2010年10月26日火曜日

夏より冬が良い理由 ─日本の場合─

日本で暮らす場合、夏よりも冬の方が断然優れている。



まず、蚊がいない。夏の蚊は絶滅して良い唯一の種だと思うが、いかがだろうか? 蚊がいることで、何か言い事ってあるの? 蚊が絶滅したら、生態系のバランスが崩れるとかあるのだろうか? 金鳥さんは困るだろうが、蚊は絶滅させるべきだ。



防犯の面から言えば、レイプや痴漢という性犯罪が、冬は段違いに少ない。そして殺人も減少する。寒いと頭も冷やされるから、「カッとなって」ってのが減るからだ(でも自殺は増えるけど。死ぬな! 死んだって良いことないって)。



そして何より、食べ物と酒がうまくなる。

私は熱々の湯豆腐にとろけるチーズ(室温にしておくのがコツ。冷蔵庫から出してすぐだと、豆腐の熱がうばわれるから)をのせて、とろっとしたとこに醤油たらっとして、はふはふ食べるのが好きなのだが、これは冬じゃないとおいしくない。寒ければ寒いほどうまい。焼き海苔やオカカ、バジル、オレガノ、味の素、そして意外なところでお砂糖なんかでも味に変化が付けられて、口の中の世界が広がる。シラス(じゃこ)やネギ、シソ、生姜、をかけても、もちろんいい。さらにこれはベテランのみに許される、紙一重の危険な道なのだが、ケチャップ+マヨネーズ+カラシのミックスをちょこんと乗せるというワザもある。お奨めはしないが、ダメって言われたらやってみたくなる「キャプテン・ジャック系」の男の中の男なら、やってみるべし。さすれば必ず後悔するであろう。いや、もとい、航海するであろう。

お酒はちびちびいってもうまいような種類がいい。つまり、ビール系やチューハイ系は合わないってことを言っている。

強いお酒を、ちびちびってのが合う。



あと、クリスマスとかお正月とか、そういうビッグイベントも目白押しなのが冬だ。

夏は、終戦記念日とか、原爆投下の黙祷とか、お線香の臭いとか、蚊取り線香の臭いとか、蚊とか、蚊とか、蚊とか、そういうのばっかりだ。

だいたい、何で毎年夏になると、戦争の記憶を強化されなきゃならんのだ?

しわくちゃのくせにやたら健康そうな(たぶん戦争遺族系の保険で、どんな医療も無料なんだ、きっと)爺ちゃんばあちゃんがでてきて、つらかった、大変だったって話を繰り返す。別に新しい話題もないんだから、再放送でいいじゃんって思うのだが、わざわざ毎年、新しく番組を作る。もしかしたら終戦番組利権でも存在するんじゃないかっていうくらいの工夫のなさだ。

戦争という事態にいたらないようにすることと、戦争の悲惨さを植え付けることは、真逆の効果だと思うんだけど、その辺のことはどうなってるんだろう。
日本が大東亜・太平洋戦争にはまっていったのだって、当時反対意見を封じ込めたその論拠は「恐怖であり、恐れ」なんだけどなあ。

その点、冬はいい。

切った張ったも忠臣蔵くらいしかないし。

キャンドル・ジュン、もとい、キャンドル・ライトとお線香じゃあ、ロマンチックさでキャンドル・ライトの圧勝でしょう。

キャンドル・ジュンとお線香だと、お線香の勝ちだけど。







途中だけど、今回はここまで。

続きは気が向いたら。

とにかく、寒くなってきたーーーーー!

空気が澄んできたーーーーーー!





そうそう、あと、なんとなくだけど、



太陽ってバカっぽくない?

で、

月は知的な感じ。



日が短くなって月が一層美しくなる冬は、やっぱ夏よりいい。




冬の薄暮の赤い月


おわり

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