2010年12月18日土曜日

っざけんな!

スポニチ

机の上に自殺予告…中学生が列車にはねられ死亡

15日午後8時55分ごろ、埼玉県北本市本宿8丁目のJR高崎線の踏切で、北本市の市立中2年の男子生徒(13)が根岸発倉賀野行きの貨物列車にはねられ、死亡した。鴻巣署によると、踏切で待っていた男性が線路内に入っていく男子生徒を目撃。踏切内で仁王立ちになって電車を待っていたという。列車の運転士も「気が付いたときには目の前に男が立っていた」と話している。踏切は警報機と遮断機がある。近くに男子生徒の自転車が置かれていた。

男子生徒の机の上には自殺を予告するような走り書きもされており、同署は自殺とみて調べている。男子生徒は学校を休みがちでいじめについても調査中だが、確認されていないという。
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私は、国民を自殺させる原因は、100パーセント「その国の政府」にあると確信している。
マスコミや噂で「いじめ」だとか「借金」だとか「失恋」だとか「病」だとか、何かどうだとかいろいろ言っていたとしても、「その国の政府」が布石を打ち、対策を立てておけば、自殺にまでは絶対に至らないからだ。絶対にだ。

誤解を恐れずに言うと、子供が線路に飛び込む社会よりも、子供が線路で遊んでいてはねられてしまう社会の方が健全だと思っている。同様に、子供が屋上から飛び降りる社会よりも、子供が屋上で遊んでいて落ちてしまう社会の方が、はるかに「生き物として健康」だと思うのだ。

野生のカモシカは、崖から落ちることはあっても、崖から飛び降りることはない。
日本人はいつから野生生物でなくなってしまったのだろうか。
野生でないとしたら、いったい誰に飼育されているのだろうか?

かなり昔、森岡正博氏が著した『無痛文明論』(出版:トランスビュー、2003、3800円)という本が面白くて、何度かくり返して読んだ。
この本で論じられていたのは、文明の行く先は「無痛社会」しかあり得ない、というかなり恐ろしい文明論だった(ように記憶している)。
そして、私たち人類は、その「無痛社会」には耐えられないだろう、と。

日本は、真っ先にその「無痛社会」に到達してしまいそうで、私はそれが何よりも怖い。



以上

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