ネイマールを止める方法
http://www.youtube.com/watch?v=NOU37Lu-oPo&feature=player_embedded
ロビーニョ、ネイマール、ガンソらが遊んでる風CM
http://inside.nike.com/blogs/nikefootball-ja_JP/2010/04/09/master-speed
2010年週間ベストゴール集
http://www.youtube.com/watch?v=fP812O3fykw&feature=player_embedded
こういう映像を見れば、単純なインステップのリフティングをいくら練習しても、トリック系の足技を身につけるトレーニングにはならないんだということが感覚的に納得できるだろう。
シンプルに真理を述べれば、
トリックがトリックたる理由はただひとつ。
それは、ふだん見たことのない動き、であること。
手品でも推理小説でも同じことだ。
いつも見慣れてる通りのこと、ありがちなこと、当たり前のこと、を見せられても、それはトリックとはいわない。
手にもっていた物がポケットから出てくるからトリックなのであり、密室のはずの部屋から犯人がいなくなっているからトリックなのだ。
右手に持ったコインがそのまま右手から出て来きました、では誰も驚かない。
死体のある部屋をさがしたら犯人が隠れていました、では小説にならない。
【トリックのトレーニングの一歩目】
手品を身につける第一歩は、指先をすばやく動かせるようになることだ。
実はサッカーでトリックを身につける第一歩も、同じなのである。
サッカーでの指先、つまり足首をすばやく動かせるよう、普段は使っていない細かい筋肉へ脳からの指令を送り続け、その細かい筋肉の発達とそれに指令を送る神経のサビを落とすことが、トレーニングの開始のゴングとなる。
【具体的にどうすりゃいいの?】
立ったままの姿勢で、片足ずつ足首をすばやく同じリズムで動かし続ける訓練をして欲しい。
同じことを座ってやってみればわかるが、足首を動かす筋肉(の作用)はおしりの奥の方からつながっているのだ。
座ると楽に足首が動かせるのは、尻の奥にある鍛えられていない筋肉が、イスと体重で固定されることによって大腿筋(ふとももの筋肉)などを補助役として使えるようになるからだ。でもこれではサッカーのトリックは上達しない。サッカーは立ってやるスポーツだからだ。
さて、トレーニングの話に戻ろう。
この訓練を続ける時間は、足首が動かなくなるまでだ。
片方の足首が動かなくなったら、足を交代して、もう一方の足首を同じように動かす。
また動かせなくなったら、最初の足首に戻って……
これを朝晩3セットずつやることを、小学生なら2週間も続ければ、前との違いがあらわれてくる。
どうして朝晩なのかというと、こういう神経と筋肉をつなげる系のトレーニングは、感覚を24時間以上あけないことがとても重要だからだ。重要というより、要は、24時間近い間隔があいてしまうと、筋肉も神経も、前の状態に修復されてしまってゼロからのスタートになるから、それならやってもほとんど意味ないじゃん、ってことになるくらいの上手い下手天下分け目のウルトラ超重要ポイントだ。
だからといって急にやりすぎてもよくない。
筋肉などを痛めてすばやく動かせなくなったら、結局は同じことになるからだ。
筋肉や筋(すじ)を痛めない程度(筋肉痛のことじゃない。筋肉痛はケガじゃないからね)のちょうど良い間隔が、朝と晩の2回ということなのだ。
4週間続けたら次のトレーニングに移るのだが、これはまた別のお話。
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