2010年8月3日火曜日

第34回全日本少年サッカー大会 1次リーグ終了

記録的な暑さの中、大きな事故もなく1次リーグ全試合を終えることが出来たことを心から喜ばしく思う今日この頃。

各グループの1位2位が決勝トーナメントへ進出する。

Aグループ
1位 ディアブロッサ高田(奈良) 勝ち点 15 得失点 14
2位 柏レイソル(千葉) 勝ち点 12 得失点 21
3位 愛知FC(愛知1) 勝ち点 9 得失点 13

Bグループ
1位 FCアネーロ宇都宮(栃木) 勝ち点 15 得失点 11
2位 シーガル広島(広島) 勝ち点 12 得失点 8
3位 金沢南JSC(石川) 勝ち点 7 得失点 -1

Cグループ
☆1位 大宮アルディージャ(埼玉) 勝ち点 13 得失点 21
2位 あぐり西町FC(長崎) 勝ち点 12 得失点 8
3位 兵庫FC(兵庫) 勝ち点 8 得失点 3

Dグループ
1位 青森FC(青森) 勝ち点 12 得失点 8
2位 総社SC(岡山) 勝ち点 12 得失点 6
3位 津田FC(三重) 勝ち点 9 得失点 4

Eグループ
1位 ベガルタ仙台(宮城) 勝ち点 8 得失点 4
2位 エグゼ90FC(大阪) 勝ち点 8 得失点 2
3位 東海スポーツ(愛知2) 勝ち点 5 得失点 0
4位 鹿島アントラーズ(茨城) 勝ち点 3 得失点 -1
最下位 アルビレックス新潟(新潟) 勝ち点 3 得失点 -5

Fグループ
1位 バディーSC(神奈川) 勝ち点 13 得失点 19
2位 コンサドーレ札幌(北海道) 勝ち点 10 得失点 10
3位 太陽SC国分(鹿児島) 勝ち点 9 得失点 6
4位 十市少年SC(高知) 勝ち点 7 得失点 3

Gグループ
1位 ソレッソ熊本(熊本) 勝ち点 11 得失点 8
2位 丸亀FC(香川) 勝ち点 10 得失点 5
3位 レオーネ山口(山口) 勝ち点 9 得失点 0
4位 JACPA東京FC(東京) 勝ち点 8 得失点 5

Hグループ
1位 帝人SS(愛媛) 勝ち点 12 得失点 10
2位 ファナティコス(群馬) 勝ち点 12 得失点 9
3位 FC上西郷(福岡) 勝ち点 12 得失点 8


Fグループの最終戦となった 太陽SC国分 × 十市(とおち)少年SC は壮絶な試合となったようだ。
試合開始時点での勝ち点は、
太陽SC国分 8
コンサドーレ札幌 7
十市少年SC 6
コンサドーレの対戦相手がSC岐阜VAMOS(勝ち点3得失-11)であることから、残るひとつの予選突破キップを手にする可能性は、太陽とコンサの2チームに絞られていた。
太陽は、勝てば決勝トーナメント、勝ち以外だとここで終わりだ。
得点経過を見てみよう。
前半は両者無得点のまま折り返す。 0-0
後半7分 オウンゴールにより太陽が先制。 1-0
後半9分 十市の森田君がすかさず同点にする。 1-1
後半12分 またもや十市の森田君が得点し、これで逆点。 1-2
後半13分 息つく間もなく太陽の吉村君が得点。試合は振り出しへ。 2-2
後半終了4分前 太陽の川上君がこぼれ球をぶち込んで再逆転。 3-2
ロスタイム2分 十市の大田君が同点ゴールを決めたところで試合終了。 3-3
太陽SCは、コンサドーレ戦で、自分たちがロスタイムに同点に追いついている。そして今回は、自分たちがそれをやられたわけだ。皮肉な結果となってしまったが、初出場ですばらしい戦いぶりだったと思う。さすがは桜島っ子だと感心させられた。

高部JFC(静岡)には謝らなければならない。最終戦で0-4というスコアは、静岡県人らしからぬ諦めっぷりの良さだ。緑茶のようにサラッとしたまったく後味の残らない負けっぷりは、静岡への私のイメージを大きく変えさせてくれた。ペットボトルでお茶が売られる時代なのだから、いつまでも静岡は静岡のままじゃないということなのだろう。高部JFCさん、私の個人的な偏見に満ちた失礼な物言いをどうかお許しください。これからは静岡の特徴を「あっさり、すっぱり、水のよう」にさせていただきます。

Cグループのあぐり西町FC(長崎)は、今日の1試合目で大宮アルディージャに0-3と完敗したあと、良く立て直した。最終戦の対戦相手である兵庫FCとの勝ち点差はわずかに1。負ければ逆転で決勝トーナメント行きはなくなるという状況での2-0勝ちは立派だ。試合内容も終始押し気味だった様子。決勝トーナメントでの活躍が期待される。

Aグループでは昨年の愛知県の第1代表である愛知FCが消え、これでEグループの東海スポーツ(愛知2)とともに、昨年の覇者である愛知県勢がきれいさっぱりグループリーグで姿を消した。少年サッカーで、力のあるチームを毎年作り上げてくることの難しさを感じる。これは余談だが、そういった面からも、新座片山というチームのすごさを、改めて感じずにはいられなかった(といっても、今年度は県予選で敗退してるわけだが、実力的には全国でもトップランクであろうことは間違いない)。

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