2010年5月31日月曜日

ナビスコ杯浦和・清水戦、テストマッチ日本・イングランド戦を続けて観て

なぜあんなに走ってるんだろう? ってのが率直な感想。
それも、どっちもたくさん走ってる方が負けてる。
そしてどっちも、後半に失点してるのも一緒。
マラソンにしたって、200メートル走だって、ほんの少しでも走る距離を短くしようとしてコースどりを工夫するのに、なんであんなにぐにゃぐにゃして走ってんだろ?
スタートが遅くなったら、そこへ行くまでの速度をあげなきゃなんない。
だったら少し早めにスタートしておけば楽なのに。
行きすぎたら戻らなくちゃいけなくなる。
だったら、行きすぎないように少し手前でスピードダウンすればいいのに。
「じゃあお前がやってみろよ。難しいんだから」
そうか。今の日本の現役サッカー選手は、何か特殊な電波か何かそんなのを受けてるんだな。
だってそうじゃないと、日本でもサッカー以外の競技ではできてることが、どうしてサッカーでだけはできないのか説明できないし、サッカー選手でも、今の日本の現役選手以外ではできてるのになあってことが説明できないもんなあ。

さぼるのとは違うんだよな。釜本とかラモスとか木村とか小野とか中村(俊)とか遠藤とかみたいな「さぼる」とは。
詰め将棋でいうとこの最短手数みたいに、無駄に見えても無駄じゃない、未来のための今、みたいな感覚が欲しいんだよね。何となく歩いてた、そしたら急にボールが来て、あわてて猛ダッシュ、そういうんじゃなくてさ。

サッカーは何が起こるかわからない、とはよく言うけど、ボールはひとつだし、人間にできることもそういきなり変わったりしないんだから(突然ヒールキックで100メートル蹴れるようになったりはしないってこと)、おおよその予測はつくはずなんだよなあ。ましてプロであったり日本代表でもあるような優秀な方々なんだから。

予測は予測なんだから、それもろくなデータも論理の蓄積もない、勘と経験に基づく予測なんだから、天気予報や株価・為替の予測以下の的中率になるのは当たり前。でも予測するってことが大事で、そこがプレーするときの面白さのひとつでもあるわけじゃん。なのになんてあんなに目暗めっぽう、やたらめったらに走り回ってるんだろ?

あれじゃ、疲れると思うんだよなあ。
それに、やってて面白くないだろっても思うんだよなあ。
サッカーなんだから、サッカーした方が楽しいと思うんだけどなあ。
違うのかなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿