2010年10月24日日曜日
少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場
観戦メモ
少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場
2010年 平成22年 10月24日(日)
天候 9時頃は気温もそこそこ高かったが、徐々に雲が厚くなり、11時には薄い上着では肌寒く感じるくらいになった。風も、ほぼ無風から、昼前にはササの枯れ葉をふわっと投げると、すうっと飛んでいってしまうくらいの風になった。
ピッチは、畑に使えそうな黒土。
トイレは、グランドすぐ横の川の橋を渡ったところにある野球場の隣に、水洗式のがあった。
0900 川越福原(白) × 北坂戸(青白)
0-0でPKになり、PKはサドンデスの一人目で4-3となって福原が進出。
チームの中心線(背骨)にFW46、MF11、CB31と身長の高い選手をそろえることのできた福原が、試合のペースを持っていた。
北坂戸はスピードのある左サイドから巻き返す。
どちらのチームも「マイボーアピール」がうるさい。うざい。離れたところにいて、どう考えてもお前見えてないだろうという選手までが、手を上げて大声で「マイボー! マイボー!」
アホか。
お前は落ちてる他人の財布まで「ボクの! ボクの!」ってアピールするんかっていうくらいにうざい。もうちょっとスポーツマンらしい態度はとれないのかって、心の中で言いたくなりました(マル)
0900 柳瀬レッドローズ(ACミラン風だけど、赤黒じゃなくて赤緑) × にっさい(白青)
3-0(前1-0、後2-0)で柳瀬の勝利。柳瀬は小柄な選手が多いんだけど、とにかくよく走る。北足立北でいうと北本東みたいなチーム。
1000 大岡松二(青) × 東松山ペレーニャ(深緑。もしかして松の緑色なのかな)
0-1(前0-0、後0-1)でペレーニャの勝利。
松二のGKが、外見は柔道の黒帯みたいなんだけど、この彼の動きがなかなかいいんでちょっとビックリした。
ペレーニャのサッカーはイイ感じ。レベルのことを別にすれば、ディアブロッサ高田みたいだなと思った。このチームで育った子は、どこのチームへ行っても大丈夫だろう。サッカーも楽しんでいるように見えた。
1000 川越ヤンガース(青) × 長鶴(白)
4-1(前1-0、後3-1)でヤンガーの勝ち。鶴の得点はPK。
キックオフ直後からずっと長鶴が押していたのだが、得点を取れないまま前半の19分に失点。それも大きく放り込んだつもりのボールが一発ででかくクリア仕返されて、その(ワン)バウンドが大きくなってキーパーの上を越してのゴールという間抜けさ。
後半になると、長鶴のエースである長身サウスポーFW14番の足と気力が萎えてしまって、ジ・エンド。気温が急に下がったことで、彼のコンディションが崩れたのかも知れない。なにせ彼は、体脂肪一桁なんじゃないのっていうくらいのやせ形選手。あれではスタミナもないだろうし、環境変化の影響も受けるだろうなと思った。これからさらにぐんと身長が伸びるタイプだろうから、ある程度伸びきるまではガマンするしかない。変な筋トレとかはしないで欲しいなあ。関節と筋(すじ)を痛める可能性大なんだよね。
適切な筋トレなら、成長期にやっても問題ないどころか、バランスのよい成長をうながすためにも推奨するんだけど、なかなかそれのできる環境が整わないからなあ。適切な筋トレならやるべきだけど、適切じゃない筋トレは絶対にお奨めしたくない。中間がないってのが、この時期の筋トレの難しさだよね。コーチやスタッフやおやごさんたちには、そのへんのケアをお願いしたいなあ、なんて思ってしまった。彼は面白い選手になるかもしれないから。
1100 サイタマジュニア(紫) × 川越ひまわり(レイソル風黄黒)
3-0(前3-0、後0-0)でサイタマの勝利。
とにかくひまわりのDFの対応がまずかった。全員がそろいもそろって、マークを離してボールばかり見ているもんだから、裏をとられまくってた。
サイタマはベンチがうるさい。とにかくうるさい。そしてゴールキーパーがでかい。高校生くらいのでかさ。風貌や、色あせてやれた感じのユニフォームを着こなしているあたりは、はやくもベテランの風格。
サイタマの攻撃陣は、自信を持ってシュートをしているところがいい。サイドアタックのときも、グイグイッとペナルティエリアの奥まで、落ちついて、欲深く、チャレンジしてくるところなんかも俺の好きなタイプ。
県大会でも、間違いない成績を残すだろう。個人的にも応援したいチームだ。
1100 狭山台キッカーズ(青) × 武蔵野イレブン(白黒)
0-0でPK。PKは2-4で武蔵野が進出。
両チームともに、ビミョーって感じのサッカーになっていた。寒さがこたえた。
1200 代表決定戦 福原(白) × 柳瀬(ミラン似)
4-0(前1-0、後3-0)で川越福原が代表権獲得。
正直言って、実力差通りの結果。これまでにも何度か対戦しているのか、選手にもベンチにも、「ああ、やっぱりな」という空気が、後半に追加点が入った瞬間に流れたのが、はたで見ていても伝わってきた。
こういうときベンチは「下を向くな」「これで終わっていいのか」と精神論をうったえるより、選手個々にもっと具体的な指示を与えて、目の前の自分の仕事・役割に集中させた方が、良い結果をうむ(試合の流れが変わる)ことが多いような気がするのだがいかがだろうか。
私は、ベンチが「顔を上げろ!」だとか、その手の精神論に走ったときは、ベンチのコーチ自身が精神的に追いつめられてるんだなと読み取ってます。こういうコーチって、このあとさらに流れが悪くなってきたりすると、むすっと黙ってベンチに深く座り込んでしまうんだよね。心臓がドキドキしてるんだなって、非常にわかりやすい。
人間、血圧が上がって心拍数が増えると、つまり不安を感じると口数が減るようにできてるんだけど、まさにその通りの反応なんだよね。こういう時に指導者としておすすめしたいのは、先のこと(例えば、自分たちはこのまま負けるかもしれない、とか)を考えるんじゃなくて、今、この瞬間のことを分析して、対応策を考えること。2対0で負けてるとか、前の試合でも負けたとか、そんなことじゃなくて、左サイドを突破されてるとか、ボランチが前に出て来て裏にスペースがうまれてるとか、そういうことを見て、じゃあどうするのかを考えて、指示を出す。選手たちにも、今のことに集中させるような声をかける。「がんばれよ!」「何やってるんだよ!」じゃなくて、ポジションを修正させるとか、ドリブル突破を仕掛けさせるとか、そういう具体的な指示をして、選手を動かすことで、試合に集中させるべきだ、と、私は思います。まあ、これが正解ってわけじゃないんですけど、あくまで一例、生意気だと思われましたら、いたらぬ私案ってことでご容赦ください。
1200 代表決定戦 川越ヤンガース(青) × 東松山ペレーニャ(深緑)
0-0(5分ハーフの延長も0-0)でPK戦。PK4-1でヤンガースが代表権獲得。
以前、川島町の平成の森で見た対旭戦よりもゴール前の勢いが感じられなかった。その代わりに、中盤でのつなぎの意識はずっと質が高くなっていた。日によって別なチームみたいに変わってしまう、これが少年サッカーなんだろう。コーチの方は大変だろうけど、私にはそこも面白い。
1300 代表決定戦 サイタマジュニア(紫) × 武蔵野イレブン(白)
周辺の、何かいそうな田んぼのあぜ道を散歩していて、試合は見ていない。まあ、無難にサイタマだろうと思う。
稲刈りの終わった田では、大きな白サギがぼーっとしてた、キジの雄鳥二羽がケンカしてた、タゲリがにげた、様子などを見ることができた。いかにもカワセミがいそうな川が流れていたので、注意してさぐってみたが、カワセミには出会えなかった。
散歩から戻っても、まだ試合は終わっていなかった。だが会場の雰囲気は、けっこう点差がついているような感じだった。けど、それを確かめないまま、会場をあとにした。寒かったので。
帰りは道が空きすぎていて、信号にもかからず、「こんなにすぐでいいの?」っていうくらいにスイスイだった。
以上
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