2010年5月17日月曜日

大宮アルディージャのスペイン遠征動画

スペイン遠征では、15分ハーフの7人制の大会に参加したようです。
大会サイト
http://www.arousafutbol7.com/
試合映像
Partido del AF7 entre Inter y Omiya
http://www.ustream.tv/recorded/6964921

【観戦メモ】
前半はインテルの選手たちもまじめに守備をして、ボールへのプレッシャーをかけてきていた。
立て続けに得点を重ねるとペースダウン。
そこを見逃さず、アルディージャは自分たちのペースを取り戻す。
ところが後半開始早々、さらに失点。
気持ちが切れるかと心配したが、そんな心配は無用とばかりに、引いて守りだしたインテルを攻め、7分、10分と連続得点!
残念ながら試合はそのまま2-3で終わってしまったが、終了後に泣いているアルディージャの選手たちにはいい思い出になっただろうと思われる。親御さんたちも、高額な旅費を負担しただけの甲斐があったというものだ。

【気付いた点メモ】
体つきがまったく違う。その差は圧倒的。アルディージャの子たちは、インテルの子の肩にも届かない。本当に同じ年代なのだろうか?
今年日本でうるさく言われてる通り、確かに手を使ってプレーすることはないうように見えた。
両チームともサイドからのクロスほとんどなし。7人制の弊害か。
7人制はスペースだらけ。日本の小学生年代の体格で、7~8人制となると、さらにスペースは広がる。国際大会の規格に合わせるためだから仕方ないとはいえ、もし日本の子の育成のためだけを考えるなら、体格の整うジュニアユース年代で導入した方が数倍効率的にプラスの影響が期待できるだろう。
後半になって見せ始めた『待ちかまえて奪うイタリア式ディフェンス』は、もうこの年代からできているのだなあと感心した。マークの受け渡しや、全体をスライドさせながら守備陣形を調整していくところなど、まだまだ荒さはあるがコーチらの指導はお見事という他ない。
インテルはFWの黒人選手のためのチームとして、戦術もメンバーも構成されている。こういうところはトップから下部まで一貫してるなあ、と複雑な心境ながらも歴史からのチーム哲学を感じる。
アルディージャの山なりロングスローが印象的。ああいうこともやるんだ~。背に腹は代えられないってことなのかな~。
インテル勢いは立ち上がりがピークで、そこさえ戦略的にかわせていれば、試合そのものは勝つこともできたはず。というか、こんな程度の相手なら、倒して欲しかった。名前負け、肌の色(見た目)負け、しているように見受けられた。もったいない。
わざわざ出向いていったせっかくの機会なのに、1対1を避けるような戦い方をする意味がわからない。リーチや柔軟性やバランスやパワーの違いを、直に経験できるまたとないチャンスなのに。
ガンガン当たって、どんどんドリブルで仕掛けていくサッカーが見たかった。言っちゃ悪いけど、こんな大会、それ以外に目的なんてないんだから(地元のチームは違うだろうけど)。


投稿者のarousafutbol7さんは、他にも数試合番組としてアップされていました。
Real Madrid - Inter
Espanyol - Atletico
Valencia - Celta
Sevilla - Real Madrid
(参照)
http://www.ustream.tv/ajax/user/5505963/profile-videos

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