2010年8月2日月曜日

第34回全日本少年サッカー大会 1次リーグ折り返し

第34回全日本少年サッカー大会の1次リーグが2日目を終えた。

各グループの短評

Aグループ
愛知県の第1代表である愛知FCが抜けていると思ったら、なんとなんとの本日、奈良県代表のディアブロッサ高田が1-0で愛知FCを破ってしまった。愛知FCが最終日に柏レイソル戦を残していることを考えると、Aグループの1位抜けはディアブロッサ高田となる可能性が高い。得失点差ではレイソルが愛知を4点も上回っているので、直接対決の結果次第では、まさかの愛知FC、グループリーグで脱落、という展開もあり得る。
柏レイソル vs 愛知FC 戦は明日8月3日の第1試合(9:30開始)。

Bグループ
栃木代表のFCアネーロ宇都宮と、広島代表のシーガル広島が、ともに勝ち点9で抜けている。3位との得失点差を考えると、この2チームのグループリーグ突破は確定的。

Cグループ
3連勝で現在グループトップのあぐり西町FC(長崎)は、最終日に大宮アルディージャ戦と兵庫FC戦を残しているのでかなり苦しい。大宮アルディージャは1位突破確実。兵庫FCも2位通過が濃厚。私があぐりのコーチだったら、10:30からのアルディ戦は捨てて、14:30からの兵庫FC戦に全力で挑むことを考えるのだが、はたしてあぐりのコーチはどうプランニングするのか。

Dグループ
混戦。最下位のフォルツァ松本(長野)にも、リーグ突破の可能性は十二分にある。

Eグループ
今日、アントラーズがアルビレックスを破ったことによって、大乱戦の大混戦グループとなった。口蹄疫汚染の影響で宮崎県代表の枠が空席となってしまったことが、この混乱の遠因であることは否めないだろう。試合数が多いのも大変だが、少ないというのもいろいろ難しいものなのだ。

Fグループ
やはりという感じで、このグループでは神奈川県代表のバディーSCがトップに立っている。鹿児島県代表の太陽SC国分戦と、コンサドーレ札幌戦をすでに終えていることを考慮すれば、バディーSCの首位通過は決定したといっていい。
現在2位の十市少年SC(高知)は、最終日にコンサドーレ戦と太陽国分戦を残している。明日10:30開始のコンサドーレ戦で勝つか引き分けたとしても、グループを突破できるかどうかは最終戦の太陽国分戦次第だ。
コンサドーレは、十市戦で勝てないと「バイバイほぼ確定」となる。今日の試合のロスタイムで、太陽国分に追いつかれたのが本当に痛かった。

Gグループ
4混2弱のグループ。2弱の一角が、いじわるな性格でお馴染みの静岡県代表であることから、高部JFC(静岡)との対戦を残しているレオーネ山口(山口)は厳しいだろう。静岡県民は、「ヘビの国の王子様」というか「AKB48の楽屋裏(想像)」というか、そのくらいさわやかに他人の足を引っぱることができる人たちだ。静岡県の特徴を示すキーワードは「笑顔、白い歯、文武両道、公私混同、嫉妬、隠蔽、無責任」。明日、レオーネ山口の子たちは、悔し涙にくれることだろう。高部JFCの子らは、それを見て高笑いするはずだ。
予選通過はソレッソ熊本と丸亀FC(香川)。

Hグループ
ここは5強1並。
ヴァレンテとおの以外は、横一線といっていい。しかし3連敗で勝ち点0のヴァレンテとおの(岩手)も、決して弱いわけじゃない。
このグループを突破しても決勝トーナメント1回戦の対戦相手はAグループの1位2位となるので、残念なグループでもある。

2 件のコメント:

  1. いや、だからこの学年の愛知は高田に勝ったことはほとんどありませんって。いくら個人のブログとは言え、チーム名を出している以上、浅薄な知識、思い込みによる無責任な書き込みははずかしいですよ?

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  2. う~ん、そんなにいいサッカーしてましたかね?
    いいチームだとは思いました。
    統率もとれていたし、自分たちの形というものもできていた。
    でもなんか、私の目には「自由なイメージ」「楽しい発想」がうつらなかったんです。
    去年のチームも、一昨年のチームも、また来年のチームも、今年と同じようなサッカーをしてるんじゃないかなあ、っていう感想を持ってしまったんです。
    実際にはそんなことないんでしょうけど、7番の選手とか8番の選手とか、もっと、見ているこっちが思いもつかないようなアイデアを見せてくれないかと期待を持って見ていたんですけど、結局、練習通りっていうプレーの範疇から飛び出せませんでした。
    すごくドリブルもちょこまかちょこまかと上手で、きっとリフティングも得意な子たちばかりなんだろうな、とは想像しますが、私の理解しているサッカーの「技術」って、もっとスケールが大きくて、なおかつあいまいなものなんですよね。
    まあ、今年になって少年サッカーの面白さに気づいた素人の思い込みではありますが、もっとサッカーそのものを楽しんでもいいように思うんですけど、浅はかな理想論なのかもしれません。
    これからもディアブロッサ高田については、できるだけチェックしたいと思いました。

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