2011年5月16日月曜日

南部地区大会八王子会場─観戦メモ─

2011年 平成23年 5月15日 日曜日
全日本少年サッカー大会埼玉県大会
南部地区予選
与野 八王子グラウンド(八王子中学向かい)
天候 晴れ やや風有り(昼過ぎから少々強まる)
ピッチ 人工芝 乾燥していてボール転がらず。疲労度も高そう。

第1試合
北本東(橙橙) × 大宮早起き(白白)

ひいき目で見て7:3、客観的に見ても6:4で北本東の試合だった。
しかしそういう試合でPK戦になると、往々にして優勢だった方のチームが負けることになっている。これはそうい決まりだから仕方がない。サッカーのゲームシナリオ原則がそうなっているのだ。
PK戦
北本東 ○○○○×○○×
早起き ×○○○○○○○

第2試合
アルディージャ(橙紺) × 戸田南(青白)

アルディージャには鴻巣陸上競技場での新人戦で見た選手がいなかった。あれは私の見間違いだったのだろうか?
ボール保持はアルディージャなのだが、戸田南のGKが大当たりだったこともあって、とにかくゴールの中へボールが入らない。ベンチから聞こえてくるコーチの指示も「落ちつけ、落ちつけ」ばかり。点が入らないことで子供たちが浮き足立つことを最も恐れたのだろう。しかし0-0で延長後半に入ってしまったとき、コーチらも内心では「あのGK君相手にPK戦となると万が一もあるかも」と思っていたはずだ。


第3試合
川口戸塚(青白) × 浦和尾間木(黄紺)

予想に反して、一方的に戸塚が押す展開となった。尾間木はドリブルでもパスでも、ボールを前へ運ぶことができないで苦しんでいた。GK君からして、戸塚の気合い勝ちという感じがした。
ことごとくつぶされ、フリーな状態でボールを持つことができず、「あれおかしいな」とばたついているうちに、尾間木は自分たちのリズムを見失ったという感じだったのではないだろうか。
昨年は、尾間木というチームが“イイ感じ”になったのは秋以降だったので、今年もそうなのかもしれない。このチームの育成方針がそういう計画になっているのだろうと想像している。
全少での成績うんぬんではなく、『レジスタに一泡ふかせる』という目標を秘めているのではないか、とそんな印象を受けた戸塚のサッカーだった。


第4試合
上尾富士見(紫紫) × クラッキ(白白)

私が期待している8番君が1トップぎみに置かれた時点で嫌な予感がした。クラッキというチームを見るのは初めてだったのだが、長身の10番君だとか、いかにも韋駄天(いだてん)っていう感じの坊主頭ちびっこ16番君なんかの感じからして、かなり走り込んでいる、幅の広いカウンターサッカーをしてくるチームなんじゃないかと思ったからだ。
案の定、試合では富士見8番君が前線で孤立したままになってしまった。
ああいう相手(クラッキ)に対するのなら、8番君の位置を下げて、彼がもっとボールや相手にからめるようなプランに、私なら変更しただろう。今日のようなかみ合わせだと、常に中盤でボールをうばわれ、すぐトップに当てられたりサイドへ散らされてしまうので、8番君はボールに触ることさえほとんどできなかった。これぞ宝の持ち腐れ。それならば8番君をDFラインの前(アンカーくらい)まで下げて、攻守にわたって彼に縦横無尽の活躍をしてもらうようにした方が、違う展開にもっていけたのではないだろうか、というのは私の空論だろうか。







8人制の試合展開は、一方的になるか、または点の入らないバスケットボールのようになるので、私などはどうしても眠くなってしまう。今日みたいに天気の良い日はなおさらだ。で、実際第1試合の延長前半あたりから、すでにウトウトしてしまった。しかし第4試合の富士見戦まではなんとか、と私なりにがんばって観戦した。

でも第4試合が終わると、会場を後にした。
先の4試合の内容と代表決定戦の対戦組合せを見ても、今日の早起きがアルディージャを倒すこと、また今日の戸塚をクラッキが倒すこと、このどちらもかなり考えにくいだろうと私には思えたし。

レッズは原口選手を明確な中心にするしか道はないな。
でも彼、ケガが多そうな体格(骨格)してるんだよなあ。
そんなことを思いながら、ビール飲んで寝た。

あしなが育英会 遺児奨学金「あしながさん」 継続寄付

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