2010年10月31日日曜日

feel all right

Bob Marley - One Love(2:53)



歌詞

One love, One heart
Let's get together and feel all right
Hear the children crying (One Love)
Hear the children crying (One Heart)
Sayin' give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
Sayin' let's get together and feel all right

Let them all pass all their dirty remarks (One Love)
There is one question I'd really love to ask (One Heart)
Is there a place for the hopeless sinner
Who has hurt all mankind just to save his own?
Believe me

One Love, One Heart
Let's get together and feel all right
As it was in the beginning (One Love)
So shall it be in the end (One Heart)
Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
One more thing

Let's get together to fight this Holy Armageddon (One Love)
So when the Man comes there will be no no doom (One Song)
Have pity on those whose chances grove thinner
There ain't no hiding place from the Father of Creation

Sayin' One Love, One Heart
Let's get together and feel all right
I'm pleading to mankind (One Love)
Oh Lord (One Heart)

Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right
Let's get together and feel all right

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
子供達が泣いているのを 聞いてくれ
子供達が泣いているのを 聞いてくれ
感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ

人々の汚い意見は 全部見逃してください
1つ質問があります 僕は本当に尋ねるのが好きになるだろう
希望の無い罪人の生きる場所は ありますか?
自分を救う為に 人類を傷つける人の
信じてください

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
始まりの時に それは あったのだから
終わりの時に それは あるのだろうか?
感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
もうひとつのもの

この聖なるアーマゲドンと戦う為に 一緒に集うんだ
その男が現れる時に 何も破壊が起き無いように
チャンスが木立ちよりも薄い人に憐れみを
創造の父から 隠れる場所なんか無いんだぜ

ひとつの愛 ひとつの心
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
僕は人類に 弁論しているのさ
おお 主よ

感謝の言葉と称賛を主に捧げるんだ それで 僕は気持ちよくなる
一緒に集い 気持ち良くなろうぜ
------------------

なんかもう、いわゆるピースボート系の気持ち悪い連中(代表例:辻元)によって歪めに歪められて、とどめをのりピー系の連中に刺されて死亡してしまった楽曲なんで、かわいそうすぐるんでここでプッシュする。
誰もが知ってる曲だけど、「feel all right」を「気持ちいい」と訳されて、ドラッグ系のテーマソングになってしまった。
確かに「気持ちいい」でも、間違いではない。試験なら○をもらえるだろう。
だが歌詞全体を見ると、違った意味が見えてくる。

歌詞全体を汲み取ってみれば、この歌は神と人間との間に立った存在が語っている「フィーリング」だということがわかる。
神と人間との間に立ち、神の思いはこう、人間界の現実はこう、そんな風なことを角を立てないように、事を荒立てないように、伝え語っているのが、この歌なのだ。
「feel all right」は決して、「自分が気持ちよくなること」ではない。
「feel all right」とは、「神のおぼしめしの通り」という意味なのだ。
ただし、ボブの言う「神」は(もちろんキリスト教の言うところの神ではあるのだけど)、ローマ・カトリック系の厳しくて怖い「神」ではない。
もっと大らかで、肥えている「神」。
イメージで言うと、夏のビーチでビキニで寝転がっているサンタ・クロースみたいな感じの「神」なのだ。
その「神」に向かって、ぼくたちは「feel all right」ですよ、とささやいているのがこの歌詞なのだ。

「Let's get together and feel all right」だって、一緒にマリファナでイッちゃおうゼってことじゃない(わかるか青いウサギののりピー。パクられて青くなってる場合じゃないぞ)。「get」は「神」に対する言葉なのだ。だからこそ「Give thanks and praise to the Lord and I will feel all right」が直前に語られている。
「Give thanks」は「感謝祭(Thanks giving day) 」の「thanks」だ。日本語の「ありがとう」のサンキューの「Thank you」の「Thank」じゃない。本来の「有り難い」なら、遠からずではあるが。
今、自分という存在が存在していることも、他の人間が存在していることも、この世界が存在していることも、信じられない、想像できないくらいの奇跡なのだということへの「thanks」なのだ。
想像できるだろうか?
ほんのちょっとした偶然が、偶然ちがう偶然になっただけで、自分も、この世界も、存在していなかったということを。
逆に、自分やこの世界が、現に存在している以上、消滅するまで存在し続けることを。
そして、消滅した、とは、誰かがそれを認めないと、消滅したことにならないことを。

そういったことを全て含めたものが、この歌の「one」なのだ。

ああ、そうさ。
深読みし過ぎさ。
でも、いいじゃんか。
この曲は、それくらいいい曲なんだから。


おわり

ナニの人間性がよくわかるシーン。 ─抜け目ない─

Nani Goal - Manchester United Vs. Spurs (1:28)
ゴール裏観客による撮影。問題の場面がよくわかる。


Golo bizarro de Nani no Manchester United-Tottenham (2:10)
テレビの映像。肝心の所がよくわからない。


これと似たような事は、オフサイドの判定をめぐってよくある。
笛が鳴っていないのにプレーを止めてしまってうんぬん、というあれだ。
この場面でのナニがすごいところは、PKを取ろうとダイブしておいて、さらにプレーを止めようとハンドして、で、そのことには素知らぬ顔をして、相手のミス(重大なポカ)を見逃さずにきっちりゴールを決めるところだ。
厳密に判定すれば、ダイブ+ハンドで退場となるかもしれないことをしておいて、逆にお咎めなしでの得点を決めてしまう。外交交渉でなめられまくっている日本政府(民主党だけじゃない。自民党時代だってそうだった)に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいだ。

そんな風に感心する一方で、引っかかりがないわけではない。
これはスポーツの在り方としてどうなのだろうか、と。非紳士的行為にはあたらないのだろうか、と。
さらに言えば、人(ひと)としてどうなのだ、と。
故青木雄二氏のマンガには、このナニのような登場人物が「勝者」としてよく登場していた。
スパーズ(トットナム)選手のような人間は「敗者」として登場していた。
実社会では確かにそうなのだということは、まあ頭では理解できる。
我が身を振り返っても、そう胸を張れるような生き方をしてきたわけでもない。

しかしだからこそ、スポーツの世界では、スポーツマンシップに生きていて欲しいと願うのだ。

この動画のシーンで、もしもナニがキーパーに「笛鳴ってねえよ。そんなとこに置いたら、蹴っちゃうぞ」とジョークっぽく忠告してたら、ナニのその行為はどう評価されたのだろう?

今のイギリスでのモラル基準がどういう状況になっているのかはわからない。
しかしこれだけは言える。
ナニの近くに財布や鞄を置き忘れたら絶対に戻ってこない、と。

少年サッカーの公式戦、それもトーナメントで、こういう形で得点をした選手に対し、コーチはなんと声をかけたらよいのだろうと考えてしまった。
「よくやった」
「うまくやったな」
と言うのだろうか?
それとも、そういう行為がなかったかのように、そのことには触れないのだろうか?
あるいは、
「ああいうスポーツマンらしくないことは、もう二度とするな」
と注意するだろうか?

プロなら許されても、アマチュア、それも少年サッカー段階ではなおさら許されない、そういうことがあると私は思っている。
幼児、少年、未成年を扱う大人には、やはり大人に接する大人とは異なる責任と義務があると思うからだ(保護責任者とかっていう意味以外に)。

ナニという選手は、有名選手にはなれる(なった)だろうが、ヒーローやアイドルにはなれない。
ヒーローやアイドルと「落ちている財布をくすねて当然」という倫理観は、イコールで結ばれないからだ。
ナニも別にヒーローやアイドルになりたいとは思っていないのだろう。
ヒーローやアイドルは、得な生き方じゃないから。
ナニがもしスーパーパワーを授けられたとしたら、間違いなく高額な謝礼・報酬を払ってくれる方のために働くね。
プロであるなら、それが正解だから。

そういうヒーローものがあったら、ものずごく面白いけど、子供たちからの支持は得られないだろう。
子供たちが愛するヒーローはそういうものじゃないから。
そして子供たちに愛して欲しいサッカーというスポーツにとっても、そういう行為を当然とする人は望ましくはない。
ナニという選手があとどれくらい第一線でプレーできるのか知らないが、さっさと消えてなくなってくださいと、心からお星様にお願いしました。
ヨーロッパまで届け、私の願い。

☆彡 (・・;(/ --)/ あ・・・流れちゃちゃった…


粗忽者で行こう。

辞書にはこう出てました。

そこつ【粗忽】
(名・形動)
[文]ナリ
[1] 軽はずみなこと。注意や思慮がゆきとどかないこと。また、そのさま。
―な人
[2] 不注意なために起こったあやまち。そそう。
―をわびる
[3] 失礼。無礼。
―ながら、その提灯の紋を見せて下さりませ〔出典: 歌舞伎・助六〕
〔派生〕 ――さ(名)

そして五代目柳家小さんの十八番だったこれ。
『粗忽長屋(そこつながや)』

 浅草境内の仁王門を抜けると人だかりがしていた。中は「行き倒れ」だと言う(猿回しではなかった)。大きな人垣の股ぐらをくぐって最前列に出た。世話役さんがコモの中の倒れた人を見せると、「起きなよ。みんなが見ているから。・・・『生き倒れ』だと思ったら、『死に倒れ』じゃないか」。顔を見ると隣人の熊さんそっくりであった。引き取り手が見つかって良かったと世話役さんは一安心。「私が引き取るより、身より頼りがないので本人を連れてくる。朝出掛けに気分が悪いと言っていたので、本人でしょう。」、「いえ、これは昨夜から倒れていたので、人違いです」。「人違いかどうか、本人を連れてくるので、一番確かな本人に渡してやってもらいたい」。

 長屋に戻って、熊さんに事の次第を告げると、「そんな気がしないよ」、「お前はな、昨日の晩に死んでいるんだよ。夜何をしていた」。「気味の悪い事言うなよ。吉原から酔って浅草寺の境内を抜けたのは知っているが、その後の記憶がない」、「ほれみろ。それが証拠だ!気分が悪くなって浅草寺で倒れて、死んだのも分からず帰ってきたんだよ」。「それでかな~、今朝は気分が悪い」。
 「それで浅草に行くんだよ」、「なんで?」、「じぶんの死骸を引き取りに」、「今更、これが私だなんて、恥ずかしくて言えない」、「当人が行って、当人を引き取るのに何が恥ずかしい。だから俺も付いて行くよ」。「そうかな?」、「早く行かないと、別の人にお前を持って行かれるぞ」。

 「どけどけ。当人が来たんだ」。「また来たよ。違っていただろう」、「当人に聞いたら良く分からないと強情を張っていましたが、話をすると気分が悪いので、そうかも知れないと気が付きました」。世話役さんに挨拶して、熊さんは本人に対面した。「汚い顔だし、顔が長いよ」、「一晩夜露に当たったからだろぅ」、「よ~ぉ、これは俺だ。やい!俺め!なんて浅ましい姿になって。これなら旨いものをもっと食っておけば良かった」。
 二人して本人を担ぎ出そうとして、抱き上げると、「う~~ん、兄貴、分かんなくなっちゃった。抱かれているのは確かに俺なんだが、抱いている俺はいったい誰なんだろう」。


ベタだけど(っていうか、ここからいろいろ派生したからベタになった)、いい話(噺)だと思いません?
きっとこの後、行き倒れになった人と弟分の熊は別人であるとわかるんでしょうね、いくらなんでも。
でもこの二人なら、行き倒れになったこの誰かのことを、手厚く葬ってあげるんだろうなあ、と想像されます。
そしてどういう葬儀にするかでまた一騒動──。
こうして『らくだ』が誕生した、なんてことだったりしたらと想像を広げるのも楽しいです。


『らくだ』

 らくだとあだ名されている乱暴者のところに、同じぐらい乱暴者の兄弟分が尋ねてくる。らくだは前夜フグに当たって死んでいた。
 そこに屑屋が通りかかったので、葬いを出すの費用を得るために家財道具を買い取れという。だけど買い取る物は何もないので 屑屋は「心持ちだけ」とお金を置いて帰ろうとするが、兄弟分はついでに町内の月番のところに行って香典を集めるように言えと言う。屑屋は商売道具の天秤を取りあげられたのでしぶしぶ月番のところに行く。

 月番は「乱暴者のらくだが死んだのだから、めでたい赤飯でも炊くつもりで香典を出してくれと頼んで集めてやろう」と言って香典をくれる。

 今度は家主のところに行って酒の三升と煮しめを貰って来い、もしくれないと言われたら「身寄りのないらくだの死骸のやり場に困っている。かつぎ込んでカンカンノウを踊らせる」と言えと脅される。この言葉を家主にそのまま伝えると、家主は「家賃を何年も入れないくせに、酒なんかとんでもない出せるか・・・・・・」

 屑屋は兄弟分に家主の言葉をそのまま伝えると、兄弟分は怒り屑屋に死骸を背負わせて家主の所に乗り込む。そして屑屋にカンカンノウを唄わせる。驚いた家主は酒と肴を持って行くと約束する。次に八百屋で早桶(棺桶)代わりに四斗樽を家主を脅した同じ方法で借りる。香典や酒肴が届いたので急いで帰ろうとしている屑屋に、兄弟分は酒を飲ませる。

 屑屋はだんだん酒が廻って酔っぱらって酒癖の悪い屑屋は粗暴なり 今度はらくだの兄弟分に逆に脅かす。兄弟分は閉口する。

 らくだを四斗樽に詰めて焼き場へ2人で担いで行くが、途中でつまずいた拍子で樽の底が抜ける。2人は酔っぱらっていてそれも知らずに焼き場まで行く、らくだがいない事を気付きあわてて拾いに戻る。

 丁度道端に酔っぱらいが寝ていたので、らくだと勘違いして桶に詰め込んで焼き場に行く。桶の中の男が目をさまして、
「ここはどこだ?」
「火屋(ひや)だ」
「ヒヤでもいいから もう一杯」



「粗忽者」の例として、こんな人たちが紹介されていました。

 あわて者の人が早く帰ってきたが、何で早く帰って来たか忘れてしまった。思い出そうとしたが思い出せないので、まず風呂に入ってゆっくり考えたが、だめだった。仕方がないので一杯やっていたが思い出せない。ご飯を食べても思い出せない。いっぷく付けてもやはり思い出せないので、布団に潜り込んでしまった。「あ!そうだ、今日は早く寝るんだった」。

 ご主人が「定、ちょっと行ってきてほしんだが」と言うが早く、用件も聞かず表へ飛び出して行った。間もなく帰ってきたので様子を聞くと「何も変わった事はなかったですよ」。
「頼みたい事があった。郵便局に行って欲しかったんだよ」、「それでしたら、今、行った都合があったのに」。

 隣で「かかぁ、出ていけ」と言うのが聞こえたので、仲裁に出掛けた。しかし、独り者だから夫婦喧嘩は出来ない。「かかぁ、と言ったのは赤犬が馬糞をしたので追い払うのに『アカ、出ていけ!』と言った」。「その赤犬から熊の胃が取れたのに残念だ」、「鹿と間違えるな」。──もう、わけがわかりません。


人間、粗忽者でいるくらいが丁度いいんじゃないでしょうかね。


おわり

2010年10月30日土曜日

ん? だって無縁社会にしたかったんでしょ?

昨夜遅く、やることをやってからふとテレビをつけると、NHKスペシャルの再放送をやっていた。

2010年10月30日(土)  午前1時15分~2時13分 (29日深夜)総合
無縁社会 ~“無縁死”3万2千人の衝撃~
初回放送 2010年01月31日(日)

2010年10月30日(土)  午前2時15分~3時04分 (29日深夜)総合
消えた高齢者“無縁社会”の闇
初回放送 2010年9月5日(日)

核家族化を進め、地方を干上がらせて都市を肥やし、家族の役割を否定し、家制度を解体し、勤め人が有利な福祉制度にした上で、長寿社会を作ったら、当然のこととして勤めを失った高齢者はぽつんと一人っきりになる。
これは別に、結婚していようがいまいが、子供が何人いようがいまいが、資産があろうがなかろうがに関わりなく、「個人」が一番という社会の当然の帰結なのだ。だって「個人」なんだから。

生物学の面から言えば、「個」で生存できなくなった個体は死ぬのが自然なのだ。
群(むれ)で生きているように見える種であっても、それは「個」で生きられてこその「群」なのだ。海を渡る白鳥は、弱った仲間を背負ったりしないし、イワシもアジも傷ついた仲間を守ったりしない。弱れば群から落ちこぼれるだけなのだ。これが「本来の自然」なのだ。

番組の中である男性が、「近所の人は困ってることがあったら何でも言ってねっていうけど、お金の相談まではのってくれない。でも困ってるのはお金のことなんだ」というような内容のことを話していた。
しかしこの男性は気づいていない。なぜこの男性が、年金の不正受給(父親の死を隠していた)で逮捕されるような事態になったのか、を。
番組から私が理解したところでは、実はこの亡くなった父親に年金収入があったこと、このことが彼の周囲にこんな状況を作り上げてしまった根本原因であるように、私には思えた。
番組ではまるで、年金詐取が明らかになったことで表面化した「無縁社会の一端」が問題であるかのごとく報じていたが、実際の問題はそのはるか昔、多額の医療費がかさんだという母親の闘病にこそあったのではないだろうか。
母親はその後死亡、ひとりいた妹も直後に病死したのだという。そして父親が事故で歩行困難となり、また痴呆の症状も見せ始めた。こんな状況になったら、他に家族が何人いたとしても、生活はそうとう制限される。まして彼はひとりきり。日々、生きるだけで精一杯で、それ以上はどうすることもできなかっただろう。

「個人優先の社会」「核家族社会」の価値判断に拠(よ)れば、重病になった母親は病院に押しつけてしまうのが正解だった。病死した妹のことは忘れ、介護の必要になった父親も切り離してしまう、それが正解だったのだ。
まさに家族との縁さえ切ってしまう社会、これが「脱家族社会」とも呼ばれる、蓮舫氏や上野千寿子氏の信奉する「家族否定主義」「個人至上主義」による未来の社会だ。
でもちょっと待って欲しい。
これって……まさにこれって「無縁社会」そのものなんじゃなの?

家族がいて、職業があって、収入があっても、問題の根本は解決しない。
なぜならそれらは、あくまでも周辺状況、間接条件に過ぎないからだ。
年間の自殺者3万人超をどう見るか。
陰湿ないじめるよる若年層の自殺、集団リンチによる殺人。
あるいは迷惑110番。あるいは不法投棄。あるいはオレオレ詐欺にリフォーム詐欺。

これらはみな、日本村と呼ばれ欧米と比較された日本人のプライバシー観、封建的とバッシングされた日本の家族の在り方、無個性な集団主義と否定された日本の企業文化、などが崩壊した証としての「個人社会」の萌芽(ほうが)だろうと私は確信している。

迷惑110番で、どんな影響が周囲・社会に及んでも「私」には関係ない。
「私」にとって唯一重要なことは、「私」という「個人」に関わる「私の問題」「私の不満」を解決することだけだから。

113歳の女性の消息が家族でもわからない、という事例がこの番組の象徴として紹介されていた。
79歳になるという娘が、番組の取材を受けていた。
なるほど、と思うところもなきにしもあらずではあった。
けどちょっと待った。
113歳のお母さんって人は、番組で演出されていたみたいに、本当に不幸なのかなあ?
面倒な負担(家族)から解放されて、それこそ自分の人生を納得して過ごしている可能性だってないわけじゃないじゃないか。

自分の家でカップ麺すすって、それの何がいかんというのだNHK。
あの長嶋茂雄さんだって、田園調布の大きな家で倒れて、同じ屋根の下に奥さんすぐ近所に長男家族がいたにもかかわらず、運転手さんに発見されるまでそのままだったんだよ。派手でにぎやかそうに見えていたって、実際の人生では幸せかどうかはわからない(長島さんがそうだって意味じゃないよ。隣の芝は青く見えるものだってこと)。

ちなみに、私が理想とする最後は行き倒れです。
落語の『粗忽長屋』に出てくる行き倒れみたいに、死んだ後おもちゃにされるくらいの死に様がいいと思ってます。
あんまり深刻なのはいただけません。
アイスマンみたいなのがいいですね。
5000年くらいあとになって、腹の中をさぐられて、「当時のアジア人は、偶蹄目(ぐうていもく)系の哺乳類を補食していたらしい」とか分析されちゃったりする。実際は牛丼食べただけなんだけど、そういう記録が一切消滅してしまった未来では、牛丼なんて食べ物を想像することができないのだ!

それにしたってさあ、これからますます寒く、暗くなるっていうこの時期に、無縁社会だとかネットカフェ難民だとか派遣テント村だとかっていう特番を毎年毎年シリーズで放送するNHKってのは、ホント、嫌な性格してるよなあ、と思う今日この頃なのであった。

【アイスマン】
アイスマンは、アルプスにあるイタリア・オーストリア国境のエッツィ谷(海抜3210メートル)の氷河で1991年に見つかった、約5300年前の男性のミイラの愛称。作りかけの弓矢や、精錬された銅製の斧を所持していた。遺体や遺骨の周辺や体内で見つかった生物の分析は、先史時代の人々の食生活や習慣に関する研究に新たな側面を追加しているが、アイスマンの場合、この研究は特に有益だった。考古学者たちはこれまでに、アイスマンの腸にいた腸内寄生虫と、虫下しに使用していたと見られる、樹皮に生えるキノコを確認している。

少年団大会中央大会組み合わせ

第39回埼玉県サッカー少年団大会
中央大会組み合わせ表

4桁の数字は試合開始予定時刻 例1000=午前10時

2010年 平成22年 

1回戦 11月7日(日)
会場 熊谷スポーツ文化公園

2回戦・準々決勝戦 11月13日(土)
会場 埼玉スタジアム

準決勝・決勝戦 11月21日(日)
会場 埼玉スタジアム

------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園 
東第1多目的広場
東a1 A1000 1草加東(東) × 2鳩ヶ谷(南)
東a2 A1100 3富士見サイタマジュニア(西) × 4江南南(北)
東a3 A1200 5新座片山(南) × 6川越ヤンガース(西)
東a4 A1300 7越谷大袋(東) × 8川越福原(西)

2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム 第2・第3グランド
東1 第2 0930 東a1の勝者 × 東a2の勝者
東2 第3 0930 東a3の勝者 × 東a4の勝者

準々決勝 
11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
東1の勝者 × 東2の勝者

------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
東第1多目的広場
東b1 B1000 9浦和三室(南) × 10秩父南(北)
東b2 B1100 11春日部栄町(東) × 12レアル狭山(西)
東b3 B1200 13行田泉(東) × 14ユベントス(南)
東b4 B1300 15上福岡少年少女(西) × 16川口戸塚(南)

2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
東3 第2 1030 東b1の勝者 × 東b2の勝者
東4 第3 1030 東b3の勝者 × 東b4の勝者

準々決勝 
11/13(土) 埼玉スタジアム第3グランド
1330 東3の勝者 × 東4の勝者

------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西c1 C1000 17熊谷西(北) × 18越谷サンシン(東)
西c2 C1100 19FC鶴ヶ島(西) × 20大宮日進(南)
西c3 C1200 21FC和光(南) × 22所沢北野(西)
西c4 C1300 23越谷FC(東) × 24さいたま市栄和(南)

2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
西1 第2 1130 西c1の勝者 × 西c2の勝者
西2 第3 1130 西c3の勝者 × 西c4の勝者

準々決勝 
11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
1430 西1の勝者 × 西2の勝者

------------------------
1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園
西第1多目的広場
西d1 D1000 25寄居(北) × 26大宮FC七里(南)
西d2 D1100 27中央キャッスルズ(東) × 28飯能ブルーダー(西)
西d3 D1200 29上尾朝日(南) × 30春日部豊春(東)
西d4 D1300 31浦和駒場(南) × 32坂戸千代田(西)

2回戦
11/13(土) 埼玉スタジアム第2・第3グランド
西3 第2 1230 西d1の勝者 × 西d2の勝者
西4 第3 1230 西d3の勝者 × 西d4の勝者

準々決勝 
11/13(土) 埼玉スタジアム第3グランド
1430 西3の勝者 × 西4の勝者

------------------------
準決勝 11/21(日)
埼玉スタジアム 第2・第3グランド
第2 0930 東ブロック
第3 0930 西ブロック

決勝 11/21(日)
埼玉スタジアム 第2グランド
1300 キックオフ

------------------------
【注目カード】
◎1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園 

東第1多目的広場
東a2 A1100 3サイタマジュニア(西) × 4江南南(北)

こりゃあ江南南はまだお参りしてないな。
サイタマジュニアが何かを起こすような予感が…

○1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園

西第1多目的広場
西d3 D1200 29上尾朝日(南) × 30豊春(東)

上尾朝日が自分たちのサッカーをつらぬけるか見てみたい。
相手となる豊春も乱暴なサッカーをするチームではないので、好ゲームが期待できる。

○1回戦 11/7(日)熊谷スポーツ公園

西第1多目的広場
西c2 C1100 19FC鶴ヶ島(西) × 20大宮日進(南)

FC鶴ヶ島のサッカーが楽しみなので。

◎準々決勝 

11/13(土) 埼玉スタジアム第2グランド
東1の勝者 × 東2の勝者
このブロックの勝ち上がりがどこになるのかは見逃せない。

2010年10月29日金曜日

4種リーグ各地区代表 ─10/28時点─

平成22年度 2010年 第4回埼玉県第4種リーグ戦
県中央大会出場チーム(28/49チーム)
10月28日時点

南部代表(9/15)

上尾大石
伊奈小針
上尾東
大和田
アビリスタ
新座片山
三原
FC宗岡
たけしの

東部代表(6/11)

レジスタ
サンシン
草加Jr.
ホワイトシャーク
行田泉
クレッシェンド

北部代表(6/8)

秩父南
児玉
チベッタ
上柴西
江南南
大里

西部代表(7/15)

ペレーニャ
サイタマジュニア
サザンキッカーズ
北坂戸
高倉イレブン
山口サントス
狭山台キッカーズ

4種リーグ─10/28─南部北

4種リーグ─10/28─南部北

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(北足立北部)地区



Aブロック



1_ローズ_________32_2

2_ユベントス_____________30_1

3_原市___________________19_2

4_北本キッカーズ____18_1

5_ラホージャ__________18_2

6_桶川__________________14_1

7_西上尾キッカーズ_13_0

8_松南____________________1_1




Bブロック 上尾大石代表決定



1_大石_____________35_0

2_鴻巣FC_________32_0

3_石戸_____________24_0

4_伊奈_____________18_2

5_鴻巣ジュニア_15_0

6_ドルフィンズ___14_0

7_双葉台_________11_1

8_加納______________3_2




Cブロック 伊奈小針代表決定



1_小針____________________35_0

2_NEO_____________________32_0

3_富士見__________________26_1

4_大芦_____________________17_0

5_MJキッカーズ_________15_1

6_尾山台ファイターズ_13_0

7_下忍______________________9_1

8_北本少年________________3_1




Dブロック 上尾東代表決定



1_上尾東____________33_0

2_朝日_______________28_1

3_尾山台イレブン_25_0

4_北本東____________10_2

5_田間宮____________10_1

6_川里_________________5_1

7_上尾SC_____________2_1

4種リーグ─10/28─南部さ

4種リーグ─10/28─南部さ

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(さいたま市)地区



Aブロック 大和田代表決定



1_大和田_30_1

2_西浦和_23_1

3_クーミ___21_1

4_大久保_20_0

4_芝原____20_3

6_三橋____17_0

7_河合_____8_1

8_大谷場_7_1




Bブロック



1_尾間木______37_1

1_ネオス______37_1

3_辻___________28_0

4_仲町________20_0

5_沼影________14_0

6_岩槻少年_10_1

7_八幡_________5_0

7_烏天狗_____2_1




Cブロック



1_はくつる______________36_4

2_アルディージャJr._33_4

3_早起き_______________24_5

4_ジャクパ_____________21_6

5_中島_________________11_4

6_日進_________________10_6

7_新開__________________8_2

8_浦和別所___________7_6

9_ヴィオレータ________2_3

4種リーグ─10/28─南部南

4種リーグ─10/28─南部南

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(北足立南部)地区



Aブロック 更新なし



1_和光イレブン__35_1

2_戸塚_____________34_2

3_川口朝日_______20_3

4_アルコイリス___16_2

5_ウインベックス_15_2

6_柏葉______________11_1

7_ジップ_____________9_2

8_ファカルティ______1_1




Bブロック



1_東川口_______25_4

2_プログレッソ_20_4

3_やまと________19_2

4_青南__________18_2

5_喜沢__________15_2

6_戸田南_______11_4

7_朝志ヶ丘____10_4

8_青木中央____5_2




Cブロック アビリスタ代表決定



1_アビリスタ____________42_0

2_レッツアサカ_________27_0

3_柳崎___________________27_0

4_スカイファイターズ_19_2

5_飯塚__________________14_2

6_西堀キッカーズ______9_2

7_鳩南____________________7_3

8_新座第四_____________1_1




Dブロック 新座片山代表決定



1_新座片山____________36_2

2_わらび錦_____________23_3

3_上青木_______________19_2

4_レッツドラゴン______18_0

5_鳩ヶ谷キッカーズ_17_0

5_タルタルーガ______17_1

7_前川ドッグス______10_1

8_MSC__________________0_3




Eブロック 三原代表決定



1_三原________________38_0

2_陣屋キッカーズ_23_1

3_アズマ____________22_0

3_フェスタ___________22_3

5_北スポ____________23_2

6_NIIZO_____________10_0

7_神根FC___________6_0

8_KOBATO_________1_2




Fブロック



1_安行東___________31_3

2_蕨北町___________29_1

3_戸田FC__________21_1

4_東スポ___________20_3

5_ストロング_______19_1

6_セレザ_____________9_1

7_栄___________________8_1

8_和光キッカーズ_3_1




Gブロック FC宗岡代表決定



1_FC宗岡______33_1

2_上青木南___21_1

3_戸田二______21_2

4_川口ミナミ_14_3

5_FC東85____10_2

6_コスモス_____4_1

7_新倉81______3_2




Hブロック たけしの代表決定



1_たけしの_33_0

2_エース___28_0

3_いずみ___15_2

3_クラッキ_15_2

5_戸田一___9_2

6_川口______6_2

7_新郷______5_0

4種リーグ─10/28─北部全

4種リーグ─10/28─北部全

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



北部地区



Aブロック 秩父南代表決定



1_秩父南__39_0

2___皆野________27___0

3__横瀬_________27__0

4__秩父影森___23__0

5__吉田_________22__0

6__長瀞_________11__0

7__秩父西_______4__0

8__花の木_______3__0




Bブロック 更新なし



1__かみたの____36__2

2__秩父第一___26__2

3__原谷_________18__2

4__尾田蒔_____17__2

5__小鹿野_____16__2

6__高篠________12__2

6__秩父大田__12__2

8__久那__________0__2




Cブロック 終了 児玉代表決定



1__児玉_______________34__0

2__美里______________27__0

3__ホッパーズ_____26__0

4__神川パルフェ__15__0

4__本庄西__________15__0

6__ロングイースト__6__0

7__北泉______________0__0




Dブロック チベッタ代表決定



1__チベッタ_____30__0

2__グラウクス__26__0

3__すみれ______22__0

4__本庄南______17__1

5__フェゾンツ__10__0

6__上里北_______6__1

6__本庄旭_______6__2




Eブロック 上柴西代表決定



1_上柴西____33__3

2_HFC________19__3

3_パパイヤ____19__3

4_上柴東____18__3

5_岡部本郷_12__3

6_深谷西____10__3

7_深谷_________8__3

8_豊里_________4__3




Fブロック



1_寄居2001_________39__0

2_チベッタ花園_____39__0

3_桜ヶ丘_____________25__1

4_藤沢________________21__0

5_常盤_______________14__2

6_川本_________________9__2

7_セレブロ____________3__1

7_男衾(おぶすま)_6__0




Gブロック 江南南代表決定



1__江南南______________36__0

2__石原_________________25__0

3__長井________________20__0

4__江南キッカーズ__19__0

5__熊谷さくら_________12__0

6__熊谷__________________6__0

7__大幡__________________4__0




Hブロック 終了 PK戦により大里代表決定



1__熊谷西____29__0

2__大里_______29__0

3__熊谷東___25__0

4__籠原______16__0

5__熊谷南___12__0

6__妻沼______11__0

7__吉岡_______0__0

4種リーグ─10/28─東部南

4種リーグ─10/28─東部南

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(南)地区



Aブロック レジスタ代表決定



1__八潮レジスタ__39__1

2__越谷FCJr._____22__5

3__セリエタ________16__2

3__ミトス吉川_____16__2

5__越谷松原______14__2

6__越谷楼南______13__4

7__越谷ウィン______9__3

8__草加高砂_______2__0




Bブロック サンシン代表決定



1_越谷サンシン_39_1

2_越谷PC________30_0

3_西町___________23_1

4_カーニョ________22_1

5_蒲生東________21_0

6_大沢北_________7_2

7_稲荷____________4_2

8_清門____________0_3




Cブロック 草加Jr.代表決定



1__草加Jr.FC______38__0

2__大袋______________34__1

3__南郷______________24__0

4__吉川武蔵野____21__0

5__長栄_____________13__1

6__彦成_____________13__0

7__瀬崎______________7__1

8__越谷シリウス__1__3




Dブロック シャーク代表決定



1__ホワイトシャーク__33__2

2__越谷宮本__________25__2

3__草加東_____________23__2

4__草加遊馬_________16__6

5__越谷メニーノ______14__2

6__草加新田__________13__3

7__草加住吉____________6__2

8__アルファ_____________0__3




Eブロック



1_立花________26_4

2_リバティ____19_5

3_越谷南_____18_5

4_花栗________15_6

5_松伏FC____14_6

6_八潮メッツ_12_4

7_桜井__________3_5

8_ひまわり_____1_3

4種リーグ─10/28─東部中

4種リーグ─10/28─東部中

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(中)地区



Aブロック



1_幸松____________________________24_3

2_宮代東_________________________18_4

3_栄町____________________________16_2

4_バンビーノ_____________________12_3

5_白岡南_________________________10_6

6_豊春ジャガーズ_______________4_2

7_菁莪(せいが?)キッカーズ_2_4




Bブロック



1_ジョイフル_____24_2

2_谷中___________19_4

2_ACE___________19_4

4_大増___________13_2

5_豊野F________ 12_2

6_ジュベニール_7_2

7_笠原___________ 3_1




Cブロック



1_粕壁___________23_2

2_フレッズ_______21_3

3_豊春___________20_2

4_武里__________16_4

5_白岡__________12_3

6_上沖____________1_2

6_ベルウェーブ_1_2

4種リーグ─10/28─東部北

4種リーグ─10/28─東部北

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(北)地区



Aブロック 更新なし



1_杉戸いずみ______25_5

2_久喜キッカーズ_22_3

3_羽生BOYS_______21_4

4_大桑_______________17_2

5_杉戸倉松________14_2

6_杉戸________________8_3

7_清久_______________7_4

8_菖蒲森下________2_5




Bブロック 行田泉代表決定



1_行田泉_____________35_1

2_行田西_____________26_1

3_行田サウス_______21_3

4_あけぼの__________17_3

5_行田イーグルス_16_4

6_砂原_______________14_1

7_幸手さくら_________4_2

8_江面ファースト___0_3




Cブロック クレッシェンド代表決定



1_クレッシェンド___32_1

2_行田星河_______26_0

3_上高野___________24_2

4_行田ペガサス_21_1

5_久喜東__________20_1

6_ゼウシス_______14_0

7_桜田______________5_1

8_菖蒲Jr.__________3_0

4種リーグ─10/28─西部北

4種リーグ─10/28─西部北

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



西部(東松山比企)地区



Aブロック 更新なし



1__嵐山町___________33__2

2__松山______________30__2

3__新明______________25__2

4__東松山南_______19__2

5__市の川__________12__2

6__玉川・都幾川__10__2

7__中山_______________7__2

8__亀井_______________2__2




Bブロック ペレーニャ代表決定



1_ペレーニア__33_2

2_小川__________25_1

3_なめがわ____23_1

4_みどりが丘_20_1

5_新宿_________17_3

5_大岡松二__17_2

7_トウイチ______7_3

8_伊草__________0_1

4種リーグ─10/28─西部中

4種リーグ─10/28─西部中

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月28日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



西部(川越入間北)地区



Aブロック



1_川越福原____________30_2

2_旭_____________________24_2

3_川越ヤンガース__24_2

4_バッハロー________10_2

5_パイレーツ__________9_2

6_浅羽野______________4_2

7_ブルーウィングス_3_2




Bブロック 更新なし



1__ひまわり___26__2

2__大井________25__0

3__1FC川越___24__2

4__霞ヶ関_____16__1

5__越生_______10 1

6__片柳________7__2

7__栄___________2__0




Cブロック サイタマ代表決定



1__サイタマジュニア__30__2

2__ストロングス________17__1

3__高階__________________15__3

3__鶴ヶ島西____________14__1

5__にっさい_____________12__2

6__サンダース_________11__3

7__川鶴___________________3__1




Dブロック 更新なし



1__勝瀬ふじみ野__26__2

2__長鶴______________22__2

3__ライオンズ______21___2

4__三芳______________16__2

5__岡田_____________10__2

6__ファースト________7__2

7__坂戸FC__________0__2




Eブロック サザン代表決定



1_サザンキッカーズ_28_2

2_藤久保______________21_2

3_三芳野_____________17_2

4_パンサー___________16_2

5_キック_______________14_2

6_みずほ台___________4_2

7_NU広谷______________0_2




Fブロック



1_FC鶴ヶ島_____28_2

2_上福岡少年_23_2

3_千代田_______19_2

4_霞_____________16_2

5_笠幡___________9_2

6_富士見SC___7_2

7_スパークス__0_2




Gブロック 終了 北坂戸代表決定



1__北坂戸_________________34__0

2__金山____________________28__0

3__芳野____________________18__0

4__イーグルファイター__17__0

5__バルセイロ____________14__0

6__ミドル____________________4__0

6__武蔵野__________________4__0

4種リーグ─10/28─西部南

4種リーグ─10/28─西部南
平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過
10月28日更新なし

順位_チーム名_勝ち点_残り試合数

西部(所沢入間南)地区

Aブロック 高倉代表決定

1_高倉イレブン_34_0
2_カンテラ_21_2
3_狭山台イレブン_20_3
4_上新井_19_1
5_柳瀬レッドローズ_17_2
6_北秋津すばる_10_2
7_加治_5_2
7_三ヶ島_5_2


Bブロック 

1 清進 30 2
2 安松 29 2
3 狭山台グリーン 24 2
4 チャレンジ 23 2
5 若松キッカーズ 12 2
6 加治東 6 2
6 藤沢レッヅ 6 2
8 金子 3 2


Cブロック 

1 プレジール入間 25 5
2 北野 17 5
2 飯能ジュニア 17 5
4 狭山アゼィリア 15 5
5 若狭 11 5
6 所沢マッシュ 8 5
7 宮前 6 5
8 柏原 1 5


Dブロック サントス代表決定

1 山口サントス 27 2
2 藤沢東 20 2
3 富士見FC 19 2
3 レアル狭山 19 2
5 小手指 10 2
6 西富 3 2
7 美杉台 2 2


Eブロック 狭山台代表決定

1 狭山台キッカーズ 30 2
2 武蔵野イレブン 18 2
3 入間ジュニア 16 2
4 西武ウィングス 13 2
5 林 12 2
6 アスルアーザ 7 2
7 美原 4 2


Fブロック 

1 飯能ブルーダー 27 2
2 扇 22 2
3 富岡 16 2
4 所沢 12 2
5 狭山水冨 8 3
5 ムサシ 8 2
7 南ファイターズ 5 3

2010年10月28日木曜日

選手図鑑 ─ジョー・ハート─最速のGK

2006 マンC × マンU
マンCの1点負け状態での後半ロスタイム。

マンCのGkはJoe Hart(ジョー・ハート)。

1987年4月19日生まれの今年23歳だから、映像の当時はなんと19歳!
196センチ、91キロ。

今週末のアーセナル戦では、ほぼ90分間を10人で戦う(開始4分でセンターバックが一発退場)も0-3で敗戦。

こんだけでかくて、こんなに足の速い素材にゴールキーパーをやらせるイギリスの育成スカウトの眼力はすごい。
日本だったら、当たり前みたいにフィールドプレーヤーとして、トレセンやらJ下部やらに選抜されてそう。

Fastest goalkeeper in the history(1:15)

2010年10月27日水曜日

サッカーの魅力はタックルにあり。

コンタクトスポーツであるサッカー(フットボール)の根元的な魅力はタックルにあると、私は確信している。
足技の妙技だとか、パスワークだとか、ゴール前の攻防だとか、そういうことは全て、正々堂々とした、迫力のある、勇気に満ちた、タックルがあってこその、二次的・副次的な「盛り上げ要素」に過ぎないと思うのだ。















防具なしだから、ここ(下の写真)までは求めないにしても、スタジアムが興奮するのはこういう“闘う”姿勢なのだ。

かわいいリスがマークになってるアルディージャは、永遠にスタジアムを興奮させることはできない。
いつまで経っても、お子様ランチのレストラン。ファミリーレストラン。中央デパート屋上の観覧車の興奮。その程度だ。
「アルディージャの良いところは、家族みんなで応援できるところ」
はあ? 違うわドあほ。
家族が歯を食いしばって、喉を枯らせて、こぶしを握りしめてこそ、次の試合もスタジアムに足を運ぶんだ。
お子様ランチを毎週食べたいか?
屋上の観覧車に、毎週乗りたいか?
スタジアムを満員にするのは、怒りであり、使命感であり、絶頂感と絶望なんだよ。
お解りか、アルディージャの経営陣ども。







以下のタックルには負けない迫力を、小学生といえども男であるなら見せて欲しい。
「キャー(ハート)」とか「がんばれー(LOVE)」とか言ってる、チンコのないゴムウエストママさん連中に悲鳴を上げさせるくらいに闘ってこその、サッカーの楽しさだと、私は確信している。
サッカーは「お上手ねー」と褒められて喜んでるような競技じゃない。
サッカーとは言葉通りに「強い」「弱い」で語られる競技なのだ。





心を揺り動かされるのは、技巧じゃなくて気迫なんだ。
だから私は少年サッカーを愛している。
少年サッカーの試合には「気迫」がある。特に春先の試合には(夏過ぎのゲームは気迫が薄れていて正直がっかり気味だ)。
今の小学生は、UFOや幽霊を信じているのだろうか?
ラグビーやアメフト、そしてサッカーが盛んで、強い国は、本気で「神」とか「天国」とか、「未知の世界」というものを信じている文化圏だ。その延長線上に、「夢」だとか「可能性」というものへの信念も存在している。
UFOを信じない人間は、夢を信じることはできないのだ。
言葉として「信じる」と口にしてはいても、疑いようもない信念として「信じる」ことはできない。
タックルもそうだ。
「ケガをするかもしれない」とか「痛いかも」なんて思ったら、突っ込んで行くことはできない。
ルールやモラルを無視して、相手にケガをさせるとわかっててやるタックルなんてのは論外だ。そういう奴には天罰が下ればいい。柔道着に柔軟剤を染み込ませて「ヌルヌル」させたクズとか、モールやラック内で倒れてる選手のひざを踏みつけたり、顔面をひじ打ちをした大八木とかは、それこそ未知の寄生虫に全身を食われて腐って消滅して欲しい、なんて思ったりはボクはしないですけど、たまたま偶然そんなことになったらいいなあ(ハート)。

きっちりしたタックルや、かっちりしたブロックを、教えることもとても大事だと、私は思うのです。男として。

少年団大会─県大会熊谷会場の風対策─

気象庁のデータを見ると、11月の前半までは、そう寒くないみたいだ。

晴れていれば、最高気温20℃前後、最低気温13℃前後。
曇っていれば、最高気温13℃前後、最低気温8℃前後。

(註)日本気象協会「tenki.jp」を参考にした私見です。


しかし忘れてはならないことがある。それは──風。

赤城おろしとも呼ばれる、強い強い北風だ。

風のせいで実力が発揮できないなんてことになったら、選手たちはもちろんのこと、観戦に行くであろう俺もがっかりしょぼーんになる。

関係者各位には、防寒と風対策だけは、後悔のない準備をしておいて欲しい。

防寒については、当日の服装とホッカイロでいいと思うのだが、問題は風の方だ。こればっかりは、当日に対策というわけにもいかない。前もっての練習がカギになる。

要するに風への対策とはなんぞやと聞かれれば、それは「空中でのイレギュラー」対策だと俺は答える。
コンディションの悪いグラウンドで、転がるボールがイレギュラーするように、コンディションの悪い空中でもボールはイレギュラーするのだ。

対応策は、どちらも同じ考え方でいい。

ではどうするかといえば、

ボールを受ける時は、

(1)ボールのコース上に体の正面を入れること。
(2)いつもよりひざを曲げて、とっさの可動範囲を広げること。
(3)ボールへも、仲間へも、相手へも、「いつ突然変化するかもしれない」と用心しておくこと。

ボールを蹴る時は、

(4)グラウンダーを蹴るときは、ボールに順回転をかけること。
(5)浮かすボールには、意図的にカーブをかけるつもりで。
(6)シュートは風に乗せるように。

(1)(2)(3)のための良い練習方法として俺が紹介したいのは、4人一組になっての胸トラップ練習だ。
・2人ずつ組んで、10~20メートル程度離れて向かい合う。
こんな感じで(iは人、矢印は向き)     

 i→i→_______。←i←i


・一方が、向かい合っている相手に向かって、手を使ってロビングボールを蹴る。
・蹴られた瞬間に、ボールを受ける側の前に並んでいる方が、後ろにいる奴のまわりをぐるりと一周する。
・回ってから、飛んできたロビングボールを胸トラップ。
・トラップしたボールを、後ろの奴、つまり今ぐるりと回ったポスト役の奴、にパスする。ソールを使った転がしパスじゃなくて、ちゃんとゴロを蹴ること。
・ボールを受けた奴が今度は前に出て、さっきロビングボールを蹴った側、つまり向かい側の連中、に蹴る。

これを繰り返す。
距離を伸ばしたり、ボールの質を変えたりして、状況に変化をつけるも良し。
胸トラは、コースの正面に入る練習。
ぐるりと回るのは、擬似的なとっさの動きの練習。
後ろの奴へ渡すパスをちゃんと蹴らせるのは、胸トラからのターンの練習。
ロビングボールを蹴るときは(6)の練習も意識して、ボールの軌道が描く「弧(こ)」をイメージさせる。


(4)については、その理由を説明してあげること。
グラウンダーでふつうに蹴ると、無回転か逆回転でボールは進み始めて、ある地点で地面の抵抗の影響に負け、回転の向きが変わって順回転となる。この順回転になる直前の一瞬回転が変化するときに、風の影響を受けやすい。強風のときに、パスしたボールの勢いが急になくなったりするのはこういう理由から。また、逆回転や無回転というのは、もともと風の影響を受けやすいということもある。
風の影響を受けないで、仲間までピシッとパスを届かせるためには、蹴った瞬間から順回転(ボールの進む方向へ、上から下へグルグルする回転。でんぐり返り回転。下り坂を転がるような回転)のボールじゃなきゃだめ。
ボールのどこを、どういう風に蹴ればいいのかを、各自に練習させる。これはひとりでも壁相手にできる。

(5)については、風の強い日に浮き球はどうせまっすぐには飛ばないんだっていう前提でパスイメージを組み立てるんだ、という意識付けをしてあげる。
風の強い日に、風下から風上に向かって、「いつも通りに」浮き球で縦にクリアしたら、ピンチがピンチを生んでしまう。これって、わかっているようで、実際試合になると、子供たちはやってしまいがち。どうしてかというと、そうじゃないクリアの練習をしてないから。
風の強い日用に、横に出すクリアの練習もしておく方がいい。
ゴールキックも、確実にサイドラインへ出す蹴り方(もちろん真横とかはナシ。確実にサイドに出せる最大限の飛距離を蹴る練習ということ)を、自信が持てるくらいに復習練習しておくべきだ。

クリアミス、トラップミス、飛距離予測ミス、ゴールキックミス、そういうミスで試合が決定してしまうようなことにはなって欲しくないが、往々にしてサッカーとはそういう類(たぐい)のことで勝敗の決まってしまうことが多いスポーツである(こういう競技は、他にはあまりない。1点の重要さに対して、ゴールが大きいということの影響だろう)。

では、試合当日がおだやかな天候であることを心より祈って。

2010年10月26日火曜日

夏より冬が良い理由 ─日本の場合─

日本で暮らす場合、夏よりも冬の方が断然優れている。



まず、蚊がいない。夏の蚊は絶滅して良い唯一の種だと思うが、いかがだろうか? 蚊がいることで、何か言い事ってあるの? 蚊が絶滅したら、生態系のバランスが崩れるとかあるのだろうか? 金鳥さんは困るだろうが、蚊は絶滅させるべきだ。



防犯の面から言えば、レイプや痴漢という性犯罪が、冬は段違いに少ない。そして殺人も減少する。寒いと頭も冷やされるから、「カッとなって」ってのが減るからだ(でも自殺は増えるけど。死ぬな! 死んだって良いことないって)。



そして何より、食べ物と酒がうまくなる。

私は熱々の湯豆腐にとろけるチーズ(室温にしておくのがコツ。冷蔵庫から出してすぐだと、豆腐の熱がうばわれるから)をのせて、とろっとしたとこに醤油たらっとして、はふはふ食べるのが好きなのだが、これは冬じゃないとおいしくない。寒ければ寒いほどうまい。焼き海苔やオカカ、バジル、オレガノ、味の素、そして意外なところでお砂糖なんかでも味に変化が付けられて、口の中の世界が広がる。シラス(じゃこ)やネギ、シソ、生姜、をかけても、もちろんいい。さらにこれはベテランのみに許される、紙一重の危険な道なのだが、ケチャップ+マヨネーズ+カラシのミックスをちょこんと乗せるというワザもある。お奨めはしないが、ダメって言われたらやってみたくなる「キャプテン・ジャック系」の男の中の男なら、やってみるべし。さすれば必ず後悔するであろう。いや、もとい、航海するであろう。

お酒はちびちびいってもうまいような種類がいい。つまり、ビール系やチューハイ系は合わないってことを言っている。

強いお酒を、ちびちびってのが合う。



あと、クリスマスとかお正月とか、そういうビッグイベントも目白押しなのが冬だ。

夏は、終戦記念日とか、原爆投下の黙祷とか、お線香の臭いとか、蚊取り線香の臭いとか、蚊とか、蚊とか、蚊とか、そういうのばっかりだ。

だいたい、何で毎年夏になると、戦争の記憶を強化されなきゃならんのだ?

しわくちゃのくせにやたら健康そうな(たぶん戦争遺族系の保険で、どんな医療も無料なんだ、きっと)爺ちゃんばあちゃんがでてきて、つらかった、大変だったって話を繰り返す。別に新しい話題もないんだから、再放送でいいじゃんって思うのだが、わざわざ毎年、新しく番組を作る。もしかしたら終戦番組利権でも存在するんじゃないかっていうくらいの工夫のなさだ。

戦争という事態にいたらないようにすることと、戦争の悲惨さを植え付けることは、真逆の効果だと思うんだけど、その辺のことはどうなってるんだろう。
日本が大東亜・太平洋戦争にはまっていったのだって、当時反対意見を封じ込めたその論拠は「恐怖であり、恐れ」なんだけどなあ。

その点、冬はいい。

切った張ったも忠臣蔵くらいしかないし。

キャンドル・ジュン、もとい、キャンドル・ライトとお線香じゃあ、ロマンチックさでキャンドル・ライトの圧勝でしょう。

キャンドル・ジュンとお線香だと、お線香の勝ちだけど。







途中だけど、今回はここまで。

続きは気が向いたら。

とにかく、寒くなってきたーーーーー!

空気が澄んできたーーーーーー!





そうそう、あと、なんとなくだけど、



太陽ってバカっぽくない?

で、

月は知的な感じ。



日が短くなって月が一層美しくなる冬は、やっぱ夏よりいい。




冬の薄暮の赤い月


おわり

強制起訴制度は三権分立外れで違憲っす

朝日新聞 
2010年 平成22年 10月26日(火)
オピニオン面  私の視点

強制起訴制度 三権分立外れ、違憲では

弁護士・元参議院法制局第3部長播磨益男(はりま ますお)  ←ハリマオじゃないよ(by あしたのジョー)



検察審査会の議決で強制起訴されることになった民主党の小沢一郎氏が、国に議決の取り消しなとを求める行政訴訟を起こすとともに、起訴に向けた手続きの停止も申し立てた。
ところが、申し立てを却下した東京地裁に続き、東京高裁も即時抗告を棄却した。
私は小沢氏側の主張とは別に、国家権力の行使にあたる強制起訴制度そのものが違憲の疑いが濃厚であると考える。

憲法は立法、司法、行政がそれぞれ独立した三権分立の仕組みをとり、国家権力の行使については三権の抑制と均衡を維持することにより、責任をもって国民の基本的人権の保障を図っている。

国が、罪を犯した疑いのある人の刑事責任を問うて起訴するのは、基本的人権の保障を踏まえても、なお百%有罪であると確信するからである。
起訴は国家権力である行政権の行使であり、感情に走らず、きわめて冷静に判断する必要があるのだ。

万一、起訴権限の乱用があれば、第一義的には検察官の責任が問われる。
無罪判決を受けた厚生労働省元局長のケースは、明らかになった大阪地検特捜部による証拠改ざん事件を踏まえれば、まさに検察官による起訴権限の乱用と考えるべきだろう。

憲法65条は「行政権は、内閣に属する」と規定し、同66条3項は「内閣は行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負う」としている。
起訴権限の乱用についても、最終的には内閣の行政権行使の責任が問われることになるのである。

ところが、国家機関である検察審査会は憲法上、内閣から完全に独立した行政委員会となっている。
同じ行政委員会の人事院は内閣の所轄下、国家公安委員会は内閣総理大臣の所轄下にあり、行政権行使について内閣が最終的に責任を負うが、検察審査会にこうした仕組みはまったく存在しない。
ゆえに検察審査会の強制起訴議決は、起訴権限の乱用があっても内閣が憲法上の行政責任を取り得ない、取りようのない行政無責任の法制度といえる。
三権分立の枠組みをはみ出し、違憲の疑いが濃厚だ。

小沢氏に対する強制起訴議決の要旨は、「国民は裁判所によって本当に無罪なのかそれとも有罪なのかを判断してもらう権利がある」としている。
嫌疑不十分で2度も不起訴とした検察官の行政権行使に対し、疑いのある人は百%有罪の確信がなくても裁かれるべきだとする論理だ。
強制起訴議決で被告とされた人の無罪が確定した場合に基本的人権はどうなるのか。
検察審査会(審査員)は責任を取るのだろうか。

議決を行政権(検察官)に対する勧告的性格にとどめ、法的拘束力がなかった改正前の規定に復元させるべきではないか。改正前の法制度でも、検察審査会の勧告的議決をもとに検察官が再捜査して起訴した例はいくつも存在するのだ。

以上

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検察審査会の抱える問題について、私の理解とほぼ同じ認識である。この播磨氏は、改正後の検察審査会は違憲であるので改正前の形に戻すべきだ、という主張だ。
私の考えは、検察審査会は廃止して、検察「官判断」審査会にすべきだ、という考えだ。つまり、事件そのものではなく、その事件について検察官が下した判断について、一般市民が、市民の立場に立脚して検証するのだ。

裁判員制度もそうだが、私にはどうしても、市民が市民を裁く、市民が市民から人権を奪う、という考え方に賛同できない。同時に、政府の「検察官適格審査会」や第三者機関「検察の在り方検討会議」を政治家が仕切るというのにも大反対だ。こういう審査検討こそ、市民の手でなされるべきである、と、私は確信している。



【おまけ】
同じ新聞の社会面に、こんな訂正記事が載っていた。


訂正
6日付「榊莫山さん死去」の記事で、榊さんが「京都大学文学部卒」としましたが、卒業の事実を確認できなかったため、この部分を削除します。


おそらく記者の思い込みによる誤報だと思うが、この訂正文からは経歴詐称の責任がまるで本人にあるかのようにも読み取れる。実に朝日新聞らしい、責任逃れ、読者に誤読させるよう誘導する文体、絶対に謝罪しない姿勢、死人に口なし、従わぬ弱者は弱者に非ず、好き嫌い=報道するしない、俺様最高、俺って最高じゃん! 悪いのは全部俺以外、つうか、俺様が朝日新聞だし、書いてやっただけで感謝しろ“愚国民ども”、っていう態度が見え見えの訂正記事。

ステキ、朝日新聞。

榊莫山氏サイドが京大卒と記載してくれと申し入れたのならともかく、そうじゃないのなら、記者の調査能力不足が間違いの原因であることをはっきり書いて、謝罪するような文体で訂正するべきだろ。
「榊さんが「京都大学文学部卒」としました」って、まるで榊氏自身が生前に「わては京都大学を出とりまんねんでおます」って喧伝してたみたいじゃん(そうなのかもしれんが)。

仮に榊氏側が「京大卒」にしてくれと言ってきたのだにしても、記事にしたのは朝日新聞の記者なんだから、責任はその記事にOKを出した編集長にあるんじゃないの? 内容についてクレームや問い合わせがあっても「記事にある通りです」としか答えないくせに、記事として書いてあることの責任についてもあいまいにするようなこの“やり口”は、ものすごく子供っぽい。
百歩譲って、今日から「あさひしんぶん」じゃなくて「あちゃひ~ちんぶん~」と改名するのなら、まあ許してあげなくもないけど。


では、これからもお仕事がんばってください。いろんな意味で(あ、もちろんこれ、いい意味じゃないです)。



2010年10月25日月曜日

アルディージャを考える。─スタジアム編─

アルディージャを考えるのであります。

大宮アルディージャとNACK5スタジアムのことを考えてみようかな、なんて思いながら適当なデータを探していたら、こんなブログにぶち当たったのであります。

12 World’s weirdest stadiums
44 Dec 9, 2009 sports, strange news,


シンガポールのこの競技場は有名でありますが、



カラカス@ベネズエラのスタジアム(3000人収容)には、驚かされましたです。





これらの画像が紹介されていたブログがどういうブログなのかというのは、次のページを見てもらえばわかると思うのです。
「This BLOG rules」

アルディージャだって、下の写真に比べれば、ずっとずっと良心的なのです。
http://smilepanic.com/photoshop-disasters


画像加工がいい加減過ぎであります。
観客を増やすのに、すぐ隣の画像をコピーしてるのであります。
だから同じおっちゃんが(4×3)人もいるのであります。


【オマケ】
このウクライナの競技場でプレーしてみたいのであります。

ジョークなのかと思ったのでありますが、ボール落下防止のフェンスが…。

以上 、報告終わりであります。

第39回埼玉県サッカー少年団大会 中央大会出場チーム

第39回埼玉県サッカー少年団大会
県大会出場32チーム(東西南北各地区代表決定チーム)


太字は個人的に注目しているチーム。


東部地区代表
8チーム

行田中央キャッスル
行田泉SC
春日部栄町SS
越谷大袋SS
越谷FC
越谷サンシンSS
草加東FC
豊春SC


西部地区代表
9チーム

飯能ブルーダー
FC鶴ヶ島
川越福原
川越ヤンガース
上福岡少年少女
レアル狭山
北野サッカー
千代田SC
サイタマジュニアFC


南部地区代表
11チーム

鳩ヶ谷キッカーズ
和光イレブン
戸塚FCJ
新座片山
七里
日進
三室
栄和
駒場
上尾ユベントス
上尾朝日


北部地区代表
4チーム

秩父南サッカースポーツ少年団
寄居FC2001
江南南
熊谷西


以上

2010年10月24日日曜日

少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場



観戦メモ
少年団大会 西部地区予選 代表決定トーナメント 坂戸多目的会場

2010年 平成22年 10月24日(日)

天候 9時頃は気温もそこそこ高かったが、徐々に雲が厚くなり、11時には薄い上着では肌寒く感じるくらいになった。風も、ほぼ無風から、昼前にはササの枯れ葉をふわっと投げると、すうっと飛んでいってしまうくらいの風になった。

ピッチは、畑に使えそうな黒土。
トイレは、グランドすぐ横の川の橋を渡ったところにある野球場の隣に、水洗式のがあった。

0900 川越福原(白) × 北坂戸(青白)
0-0でPKになり、PKはサドンデスの一人目で4-3となって福原が進出。

チームの中心線(背骨)にFW46、MF11、CB31と身長の高い選手をそろえることのできた福原が、試合のペースを持っていた。
北坂戸はスピードのある左サイドから巻き返す。
どちらのチームも「マイボーアピール」がうるさい。うざい。離れたところにいて、どう考えてもお前見えてないだろうという選手までが、手を上げて大声で「マイボー! マイボー!」
アホか。
お前は落ちてる他人の財布まで「ボクの! ボクの!」ってアピールするんかっていうくらいにうざい。もうちょっとスポーツマンらしい態度はとれないのかって、心の中で言いたくなりました(マル)


0900 柳瀬レッドローズ(ACミラン風だけど、赤黒じゃなくて赤緑) × にっさい(白青)

3-0(前1-0、後2-0)で柳瀬の勝利。柳瀬は小柄な選手が多いんだけど、とにかくよく走る。北足立北でいうと北本東みたいなチーム。


1000 大岡松二(青) × 東松山ペレーニャ(深緑。もしかして松の緑色なのかな)

0-1(前0-0、後0-1)でペレーニャの勝利。
松二のGKが、外見は柔道の黒帯みたいなんだけど、この彼の動きがなかなかいいんでちょっとビックリした。
ペレーニャのサッカーはイイ感じ。レベルのことを別にすれば、ディアブロッサ高田みたいだなと思った。このチームで育った子は、どこのチームへ行っても大丈夫だろう。サッカーも楽しんでいるように見えた。


1000 川越ヤンガース(青) × 長鶴(白)

4-1(前1-0、後3-1)でヤンガーの勝ち。鶴の得点はPK。
キックオフ直後からずっと長鶴が押していたのだが、得点を取れないまま前半の19分に失点。それも大きく放り込んだつもりのボールが一発ででかくクリア仕返されて、その(ワン)バウンドが大きくなってキーパーの上を越してのゴールという間抜けさ。
後半になると、長鶴のエースである長身サウスポーFW14番の足と気力が萎えてしまって、ジ・エンド。気温が急に下がったことで、彼のコンディションが崩れたのかも知れない。なにせ彼は、体脂肪一桁なんじゃないのっていうくらいのやせ形選手。あれではスタミナもないだろうし、環境変化の影響も受けるだろうなと思った。これからさらにぐんと身長が伸びるタイプだろうから、ある程度伸びきるまではガマンするしかない。変な筋トレとかはしないで欲しいなあ。関節と筋(すじ)を痛める可能性大なんだよね。
適切な筋トレなら、成長期にやっても問題ないどころか、バランスのよい成長をうながすためにも推奨するんだけど、なかなかそれのできる環境が整わないからなあ。適切な筋トレならやるべきだけど、適切じゃない筋トレは絶対にお奨めしたくない。中間がないってのが、この時期の筋トレの難しさだよね。コーチやスタッフやおやごさんたちには、そのへんのケアをお願いしたいなあ、なんて思ってしまった。彼は面白い選手になるかもしれないから。


1100 サイタマジュニア(紫) × 川越ひまわり(レイソル風黄黒)

3-0(前3-0、後0-0)でサイタマの勝利。
とにかくひまわりのDFの対応がまずかった。全員がそろいもそろって、マークを離してボールばかり見ているもんだから、裏をとられまくってた。
サイタマはベンチがうるさい。とにかくうるさい。そしてゴールキーパーがでかい。高校生くらいのでかさ。風貌や、色あせてやれた感じのユニフォームを着こなしているあたりは、はやくもベテランの風格。
サイタマの攻撃陣は、自信を持ってシュートをしているところがいい。サイドアタックのときも、グイグイッとペナルティエリアの奥まで、落ちついて、欲深く、チャレンジしてくるところなんかも俺の好きなタイプ。
県大会でも、間違いない成績を残すだろう。個人的にも応援したいチームだ。


1100 狭山台キッカーズ(青) × 武蔵野イレブン(白黒)

0-0でPK。PKは2-4で武蔵野が進出。
両チームともに、ビミョーって感じのサッカーになっていた。寒さがこたえた。


1200 代表決定戦 福原(白) × 柳瀬(ミラン似)

4-0(前1-0、後3-0)で川越福原が代表権獲得。
正直言って、実力差通りの結果。これまでにも何度か対戦しているのか、選手にもベンチにも、「ああ、やっぱりな」という空気が、後半に追加点が入った瞬間に流れたのが、はたで見ていても伝わってきた。
こういうときベンチは「下を向くな」「これで終わっていいのか」と精神論をうったえるより、選手個々にもっと具体的な指示を与えて、目の前の自分の仕事・役割に集中させた方が、良い結果をうむ(試合の流れが変わる)ことが多いような気がするのだがいかがだろうか。
私は、ベンチが「顔を上げろ!」だとか、その手の精神論に走ったときは、ベンチのコーチ自身が精神的に追いつめられてるんだなと読み取ってます。こういうコーチって、このあとさらに流れが悪くなってきたりすると、むすっと黙ってベンチに深く座り込んでしまうんだよね。心臓がドキドキしてるんだなって、非常にわかりやすい。
人間、血圧が上がって心拍数が増えると、つまり不安を感じると口数が減るようにできてるんだけど、まさにその通りの反応なんだよね。こういう時に指導者としておすすめしたいのは、先のこと(例えば、自分たちはこのまま負けるかもしれない、とか)を考えるんじゃなくて、今、この瞬間のことを分析して、対応策を考えること。2対0で負けてるとか、前の試合でも負けたとか、そんなことじゃなくて、左サイドを突破されてるとか、ボランチが前に出て来て裏にスペースがうまれてるとか、そういうことを見て、じゃあどうするのかを考えて、指示を出す。選手たちにも、今のことに集中させるような声をかける。「がんばれよ!」「何やってるんだよ!」じゃなくて、ポジションを修正させるとか、ドリブル突破を仕掛けさせるとか、そういう具体的な指示をして、選手を動かすことで、試合に集中させるべきだ、と、私は思います。まあ、これが正解ってわけじゃないんですけど、あくまで一例、生意気だと思われましたら、いたらぬ私案ってことでご容赦ください。


1200 代表決定戦 川越ヤンガース(青) × 東松山ペレーニャ(深緑)

0-0(5分ハーフの延長も0-0)でPK戦。PK4-1でヤンガースが代表権獲得。
以前、川島町の平成の森で見た対旭戦よりもゴール前の勢いが感じられなかった。その代わりに、中盤でのつなぎの意識はずっと質が高くなっていた。日によって別なチームみたいに変わってしまう、これが少年サッカーなんだろう。コーチの方は大変だろうけど、私にはそこも面白い。


1300 代表決定戦 サイタマジュニア(紫) × 武蔵野イレブン(白)

周辺の、何かいそうな田んぼのあぜ道を散歩していて、試合は見ていない。まあ、無難にサイタマだろうと思う。
稲刈りの終わった田では、大きな白サギがぼーっとしてた、キジの雄鳥二羽がケンカしてた、タゲリがにげた、様子などを見ることができた。いかにもカワセミがいそうな川が流れていたので、注意してさぐってみたが、カワセミには出会えなかった。
散歩から戻っても、まだ試合は終わっていなかった。だが会場の雰囲気は、けっこう点差がついているような感じだった。けど、それを確かめないまま、会場をあとにした。寒かったので。
帰りは道が空きすぎていて、信号にもかからず、「こんなにすぐでいいの?」っていうくらいにスイスイだった。


以上

2010年10月23日土曜日

スポーツとモラル─正義とは何か─

横浜F・マリノスの金井貢史選手(20)が無免許運転で検挙された。

横浜は21日、DF金井貢史(かない・たかし=20)が、無免許運転による道路交通法違反で、神奈川県警の取り調べを受けたと発表した。18日夜、横浜市内で実施された交通検問で運転免許が失効していたことが発覚した。

昨年8月に免許が失効したまま約1年2カ月間、運転を続けていた。
金井は、08年8月に免許を取得したが、09年4月に人身事故を起こした。事故当時はクラブに「軽い追突事故」と報告したが、実際は人身事故だった。この事故によって免許停止となったが、義務づけられている講習を受けず、同年8月に免許が失効していた。

クラブを通して「社会人として、してはならないことをおかしてしまいました。自分の自覚の甘さを痛感しております。これから、生まれ変わったつもりで頑張り、2度と同じ過ちは繰り返しません」と謝罪のコメントを発表した。

金井は今季、おもにボランチでリーグ戦8試合に出場。安定した守備力を評価され、11月のアジア大会に出場するU-21の日本代表にも選出されていた。

県警によりますと金井選手は今月18日の午後8時ごろ横浜市中区海岸通でチームの選手3人を乗せ、
車を運転中にAPECで厳重警戒中の検問でとめられた。

愛車は日産・デュアリス。

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ニュース情報をピックアップすると、どういう事件だったのかのあらましがわかってきた。

おおかたの感想とすれば、バカだ、アホだ、自覚がない、管理不行き届きだ、連帯責任だ、自動車メーカーが親会社なのに、死刑にしろ、マリノスは解散だ、とかこんな感じだろうと思う。

しかし私は、こんなことはJリーグや“サッカー好き”が問題にするようなことじゃないと思う。
理由は、

この犯罪に『正義』は関係ないからだ。

この件が犯罪である唯一の理由は、法律でそう決まっているから、ただそれだけだ。
この金井という若者は法律に違反したのだから、法律に則って処罰すればいい。
しかしそれ以上の罰則を、所属チームやJリーグが科すべきではない。

彼は決められたルールを破ったのだから、決められたペナルティを負う。それだけのことだ。

逆にルールを破っていないからといって、正義に反するような行為をした場合は、たとえ法律上ルール上は罰せられなくても、周囲の人間や社会は彼を罰するべきである、というのが私の考えだ。

道交法に関しても、首都高や峠の走り屋や、千葉や茨城や大黒の“族”や、高速道での速度違反といった違反行為について、私は相当に寛大である。もっとも、夜中に近所でバリバリ、バババンバババンやられて「うるせーぞ! タンクに砂糖ぶちこまれてーか!」とエンジンのメンテナンスについてやさしく諭(さと)してあげたことはあるが、それでも警察に通報したりはしなかった。

交通事故や自動車事故というのは、何かが道を移動している限り起こるし、車が存在する限りなくならない。人と人がぶつかって死亡することもあるし、駐車場内で轢死(れきし。ひかれて死ぬこと)する人もいるのだから。

「ルールは守るべきである」これは正しい。
しかし「ルールを破ったら悪である」は正しくない。
将棋に「二歩(にふ)」というルールがある。これは、同一列に歩を二枚置いてはならない、というルールだ。
二歩をすれば即負けである。
では、二歩をしたら「悪」なのかというとそうではない。負けではあるが悪ではないのだ。
ルール、決まり事、法には、こういう面もあることを理解した上で、他人の処罰について受けとめることが必要だろうと私は確信している。

無免許運転が悪なのかどうかについては、それぞれに意見があるだろう。
だが私には、無免許運転も、不法就労も、密入国も、法律違反であるのだから厳格に処罰すべきだとは思うが、それほど「悪」だとは思えないのだ。これに比べたら、役人の天下りの方がよっぽど「悪」であると私は思う。法律には違反していないのかもしれないが──

金井選手には、自動車メーカーを親会社に持つ横浜F・マリノスというチームの所属選手としての罰は与えられるかもしれないが、それ以外は法律の範囲での罰則を一個人として受けるだけで十分だろうと思う。これによって彼からサッカーが奪われてしまうようなことにはなって欲しくない。

と、かように、わたくしは、個人的に、思っているわけで、あります。

2010年10月22日金曜日

大宮アルディージャ・ジュニアユース・セレクション 2次審査

2010年 平成22年 10月22日(金)
大宮アルディージャ・ジュニアユース・セレクション 2次審査

天候 曇り 肌寒い 無風

ピッチ 人工芝 
直前、かすかに微小雨がぱらついたことと、湿気がやや高いこともあって、ボールがとてもすべる状況。










今夜、堀崎公園へ行って、大宮アルディージャ・ジュニアユース・セレクションの2次審査を見てきた。
会場に到着したときには、セレクションの開始時刻(18:45)とされていた時刻を40分以上過ぎていた。

選考選手らは4チームに分けられ、それぞれ番号付きのビブス(黄、緑、オレンジ、水だったかな?)を身につけていた。
セレクション・メニューは、その4チームに番号なしビブス(紺)を付けた1チームを加えたゲーム形式。
ピッチサイズは少年サッカー、ゴールサイズは大人サイズ。
番号なしビブスチームは、連携の様子や体格から想像するに昨年アルディージャのジュニアユースへ入った選手たちだろう。彼らを物差しとして、選考を進めていくのだと思われる。まあ、標準的なやり方だ。

ゲームは、2面を使って同時に2試合行われ、一方の試合の相手がビブスなし、あまった1チームは変形の50メートルダッシュのタイムを計測していた。

変形というのは、およそ30メートルの直線をマーカーで3等分して、間の2つのコーンを1周回っての50メートル走だからだ。
タイムの計測は、最終地点と中間地点の2箇所で、電子計測器を用いて行われていた。

まあこんなのは、一応の参考程度だからどうでもいい。

どの子が通りそうななんてのは、チームの事情や方針によってどうなるかわからないので、そんなのを考えたって仕方ない。
会場の周辺でじっと見つめていたお父さんお母さん、弟妹は、「お兄ちゃんがんばれ」という気持ちなのだろうが、こればっかりはどうしようもない。


こういう状況のサッカーを観るとき、私は「今、この中で、誰が一番サッカーを楽しんでいるかな」という視点に立つ。

命がかかった真剣(本当の真剣、刀)勝負のときにでも、その状況を楽しむことのできる人間が、この世には存在する。

楽しむっていうのは、笑うとか、愉快だとか、快感だとかいうことではなく、むしろ「自分がどこまでできるか試したい」という感覚に近い。もちろんこんな陳腐な言葉で表現できるようなことではなく、もっともっと本能的な、言葉にならない感覚の、そういう世界のことなのだが、でも一番わかりやすく言えばやはり「自分の可能性を試す」「挑戦する」という言葉になる。

そして残念ながら、今夜はそういう選手に出会うことはできなかった。

まだ大学生だった(正確には大学校生か?)チョン・テセが秋葉の森グランドでアルディージャの練習に参加していたのを見たが、ガンガン突破して、何点も得点していた。
そして彼は、その日のそのピッチで、サッカーを一番楽しんでいた選手でもあった。

あれくらい図抜けているような選手もいなかった。あれなら、(体格のことを脇へ置いておくことができるのなら)アルディージャ・ジュニアの選手をそのまま全員昇格させてもいいのではないだろうか。

そうそう、ビブスなしの物差しチームに、ひとり面白い選手がいた。

赤ユニ白パン黄色スパイクの選手だ。体格はふつうだが、ポジショニングのセンスと、ボールを持ったときのリズム感が、彼にはあった。今夜見た選手で、目を引かれたのは彼ひとりだった。

今夜のセレクションを見て考えたことは、これだ。

どうしてみんな、同じサッカー(スタイル)なんだろう?


ボールを持った相手が近づいてくれば、状況に関係なく一発で奪いに行こうとする。
位置取りも、次の展開しか考えていないようなポジションの取り方。体の向き。
ボールを持てば、前前前。

なんであんなに急ぐのか、私にはわからない。

とにかくはやい。何でもはやい。

あれじゃあ考えてる暇なんてないね。反応してるだけ。

まるで公文の教室みたいな時間が流れてた。

まさか選抜担当者が、ストップウォッチ持ってゲームを見てたわけでもないと思うんだけど。


ボールを受けて、止まった選手は、本当にひとりもいなかった。サイドチェンジを狙った選手もいなかった。

これって、かなり異常なサッカーだなあ、と、私には見えた。

ピッチ全体を見て、選手みんなを見極めて、鼓舞して、褒めて、そうことのできる選手もしなかった。初めての選手同士なのに、合間の休憩時間にコミュニケーションをとって、DFラインの連携を整えよう、オフサイドトラップを仕掛けよう、なんていう選手もいなかった。みんな無口に水分補給をしてただけだ。楽しくないじゃんか、それじゃあ。
はじめての仲間と急場の作戦を立てて、それがうまくいったら最高に楽しいのに。
セレクションに通らなくても、そのチームでのその瞬間、そのプレーは、満足できるじゃん。
「じゃあね」って別れたあと、どこかのピッチで会ったら、一目で「よう」「おう」ってわかるよ、一度でもちゃんと一緒に“サッカー”を楽しんでたら。


サッカーの、それもジュニアユースレベルでのセレクションは、入試なんかじゃないんだって俺は思うわけですよ。
だから、せっかくのああいう機会で、ああいう仲間と、ああいう環境でサッカーができるわけですから、もっとそれを楽しんだらどうかな、なんて思うわけですよ。

だって、あれで受かったからって、別にどうってことないですよ。もしサッカーのプロになるんだとしたら。

それよりも、サッカーに対するスケールというか、枠、器をでっかくした方がいいですって。
私立大学のエレベータ付属校のお受験とはまったく違うってことを、もう一度理解し直して欲しいと思ったくらいです。
アルディージャのスタメンに、ジュニアユース出身の選手が何人います?
彼らだって、下部育ちだからスタメンはってるってわけじゃないですし。

どこにいようと、「サッカーに挑戦する」「サッカーを楽しむ」こと(勝利を楽しむとか連続タイトルに挑戦するとかじゃないっすよ。ご注意あれ)のできる選手であることが、将来の長友選手のような選手になれる子なんだと、私は確信しています。


何はともあれ、2次に合格された方、おめでとうございます。
これからの活躍を期待しています。

名言備忘録 ことわざ

疑心暗鬼を生ず ぎしんあんきをしょうず

疑いの心があると、何でもないことまであやしく思えてしまう。
怖いと思っていると、何もない暗闇に鬼を見てしまうように。




馬には乗ってみよ、人には添うてみよ
うまにはのってみよ、ひとにはそうてみよ

馬の善し悪しは乗ってみなくてはわからない。人の善し悪しも一緒に過ごしてみなくてはわからない。
何事も、第一印象で決め手はならない。夫婦の相性というのも、暮らしてみなければわからない。



灯火親しむべし とうかしたしむべし

秋は涼しく、夜長となるので、読書や勉強に向いている。




頭の上の蠅を追え あたまのうえのはえをおえ

他人の世話をやくよりも、お前はまず自分のことをちゃんとやれ。




病は気から やまいはきから

病の症状というのは、気の持ちようで重くも軽くもなるということ。
落ち込んでいると病気になるという解釈は誤り。




生酔い本性違わず なまえ(よ)いほんしょうたがわず

酔っぱらっていても、その人の本性は変わらない。



寡は衆に敵せず かはしゅうにてきせず

少数は多勢にはかなわない。
戦うときには頭を使えという意味にも使われる。




明日は明日の風が吹く あしたはあしたのかぜがふく

帆船に由来する。風のない時、風向きの悪いときに気を病んだり労を尽くそうとがんばるより、明日になったらいい風向きになるかもよってこと。




明日は淵瀬 あすはふちせ

昨日は淵だったところが、今日は瀬になっているように、明日のことは誰も保証できない。




今日、明日のことを知らず きょうあすのことをしらず

今日という日はこれだけ確かなものなのに、今日この時に存在している誰も明日のことは何もわからない。




只今が其の時、其の時が只今なり ただいまがそのとき、そのときがただいまなり
『葉隠』

私たちには「今」しかないということ。「さっき」も「次」も、現実には存在しないということ。

2010年10月21日木曜日

選手名鑑 ─ラシーナ・トラオレ─

ラシーナ・トラオレ(Lacina_Traore)

チャンピオンズリーグに出場している、ベルギーのCFR Cluj(クルージュ)でプレーする20歳になった
ばかりのコートジボワール人選手。
身長は203センチとも205セントも言われている。
それでこのスピード、運動量、足下の技術(ほぼ左足のみ)、ヘディング、となんでもできる超人。
来年のヨーロッパは、彼を中心に動くこととなるだろう。

lacina traore 1.avi (10:21)

00:45 このドリブルからシュートまでのボール扱いを見よ! 2メートル超級でこれやりますか。外したけど。
05:03 & 06:08 ボール奪取能力もそうとう高い。
06:25 右足ミドル。
08:45 ドログバを彷彿(ほうふつ)とさせる、まさに“これぞコートジボワール流の突破”だ!

(続き)lacina traore 2.avi(6:10)

00:04 サッカーボールと比べてわかる、また下の長さ、ひざ下の長さ。もはや想像を超えている。
01:16 なんなんだこの抜き方。
01:52 アフリカ人らしいトラップ。

4種リーグ 10月20日更新 西部(所沢入間南)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



西部(所沢入間南)地区



Aブロック

1_高倉イレブン_34_0

2_カンテラ_21_2

3_狭山台イレブン_20_3

4_上新井_19_1

5_柳瀬レッドローズ_17_2

6_北秋津すばる_10_2

7_加治_5_2

7_三ヶ島_5_2




Bブロック 更新なし

1 清進 30 2

2 安松 29 2

3 狭山台グリーン 24 2

4 チャレンジ 23 2

5 若松キッカーズ 12 2

6 加治東 6 2

6 藤沢レッヅ 6 2

8 金子 3 2




Cブロック 更新なし

1 プレジール入間 25 5

2 北野 17 5

2 飯能ジュニア 17 5

4 狭山アゼィリア 15 5

5 若狭 11 5

6 所沢マッシュ 8 5

7 宮前 6 5

8 柏原 1 5




Dブロック 更新なし

1 山口サントス 27 2

2 藤沢東 20 2

3 富士見FC 19 2

3 レアル狭山 19 2

5 小手指 10 2

6 西富 3 2

7 美杉台 2 2




Eブロック 更新なし

1 狭山台キッカーズ 30 2

2 武蔵野イレブン 18 2

3 入間ジュニア 16 2

4 西武ウィングス 13 2

5 林 12 2

6 アスルアーザ 7 2

7 美原 4 2




Fブロック 更新なし

1 飯能ブルーダー 27 2

2 扇 22 2

3 富岡 16 2

4 所沢 12 2

5 狭山水冨 8 3

5 ムサシ 8 2

7 南ファイターズ 5 3

4種リーグ 10月20日更新 西部(川越入間北)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



西部(川越入間北)地区



Aブロック

1_川越福原_30_2

2_旭_24_2

3_川越ヤンガース_24_2

4_パイレーツ_9_2

5_バッハロー_10_2

6_浅羽野_4_2

7_ブルーウィングス_3_2




Bブロック 更新なし

1 1FC川越 24 2

2 大井 22 2

3 ひまわり 20 4

4 霞ヶ関 13 3

5 越生 10 1

6 片柳 7 2

7 栄 2 2




Cブロック 更新なし

1 サイタマジュニア 30 2

2 高階 15 4

3 ストロングス 13 3

3 鶴ヶ島西 13 2

5 にっさい 12 2

6 サンダース 11 3

7 川鶴 3 2




Dブロック 更新なし

1 勝瀬ふじみ野 26 2

2 長鶴 22 2

3 ライオンズ 21 2

4 三芳 16 2

5 岡田 10 2

6 ファースト 7 2

7 坂戸FC 0 2




Eブロック

1_サザンキッカーズ_28_2

2_藤久保_21_2

3_パンサー_16_2

4_三芳野_17_2

5_キック_14_2

6_みずほ台_4_2

7_NU広谷_0_2




Fブロック

1_FC鶴ヶ島_28_2

2_上福岡少年_23_4

3_千代田_19_2

4_霞_16_2

5_笠幡_9_2

6_富士見SC_7_2

7_スパークス_0_2




Gブロック 更新なし

1 北坂戸 28 2

2 金山 22 2

3 芳野 15 2

4 バルセイロ 14 2

4 イーグルファイター 14 2

6 ミドル 3 2

6 武蔵野 3 2

4種リーグ 10月20日更新 西部(東松山比企)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



西部(東松山比企)地区



Aブロック 更新なし

1 松山 27 4

1 嵐山町 27 4

3 新明 19 4

3 東松山南 19 4

5 市の川 12 4

6 玉川・都幾川 7 4

7 中山 3 4

8 亀井 1 4




Bブロック

1_ペレーニア_33_2

2_小川_25_1

3_なめがわ_23_1

4_みどりが丘_20_1

5_新宿_17_3

5_大岡松二_17_2

7_トウイチ_7_3

8_伊草_0_1

4種リーグ 10月20日更新 東部(北)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(北)地区



Aブロック

1_杉戸いずみ_25_5

2_久喜キッカーズ_22_3

3_羽生BOYS_21_4

4_大桑_17_2

5_杉戸倉松_14_2

6_杉戸_8_3

7_清久_7_4

8_菖蒲森下_2_5




Bブロック

1_行田泉_35_1

2_行田西_26_1

3_行田サウス_21_3

4_あけぼの_17_3

5_行田イーグルス_16_4

6_砂原_14_1

7_幸手さくら_4_2

8_江面ファースト_0_3




Cブロック

1_クレッシェンド_29_2

2_上高野_24_2

3_行田星河_23_1

4_久喜東_17_2

4_行田ペガサス_17_3

6_ゼウシス_13_1

7_桜田_4_4

8_菖蒲Jr._2_3

4種リーグ 10月20日更新 東部(中)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(中)地区



Aブロック

1_幸松_21_5

2_栄町_16_4

3_宮代東_12_6

4_白岡南_10_6

5_バンビーノ_6_5

6_豊春ジャガーズ_3_4

7_菁莪(せいが?)キッカーズ_1_6




Bブロック

1_ジョイフル_24_2

2_谷中_19_4

3_ACE_19_4

4_大増_10_4

5_ジュベニール_6_4

5_豊野F_6_4

7_笠原_3_2




Cブロック

1_フレッズ_18_4

2_豊春_17_4

2_粕壁_17_4

4_武里_16_4

5_白岡_6_6

6_上沖_1_4

6_ベルウェーブ_1_4

4種リーグ 10月20日更新 東部(南)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



東部(南)地区



Aブロック 更新なし

1 八潮レジスタ 39 1

2 セリエタ 16 4

3 ミトス吉川 15 5

4 越谷FCJr. 13 8

5 越谷松原  12 5

6 越谷ウィン 9 3

7 越谷楼南 7 7

8 草加高砂 1 3




Bブロック

1_越谷サンシン_39_1

2_越谷PC_30_0

3_カーニョ_22_1

4_西町_23_3

5_蒲生東_18_1

6_大沢北_7_2

7_稲荷_1_3

8_清門_0_5




Cブロック 更新なし

1 草加Jr.FC 34 2

2 大袋 31 3

3 南郷 22 3

4 吉川武蔵野 18 1

5 長栄 13 1

6 彦成 11 2

7 瀬崎 6 3

8 越谷シリウス 1 3




Dブロック 更新なし

1 ホワイトシャーク 30 3

2 越谷宮本 22 4

3 草加東 17 4

4 草加遊馬 16 6

5 越谷メニーノ 14 3

6 草加新田 13 3

7 草加住吉 6 4

8 アルファ 0 3




Eブロック

1_立花_26_4

2_リバティ_19_5

3_越谷南_15_6

3_花栗_15_6

5_松伏FC_14_6

6_八潮メッツ_12_4

7_ひまわり_1_4

8_桜井_0_7

4種リーグ 10月20日更新 北部地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



北部地区



Aブロック 更新なし

1 秩父南 36 2

2 皆野 23 2

3 秩父影森 22 2

4 横瀬 21 2

5 吉田 18 2

6 長瀞 7 2

7 秩父西 4 2

8 花の木 3 2




Bブロック 更新なし

1 かみたの 36 2

2 秩父第一 26 2

3 原谷 18 2

4 尾田蒔 17 2

5 小鹿野 16 2

6 高篠 12 2

6 秩父大田 12 2

8 久那 0 2




Cブロック 終了

1 児玉 34 0

2 美里 27 0

3 ホッパーズ 26 0

4 神川パルフェ 15 0

4 本庄西 15 0

6 ロングイースト 6 0

7 北泉 0 0




Dブロック 更新なし

1 チベッタ 30 0

2 グラウクス 26 0

3 すみれ 22 0

4 本庄南 17 1

5 フェゾンツ 10 0

6 上里北 6 1

6 本庄旭 6 2




Eブロック

1_上柴西_15-5

2_HFC_19-5

3_パパイヤ_15-5

4_上柴東_14-5

5_岡部本郷_11-5

6_深谷西_8-5

7_深谷_5-5

8_豊里_3-5




Fブロック

1_寄居2001_36-1

2_チベッタ花園_36-1

3_桜ヶ丘_22-2

4_藤沢_21-1

5_常盤_14-3

6_川本_6-4

7_セレブロ_3-3

7_男衾(おぶすま)_3-1




Gブロック 更新なし

1 江南南 30 2

2 石原 24 2

3 江南キッカーズ 15 2

4 長井 14 2

5 熊谷さくら 9 2

6 熊谷 6 2

7 大幡 4 2




Hブロック 更新なし

1 熊谷西 27 2

2 大里 25 2

3 熊谷東 21 2

4 熊谷南 12 2

5 籠原 10 2

6 妻沼 8 2

7 吉岡 0 2

4種リーグ 10月20日更新 南部(北足立南部)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(北足立南部)地区



Aブロック

1_和光イレブン_35_1

2_戸塚_34_2

3_川口朝日_20_3

4_アルコイリス_16_2

5_ウインベックス_15_2

6_柏葉_11_1

7_ジップ_9_2

8_ファカルティ_1_1




Bブロック

1_東川口_25_4

2_プログレッソ_20_4

3_やまと_16_4

4_喜沢_15_4

5_青南_14_4

6_戸田南_11_4

7_朝志ヶ丘_10_4

8_青木中央_1_4




Cブロック

1_アビリスタ_33_3

2_レッツアサカ_24_3

3_柳崎_21_3

4_スカイファイターズ_19_2

5_飯塚_14_4

6_西堀キッカーズ_6_3

7_鳩南_4_6

8_新座第四_1_2




Dブロック

1_新座片山_30_4

2_わらび錦_22_5

3_上青木_15_4

3_レッツドラゴン_15_3

5_鳩ヶ谷キッカーズ_14_3

5_タルタルーガ_14_3

7_前川ドッグス_8_3

8_MSC_0_3




Eブロック

1_三原_35_1

2_陣屋キッカーズ_23_2

3_アズマ_22_1

3_フェスタ_22_3

5_北スポ_16_6

6_NIIZO_7_2

7_神根FC_6_1

8_KOBATO_1_2




Fブロック

1_蕨北町_26_3

2_安行東_25_5

3_戸田FC_19_3

4_ストロング_16_3

4_東スポ_16_5

6_セレザ_8_3

7_栄_5_3

8_和光キッカーズ_3_3




Gブロック

1_FC宗岡_27_3

2_上青木南_18_3

3_戸田二_15_4

4_川口ミナミ_14_4

5_FC東85_10_4

6_コスモス_4_3

7_新倉81_0_3




Hブロック

1_たけしの_27_2

2_エース_25_2

3_いずみ_15_4

4_クラッキ_9_4

4_戸田一_9_2

6_川口_5_4

7_新郷_4_2

4種リーグ 10月20日更新 南部(さいたま市)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新



順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(さいたま市)地区



Aブロック

1_大和田_29_3

2_西浦和_23_2

3_クーミ_21_1

4_三橋_16_1

5_大久保_14_2

5_芝原_14_5

7_河合_8_1

8_大谷場_7_3




Bブロック

1_尾間木_37_1

1_ネオス_37_1

3_辻_24_2

4_仲町_20_1

5_沼影_13_1

6_岩槻少年_10_1

7_八幡_2_1

7_烏天狗_2_2




Cブロック

1_はくつる_36_4

2_アルディージャJr._33_4

3_ジャクパ_21_6

4_早起き_18_7

5_中島_11_4

6_日進_10_6

7_新開_7_4

7_浦和別所_7_6

9_ヴィオレータ_1_5

4種リーグ 10月20日更新 南部(北足立北部)地区

平成22年度 2010年 埼玉県第4種リーグ戦 途中経過

10月20日更新

順位_チーム名_勝ち点_残り試合数



南部(北足立北部)地区



Aブロック 首位逆転

1_ローズ_32_2

2_ユベントス_30_1

3_原市_18_3

4_北本キッカーズ_17_2

5_ラホージャ_15_3

6_桶川_13_2

6_西上尾キッカーズ_13_0

8_松南_0_3




Bブロック 伊奈上昇

1_大石_32_1

2_鴻巣FC_32_0

3_石戸_24_0

4_伊奈_18_2

5_鴻巣ジュニア_15_0

6_ドルフィンズ_13_1

7_双葉台_10_2

8_加納_3_2




Cブロック 大芦アップ

1_NEO_29_1

2_富士見_26_1

3_小針_20_5

4_大芦_17_3

5_MJキッカーズ_15_2

6_尾山台ファイターズ_10_3

7_下忍_6_3

8_北本少年_3_2




Dブロック

1_上尾東_30_2

2_尾山台イレブン_24_1

3_朝日_21_4

4_北本東_10_2

5_田間宮_10_3

6_川里_5_1

7_上尾SC_2_1

2010年10月20日水曜日

大宮アルディージャを考える

ホームゲーム開催時の入場者数に関する調査結果等のご報告
2010.10 .19


2010年10月2日(土)に開催したホームゲームでの公式入場者数について、本来発表すべき入場者数との相違が発生したことを受けて、過去の入場者数も含めて調査を実施いたしましたので、その結果等をご報告いたします。なお、今回の件につきまして、多数の方々に対してご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

◆入場者数の実態等について

過去のホームゲームにおける公式入場者数とゲート通過入場者数(ゲートカウンター実数) +ゲート外入場者数の数値について調査した結果、2007年11月11日のNACK5スタジアム大宮オープン以降の全てのホームゲームにおいて、VIP来場者やビューボックス利用者、車いす観戦者に加えて、選手家族やイベント関係者等についても、入場ゲートを通らないで入場させる運営を行っていたこともあり、以下の通り、ゲート通過入場者数の数値に相当数の上乗せを行って公式入場者数として発表を行っておりました。

<概況>
2007シーズン__対象試合計__公式入場者数__ 27,710 __ゲート通過+ゲート外入場者数___23,020_差分_ 4,690
2008シーズン_________計__公式入場者数__205,265__ゲート通過+ゲート外入場者数 __179,456 _差分_25,809
2009シーズン_________計__公式入場者数__301,038__ゲート通過+ゲート外入場者数 __252,428 _差分_48,610
2010シーズン_________計__公式入場者数__199,549___ゲート通過+ゲート外入場者数 __166,921 _差分_32,628

再)前節(対浦和)___________公式入場者数__33,660____ゲート通過+ゲート外入場者数___29,575_差分___4,085

※ゲート外入場者は「VIP来場者」「ビューボックス来場者」「車いす観戦者」
※数値の根拠
・ ゲート通過入場者数・車いす観戦者数:警備業務委託先である会社より受領した入場者数集計表
・ VIP来場者数:VIP座席表(但し、ビューボックス利用者を除く)
・ ビューボックス利用者数:ビューボックス座席表



◆本来発表すべき入場者数との相違が発生した背景について

(1) 当クラブにおけるJリーグが定義する入場者数についての理解不足、不適切な運用による入場者数の補正



NACK5スタジアム大宮が使用開始となった2007年11月11日開催のホームゲームにおいて、事前にスタジアム収容人数(15,300人)の95.0%にあたる14,530枚の発券を行ったところ完売となり、また当日、幹部2名(以下、両名)がピッチレベルから確認した限りでもスタンドは満員の状態でありました。
実際、当日のゲートカウンター実数は11,725人となっていたものの、ゲートを通過しないVIP、選手家族イベント関係者等多数のお客様が入場していました。こうした状況を踏まえて、両名が本来はゲートを通過したもの以外については、VIP来場者、ビューボックス利用者、車いす観戦者及びそのヘルパーのみを入場者数としてカウントすべきところ、ゲートを通らずに入場いただいた選手家族、イベント参加者等についても、当日のイベント等の開催状況、スタジアムにおける観客の着席状況等について総合的に勘案して、入場者数を推計し、公式入場者数の補正を行っていました。
なお、この後も先般の埼玉スタジアム2○○2でのホームゲームに至るまで、本来、ゲートを通さなければならない選手家族、イベント参加者等について、ゲートを通らずに入場していただくという運用は続いておりました。


(2)安全性・快適性に配慮したスタジアム収容可能人数との兼ね合い

2007年12月1日及び2008年3月9日にホームゲームを開催した際(ゲートカウンター実数はそれぞれ11,243人及び12,482人)、スタジアム所在エリアを管轄する大宮警察署から、安全面の確保ができない状況と見受けられるため何らかの対策を講じるよう指導を受けました。
これを踏まえ両名が、独自にスタジアムにおけるお客様の安全性や快適性の確保を目的として入場可能上限数を15,300人よりも低く設定し、これに基づいて入場者数を抑制いたしました。その際、見た目が満員にも関わらず、公式入場者数が少ないといった違和感を生じさせないようにするため、入場者数の上積みを行い、以降こうした行為を恒常化させました。


(3)「2009年までに年間観客動員30万人」の自主目標の達成

当クラブの進むべき方向性をより多くのファンやサポーターの皆様、スポンサー様にご理解いただくために、自らに対するコミットメントと内外に対するアピールという意味をこめて、2007年4月に「アルディージャの誓い」を定め、その中で「2009年までに年間観客動員30万人」との自主目標を設定し、その達成に向け全力で取り組んでおりました。そうした中で、目標が未達成となった場合は、支援の縮小やサポーター離れ等、クラブにとっての不利益が生じることを両名が懸念し、入場者数の上積みを行っていました。


◆認識した問題点について

今回の調査の結果、認識した問題点は次のとおりです。

A : 入場者数に関するJリーグ統一基準がクラブ内で共有されていなかった。
B : Jリーグ統一基準を遵守する上で、本来は入場ゲートを通過する必要がある選手家族、イベント関係者等の観戦者を、入場ゲートに誘導する運営体制の整備がなされていなかった。
C : 特定の人物のみで公式入場者数を決定する仕組みになっていた。




◆再演防止策について

□Jリーグ統一基準の社内理解を確実なものにするため、他Jクラブでの研修を速やかに実施します。
□10月24日(日)のホームゲーム開催時より、次の対策を行います。
(1) 公式入場者数の発表については、Jリーグ統一基準に基づき、入場ゲート通過者、VIP来場者、ビューボックス利用者、車いす観戦者の各数値を加算する運用を行います。
具体的には、後半30分までに警備業務委託先である会社より受領した入場者集計表及びVIP座席表・ビューボックス座席表を運営本部内に明示し、複数のクラブスタッフの確認を経てクラブ代表に報告した後、最終数値を発表します。
(2) 入場ゲート開門前にスタジアム内にいらっしゃるイベント関係者等がイベント終了後に試合観戦を行う場合、一旦入場ゲートの外に出て再入場して観戦してもらうよう事前アナウンス及び誘導を強化・徹底します。
(3) スタジアム来場者に再入場を許可する運用を行う際は、入場ゲートと再入場ゲートを個別に設置し、入場者数を重複してカウントしないようアナウンス及び誘導を強化・徹底します。




◆その他

クラブ代表である渡邉誠吾は、本件の責任を取り、問題を解決するための運営体制を確立次第、辞任いたします。また、今回の両名については、社内規程に基づき、厳正に対処いたします。

以上のとおり、調査結果等についてご報告申し上げます。



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一番の問題は、この項目だろう。

**************
(2)安全性・快適性に配慮したスタジアム収容可能人数との兼ね合い

2007年12月1日及び2008年3月9日にホームゲームを開催した際(ゲートカウンター実数はそれぞれ11,243人及び12,482人)、スタジアム所在エリアを管轄する大宮警察署から、安全面の確保ができない状況と見受けられるため何らかの対策を講じるよう指導を受けました。
これを踏まえ両名が、独自にスタジアムにおけるお客様の安全性や快適性の確保を目的として入場可能上限数を15,300人よりも低く設定し、これに基づいて入場者数を抑制いたしました。その際、見た目が満員にも関わらず、公式入場者数が少ないといった違和感を生じさせないようにするため、入場者数の上積みを行い、以降こうした行為を恒常化させました。
**************


これは何を言っているのかというと、NACK5スタジアムに入る観客数は1万2千人だと言っているのだ。


それ以上詰め込めると「安全面の確保ができない」つまり「過積載」「定員オーバー」だと警察から指導されているという事実は、とても看過することのできない重大な問題である。
「見た目が満員にも関わらず、公式入場者数が少ないといった違和感」というのも実は違和感でもなんでもなく、見た目と入場者数の方が正しいのであって、器の容量表示の方に「ウソ」があったのだ。
言ってみればこれは「偽装表示」そのものだ。
長い間、700mlのラフロイグ(ウイスキー)がすぐに空になってしまうのがどうも解せないと思っていたが、そのわけがこれでわかった。ラフロイグのビンには700ml入らないのだ。そうだそうだ、そうに決まった。だから決して私が飲み過ぎなわけではないのだ!
そう、これと同じことを、大宮アルディージャはしてくれた。

私の愛していた桜と冷たいイスと汚いトイレの大宮公園サッカー場を勝手に作り変えたあげくこのありさま。なんたることかと桜が泣いてるわ! 動物園のヒグマも化けて出てくるっちゅうねん! そやろ! なあ、あんさん。そやな。そやそや。もうかりまっか? そうでっか? そうでんなあ。そうでんなあ。

発想というか、考え方、世の中の見方、正義感、義務感が、まるっきり役所的というか、役人的というか、共産主義的なんだよな。
結局数字の帳尻が合えばOK、みたいなこの感じ。
毎年残留争いしてるだけで、一向に向上しないのも、なんか一緒って感じ。
勝ち点の帳尻合わせ職人。
ヤナ感じだよね~。


地元に近いから応援してはいるけど、昔っから経営の仕方とかチームの在り方には疑問を感じていた。
練習場がレッズランドの下流の荒川河川敷ってのもそうだし、地元とはまったく関係のない変な外国人監督や、その外国人監督つながりなのか大宮に愛着を持とうと思っていない外国人選手が増えたりさあ、そういうのって応援しようっていう気持ちが萎えるんだよね。
立派なスタジアムの前に、まともな練習施設の整備でしょうが、スポーツの常識で考えればさあ。
かっこいいスタジアムを建てただけじゃあ金メダルは取れないって。箱モノ発想が国体だよ、それじゃ。
店構えだけきれいにリフォームしたって、厨房や板前に問題を抱えたままじゃあ、お客さんは増えないって。わかんないのかな、こんなことが。

いっそのこと、今回のことを契機に一念発起、心機一転して、原点から「ホームタウン」について柱となるビジョンを立てて欲しい(今まではその場しのぎでまったくなかった)。
J1の規定に満たないサッカー場をホームにしていることは『原則的』にはできないんだし、じゃあNACKを再改修ってのも現実的じゃあない。しかし『サブ』としてなら十二分に使える。
マーケティングの基本からも、集客力のある店から顧客を奪うには、そのターゲット店よりも優れていることが最低条件なんだから、浦和レッズの横で店を張るには、大宮アルディージャでは力不足・覚悟不足だったってこと。もはや議論の余地なし。答えは出た。
今後どんなにがんばったって、お客さんが右肩上がりに伸びていくってことは絶対にない。そういう視点に立って、今後の再建を計画するべきだろうと私は思う。

あの横浜ベイスターズでさえ、横浜を離れるうんぬんって話になってるご時世に、率直に言って「大宮アルディージャ」のままでは希望は見いだせない。
10年以上、スタッフやボランティアや地元商工会や青年会があれだけがんばってもこの体たらくなんだ。現実を見つめよう。もしアルディージャの経営に、経営のプロがかかわっているのなら、経営のプロとしての判断を下すべき最後のタイミングだと思う。

もう浦和だあ大宮だあと争っている場合じゃない。
レッズの観客動員だって黄色信号なんだから(レッズの規模からするとすでに赤になりかかっている、という人もいる)。
さいたま市が一体になって、周辺のファンをレッズに集客するような政策をとらないと、観光資源としてのレッズも5年持たないかもしれない。それくらいJリーグの置かれている状況は厳しい。ザッケローニがたまたま当たったから救われているが、もしアルゼンチン戦、韓国戦で結果が出ていなかったら、代表試合の放映権料さえ、ばっさり切られていただろう。そうなったっていたらと考えるとぞっとする。

アルディージャはさいたま市や商工会、そしてNTTやスポンサー各社、サポーター、そしてそしての“Mr.勘違い野郎Jリーグ様(ちなみにもうひとりの勘違い野郎はジャスラック様です)”と真摯な話し合いをして、ホームタウンをどうするのか結論を出さなければならない。もはや状況と環境は、はっきりと変わってしまったのだ。
NTTと決別してJ2で生きていくのか(NTTにしてみれば、J2チームを抱える経営上の理由がないので)。いや奇跡的に株主からの賛同も得られ、NTTが「J2アルディージャでいいよ」と言ってくれたとしても、観客数の下降低迷は避けられない状況は変わらないことをどう分析・判断するのか。数年後には、市民認知度すら5割を切るだろう。

それでもいい、という生き方もある。熟慮の末、覚悟して、それを選択し、責任を背負い込む、とNTTとさいたま市が腹を決めたのならそれでもいい。いわば経営の籠城作戦ともいえる決断だけど。
「と、殿~!」「わしはどこへも逃げぬ。最後まで逃げぬぞ~」ガラガラガラ~。チャンチャン。

大宮アルディージャはもう限界。
むしろここまでよく頑張った、と私は思う。
日産のマーチがタイで作られ、NEC(日本電気)のパソコンが台湾で作られ、JAL(日本航空)は事実上倒産し、もしかしたら次は日立が倒産するんじゃねえかとまで言われるこのご時世、ホームタウンがどこにあるかなんて、大した問題じゃない。チームが愛されること、スタッフや選手たちがサッカーを続けられること、そしてファンとサポーターがアルディージャのサッカーを楽しめること、これらだけを経営陣は考えるべきであって、浦和と大宮の歴史だとか、チームができた経緯だとかっていう昔のくだらないことにはとらわれないことだ。そうじゃないと、アルディージャ自身が、数年で消滅してしまうだろう。

ピンチをチャンスに変えることができるかどうか、それが指揮官の役目だ。
涙を流して頭を下げることは、指揮官のすることじゃない。
船底に穴のあいた艦を港まで返すこと、エンジンから火を噴いている旅客機を着陸させること、それが“長”の務めだ。
船員や乗客に「ごめんんさない」と泣いて謝るのは、ヒーローじゃない。映画なら、雑魚の役だ。

チームのために、皆から嫌われても、怒号を浴びても、正しい決断をするのが“長”である指揮官の役目だ。
だから“長”はひとりなのだ。

さあ、大宮アルディージャの指揮官である“社長”さんは、どういう決断をするのかな。
まさか辞任の意向を示した直後に、さっさと親会社に帰って「いやあ、新聞に出ちゃったよ。まいったまいった。でもまあ、結構面白かったけどね」って歓迎会でスピーチして、あなたの人生の思い出の1ページにして終わりってわけじゃあないでしょうね。

はっきりいって、大宮アルディージャは、埼玉県のサッカーのためには、まだ何も寄与していませんよ。
旧大宮市と現さいたま市にとっても、何も寄与していませんよ。年に数回、大宮駅東口から氷川参道にかけてのあたりのゴミ拾いをちょこっとだけしただけですよね。
そして埼玉県の少年サッカーにも、まあったく寄与していません。
大宮アルディージャのジュニアチームができてよかった、なんて声を、少年サッカー関係者から聞いたことは一度もありません。

いったい何がしたいんですか?
本当に、サッカーを愛してますか? サッカーを楽しんでますか?
サッカーで儲けようと、本気で考えていますか? 真剣勝負で経営していますか?

さいたま市だって、Jリーグだって、アルディージャがつぶれるよりは、再建できる策に賛同してくれます。
アルディージャの経営陣は、どうか本気になってください。
お願いします。


【訂正&謝罪】
日立さまへ
失礼しますた。


日立、営業黒字2000億円超 高機能材料が堅調
2010/10/22 2:01
情報元 日本経済新聞 電子版
 日立製作所の収益が拡大している。2010年4~9月期の連結営業損益(米国会計基準)は2000億円超の黒字(前年同期は247億円の赤字)となったもよう。従来予想は1700億円だった。新興国を中心とした景気回復の恩恵を受け、デジタル家電や自動車向けの高機能材料が堅調だ。4~9月期の連結営業利益で電機大手のトップになった公算が大きい。



でもですね~、ブレ幅がでかいっつうのは、躁鬱病みたいなもんで経営的には問題があるってことっすよ。
ご用心ご用心。

北本という市名の由来

知っている人は知っているのだろうが、私はずっと知らなくて今回初めて知った。

驚いたのは、北本の「北」にも「本」にも、それ自体に意味があるわけではなかったことだ。
それはまるで、東京都西部にある西東京市が何十年後かに、西東市となったようなものだったのだ。

北本という名称は、遠く遡(さかのぼ)ればそこが「本宿」という名の宿場村だったことに由来する。
この本宿というのも、鴻巣宿が現在の位置へ移転したことによる「元々の鴻巣宿があった場所」という意味で、移転前の位置を「本鴻巣」と呼ぶようになったことに由来している(らしい)。
(だから、「もと鴻巣宿があった場所」という意味であって、「元(本)鴻巣宿」という宿場が残ったとか存在したとかというわけではない)
したがってこの「本宿」という名称そのものはちっとも珍しいものではなく、何かの理由で何かが移転すると、その元あったとことに「本(元)」という字と、旧い地名やあったものの名称が残存するのだ。

その例のもれず、現在の埼玉県南部にあたる地域にも「本宿」があった(現在は、埼京線南与野駅近くの南元宿)。
ここと区別するために、北の本宿ということで「北本宿」となった。
つまり、北本+宿場で北本宿なのではなく、北+本宿で北本宿だったのだ。

そして宿場に由来した各地の地名から、時代と共に「宿」の字が消えたように、北本宿からも「宿」の字が消え、「北本」となったのだ。

しかしこれは、東の京都であった東京都が、いつしか東京となったようなもので、日本の地名史から見ればごく普通の変遷である。

知ってみれば「なあんだ」という話なのだが、知らなかった私にとっては「おお、なるほどね」という話だった。

2010年10月19日火曜日

第39回埼玉県サッカー少年団大会西部地区予選 代表決定戦組み合わせ

第39回埼玉県サッカー少年団大会西部地区予選

開催予定日 2010年 平成22年 10月24日(日)

下記4桁の数字はキックオフ時刻(例 0900=午前9時)

狭山・下奥富グランド
A 0900 三ヶ島FC × 高萩北アンタレス
C 1000 上福岡サンダース × 藤久保イエローイーグルス
B 1100 嵐山町SC × 飯能ブルーダーJr.
D 1200 FC鶴ヶ島 × 岡田サッカー
1300 第1代表決定戦(AB)
1400 第2代表決定戦(CD)

狭山・入曽運動公園広場
O 0900 新宿サッカー × 北野サッカー
P 1000 川越バッハロー × 千代田SC
Q 1100 鶴ヶ島サザンキッカーズ × 旭サッカー
R 1200 川越三保谷パイレーツ × 上新井サッカー
1300 第7代表決定戦(OQ)
1400 第8代表決定戦(PR)

坂戸・多目的A
E 0900 川越福原SC × 北坂戸SC
F 1000 大岡松二サッカー × 東松山ペレーニアFC
G 1100 サイタマジュニア × 川越ひまわり
1200 第3代表決定戦(EH)
1300 第9代表決定戦(GJ)

坂戸・多目的B
H 0900 柳瀬レッドローズ × にっさいFC
I 1000 長鶴サッカー × 川越ヤンガーズ
J 1100 武蔵野イレブン × 狭山台キッカーズ
1200 第4代表決定戦(FI)

東入間・びん沼
K 0900 上福岡少年少女 × 狭山台グリーン
L 1000 川越パンサー × レアル狭山
M 1100 浅羽野サッカー × 大井少年
N 1200 金山FC × 狭山サイゼリアFC
1300 第5代表戦(KM)
1400 第6代表戦(LN)

以上

第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム(追加あり)

北足立郡南部も決定していたようだ。

鳩ヶ谷キッカーズ
和光イレブン
戸塚FCJ
新座片山

これで、現時点で決定しているのは下記のようになった。



第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム

2010年 平成22年 10月17日 

決定発表されたチーム

北部地区 4枠
江南南_熊谷西_寄居FC_秩父南SSS


東部地区 8枠
大袋FC_栄町キッカーズ_豊春サッカークラブ_越谷サンシン_越谷FCJr._行田泉_草加東_行田中央キャッスルキッズ


南部地区 11枠
北足立北____ユベントス_上尾朝日
さいたま市北部_日進_七里
さいたま市南部_三室_栄和_駒場
北足立南____鳩ヶ谷キッカーズ_和光イレブン_戸塚FCJ_新座片山


※西部地区(9)は、10月24日(日)に決定予定。

クマよりもチデジカを射殺せよ!

3年前(2007)の、今はなきCBSドキュメントから。

地デジ化とかいってのは要するに、リモコンが複雑になって重くなって電池がたくさん必要になるってことなんだ。
そのうち、携帯電話みたいに、リモコン用の充電器を置くようになる。
番組の中ではBMWの7シリーズが揶揄(やゆ)されてるけど、実際いまそうなってるもんなあ。
日本車はまだ良い方で、ヨーロッパ車なんて何がどこにあるのか本当にわからない。シートだって昔みたいに手間をかけて作ってない(おそらく中国で8割作ってから、本国で仕上げをしてる)から、もう特別ってわけでもないし、マジでヨーロッパの自動車メーカーは数年で消えるんじゃないのかって心配になる。

浦和レッズの観客動員がゆるやかに落ちて行ってるけど、その理由も「地デジ化」と同じなんじゃないかって思ってる。
地デジ化ってのは上が押しつけてることで、利用者はそんなもののぞんでいない。
もし推し進めるのなら、過去の番組のライブラリを無料にするとかも強制して、利用者にも「地デジ化は得だ」と実感してもらえるようにしないと、ど~にも納得がいかない。ゴミ処分の有料化だってそうだ。分別させられたあげく、家庭ゴミやコンビニゴミのポイ捨てや不法投棄が増えてるんだから、何にもよくなってない。

レッズだってそうだ。どういうサッカーがしたいんだよ? 別にショートパスをつなぐサッカーでもいいけどさ、それを目指す指揮官に、ドイツ人のフィンケは適任なのかってことさ。ドイツだよ、ドイツ。何でどーして、ショートパスで走るサッカーなのさ。そんなチーム、ドイツにはひとつもないし、ドイツサッカー史上にだって存在したことないじゃんか。
っつっか、そもそもレッズにそんなサッカー求めてないし。
ショートパスを多用するサッカーをすれば観客が楽しく思うと思ってるなら大間違い。少なくとも、俺はそうじゃない。そういうちょこまかしたサッカーは、2部常連の、いやJ2がお似合いの六本木ミドリガメさんズにまかせておけばいいの。

娯楽のことについて上から押しつけたら失敗するっていう、格好の例がこのデジタル家電と浦和レッズだね。

デジタル家電の憂鬱。前半(7:33)

アメリカには、HVテレビを設置するプロがいる。

デジタル家電の憂鬱。後半(4:38)

リモコンを操作するリモコンが欲しい。


註 揶揄(やゆ) 皮肉をいったりしてからかうこと。

ロボットとチームを組む日も近い。

美少女ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」が披露した歌と踊りは想像以上のなめらかさ。

彼女の歌と踊りが終わると、会場の空気が変わった。




HRP-4C未夢は、産業技術総合研究所が開発した日本人女性型ロボットで、身長は158センチ・体重は43キロ。
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こりゃあ、人間いらなくなるな。

ってのは冗談にしても、将来こういう分野でも北足立北部の元少年サッカー選手たちが活躍してくれたら嬉しい。
何かの受賞インタビューで「子供の頃にサッカーをやってて、そこで『本当に楽しむ』とはどういうことかを学びました。この経験がいま、ボクの力になってます」とかなんとかって答えたりしてさ。
プロサッカー選手になるだけが、少年サッカーのゴールではないのだ!

それに円高なんだから、世界トップの研究者をどんどん招き入れてしまえばいいのに、と思う。

サッカーの指導者や周辺スタッフもそう。
北足立北部地区の関係者が協力して、それこそユーロ安のスペイン・イタリアからジュニア世代の優秀な指導者を招いて講習会を開くのもいいではないか。
協会や代理店を通さないで、ネット検索と翻訳サービスを活用すれば、ほぼ旅費と実費とお土産くらいで来てくれる人を見つけられると思うのだが。

卒団に向けて─君はこんなにすばらしい─

良いところを「褒(ほ)める手紙」を渡してあげましょう。

ひとり一人に、その子の素晴らしいところ、良いところ、褒めてあげたいところ、感心したところ、長所だと思うところ、かっこいいところ、そういうところをたくさんたくさん、思いつく限りリストアップして、渡してあげましょう。

監督・コーチだけじゃなく、チームメートや後輩にも聞いてあげてください。大人の知っているその子と、子供の知っているその子の姿は、たいてい異なっているものですから。

悪いところ、欠点、短所、改(あらた)めたら良いところ、そんなことを書いてはダメです。

自分でわかっているところを指摘されれば腹立たしいし、知らないところを指摘されれば傷つくからです。

これは学校の通信簿じゃあなくて、「褒める手紙」なんです。

これが大事なんです。

わが子の良いところを、他の大人たちやチームの仲間たちや後輩たちからリストアップされれば、親だって悪い気はしないものです。「うちの子にこんな面があったのか」と、より一層わが子が誇らしくなるものです。

この「褒める手紙」には、良い点とともに、ずっと一緒にやってきての楽しかった思い出、印象・記憶に残っていることなんかも、「こんなこともあったね」と書き添えてあげられれば尚良い(なおよい)です。



注意! 

繰り返しになりますけど、欠点、弱点、嫌な記憶、失敗の思い出、そしてここをこうすれば良くなる系の改良点などは、この手紙に絶対に書いてはいけません。
どうしてもその手のことを伝えたいのなら、それはそれで別の機会に伝えればいいことです。この手紙に書いてはだめです。絶対!

この手紙が価値を持つためには、良いこと、長所、楽しい記憶、だけが書いてある「褒めの力(パワー)」を持たせることが必須(ひっす)なのです。

これから、もしも苦しいこと、つらいこと、そして理不尽な壁にぶちあたったとき、ふっと開くと力が湧いてくるような魔法、この手紙は、そういう存在でもあって欲しい手紙なんです。

将来もし苦しい場面に陥(おちい)ったり遭遇したりして、そういうつらいときにふっとこの手紙を読んだら「お前のここがダメ」みたいなことが昔も指摘されてたなんて、まさに泣きっ面に蜂になってしまいます。

ですから、この手紙には、褒めることしか書いちゃだめなんです。


内容は、あああのときのあのことねと思いだせるくらいに具体的でもいいし、ざっくりと抽象的でもいいです。

大事なのは、とにかく褒めること。

そんなに自分のことを、褒めて褒めて褒めまくられて、一言も小言のない手紙をもらう事なんて、この機会を逃せば一生ないです。きっとないです。だって私はなかったですから。

これは私の印象なんですけど、道を踏み外しそうになった時にふんばれる人は、強烈に褒められた記憶のある人間である気がするんです。

今後の私たちの暮らす世の中は、うまくいって現状維持、ふつうにいけば徐々に「国際化」という名のモラル低下、治安悪化、ストレス増加、競争激化という社会になって行くでしょう。いま小学生でいる子供たちが大人になる頃には、年間の自殺者が5万人を越えているかも知れません。そんな時代になったら、それこそ誰も自分を褒めてなんかくれません。「お前はダメだ」→「ここがダメだ」→「もうダメだ」と追い込まれてしまうのが当たり前の世の中になってしまっているかもしれません。
そんなときに、もしかしたらこの手紙が力(パワー)となってくれるかもしれない。

いまのその子に渡す手紙なんですけど、本当は未来のその子に送った手紙なんですよね、これ。

バカバカしいと一笑に付さず、せっかくサッカーボールでつながった縁なんですから、この「褒める手紙」を一度検討してみて欲しいなあ。どうかぜひ、宜しくお願いします。

2010年10月18日月曜日

体の向きだけでカテナチオを崩壊させる男─エルナネス─

体の向きだけでカテナチオを崩壊させる男。
その名はエルナネス!

Lazio-Brescia 1-0 Mauri Goal - 6^ Giornata Serie A - 03.10.2010
1-0 Mauri 45′




パスとドリブルだけがサッカーじゃないということが、とてもわかりやすいシーン。

私の愛するラァッチオ(空色)の左サイドの選手がボールを持ってセンターラインを越えた時点で、ブレシア(オレンジ)の4バックは中央を少し絞った距離感で緩い凹型のラインを引いて待ちかまえている。
ボランチのひとりは、ボールを持った選手のコースをさえぎるようにポジションを移動し、右サイドバックは、外へ開いていく左FWへと絞ってゆく。
ラァッチオの攻撃陣は他に、ボールと同じ高さに3人(センターの2人は接近している)と、中央右に遅れて1人がいる。

ボールを運んでいた選手がスピードダウン。右にパス。ブレシアは4DF3MFのラインがピッチ右を固めている。

パスを受けた選手(エルナネス)が体の向きを変えた瞬間に、ブレシアの右DFと右MFは、ラァッチオの左FWへの警戒レベルを下げ、ポジションと意識を中央よりへ修正。

ボールを持っている選手が再度体の向きを変えた。ブレシアMFの陣形に乱れが生じる様子がよくわかる。

ボールを持っている選手が、またまた体の向きを変えた。整っていたDFラインにギャップ(段)ができてしまう。

突然スピードアップ。ブレシアのマーカーが振り切られる。

ブレシアの2人のMFの間にラァッチオの選手(マウリ)が割り込み、ドリブルしている選手の前方にコースができる。
(囲碁でいう「割り打ち」状態)

割り打ちの選手がスペースを空け、そこへのドリブル侵入に成功する。

ブレシアのDFがシュートを警戒しチェックにくる。そのDFが移動したことで生まれたDFラインのすき間へ、先ほどドリブルコースを作ったラチオFWが侵入。

そのタイミングを逃さずにスルーパス。

シュート。得点。

ブレシアDFとすれば、ラチオの右FWをDFラインの左2人でマークするような形になってしまったのが失敗その1。

もう一つは、ラチオの8番をMFがチェックにいったときの、そのMFひとりでチェックするような連携のないチャレンジ。うしろに誰もいないにしては、あまりにも軽率なプレーだ。

ブレシア側とすれば、エルナネスにスピードアップさせないことを第一に守備をするべきで、ボールへチャレンジするのはもっと引きこんでスペースを潰してからにすべきだった、と、私は思う。

逆にラチオにしてみれば、最初にボールを持っていた左サイドの選手が、あそこでスピードダウンしたことが正解だった。あれ以上前進していたら、エルナネスやマウリが使えるスペースが残されていなかっただろうから。



アシスト 8番
エルナネス(Hernanes) 今年8月にサンパウロFCより加入したブラジル人。25歳。

ゴール 6番
ステファーノ・マウリ 30歳 元イタリア代表(2004)。

卒団に向けて─カテゴリーアップの備え─

端的に言えば、日本における少年サッカーの位置づけというのは、正式なサッカーをする際に優秀なプレーヤーとなるための準備のひとつである。

だからピッチもゴールも狭く小さくし、ボールも軽くなっている。
筋力がなくても、走力がなくても、ちゃんとサッカーをプレーすることができるようにするためだ。

そう考えると4種カテゴリーの公式戦が終了したあとは、中学(ジュニア・ユース、3種)サッカーへの橋渡しとなるようなトレーニングに変えていかなければならない。

当然どこの少年サッカーチームでもこのことは考えていて、練習メニューはそのままにしてボールサイズを5号にしたり、正式サイズのピッチとゴールで練習試合を組んだりしている。

ピッチやゴールのサイズについては、練習でもミニゲームやフットサルをしているのでそれほど戸惑いはないが、
ボールの感覚については、戸惑う子もいる。筋力の弱い子の中には、思うようにボールが蹴れなくて自信を失う子もいる。

それに3種は、サッカー自体もあまり面白くない(私にはそう見える)。

どうしてそうなるのかと私なりに考えてみると、やはりサッカーへの純粋な情熱が薄れてしまうからのような気がする。

捉(とら)え方をかえれば、子供たちの世界が広がるから、とも言える。
見えてくる世界、知る世界が広がるので、自分の能力や可能性も少し客観的に分析できるし、高校受験の準備もすぐ始まるし、好きな“女子”もできてるし、悪い付き合いに誘われることもあるし、教師との関係も複雑になるし、親も歳をとってくるし、先輩も怖いし、芸能人にもなりたいし、有名にもなりたいし、お金持ちにもなりたいし、とそんなこんなで、子供たちの中に占めるサッカーの割合が相対的に小さくなってしまう。これは仕方のないことだ。いつまでもサッカーボールを抱えて眠るわけにはいかないのだから。

だが実は、この時期こそ、サッカーがその人間にとってかけがえのないものになるかならないかを決定するかけがえのない時間なのだと私は思っている。

この時期にいい仲間とサッカーを楽しむことができた人間は、サッカーが一生の特別な存在になる。
『宝』になる。
これは選手としてプレーしていたとか、大会での成績がどうだとか、そんなちっぽけなこととは関係がない。
「いい人間関係」と「サッカーを楽しむ」こと、これだけが重要なのだ。




とかなんとかこんなことをここまで書いてきたが、私はこういうことをここで書きたかったわけではなかったことを、いま思い出した。

はじめ、書こうと考えていたのは、5号球でミニゲーム形式のボール回しをたくさんやって欲しいということだったのだ。
ガンガンに寒くなったり、雪が降ったり、霜柱でグランドがグチャグチャになる前に、タッチの使い分けでボールをコントロールする感覚を、4号球バージョンから5号球バージョンへ移行させてあげておくと、春になったとき、より実践的な練習から入ることができるからだ。
天然芝や人工芝のピッチで練習できる環境にない選手の場合、やはり日本の冬はサッカーには厳しい条件となる。
特に、「ボールタッチの慣れ」みたいな練習をする際、カチカチだったりドロドロだったりするピッチは効果を低減する要因になってしまう。
もし今年の冬が大雪だったりしたら、ほとんど5号球に慣れないままで春を迎えることになる。

「まあまあ、そんなことは大した問題じゃないじゃない」
そうだろうか?
私はそうは思わない。
小学生から中学生へと子供たちの環境が大きく変わる前に、まだ少年サッカーのままの気持ちでサッカーと向かい合い、慣れ親しんだ仲間とサッカーを楽しんでいる間に、何の疑いもなく5号球の感覚へ移行してしまった方が、ストレスが少なくて済むと私は確信している。

5号球の方が自然に感じるようになり、久しぶりに4号球に触ったら「小っさ!」「軽っ!」と違和感を覚えるくらいにはやくしてしまうこと。これがこれからの時期に求められることだと思う。

【ただし書き】
今年の冬が記録的な暖冬だった場合はこの限りではないのであしからず。

第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム

第39回埼玉県サッカー少年団大会 各地区代表チーム

2010年 平成22年 10月18日 

決定発表されたチーム

北部地区 
江南南 熊谷西 寄居FC 秩父南SSS


東部地区 
大袋FC 栄町キッカーズ 豊春サッカークラブ 越谷サンシン 越谷FCJr. 行田泉 草加東 行田中央キャッスルキッズ


南部地区
北足立北 ユベントス 上尾朝日
さいたま市北部 日進 七里
さいたま市南部 三室 栄和 駒場




※西部地区と北足立南は、10月23日(土)もしくは24日(日)に決定予定(変更有り)。

後悔しないチームの作り方

まあ、後悔することも大事なことですし、負けからしか学べないこともたくさんあるんですけど、それはそれとしてここでは「子供たちがサッカーの試合を楽しめて、そして育成の面からも効果のある」チームを作るためには、こういう考え方もあるよ、ということをざっくり書いてみます。

毎年たくさんの団員が入ってきて、そこから選抜してチームを作らなくてはならない(これはこれで苦労もストレスも悩みも多いんですけど)ようなチームは想定しておりませんのであしからず。



県サッカー少年団大会の北足立郡北部地区予選が終わって、4種リーグも残すところ1~2試合となりました。
各チームのパパさんコーチの皆さんにも、いろいろと思うところがあるのだろうと想像します。
あそこでああすればよかったとか、ここはこうすべきじゃなかったとか。

サッカーのチーム作りで意外と忘れられがちなのが、「よそのチームをよく見てみる」ということです。
よそのチームをよく見ることは、自然と自分のチームを見ることにもなるんですけど、皆さん結構なおざりにされているみたいです。

「うちのチームは弱いから」「うちの子はヘタだから」
なんて嘆(なげ)く前に、よそのチームをよく見てください。
ほら、よそのチームにだってヘタな子はいくらでもいるじゃないですか。
でも、サッカーのチーム作りって、上手な子をそろえること、じゃあないんです。

チーム作りっていうのは、そのチームの戦力・装備で得られる戦果・効能を最大化するように、選手たちを配置することなんです。
シンプルに言えば「穴(弱点)を隠す」ということです(塞(ふさ)げればいいんですけど、なかなかそうは行きませんので)。

どんなに上手でスピードがあって体力も体格も頭脳もすばらしい子がいたとしても、彼ひとりでは試合に勝つことはできません。
サッカーとはそういうスポーツです。エースで4番のように、ストライカーとキーパーを同時にこなすなんて無理なんですから。サッカーチームには必ずデコボコがある、そう思ってください。必ずどこかに穴があいているんです(レベルが上がると、この穴が出現するには状況や時間帯といった条件がかかわってくるんですけど、それでも穴は必ずあります。サッカーですから)。

よそのチームを見るときは、この「穴」はどこにあるのかを探すことから入ります。

ふつうのチームでは、うまい子、はやい子、を前中央に置いて、大きな子をゴール前に置いて、とこんな感じでポジションを決めてゆきます。
ゴールキーパーをやりたがる子も、やらせたがる親も、日本では少ないです現状をふまえ、それならこのチームではどんな子がゴールキーパーを担っているんだろう? そういうちょっと意地悪な視点から見ることも大事です。
前へのボールへの対応、DFとの関係、高さやコーチング、ギリギリの競りあいで体を張れるかどうか、この辺をチェックすればおおよそのことはわかります。

そしてたいていのチームで「穴」になるのは左サイドのMFとDFの間です。
これは選抜チームではない街チームの悲しさで、まともな左利きの選手を2人持つことはなかなか難しいことにその理由があります。
守備側の左サイドというのは、相手攻撃側から見れば、右利きの選手が最もドリブルもシュートもパスもしやすい位置になります。ここに穴があると、そのチームはどうしても不安定な試合運びになってしまいます。自分たちが押していても、そのエリアへのロングボール一発でたちまち失点、みたいなことが頻発するからです。
ですから、この位置が「穴」になっているのかいないのか、それとGKが嫌々GKをやっているのかいないのか、その2点を見極めようという気構えでよそのチームを見ていると、さきほど言ったように、自然と自分のチームも見えてくるようになります。
これで第一歩目をふみだせました。

では次に、自分のチームには大きな穴があいていることもわかった。そしてGKも、あまりやる気がないことがわかった。らどうするか、です。

まず穴をふさぐことを最優先してチームを再構成しましょう。
船底の穴をふさぐこと、出血をとめること、それがいい結果に続く道へと通じるのです。
ここは思い切って、左サイドには左利きという既成概念を捨て去って、動ける子そこそこうまい子を左へ持ってきてみましょう。
この狙いは、相手の右サイドと真っ向勝負できる左サイドにすることです。ですから左サイドから左足であげる美しいクロスボール、なんてのは夢のまた夢、自分たちには関係ないものだと割り切ります。
ゴールキーパーについては、チームのエースだとか人気者だとかは関係なく、気持ちが強くて反射神経もジャンプ力も判断力もある子を上から順に3人選んで、交代で任せるようにします。普段の練習に加えて、GK練習もプラスです。
エース級がゴールキーパーを務めることで、チーム内におけるGKというポジションのステイタスを向上させることが狙いです。ゴールキーパーを、ヘタで足の遅い使えない奴がやるポジションだという「草野球のキャッチャー」的なイメージから、できるリーダーのやるポジション、「古田敦也クラスじゃないとつとまらないポジション」というイメージへアップさせてしまいます。これに成功すれば、チームの雰囲気もぐっとよくなります。
実際、ゴールキーパーを経験しておくことは、得点感覚を磨くためや、またディフェンスとのコンビネーションを強めるためにも非常に効果のあるものです。

穴がふさがって、質の良いGKも確保できたところから、チームはいよいよスタートします。
各選手の特性、パスを出すタイプなのか、パスを受けるタイプなのか、足下でプレーするのか、スペースでプレーするのか、恐がりなのか、勇気があるのか、いざというとき向かっていくか、逃げるのか、そのあたりを考慮しながらポジションにとりあえずはめ込み、練習と試合を重ねながら徐々に煮詰めていけば、そんなに間違ったチームにはならないと思います。

最終的にできあがったチームが最初のチームとはまったく違う姿になったとしても、むしろそれはそれだけチーム力がアップした証だと考えるべきで、遠回りをしたとかはじめからこうしてればよかったなんて思ってはだめです。名画の下には、何度も書き直された幾重もの下書きがあるものなのです。

チーム作りにはそれこそ指導者の数だけ考え方、やり方があります。

子供たちのサッカー選手としての可能性もひとつではなく、いろいろ。だからいろんなポジションを“真面目に”こなそうとする期間を持つことは、個々の幅を広げます。子供の頃からずっとワンポジションという子よりも、ゲーム(もちろんサッカーの)に対する取り組み方と見方・考え方が多面的になるんです。このことも頭の片隅に入れておきましょう。

来年の初夏、たくさんの個性的なチームが魅惑的なサッカーを展開して、楽しませてくれることを期待しています。