2010年9月4日土曜日

状況条件を前提として、戦術を組み立てる。

朝から暑い。

クソ暑い。

と、思っていても仕方がないので、

まあ、こういうもんだ、と思ってみる。

そう思った上で、次にやることを考えてみる。

頭のどこかに、なんかわからない基準点があって、そこよりも気温が高いから「暑い」と思うのであって、基準を変えてみれば「不快」かもしれないが「暑く」はない、と思えるかも知れない。かなり強引だが。

「暑い」と思っていても、何も変わらない。

「痛い」と思っているのと一緒だ。

「痛い」と思っているだけでは、病も傷も治らない。

「痛い」原因をさぐって、それに対処する必要がある。

「下手だ」と思っていても、何も変わらないのと一緒だ。

「ミスる確率が高い」かもしれない。

「判断が遅れる」かもしれない。

でもそれを「下手だから」で片づけてしまっていては、何も変わらない。

「車が遅いから勝てない」なんてことを言うレーサーは、ダメなレーサーだ。

自分の車よりも速い車がいることを前提として、いかに勝つかを考えるのが戦術であり、戦う戦士であり、指揮する将軍なのだ。

ブスだから、ハゲだから、バカだから、となげいて人生をあきらめるかのような態度をとっていても、何も変わらない。

むしろそれを前提に、自分のための戦術を考える方がよっぽど面白い。

この世の主人公は自分なのだから。

だから、「暑い」というのは前提のひとつだととらえることにしよう。

ただ「暑い」ではなく、気温何度で湿度何%で、風はどれくらい、輻射熱は、どんなファッションが流行っているか、エアコンの稼働率は、そんなことを観察して、それらを前提として、「今」「今日」をとらえてみよう。

ほら、そうすれば、世界が違って見えてくる。

あれ? いつの間にか暑くなくなってきたぞ。









そんなわきゃない。

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