震災から100日が過ぎた。
将来のことは誰にもわからない、でも、まだ表面化してはいないがすでに決定してしまったことはいくつかある。
そのうち、Jリーグに関することについてほんの一部書いてみたい。
【もう決定した事その1】
電力系企業からのサポートはなくなる。
[説明]
東電を始め、全国の電力会社は経営の見直しを迫られる。その意味するところは、もうこれまでのようにはできない、ということだ。
Jヴィレッジは、もうJヴィレッジとして機能することはない。永遠にJヴィレッジという施設は失われた。
その代替施設を、他の電力会社が建設してくれるようなこともない。
電力料金の値上げが避けられない環境下での、スポーツや文化への援助は確実に非難を招くからだ。
【もう決定した事その2】
長友選手が「一流選手」の基準となった。
[説明]
サッカー好きを含むほとんどの日本人にとっての「一流選手」の基準が、長友選手になってしまった。言いかえると、「本物の一流ブランド」を知ってしまった。
ある意味、これまでうまく騙してきたマスコミや広告代理店も、もうヨーロッパチームに所属しているだけで「一流選手」だというメッキをほどこすことが不可能になった。
実はこれが、サッカー界にとっては深刻な問題を引き起こすことになる。他の選手の広告評価が、相対的に引き下げられるからだ。このことは直接間接問わず、サッカー界へ回る資金量の減少につながり、これはイコール、有名選手や人気選手にぶら下がる形でチームに入ってきていた、チーム広告の減少にもつながる大問題なのだ。
★【今シーズン後に表面化する事】
Jリーグは春夏秋シーズン制を維持できなくなる。
☆[説明]
Jリーグの広告価値を高める以外にJ各チームの財政状況を救う手だてはなくなる。東電に代表される電力関係企業のバックアップを失ったJリーグという組織自体にも選択の余地はない。
当面は地上波での放映権で稼ぐしかない。いや、当面ではない。この地上波の放映権取引で失敗したら、もうJリーグはもたないのだから(そして地上波各局やスポーツマスコミも同じ船に乗っている)。
雪国のチームはどうするのか。
残念ながら、それを配慮する余裕はもうJリーグにはなくなった。
その条件でもJリーグに参加したいというチームが参加するしかないだろう。
◎【結論】
早晩、Jリーグは秋冬春制に移行する決定を下す。
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