2010年9月21日火曜日

第14回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯 珍プレー

第14回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯

2010年 平成22年 9月20日
月曜日 敬老の日 彼岸入り

大胡総合運動公園で行われた、中国の東北路小学対バディーSC戦にて珍プレーがあった。

前半1-0で東北路がリードしている状況で、バディーの17番が倒されてPKとなった。

東北路のGKは、身長が低い。

ゴールは大人サイズ。前日のレイソル戦で、すでにPK戦を経験しているバディーの17番なら確実に決めるだろうと思われたそのとき、この珍プレーは起こった。


何と、東北路のゴールに、東北路のバカでか4人集のうちのひとりが、さも当たり前のようにポジションをとろうとしたのだ。

キーパーのように。

ゴールキーパーも、キーパーグローブを外して、そのバカでか君に手渡している。

これには場内騒然。

審判も困惑しているようだった。

中国ベンチから通訳の女性と、コーチがピッチの中へ走ってきた。

事情を説明し、審判からも指示を受けている。

今度は、小学6年生にはみえないくらいに小柄なゴールキーパー君が、自分の赤いキーパーユニを脱ぎだした。

そしてそれを、高校生の中へ入っても長身の部類に入るであろうくらい大柄な、その臨時キーパー選手に渡した。

大柄君は、渡されたちっちゃなキーパーユニを、レオタードを着るようにしてかぶっていた。

驚いたことに、彼はそれを着てしまった。さすがは雑伎団の国だ。

ちびっこ元キーパー君は、バカでか君のバカでかユニをワンピースみたいに着て、所在無げ(しょざいなげ)に立っている。

赤いキーパーユニをまとったバカでか君がゴールで構えて試合再開。



バディーの17番は、あっさりとPKと決めた。

すると今度は、さっきと逆のことが行われた。

ゴールにはまた、あのちびっ子君が入り、臨時キーパーとして何の役にも立たなかったバカでか君は、またフィールドへと戻った。



PK戦の場合にはこうした交代もたまにあるが、試合中のPKでこうした光景と見たのは初めてだった。

おそらくこれからも見ることはないだろう。

非常に珍しいものを見せてもらった。

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