サイゼリヤの謎が解明された。

私の積年の謎のひとつが解明された。
「サイゼリヤ」とはどういう意味なのだろうと、目にする度になんとなくひっかかっていた謎だった。
そのときは疑問に思っても、通り過ぎるとすぐ頭から消えてしまうので、いつまでも解決しないままの謎のひとつだった。
まさか、たまたま視線を向けた古新聞の片隅で、その答えと出会うことになるとは、まったく想定外のことだった。
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2010年　平成22年　6月19日　土曜日
朝日新聞　be　キミの名は

サイゼリヤ
「クチナシ」の花言葉が由来？

不振が続くファミリーレストラン業界で、好調を維持するサイゼリヤ。
299円（税込み）の「ミラノ風ドリア」というヒット商品が安泰で、低価格路線で優位を保つ。

1967年、学生だった創業者が千葉県市川市の洋食レストランを引き継いだ。
その際、サイゼリヤという店名も譲り受けた。
このため、命名の由来は必ずしも明白ではないが、「クチナシ」の意味だという。
語源はイタリア語説、ラテン語説があるが、どうもはっきりしない、と広報担当者。
クチナシの花言葉は「私は幸せもの」「幸福」「優雅」とされ、お客に喜んでもらうことが店の幸せ、という思いがこもるという。

クチナシは6、7月に白い花をつける低木で、芳香を放つ。
果実が漢方薬の原料や染料の黄色の色素になる縁起のいい花だ。

ファミレスに多い24時間営業は原則としてやらない。
学生や若者から支持され、ミラノ風ドリアは個数では注文の約3分の１を占めるという。

中国や台湾に進出している。
堀埜一成社長は雑誌の取材で、客に「おいしい」と思わせたらダメ、「まずくなかった」と思わせることが最高、舌でなく細胞で分かる味が大事だ、と述べている。（牧村健一郎）
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「ニトリ」が、まさか社長の名前の似鳥だったこともわかったし、サイゼリヤがクチナシだということもわかった。
しかし……食べ物やでクチナシ（口なし）は、いいのか？
ま、いいか。


BYE