2011年4月24日日曜日

バッサリと……

インテル 2 × 1 ラツィオ


2011年4月23日22:00:00 JST
Stadio Giuseppe Meazza Milano
審判: E. Morganti
観衆: 60000

24′マウロ・サラテ PK成功 0-1
40′ ヴェスレイ・スナイデル 1-1
53′ サミュエル・エトー 2-1


インテル逆転勝利、ナポリ連敗で2位と3位が入れ替え
ラツィオ&ウディネーゼ敗北でCL争いも激化、バーリの降格が決定



23日、セリエA第34節がイタリア各地で行われた。

3位インテルと4位ラツィオの直接対決は、2-1でホームのインテルが勝利を収めた。インテルは24分、GKジュリオ・セーザルがサラテを倒してPKを献上し、さらに決定機阻止で退場となってしまう。10人での戦いを強いられたインテルは、PKをサラテに決められて先制も許した。だが40分、スナイデルが見事なFKを直接沈め、同点に追い付いて前半を終える。

後半に入って52分、ケガでスタンコビッチを失ったインテルだが、その直後に相手のミスで逆転に成功する。サネッティが前線にボールを送ると、ラツィオDFビアーヴァが転んでしまい、フリーのエトーがGKムスレラをかわして難なくシュートを流し込んだ。インテルはさらに66分、長友がマウリに報復行為を受け、マウリの退場で数的不利も解消される。

75分、途中出場のコザークにクロスバーを叩くシュートを放たれたが、インテルはそのまま逃げ切りに成功。フル出場したDF長友佑都の好パフォーマンスもあり、苦しい直接対決を制したインテルが、ナポリをかわして2位に浮上している。

そのナポリはパレルモに敵地で1-2と敗れた。開始早々の2分、相手のハンドでPKを得ると、これをエースのカバーニが沈めて幸先良く先制する。だが38分、バルザレッティに強烈なシュートを叩き込まれると、前半終了間際にマッジョがミリアッチョを倒してPKを献上。これをボヴォに沈められて逆転される。

パレルモのロッシ監督が判定への抗議で退席となったが、ナポリは後半に入っても試合をひっくり返すことができず。前節ウディネーゼ戦に続く連敗で、夜に試合を控える首位ミランに重圧をかけるどころか、インテルに勝ち点1差の3位へと転落した。

5位ウディネーゼは、ホームでパルマに0-2と敗れている。サンチェスが復帰したウディネーゼだが、13分にアマウリのヘッドで先制されると、21分にインレルが主審への抗議で一発退。10人での戦いを強いられ、後半途中にはディ・ナターレを投入したが、ゴールを奪えず。後半ロスタイムにはアマウリの2点目を許し、ラツィオを抜いて4位に浮上するチャンスを逃した。

チャンピオンズリーグ争いは勝ち点60の4位ラツィオを1差のウディネーゼが追い、さらに6位ローマもラツィオに4差と激化。7位ユヴェントスも夜のカターニア戦に勝てば、まだチャンスがありそうだ。

一方の残留争いでは、不振の18位サンプドリアが最下位バーリを敵地で1-0と下した。ポッツィのPKで10試合ぶりに白星を手にしたサンプは、レッチェと勝ち点で並び17位に浮上。降格圏を脱出している。一方のバーリは、残り4試合でセリエBへの降格が決定した。

レッチェはジェノアに敵地で2-4と敗北。2度のリードを守れずに逆転負けを喫し、16位から降格圏の18位へと転落した。17位チェゼーナは後半にジャッケリーニとマロンガがゴールを奪い、敵地でボローニャに2-0と勝利。4試合負けなしの2連勝で、暫定ながら15位に浮上している。カリアリ対フィオレンティーナの一戦は、チェルチが2得点を挙げたフィオレンティーナが2-1で制した。

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や……やられ、た──。


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