2010年9月9日木曜日

心のトレーニング(起)

心のトレーニング(起)

人間が自分のいる世界をとらえようとするときには、2つの基本パターンしか存在しない。
世界の中に自分がいるととらえるか、自分のまわりに世界があるととらえるか、だ。

【世界の中に自分タイプ】
自分の意思よりも、他人に自分がどう思われているのかを重視。
周囲に合わせる。
広く浅い人間関係。
自分が目立つことよりも「みんなと同じ」ことに安心感を覚える。
失敗しても、それは自分のせいじゃなく運が悪かったのだ。

つまり自分の心を映画にすると、その物語は自分以外の他人の視点から描かれることになる。

これが極端になった症例が「精神分裂病(統合失調症)」である。


【自分のまわりに世界タイプ】
周囲がどう思おうと、自分の意思や好みを尊重。
進んで努力するかわりに、失敗したら自分を責めてしまう。
運よりも自分の努力を重視。

つまり自分の心を映画にすると、その物語は自分の視点から描かれることになる。

これが極端になった症例が「躁鬱(そううつ)病」である。

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