2010年5月11日火曜日

弁当で食中毒

これからの季節の週末は、朝から試合で、弁当の昼食を取って、そのあとまた試合、などというパターンが繰り替えれる。
弁当の入ったバッグはグラウンドの片隅に置きっぱなし、という光景もごく当たり前となっている。
給水ボトルは前に使ってからザッと水でゆすいだだけで、ろくに乾燥もさせないまま再使用。

ボトルの底には、先週からの古い水が残っていて、そこでは菌が増殖し、またカバンの中で熱せられたタッパーウェアの中でも、野菜の水分や煮汁の中で、菌が爆発的に増殖し、昼食時にそれを口へ入れた子供の胃の中で──

そうならないために、多少の気遣いくらいしてもバチは当たらない。

給水ボトルの方は、ふたをしたまま保管しないこと。
ボトルの中にほこりが入ることよりも、水分が残ったままの方が、医学上ははるかに危険である。
食中毒の菌は水分中で増えるのであって、乾燥したほこりの中では生きられない。
どうしてもふたをしたまま保管したいのであれば、使用前に洗剤水でよくゆすぐようにする。
乾燥保管よりもリスクは高いが、そのまま使用するよりはずっといい。
食器洗剤の味が若干残って、それを飲んでも危険はない。食器用の洗剤は飲んでも平気だから。

弁当の方は、生野菜や煮物を入れないことと、凍らせたコンニャクゼリーを保冷剤代わりにすることで、菌の繁殖を予防する。
凍らせたおかずをそのまま弁当に入れれば、食べる頃に解けてるし、保冷効果もあってGoodということを言う人もいるが、凍ったおかずが解凍していく過程でけっこうな量の水分が流出するので、私はあまりオススメしたくない。
もしやるなら、仕切を細かくきっちりやって、流れ出た水分が他のおかずと接触したりすることがないようにしたい。

あと予防策として、ミヤリサンやビオフェルミンといった整腸剤を普段から服用させるようにしたい。
これらは腸内で善玉菌を増やし、悪玉菌が住み着きにくい体質にしてくれる作用がある。
胃腸の調子が良いと、万一食中毒菌が体内へ侵入したとしても、簡単にそれらを増殖させるような事態にはならない。つまり食中毒になりにくくなる。まあそれでもなるときはなるんだが。
さらに良いこととして、胃腸の調子が良いと、食事をたくさん取るようになる。
成長期の子供にとって、食事をたくさん取れるということは、体の成長をうながすということに直結する。
遺伝的な最終身長には、3パーセント弱程度のプラスマイナスがある。
簡単に言えば、遺伝的な最終身長175センチの男性でも、実際には170センチの人と180センチがいるということだ。
その差はどこから生じるか。
2大要因としてあげられているのが、食事と睡眠時間である。
影響の大きさは 食事 < 睡眠時間 だろうと考えられている(夜の長い北欧や栄養摂取の乏しいアフリカについては、遺伝と睡眠時間で説明されている)が、それでも食事の影響力を軽視することはできない。

いっぱい食べて、たくさん寝る、そういう子が育つのは昔から言われてきた通りでまちがいないってことだ。
だから食中毒に注意するような意識をお母さんたちが普段から持つことは、その場の食中毒リスクについてだけじゃなくて、わが子が高身長のたくましいスポーツマンになる可能性を伸ばすことにもなる、意外とお得な子育てノウハウのひとつなのだ。

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