2010年10月31日日曜日

feel all right

Bob Marley - One Love(2:53)



歌詞

One love, One heart
Let's get together and feel all right
Hear the children crying (One Love)
Hear the children crying (One Heart)
Sayin' give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
Sayin' let's get together and feel all right

Let them all pass all their dirty remarks (One Love)
There is one question I'd really love to ask (One Heart)
Is there a place for the hopeless sinner
Who has hurt all mankind just to save his own?
Believe me

One Love, One Heart
Let's get together and feel all right
As it was in the beginning (One Love)
So shall it be in the end (One Heart)
Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
One more thing

Let's get together to fight this Holy Armageddon (One Love)
So when the Man comes there will be no no doom (One Song)
Have pity on those whose chances grove thinner
There ain't no hiding place from the Father of Creation

Sayin' One Love, One Heart
Let's get together and feel all right
I'm pleading to mankind (One Love)
Oh Lord (One Heart)

Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
Let's get together and feel all right

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
子供達が泣いているのを 聞いてくれ
子供達が泣いているのを 聞いてくれ
感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ

人々の汚い意見は 全部見逃してください
1つ質問があります 僕は本当に尋ねるのが好きになるだろう
希望の無い罪人の生きる場所は ありますか?
自分を救う為に 人類を傷つける人の
信じてください

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
始まりの時に それは あったのだから
終わりの時に それは あるのだろうか?
感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
もうひとつのもの

この聖なるアーマゲドンと戦う為に 一緒に集うんだ
その男が現れる時に 何も破壊が起き無いように
チャンスが木立ちよりも薄い人に憐れみを
創造の父から 隠れる場所なんか無いんだぜ

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
僕は人類に 弁論しているのさ
おお 主よ

感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
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なんかもう、いわゆるピースボート系の気持ち悪い連中(代表例:辻元)によって歪めに歪められて、とどめをのりピー系の連中に刺されて死亡してしまった楽曲なんで、かわいそうすぐるんでここでプッシュする。
誰もが知ってる曲だけど、「feel all right」を「気持ちいい」と訳されて、ドラッグ系のテーマソングになってしまった。
確かに「気持ちいい」でも、間違いではない。試験なら○をもらえるだろう。
だが歌詞全体を見ると、違った意味が見えてくる。

歌詞全体を汲み取ってみれば、この歌は神と人間との間に立った存在が語っている「フィーリング」だということがわかる。
神と人間との間に立ち、神の思いはこう、人間界の現実はこう、そんな風なことを角を立てないように、事を荒立てないように、伝え語っているのが、この歌なのだ。
「feel all right」は決して、「自分が気持ちよくなること」ではない。
「feel all right」とは、「神のおぼしめしの通り」という意味なのだ。
ただし、ボブの言う「神」は(もちろんキリスト教の言うところの神ではあるのだけど)、ローマ・カトリック系の厳しくて怖い「神」ではない。
もっと大らかで、肥えている「神」。
イメージで言うと、夏のビーチでビキニで寝転がっているサンタ・クロースみたいな感じの「神」なのだ。
その「神」に向かって、ぼくたちは「feel all right」ですよ、とささやいているのがこの歌詞なのだ。

「Let's get together and feel all right」だって、一緒にマリファナでイッちゃおうゼってことじゃない(わかるか青いウサギののりピー。パクられて青くなってる場合じゃないぞ)。「get」は「神」に対する言葉なのだ。だからこそ「Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right」が直前に語られている。
「Give thanks」は「感謝祭(Thanks giving day) 」の「thanks」だ。日本語の「ありがとう」のサンキューの「Thank you」の「Thank」じゃない。本来の「有り難い」なら、遠からずではあるが。
今、自分という存在が存在していることも、他の人間が存在していることも、この世界が存在していることも、信じられない、想像できないくらいの奇跡なのだということへの「thanks」なのだ。
想像できるだろうか?
ほんのちょっとした偶然が、偶然ちがう偶然になっただけで、自分も、この世界も、存在していなかったということを。
逆に、自分やこの世界が、現に存在している以上、消滅するまで存在し続けることを。
そして、消滅した、とは、誰かがそれを認めないと、消滅したことにならないことを。

そういったことを全て含めたものが、この歌の「one」なのだ。

ああ、そうさ。
深読みし過ぎさ。
でも、いいじゃんか。
この曲は、それくらいいい曲なんだから。


おわり

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