2010年8月7日土曜日

全日本少年サッカー大会 決勝戦 観戦メモ&レフェリング考

主審の笠原寛貴さんのポジショニングは、はっきりいって不合格だった。
両線審の位置とのバランスを意識しすぎるあまり、プレー自体の流れや、選手の意図を読むことをおろそかにしていた。
その結果、線審の対面側エリアでのミスジャッジが非常に多くなってしまっていた。
バディー17番へのイエローカードや退場の判断、あるいは注意となった場面などはその典型だった。
主審の未熟さによって、大事な決勝戦で退場処分を受けてしまった彼が悔し涙を流していたが、おそらく今日のジャッジやゲームマネジメントに相当ガマンをしてきたのだろう。

埼玉県予選でも感じたことだが、少年サッカー(4種)の審判をする人は、選手たちをちゃんとリスペクトしているのだろうか?
小学生だと思って、軽んじているのではないだろうか?
彼らは学校制度の上では小学生であるが、サッカー選手としては独立した一個人なのだ。
ピッチ上に保護者がいるわけでもなく、ひとり一人が、個人の判断と責任でプレーしている。
そのサッカー選手、スポーツ選手に対して、今日の主審の態度はあまりにもアンフェアだったように思える。
フェアプレイとは選手たちにだけ求められているのではなく、審判も含めた競技場にいる全ての者に求められている理念だ。
決して、主審に対して服従を強いることが「フェアプレイ」ではない。


それと、バディーSCの17番が総得点20で歴代4位だったそうだが、ということは20得点より多く得点した選手が過去に3人もいたということになるのだが、記憶にまったくない。
もしかするとそれは会場がよみうりランドの頃で、大人用ゴールを使っていた時代の記録なのではないだろうか?
どうなのかなあ。
久々に少年サッカーを見たら、ディフェンスのレベルもゴールキーパーの体格も想像以上に高くて驚いてるのに、さらにゴールの大きさも少年サッカーサイズで、20得点以上あげられる選手があらわれることなんてものすごく稀なことだと思うんだけどなあ。実際、今大会だって、得点総数2位の子は、8点とかそのくらいのレベルなんだから。
どうなのかなあ。
大会サイトを見ても、そのへんのことに触れている箇所が見つからなかった。
ま、4位だろうが何位だろうが、あの17番が可能性を秘めた素材であることは間違いないんだから、どーでもいいか。

2 件のコメント:

  1. いまだに「線審」と呼ぶ人に言われたくない

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  2. 笠原さん、ついに1級審判です。

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