から終了まで、ベンチでふんぞり返ってわめいていた。最後には、子供の人格さえ否定するような「罵倒」と「嘲笑」で個人攻撃をしたあげく、見せしめのような交代をさせていた。
関西ではああいう言葉遣いや接し方もふつうなのかもしれないが、わたしは否定的な印象しか持てなかった。
実績はすばらしいのだろうが、少年サッカーの指導者としてああいう大人は、認めてはいけない人間だと私は確信している。
審判のレベルも、良くなっていた。
案外この地区全体の審判レベルは、悪くないのかも知れない。
もしかして問題があるのは、地区中央大会決勝準決勝レベルで笛を吹く審判だけなのかな?
2010年9月11日土曜日
2010年9月11日(土)観戦メモ
9月11日 土曜日
天候 晴れ無風 死にそうなくらいの猛暑
【伊奈 丸山サッカー場】
トレーニングマッチ(6年)
FC宗岡(青黒) × 大宮春岡(赤黒)
前半19分に宗岡が先制して、そのまま1-0で終了。
どちらもいつもとはメンバーが違うのか、あるいは何かを試そうとしているのか、ちぐはぐなシーンが目についた。
トレーニングマッチ(6年)
大和田(赤白) × 大井旭(青赤)
3-0で大井旭の勝ち。
川向かいの、上尾平塚サッカー場へ移動する。
途中、浅い小川を泳ぐ雷魚(推測体長55㎝)と、杭にしがみついて甲羅干しをするアカミミガメを見た。
模様の感じからするとカムルチー。
【上尾 平塚サッカー場】
埼玉県 サッカー少年団大会 北足立郡北部予選
鴻巣大芦(黄青) × 北本東(橙)
前半9分に大芦が先制するも、16分にフリーキックで同点に。
そのまま1-1で試合終了。
春先に見たとき、北本東には期待を持ったのだが、この試合を見た限りでは、う~んという感じ。
小柄な選手が多いせいなのか、全体的にヘディングが苦手という印象。
サッカーは「足でやるスポーツ」ではなくて、「手を使えないスポーツ」なのだということをもう一度確認して、ぜひヘディング練習もメニューに加えて欲しいと思った。
ユベントス(白) × 尾山台ファイターズ(エンジ・グレー)
前半に3得点、後半に2得点したユベントスが5-0で勝利。
男女混合チームの尾山台は、夏休みを過ぎてはっきりとしてきた男子と女子の体力差を、チームとして消化できていないようだった。女子選手が最終ラインの同サイドにそろってしまうような形は、できるだけさけた方がいいように思った。どうしても同時に二人とも使いたいのであれば、男子選手がカバーに入りやすいよう、中盤に上げたうえで両サイドに離して配置することも、私なら試してみたいところだ。
ユベントスの方は個々の選手も、チームとしても、順調にレベルアップしていた。
ピッチを広く使えるようになっていたし、シュートも「蹴る」んじゃなくて「入れる」シュートを意図しているように見えた。
展開も、中→外→中、ショート→ショート→ロング、というリズムが見られたシーンもあった。これは全少予選の時にはなかったことだ。少年サッカーから、やや、サッカーに近づいてきた証だと受け取りたい。
鴻巣大芦(青白) × 北本石戸(黄青)
石戸の17番(サラサラ長髪&サウスポー)がボールによく触って、相手の守備を崩していた。
2試合目の大芦は、ちょっと体が重そうだった。今日の気温では仕方ないところかもしれないが、ベストコンディションでの個々の力では互角かな、と私には見えたので4失点という結果は残念。
4-0で石戸の勝利。
北本東(橙) × 尾山台ファイターズ(エンジ・グレー)
尾山台の方は、試合開始から気合いが入っていた。
前半2分で、尾山台が先制点を決める。
北本東は防戦一方。
尾山台は11番のFWが、「俺によこせ!」という感じでいい。やはりフォワードはこうじゃないといけない。
しかし北本東は集中力を切らさずに守り続け、前半終了間際には同点弾をぶちこんだ。お見事!
後半3分に北本東が逆転するも、10分には気合いの尾山台11番がフリーキックで同点にする。
このまま引き分けかという空気になった後半19分、左コーナーキックから1点をもぎとった北本東が、尾山台ファイターズに引導を渡した。
3-2で北本東の勝利。
ユベントス(白) × 北本石戸(黄青)
6-0でユベントスの勝利。
サイドから崩してくるユベントスに、石戸は手も足も出ない展開となった。
ただしユベントスには、見ていて、サッカー好きならイラッとくる場面が何度かあった。
それは、ヘディングの時にびびって、小亀のように首をすくめてボールをよけるシーンであり、相手が放り込んできたハイボールを大きくはずませてオタオタするシーンなどだ。
なでしこジャパンの女子選手たちだって、ボールを怖がってよけたりなんかしない。女であっても、顔から頭から、ボールに突っ込んでいく。それがサッカーだからだ。
飛んでくるボールが怖いなら、水泳かバレーでもやればいい。バレーはもちろん、踊る方のバレーだ。飛んでくるボールが怖い「ボクちゃん」には、球技のバレーなんてとても無理だからね。
どうしてもサッカーがしたいのなら、DSのゲームの名人を目指したらいいのではないだろうか。君たちが大人になる頃には、DSのワールドカップも開催されているかもしれない。
とにかくヘディングをびびったかどうかは、外から見ていればものすごくよくわかる。そういう姿を見せられると、ああ、この選手はいざっていうとき仲間を捨てて逃げる奴なんだな、自分の身を守ること(ケガをするわけでもないのに。だって他の仲間はヘディングしてるんだよ)がチームよりも大事で、ちょっとでも痛い思いをするのが嫌で、でもそれを見破られないようにごまかそうとする奴なんだな、ってのはバレバレ。
そういう奴ががんばってる顔したって、「ああ、どうせまた演技なんでしょ」って感じがして興(きょう)ざめしてしまう。
男なら歯を食いしばってガツンっといったれ!
それでもどうしても怖くてできないときは、インサイドボレーではじき返せ。ごまかそうとして空振ったり、はずませたりしたら、チームがピンチになるから。つうか、見てる方も「あ~あ、あいつションベンちびってんじゃね~の」って感じでしらけるんで、どうかぜひお願いします。未来のDSサッカー日本代表様。
最後に、となりのピッチでやってたおそらく5年生と4年生のユベントスの子たちは、楽しそうにサッカーやってたね。坊主頭もいい。このまま伸びていけば、確実に県のトップを狙える選手たちだと思う。コーチやスタッフ、父兄の皆様は、思いっきり期待して、でも楽しさを忘れずに、一緒に育っていってあげてください。今の同学年代では、それくらいいいレベルにあるサッカーをしてました。まあ、今日ちらちら見ただけですけどね。
2010年9月9日木曜日
2010年平成22年 埼玉県サッカー少年団大会 北足立郡北部予選
北足立郡北部地区予選
9月11日(土)
鴻巣 上谷多目的グランド
上尾 平塚サッカー場
9月12日(日)
北本 中丸スポーツ広場
で、開催されるらしい。